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    <title>部隊員　もたもた</title>
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      *部隊員　もたもた















**みんなからのコメント



- はじめまして。突然のコメント。失礼しました。 マルベリー バック http://mulberry.ojaru.jp/  -- マルベリー バック  (2013-03-14 08:38:42)
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    <title>部隊員　※kurudo※</title>
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    <description>
      *部隊員　※kurudo※

新しく作ったkurudoのサブキャラの準両手ヲリです

当分はこのキャラでがんばろうかなｂ

今まで一通りの職とスキルを全部試してきたけれど、自分にとって一番楽しかったのが両手ヲリです＞ｗ＜ｂ

だから４番目となるこのヲリキャラを作ると決めた時には早く前戦で脳筋したかったので一週間でなんとかレベル３０代まで育てました
ハイペースだったのでﾁｮｯﾄ苦労した(_ _。)･･･

あー、、でも自分の両手ヲリの場合は下手な横好きなので余り役に立ちませんｗ




やっぱり両手やってると火皿のヘルとバッシュﾒﾝが超こえぇぇよぉ！！｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡




やっぱり両手やってるとヘビスマ決める時が最高だよぉぉ！！ヾ(≧∀≦)ノノノ




・・・そしてやっぱり死ぬの早いよぅ、、





そんな風に思う今日この頃……壁]-￣*)





















**みんなからのコメント
あぁ～(&#039;_&#039;)　おれが憧れてたkurudo殿の黒い服に、黒いマフラーに、きらりと光るメダルが、が、あぁぁ～(-o-)
しばらくは見れそうにないのかな？(゜.゜)
一緒に、脳筋だぁーー！　(ちょっと脳筋になりきれないかもですorz)　　by　ラウ・フレイ





- (削除)
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    <dc:date>2012-11-12T00:14:57+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/rikku0805/pages/148.html">
    <title>感想</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/rikku0805/pages/148.html</link>
    <description>
      ～感想コーナー～
縦長になったので、新設しました。

- の～さん、幸せにつД｀)･ﾟ･｡･ﾟﾟ･*:.｡..｡.:*･ﾟ  -- AtlacH=NAcHA  (2008-12-13 21:38:18)
- 張さん、なんて罪な人なんだ…  -- やふやふ  (2008-12-14 23:40:41)
- いきなり死亡フラグが立ってたように見えた･･･。(ﾟ∀ﾟ；) &amp;br()これからは張さんを裏から支えていくことになるんですね！  -- のーくんでぃ  (2008-12-16 10:03:22)
- フラグが！思ったら手遅れでした。。。が助かって良かったです  -- レイン・カッシュ  (2008-12-18 19:01:35)
- ちょｗｗｗｗ  -- 張文遠  (2008-12-22 22:13:35)
- しーちゃんストーリー！全然先がよめないｗ  -- やふやふ  (2008-12-23 02:37:47)
- また違う話でてきた(ﾟДﾟ)！  -- HIRO  (2008-12-23 10:59:15)
- 他の人の作品で始めての次回予告！ &amp;br()俺も頑張って執筆しないと（＞ｗ＜  -- スモーキー  (2008-12-23 11:02:25)
- 次回期待！ &amp;br()  -- 張文遠  (2008-12-23 20:03:46)
- 俺でてきた！ &amp;br()あれ？俺向こう側なのか(ﾟДﾟ)！  -- HIRO  (2008-12-24 23:40:40)
- ユグッチ、ヒロくんｋｔｋｒ &amp;br()まさかの悪役登場！！？  -- やふやふ  (2008-12-26 14:44:00)
- ヒロ君＆ゆぐたん登場ｗｗｗまさかゆぐたんが占い師とはｗｗ &amp;br()＠自分の読み返してみると、誤字、脱字が多い事に気づいたｗｗ &amp;br()  -- AtlacH=NAcHA  (2008-12-29 02:06:50)
- わーお(ﾟДﾟ) &amp;br()俺力だけTUEE  -- HIRO  (2008-12-30 23:55:18)
- ヒロクンまさかゴリラ！！？  -- やふやふ  (2008-12-31 02:01:22)
- どんな力かな～ｗｋｔｋ  -- HIRO  (2009-01-05 01:04:05)
- スモさん離脱！！？次回は第二部最終回でしょうか？どうおわるのでしょうｗ  -- やふやふ  (2009-01-05 16:12:49)
- 第２部完　お疲れ様でした～ &amp;br()エレクトリックウェイブってｗｗ　 &amp;br()確かに昔は３色ウェイブあったらしいけどｗｗ  -- HIRO  (2009-01-10 11:05:49)
- 昔のスキルにエレクトリックウェイブとヒートウェイブあるよｗ  -- スモーキー  (2009-01-10 12:26:33)
- ２部お疲れ様ー &amp;br()どんどん目が離せなくなっていくね。沙羅ちゃんの成長に期待してます！  -- やふやふ  (2009-01-11 01:33:50)
- 色々な人が亡くなっている・・・  -- HIRO  (2009-01-18 18:18:07)
- 新章突入！ &amp;br()ひきこもってないで働きなさい私ｗ  -- やふやふ  (2009-01-18 23:10:04)
- ティファリス様とエフリシアの伏線！！？  -- やふやふ  (2009-01-31 14:58:29)
- スモさんが悪の帝王！  -- HIRO  (2009-02-28 09:02:56)
- 執筆再開！口調からいうとスモさんなはずがないっ！  -- やふやふ  (2009-02-28 18:03:18)
- スモさんはアゼリー好き～φ(・ω・ ) &amp;br()この流れで行くと俺も魔物側ｗｗ  -- HIRO  (2009-03-13 13:30:28)
- アゼリー確かにかわいいですよね！スモさん目の付けどころがいいです！（ぇ  -- やふやふ  (2009-03-14 13:41:02)
- ああ、沙羅ちゃんにどんどん嫌われていく・・・・。 &amp;br()それなら、いっそのこと・・・ﾌﾌﾌﾌﾌﾌ・・・・・ﾌﾋﾋﾋﾋﾋﾋ &amp;br()  -- AtlacH=NAcHA  (2009-03-16 00:00:44)
- 雲行きあやしいですね…し、死亡フラグ！！？  -- やふやふ  (2009-03-20 15:08:24)
- やふさん(－人ー)ﾅﾑﾅﾑ &amp;br()とある戦場の人は誰だろー(ι&#039;ω&#039;)  -- HIRO  (2009-03-20 16:41:07)
- ３サイズ知ってるって事は・・・・・ｴｯﾁｨｰ♪…(*ﾉ∀ﾉ)ｲﾔﾝ  &amp;br()まぁ、なんだ、その。　やふさんは私が護るｗｗｗ &amp;br()  -- AtlacH=NAcHA  (2009-03-22 00:44:03)
- コープ逃げてー！ &amp;br()蜘蛛の視点描写が面白いｗ  -- スモーキー  (2009-03-25 21:39:55)
- ひゃーｗ必殺技だｗｗｗｗ  -- やふやふ  (2009-03-27 23:12:45)
- やふさんのプリン盗み食いするのやめよう・・・・・・((( ；ﾟДﾟ)))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ  &amp;br()  -- AtlacH=NAcHA  (2009-03-28 21:45:09)
- 更新されてた！スモさんは逆狼男と。ﾒﾓﾒﾓ  -- やふやふ  (2009-05-01 15:27:39)
- 夢でスモを何故か見たので様子見に･･･ &amp;br()相変わらず小説書いてるようで何より(・∀・)  -- rikku  (2009-05-08 08:51:51)
- かぁっ！ちょっと内容忘れつつあったけど、楽しく読ませてもらいましたｗ &amp;br()新キャラｋｔｋｒ  -- やふやふ  (2009-06-21 12:09:08)
- ここで俺が出てきた(ﾟДﾟ)  -- HIRO  (2009-06-21 13:14:53)
- 最終章突入って感じなんですか？ &amp;br()なんか熱くなってきました！  -- やふやふ  (2009-08-09 22:04:06)
- 予告の俺の発言が謎だ(ﾟДﾟ)  -- HIRO  (2009-10-04 00:26:59)
- 俺ものっそい悪者だなｗ &amp;br()つかインテンスファイって俺セスタスだったのかｗ  -- HIRO  (2009-11-20 13:16:44)
- 趙さああああああああああああああん！！  -- やふやふ  (2009-12-01 00:06:01)
- 張さん＝世紀末覇王？　にしても、ヒロ君悪役すぎるｗｗ &amp;br()  -- AtlacH=NAcHA  (2010-01-07 23:45:17)
- ジャイとの合成ｗｗ &amp;br()ものっそい正体ｗ  -- HIRO  (2010-01-29 22:24:12)
- 長い間お疲れ様でした！とても楽しませてもらいました！もし、また何か別のものを書くことがあるならぜひ、教えて下さいね(*^◯^*)  -- やふやふ  (2010-12-06 16:31:12)
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    <title>次回予告</title>
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      終わってるから次回は無いよ(＞ヮ＜)ノ
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    <title>エピローグ</title>
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      [[カセドリア連合王国軍アマテラス～精錬の書～]] 



エピローグ 



ブルーヘクサの乱と言われたあの戦いから２年が経った。
あの後、佐紀は奇跡的に一命を取り留めた。
驚異的とも言える程の自然治癒能力で、数日後には立って歩けるほどに回復した。
結局、スモーキーさんを見つける事はできなかった。
落下地点と思われる場所には、夥しい血痕があった。
そしてそこから移動していったと思われる血痕が残っていた。
しかし途中で血痕は消えており、その後の足取りは不明だった。
終戦を機に、５カ国は不可侵条約を締結した。
これにより、永きに亘り続いた戦乱の世は終わりを告げた。
今ではどの国の人だろうと、５カ国を自由に行き来できるようになっている。
５カ国間全ての問題が無くなった訳ではないが、昔に比べれば無いに等しいと思えた。

～カセドリア連合王国首都・アズルウッド～

兵士育成機関のグラウンドに、金属同士がぶつかる音が響いている。
グラウンドでは、二人の兵士が戦っていた。
その二人とは…。

沙「まだ３０分位しか経ってないのに、動きが遅くなってきてるわね。
　　もう疲れたのかしら？」

佐「まだまだッ！」

後退して佐紀と距離をとろうとした。
それを見て、佐紀が突進してきた。

佐「ヤーッ！」

沙「甘い！」

佐紀の隙をついて、ルグナザドを喉元に突きつけた。
佐紀はそれを確認すると、その場に膝をついた

佐「今日こそ勝てると思ったのに！」

沙「まだまだ佐紀には負けないわよ。」

ルグナザドを鞘に納めると、どこからか拍手が鳴った。
佐紀との訓練に夢中で、人が居る事に気づかなかった様だ。
音の鳴る方を見ると、拍手をしているのはベルだった。

ベ「久しぶりですね。唯一無二の親友にして、世界を救った英雄沙羅。」

沙「久しぶりね、会えて嬉しいわベル。
　　でも、私は世界を救って無いわ。」

何故私が世界を救った英雄と言われるのかには訳がある。
あの戦いの後、ブルーヘクサを倒したのは私だという噂が世界に広まったのだ。
私自身は何もしていないのに……。

沙「ブルーヘクサを倒して、本当に良かったのかな…。」 

そう言うと、私は俯いた。
すると、ベルが近づいてきた。
そして、私の手を取って言った。

べ「良かったと思います！」

沙「…ベル。」

べ「ブルーヘクサを倒したのは、他の誰でもない貴女自身なのよ。
　　貴女がそんなでは、あの戦いで死んでいった兵士達に失礼ですッ！」

佐「そうだよ。お姉ちゃんは世界に、平和という名の光を齎したんだよ！」

沙「……うん。」

二人の言葉に自然と涙がこぼれた。

後日、私はフレイヤ王に呼ばれたので、シルヴァン城へと向かった。
謁見の間に通されると、玉座にフレイヤ王が座っていた。

フ「突然呼び出したりして、失礼だったかしら？」

沙「いえ、問題ありません。それにしても、何か用事でしょうか？」

フ「貴女に見せたいものがあるのよ。」

フレイヤ王に案内され、宝物庫らしき場所に着いた。
中に入ると、宝石や綺麗なドレス等が飾ってあった。
しかし私が驚いたのは、ある物が飾ってあった事だ。
それは宝石やドレスが飾ってある部屋にはそぐわない物だった。

沙「これは……フェンリル？！」

そう、スモーキーさんが使っていた武器だった。

フ「驚いた？あの戦いの時に見つけたものよ。」

あの戦いのときに見つけた？
しかしこれは、スモーキーさんが持ったまま落ちたはず…。
私はフレイヤ王に近づき、その目を見た。

沙「これが発見された場所には、ブルーヘクサが居ませんでしたか？！」

もしかしたら、という淡い思いが頭を過ぎった。
しかしフレイヤ王は首を横に振った。

フ「ブルーヘクサは貴女が倒したのよ？
　　もうこの世にはいないわ。」

沙「……そうですか。」

私はフレイヤ王の雰囲気に、少し違和感を感じた。
しかし、それが何なのかは解らなかった。

沙「それにしても、何処と無く変わられましたね。」

フ「そうかしら？」 

そう言いつつ、下腹辺りを摩っている。

沙「あの、失礼かもしれませんが、妊娠なされているのですか？」

私の言葉に、フレイヤ王は笑みを浮かべた。

フ「そうよ。」

沙「お相手は誰なんですか！？
　　何処かの国の貴族か王族ですか？」

フレイヤ王は世界でも屈指の美女だ。
しかも一国の王ともなると、相手は相当な貴族かそれとも…。

フ「貴族でも王族でもないわ。」

沙「それじゃ、庶民と結婚されるんですか！？」

フ「そうよ。
　　昔ね、約束したのよ。大人になったら結婚しようって。
　　もう忘れてるものと思ったけど、彼も覚えてくれてたみたいなの。」

フレイヤ王の顔を見ると、その人をとても愛しているのが解った。
そして何かを思い出したのか、はっとしたような顔をした。

フ「そうそう、彼から伝言があったわ。
　　今の貴女にはぴったりかもしれないわね。」

今の私にぴったり？

沙「何でしょうか？」

フ「少し乱暴な言葉だけど、最後まで聞いてね。
　　お前は世界に光を齎したんだから、胸を張って前を見ろ。
　　それができないならずっと後悔すればいい、この甘ちゃんが。
　　私も、貴女は世界に平和を齎したんだから、前を向いていて欲しいわ。」
　　
……甘ちゃん。
その言葉だけで、彼というのが誰なのか解った。

沙「……解りました。もう自分がしたことに後悔なんてしません。」




数日後、私は佐紀を連れて世界を見て回り始めた。
平和になった世界を、この目で見てみたいと思ったからだ。

沙「行くよ、佐紀！」

佐「うん！」


全ての人々に、クリスタルの加護のあらんことを・・・ 。



**カセドリア連合王国軍アマテラス～精錬の書～　完

--------------------------------------------------------------
長文駄文なSSでしたが、無事に終わりました。byスモーキー
--------------------------------------------------------------    </description>
    <dc:date>2010-11-26T16:51:09+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/rikku0805/pages/162.html">
    <title>カセドリア連合王国軍アマテラス～精錬の書～</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/rikku0805/pages/162.html</link>
    <description>
      **[[登場人物&gt;http://www36.atwiki.jp/rikku0805/pages/139.html]]

**[[第１話　世界の変化&gt;http://www36.atwiki.jp/rikku0805/pages/163.html]]

**[[第２話　聖女王と反乱姫&gt;http://www36.atwiki.jp/rikku0805/pages/164.html]]

**[[第３話　魔物を統べる者&gt;http://www36.atwiki.jp/rikku0805/pages/165.html]]

**[[第４話　光の陰り&gt;http://www36.atwiki.jp/rikku0805/pages/166.html]]

**[[第５話　闇の始まり&gt;http://www36.atwiki.jp/rikku0805/pages/167.html]]

**[[第６話　魔王降臨&gt;http://www36.atwiki.jp/rikku0805/pages/169.html]]

**[[第７話　意外な再会&gt;http://www36.atwiki.jp/rikku0805/pages/170.html]]

**[[第８話　結束する国々&gt;http://www36.atwiki.jp/rikku0805/pages/171.html]]

**[[第９話　平和への願い&gt;http://www36.atwiki.jp/rikku0805/pages/172.html]]

**[[第１０話　聖剣と魔槍&gt;http://www36.atwiki.jp/rikku0805/pages/173.html]]

**[[第１１話　光と闇の狭間 前編&gt;http://www36.atwiki.jp/rikku0805/pages/174.html]]　　[[ 後編&gt;http://www36.atwiki.jp/rikku0805/pages/175.html]]

**[[第１２話　魔王と英雄 前編&gt;http://www36.atwiki.jp/rikku0805/pages/176.html]]　　[[後編&gt;http://www36.atwiki.jp/rikku0805/pages/177.html]]

**[[エピローグ&gt;http://www36.atwiki.jp/rikku0805/pages/178.html]]

----------------------------------------------------------    </description>
    <dc:date>2010-11-26T16:49:04+09:00</dc:date>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/rikku0805/pages/177.html">
    <title>第12話 後編</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/rikku0805/pages/177.html</link>
    <description>
      [[カセドリア連合王国軍アマテラス～精錬の書～]]



第[[１２話]]　魔王と英雄　後編




頂上に着くと、スモーキーさんが立っていた。

ブ「ようやくご到着か。まったく、待ち草臥れたぜ。」

佐紀は何処に居るのだろう…。
辺りを見回したが、佐紀は見当たらなかった。

ブ「お探しのモノはこれかな？」

佐紀を探しているのに気づいたのか、スモーキーさんは横に動いた。
すると、赤い塊が見えた。
それは、血まみれになった佐紀だった。
さっきヒロが抱えていた時には、目立った外傷は無かった筈なのに…。

沙「スモーキーさん、佐紀に何かしたんですか？」

ブ「知ったところでどうする気だ？
　　それに、さっきから誰に向かって言ってるつもりだ？
　　俺は魔物を統べる者、ブルーヘクサだぞ。」

沙「答えないのなら…、貴方を倒すだけですッ！」

私がルグナザドを構えると、スモーキーさんもフェンリルを構えた。

ブ「この俺を倒す…か、やれるもんならやってみろ！」

数合斬り合ったが、私とスモーキーさんの力はほぼ互角の様だ。
　　
沙「切り裂け！エクステンブレイドッ！！」

ブ「…ッ！」

エクステンブレイドを紙一重で避けると、スモーキーさんは私と距離をとった。

ブ「少しは成長したようだな。だが、その程度でこの俺は倒せんぞ？」

互角に戦っているといっても、スモーキーさんはまだ本気を出していない。
エフリシアの力を借りて、ようやく通常時のスモーキーさんと互角か…。

ブ「解ってるじゃねえか。」

まるで私の考えていることが解るかのように、スモーキーさんは言った。
そして、何時の間にか目が野獣の様な目になっていた。

沙「確かに、私はスモーキーさんに勝てないかもしれない。
　　それでも、私は戦わなければいけないんです！」

言い終わると同時に、スモーキーさんに斬りかかった。
スモーキーさんは避けようとはせず、ただその場に立っていた。
一瞬空蝉かと思ったが、どうやら違うようだった。
スモーキーさんの体に当たる寸前で、私はルグナザドを止めた。
それを見ると、スモーキーさんは溜め息をついた。

ブ「相変わらずの甘ちゃんだな。」

沙「……何故避けなかったんですか？」

私の質問に対し、スモーキーさんは笑った。

ブ「何故だと？簡単な事だ、避ける必要が無かったからだ。」

あのまま斬られていたら、たとえスモーキーさんでもかなりのダメージを受けたはずだ。
それなのに、避ける必要が無かった？

ブ「俺はお前を殺す動機なんて幾らでもある。
　　しかしお前の剣からは、俺を殺そうという殺気が感じられない。　
　　それでは俺は倒せない。」

私はスモーキーさんを殺そうというのではなく、倒そうとしている。
しかしスモーキーさんは私を殺す気でいる。
ユグドラさんが言ったことの意味が、今なら解る。

ブ「そうそう、お前に一つ良い事を教えてやろう。
　　その佐紀って娘は、お前がここに来る少し前までは生きていた。
　　あまりにもお前が来るのが遅かったんでな、つい手が出ちまったぜ。」

スモーキーさんが佐紀を殺した？！

沙「そんな……。」

ブ「疑うのなら、確認すれば良い。」

スモーキーさんが佐紀を……。
佐紀に近づいてみると、体中傷だらけだった。
佐紀の顔を見ると、今までの佐紀との思い出が脳裏を過ぎった。
そして私の頭の中で、何かが切れた様な音がした。

沙「よくも佐紀を……。
　　スモーキーさん……いや、魔物を統べる者ブルーヘクサ！
　　私はお前を絶対に許さないッ！」 

ブ「上等だ、すぐにお前もその娘と同じ所に送ってやるぜッ！」

言い終わると同時に、お互いに武器を構えた。
そして、じりじりと近づいていった。
先に動いたのはスモーキーさんだった。

ブ「弾け飛べ、ドラゴンテイルッ！！」 

沙「食らえ、ソードランページッ！！」

ルグナザドとフェンリルがぶつかった瞬間、物凄い音と衝撃波が起きた。
その衝撃により、二人とも弾け飛んだ。

沙・ブ「「まだまだッ！！」」

着地すると同時に、二人とも相手に突進した。

ブ「ヘビースマッシュッ！」

沙「エクステンブレイドッ！」

先ほどよりも強い衝撃波が起きたが、二人とも弾かれなかった。
そしてそのまま鍔迫り合いになった。

ブ「さっきまでとは違って、良い目をしているな。
　　この俺を殺したくてしょうがないって目だ。」

沙「殺したいですって？当たり前よ！
　　佐紀を…、私の大事な妹を殺したお前だけは、絶対に許さないッ！」
　　
言い終わると同時に、二人とも後ろにさがった。
そしてまた、相手に対して突進した。



それから、どれくらいの間戦っただろうか。
気がつけば日は沈み、空には月が昇っていた。

ブ「日は沈み、世界は夜の闇に覆われた。
　　これからのメルファリアを象徴する状態だ。」

沙「確かに日は沈み、辺りは暗くなった。
　　しかしまだ、満月がメルファリアを照らしている！」
　　
ブ「ほざけッ！」

スモーキーさんが私に斬りかかろうとした瞬間、突然片膝をついた。
よく見ると、胸の辺りを押さえている。
顔には苦悶の色を浮かべている。

ブ「ちぃ、…こんな時にッ！」

よく解らないけど、今の状況はスモーキーさんを倒す千載一隅のチャンス。
私はルグナザドを構えて、エクステンブレイドを撃とうとした。
ダメデス！
しかしエクステンブレイドを撃つ寸前で、エフリシアに止められた。
どうして？！
コノヒトハモウ……ウゴクコトスラデキナイハズデス。
動く事ができない？
スモーキーさんを見ると、既に立ち上がっていた。
しかし、顔にはまだ苦悶の色が見える。
フェンリルを杖代わりにして、立っているのがやっとの様だ。

ブ「…どうした、何故攻撃してこない？
　　俺のこの状態が、罠だと思ったのか？
　　今のはこの俺を殺す、千載一隅のチャンスだったんだがな。」

言う言葉こそ変わっていないが、声色は苦しそうに感じた。

沙「胸の辺りを患ってるの？」

私の言葉に、スモーキーさんは舌打ちした。

ブ「俺を殺したいんじゃなかったのか？」

まるで早く自分を殺せと言っているみたいだ。
視界の中に、微かに動くものを感じた。
モンスターか何かかと思ったら、それは佐紀だった。
よく見ると、さっき見たときより手や足が動いていた。
アノコハマダイキテイマス。
佐紀が生きてる？！

沙「…正直に言ってください。
　　本当に佐紀を殺したんですか？」　

ブ「……殺してはいない。
　　だが、死にそうだったのは間違いない。
　　だから俺の血をその娘に浴びせた。
　　助かる確率は五分五分だったが、どうやら回復し始めたみたいだな。」

だからあんなに血だらけだったのか。
でも何で嘘を…。

沙「何で佐紀を殺したなんて嘘を言ったんですか？！」

私の言葉に対して、スモーキーさんは顔を伏せた。

ブ「そうでも言わないと、お前は俺を殺す気にならなかったはずだ。」

沙「…確かに。でも、何故そこまでして死を選ぶんですか？」

ブ「俺は自分の役目を十分に果たしたと思っている。
　　だから今度は、お前が自分の役目を果たす番だ！」

沙「私の……役目？」

ブ「お前の役目は、この俺を斬って世界に光を齎す事だ。
　　それに、光と闇……これらは共に存在してはならぬものだ。」

スモーキーさんはそう言うと、フェンリルを捨てた。
そして、両手を広げた。
まるで自分を斬れとでも言わんばかりの様子だ。
闇を齎す者であるスモーキーさんを斬って、世界に光を齎すのが私の役目？

ユ「その通りよ。」

何時の間にか、ユグドラさんがスモーキーさんの横に立っていた。

ユ「闇に覆われた世界に光を齎す。
　　その為には、闇の根源たるブルーを斬らなければいけない。」

沙「ユグドラさんは、私にスモーキーさんは斬れないって言ったじゃないですか！」

ユ「ええ……確かに言ったわ。
　　でも此処に居るのは、貴女の命を救ったスモーキーではなく、ブルーヘクサなのよ。」

沙「違う！此処に居るのはブルーヘクサじゃない。
　　私の命を救い、今また佐紀の命を救った恩人。
　　カセドリア連合王国軍所属部隊[[アマテラス]]の副隊長、スモーキーさんですッ！」

ブ「元……な。」

微かにスモーキーさんが笑った。

ユ「時間が無いわ。貴女にできないと言うのなら、私がしてあげるわ。」

ユグドラさんが手を動かすのと同時に、私の体が勝手に動き始めた。
……何で？！

ブ「恩に着るぜ、ユグドラ。
　　といっても、返せそうに無いがな。」
　　
ユ「そうね。死んだら返してもらうとするわ。」

どんなに力を込めても、私の体は言うことを聞かなかった。

沙「…ッ！」

今の私の体勢は、ルグナザドの切先を前に向けて立っているだけ。
目の前には両手を広げたスモーキーさんが居る。
このまま前に進めば、スモーキーさんを突き刺してしまう。
体勢を変えようとするが、ビクともしなかった。

ユ「抵抗しても無駄よ。今の貴女に、私の魔法から逃れる術は無いわ。」

ユグドラさんの指が動いたかと思うと、私の体が前に進み始めた。
足に力を入れているはずなのに、歩みは止まらなかった。
このままでは、確実にスモーキーさんを突き刺してしまう。
ソンナコトハサセナイ！
エフリシアの声が聞こえたかと思うと、私の歩みが止まった。

ユ「私の魔法を解いた？！いや、エフリシアの力ね。
　　何処までも邪魔するつもりなのね。」

沙「ユグドラさん、こんなの間違ってます！
　　他に何か方法があるはずです。」

私の言葉に対し、ユグドラさんは両手を広げて肩をすくめた。
そしてスモーキーさんの方へと目線を移した。

ユ「ブルー。」

ブ「やっぱりな。……この、甘ちゃんがッ！」

そう言うと、スモーキーさんは私に向かって襲い掛かってきた。
私は咄嗟にルグナザドを構えた。
次の瞬間、ルグナザドの切先がスモーキーさんの胸に沈んでいった。

ブ「…ッ！」

刀身を伝って赤い血が滴り始める。
私はなす術も無くそのままの体勢で立っていた。
すると、スモーキーさんが左手をゆっくりと上げた。
私の頭に手を置き、くしゃくしゃと頭を撫でた。
力強い手が温かくて、何故か涙が零れた。

ブ「やれば……できるじゃねえか。」

言い終わるのと同時に、スモーキーさんは勢いよく後退した。
後退したことにより、胸に刺さっていたルグナザドが抜けた。
そして、そのままよろよろと後退し続けた。

ブ「沙羅、世界に……光を。」

次の瞬間、大きな叫び声と共に、スモーキーさんは頂上部分から転げ落ちていった。

沙「スモーキーさんッ！」

慌てて私はスモーキーさんの行方を目で追った。
しかし麓は夜の闇に覆われていて、見つける事はできなかった。


その後、魔物達は先を争うかのようにして、[[始まり]]の大地から逃げていった。
魔物達の敗走により、人と魔物との壮絶な闘いは、私達の勝利で幕を閉じた。 


-----------------------------------------------------------
間に合ったbyスモーキー    </description>
    <dc:date>2010-09-30T21:24:20+09:00</dc:date>
    <utime>1285849460</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/rikku0805/pages/176.html">
    <title>第12話 前編</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/rikku0805/pages/176.html</link>
    <description>
      ～[[始まり]]の大地～

沙羅をブルーの所に向かわせた後、アトラクナクアはクリスタルで移動していった。
敵はカセドリア軍と犬系の合成魔獣と思しき娘が一人。
手負いの兵士も多く居るが、それでも数千人は居るな。
これだけの人数が居れば、何人かは強そうなのが居るかもしれん。
しかしカセドリア軍は動こうとしなかった。
どうやら先ほどの攻撃で、自分達が敵う相手じゃないと解ったらしい。
残るは娘一人だけか…。

ヒ「一人でこの俺と戦おうという、その勇気はかってやろう。
　　だがお前では俺には勝てんぞ？」

佐「それは戦ってみないと解らないよ！」

娘の姿が消えたかと思うと、後ろから気配がした。
動きは早いようだな。
だが

ヒ「アトラクナクアの方が数倍早いぜ！」

振り返るのと同時に、娘に向かって裏拳を打ち込んだ。
俺の右手は狙い違わず娘の腹部を直撃した。
娘は後方に勢い良く飛んだが、すぐに体勢を立て直した。

佐「…ッ！」

少し顔が引き攣っているが、それほどダメージを受けていないようだった。
普通の兵士なら今ので即死だっただろうな。

ヒ「…少しは楽しめそうだな。」

佐「私は、負けないッ！」



～始まりの大地・中心部～


魔物達に指示をだしていると、アトラクナクアが戻ってきた。

アト「ブルー、あの子が此処に向かってきてるわよ。」

ブ「ヒロはどうした？」

沙羅が此処に向かってくるということは、ヒロが負けたかそれとも…。

アト「ヒロはあの子の妹と戦ってるわ。」

妹と聞いて、ゴブリンフォークで見たあの娘を思い出した。
ヒロなら負けるとは思えなかった。

ブ「…そうか。」

すぐに何処かに行くかと思ったが、アトラクナクアはそのまま立っていた。

ブ「まだ何かあるのか？」

アト「ブルー、貴方はあの子に負ける気なの？」

ブ「何故だ？」

アト「貴方は自分を殺して貰う為に、あの子を助けたようにしか見えないわ。
　　　それとも、恨みも何もかも忘れたのかしら？」

こいつは……、何処まで解ってるんだ？
いや、今はそんな事はどうでも良い。

ブ「ふッ、俺は負けん！」

アト「……なら良いけど。」

ブ「疑うのならその証拠を見せてやろう。」




[[カセドリア連合王国軍アマテラス～精錬の書～]]



第[[１２話]]　魔王と英雄　前編




スモーキーさんの居る中心部に向かっていると、山の頂上付近に巨大な火の玉が現れた。
そして、エルソード軍に向かって巨大な火球が飛んでいった。
火球は地面に触れたかと思うと、物凄い光と爆発音が起こった。
あまりの眩さに、私は目を閉じた。
再び目を開けたときには、エルソード軍やその周りに居た魔物達は消えていた。
いや、微かに人影が見えた。
しかしそれは、まるで人の形をした炭だった。

沙「……今のは、いったい何？」

ユ「あれはヘルフレアだわ。ブルーが使える最高魔法よ。」

気がつくと、ユグドラさんが隣に立っていた。

ユ「あの魔法はかなりの体力を消費するから、あれほど使ってはいけないと言ったのに……。」

そう言うと、ユグドラさんは私に凭れ掛った。
よく見ると、体のあちこちに傷があった。

ユ「沙羅ちゃん……、早くブルーの所に行って。」

沙「そんな事より、ユグドラさんの傷を…。」

私がリジェネレートを取り出そうとすると、ユグドラさんは私から離れた。

ユ「これぐらいの傷は……、少しすれば治るわ。だから、早く行って！」

ユグドラさんに促され、私は中心部へ向かっていった。
螺旋状の坂道を登っていく途中で、魔物の群れと遭遇した。
私は走りながら武器を構えて襲撃に備えた。
しかし魔物達は私に気付いたが、襲い掛かっては来なかった。
リユウハワカリマセンガ、コノママトッパシマショウ。
エフリシアに言われた通り、私はそのまま魔物の群れを突っ切った。
その後も魔物の群れに遭遇したが、魔物達は私に襲い掛かって来なかった。


山の中腹に着くと、何か大きな気配を感じた。
私は周りを見渡したが、それらしきものは見当たらなかった。
しかしその気配は段々と近づいて来ている様だ。
いったい何処に居るの？
ドウヤラシタカラキテイルヨウデスネ。
下から？
その時、大きな人影が現れた。

ヒ「よう、まだこんなところに居たのか。」

誰かと思ったら、麓で佐紀と戦っているはずのヒロだった。
ここに居ると言う事は、佐紀が負けたって事だね。
よく見ると、右手に何か荷物のようなものを持っている。
しかしそれは、物ではなかった。

沙「……佐紀！」

佐紀は目立った外傷は無いようだが、ぐったりとしている。
私は佐紀を取り戻す為にヒロに迫った。
しかし、ヒロは素早い動きでそれをかわした。

ヒ「悪いが、お前に構ってる暇は無い。」

それだけ言うと、ヒロは山の頂上目掛けて飛翔した。

沙「待て！佐紀を帰せッ！！」

私は急いで頂上へ向かった。


-----------------------------------------------------------
次回辺り最終話となります。　byスモーキー
-----------------------------------------------------------    </description>
    <dc:date>2010-04-30T01:50:44+09:00</dc:date>
    <utime>1272559844</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/rikku0805/pages/175.html">
    <title>第11話 後編</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/rikku0805/pages/175.html</link>
    <description>
      [[カセドリア連合王国軍アマテラス～精錬の書～]]



第１１話　光と闇の狭間　後編





[[始まり]]の大地に向かう途中で、ユグドラさんを見つけた。

ユ「ついに、ここまで来てしまったのね。」

沙「はい。世界に平和を齎すために、私達は始まりの大地に行くんです。」

ユ「…そう。ブルーはこの先に居るわ。でも、貴女にブルーが倒せるかしら？」

佐「魔物を操って人を殺すブルーヘクサなんかに、お姉ちゃんは負けない！」

佐紀の言葉を聴くと、ユグドラさんは佐紀を睨み付けた。
私は咄嗟に、佐紀とユグドラさんの間に入った。
そんな私を見て、ユグドラさんは何時もの表情に戻った。

ユ「……今の貴女にブルーは倒せないわ。」

沙「確かに、力の差はあると思ってます。だけど」

ユ「力の差だけで、貴女がブルーを倒せないと言った訳じゃない。
　　貴女にブルーは斬れない。でも、ブルーは貴女を斬る事が出来る。
　　ただそれだけよ。」

言い終わると同時に、ユグドラさんはクリスタルを取り出した。
そして、眩い光と共に姿を消した。
私がスモーキーさんを斬れない？
力の差だけでは無い何かがあるのかもしれない。
でも…。

沙「負けられない。」 

私は世界に光を齎す者。
世界に平和を齎す為にも、スモーキーさんは倒さなければいけない。




始まりの大地に着くと、魔物達は既に陣を敷いているようだった。
他国からの伝令によると、魔物達は始まりの大地中心部を中心に円陣を敷いているらしい。
……守りは堅そうだね。

ウ「弓兵は魔物達に対して攻撃を仕掛けよ。」
　　
傭兵将軍ウィンビーンの指揮により、まず弓兵が魔物達に矢を放った。
すると、円陣を敷いていた魔物達がこちらに向かってきた。

ウ「弓兵はそのまま矢の雨を降らせよ。歩兵は向かってくる魔物達を迎え撃つのだ！」

複数のマーキスオークがこちらに向かってきた。
私はルグナサドを構え、横一文字に振った。
すると、向かって来ていたマーキスオークのほとんどが真っ二つに斬れた。
辛うじて立っているマーキスオークも、佐紀が止めを刺した。

佐「お姉ちゃん以外には負けないように頑張るから！」 

そう言って、横に居たマーキスオークを殴り飛ばした。
これでこちらに向かってきた魔物達は全滅だね。
その後も押し寄せてくる魔物たちに対し、魚鱗や鶴翼等の陣形で迎え撃った。
気がつくと、始まりの大地中心部への道を塞いでいた魔物達は居なくなっていた。

ウ「このまま中心部へ突撃するのだ！」

「「おぉーッ！」」

中心部への道が開かれたと言う事で、味方は我先にと突撃していった。

？「プラナバーストッ！」

謎の声と共に、味方の兵士が次々と空へ飛んだ。
いや、大地から衝撃波の様なものが出て、それで弾き飛ばされたのだ。
そしてかなりの高さから地面に落ちてきた。
今のでカセドリア軍の四分の一がやられた様だ。

佐「お姉ちゃん、あそこに誰か居る。」

そう言うと、佐紀が指を指した。
佐紀が指差した方向を見ると、一人の兵士が立っていた。
最初はスモーキーさんかと思ったが、どうやら違うようだった。
両手が人の体程の大きさだったからだ。
しかしよく見ると、巨大なガントレットだった。
どうやらセスタスの様だ。

？「ここを通りたければ、この俺を倒していけッ！」

私がルグナサドを構えつつ近づくと、兵士もガントレットを構えた。

？「……お前が沙羅か？」

不意に私の名を呼ばれた。

沙「貴方もスモーキーさんの仲間なんですね。」

ヒ「俺の名はヒロ。ブルーヘクサの同士にして同志。
　　誰にも俺達の邪魔はさせない！」

言い終わると同時に、右手のガントレット周辺の空気が歪んで見え始めた。
何かが来る。
直感でそう感じた私は、防御体勢をとった。

ヒ「ほう、俺の気を感じるか。」

佐「お姉ちゃんには、指一本触れさせない！」

近づいてくるヒロに対し、佐紀が殴りかかった。
ヒロは避けることなく、そのまま殴り飛ばされた。
しかしヒロはすぐに立ち上がると、にやりと笑った。

ヒ「ブルー以外に俺を殴り飛ばせる奴が居るとはな。
　　久しぶりに本気を出しても良さそうだな。」

そう言うと、ヒロは両手のガントレットを外した。
ガントレットを外すとの同時に、ヒロの周りの空気が歪み始めた。
そして、物凄い威圧感を感じた。
まるでジャイアントと対峙しているかの様な気分だ。
私がルグナサドを構えると、佐紀が私の前に立った。

佐「こいつは私が倒すから、お姉ちゃんはブルーヘクサの所に行って！」

何を言ってるのっと言おうとしたが、佐紀の顔が本気の顔になっていた。

アト「ヒロはジャイアントとの合成魔獣。貴女には荷が重いわ。」

いつの間にか、アトラクナクアが横に立っていた。
しかし、攻撃してくる様子は無かった。

アト「何をぼさっとしてるの？ブルーを止められるのは貴女だけなんでしょ？！」

確かに今はスモーキーさんを止める事が先決だ。
だがしかし、佐紀がヒロに勝てるとは思えなかった。
私は、首にかけていたドラゴンソウルを佐紀に渡した。

沙「これは私のとても大事な物。それを少しの間佐紀に預けるわ。
　　いい？預けるのであって、あげたわけじゃないからね！」

佐「……うん！」

私の言いたい事が解ったのか、佐紀は頷いた。
そして私は、始まりの大地中心部へ向かって走った。
ヒロはそんな私を横目に、佐紀と対峙した。
後ろからはヒロと佐紀の怒号が響いている。
佐紀の事が心配だが、振り返る訳にはいかない。
佐紀は死ぬのを覚悟でヒロと戦うのを選んだのだ。
なら私も、覚悟を決めなければいけないね……。




～始まりの大地・中心部～



ブルーの所へ行こうとすると、不意に前方が眩く光った。

ユ「ニフィス、貴女をこれ以上進ませるわけにはいかない！」

二「姉さんがここで妨害しにくる事は計算通りです。
　　しかし前回の戦いで力の差は解った筈では？」

ユ「……そうね。あの時の私には、貴女が妹だという思いがあったわ。
　　でも今は違う。貴女はもう妹ではなく、私達の邪魔をする敵よ！」

二「面白いですね。なら、決着をつけましょうかッ！
　　永久に凍てつけ！ダイヤモンド・ブリザードッ！！」

ユ「望むところよッ！
　　地獄の炎で灰燼に帰せ！デス・フレアッ！！」




-----------------------------------------------------------
もうすぐ……終わる　byスモーキー
-----------------------------------------------------------    </description>
    <dc:date>2010-01-29T18:41:16+09:00</dc:date>
    <utime>1264758076</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/rikku0805/pages/174.html">
    <title>第11話 前編</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/rikku0805/pages/174.html</link>
    <description>
      [[カセドリア連合王国軍アマテラス～精錬の書～]]



第１１話　光と闇の狭間　前編



～エスセティア大陸・[[始まり]]の大地近郊～


張文遠と名乗った兵士が斬りかかってきた。
鈍重そうな見かけとは違い、意外と俊敏な動きだった。
しかしそれは、他の奴らが見たらの話だ。
俺達から見れば、まるでスローモーションの様にしか見えなかった。
迫ってくるヴァルディッシュの柄を掴むと、そのまま押し返した。
軽く押したつもりだったが、かなりの距離を飛んでいった。
そしてそのまま、山の岩壁にぶつかった。
岩壁にぶつかる事によって、ようやく止まったという感じだ。
張文遠は岩壁にぶつかったまま頭を垂れている。
俺は手に残っているヴァルディッシュを奴の頭の横に向かって投げた。
ヴァルディッシュは狙い違わず、奴の顔のすぐ横に突き刺さった。
これだけ力の差を見せれば、どんな馬鹿でも逃げていくだろう。
俺はそう思い、奴に背を向けた。
しかし少し歩いた所で、信じられない言葉を耳にした。

張「…待て。」

振り返ると、奴はヴァルディッシュを持って立っていた。
……こいつは馬鹿か、それとも死にたがりなのか？

ヒ「あれだけ力の差を見せ付けたのに、何故お前は立ち向かってくる？　
　　…何故だ？」

張「…俺は、スモーと約束した。
　　スモーが悪の道に走ろうとしたなら、俺がスモーを止めると。
　　スモーは魔物を統べる者、ブルーヘクサとなって世界に恐怖と闇を齎している。
　　俺はスモーとの約束を果たす為に、このまま退く訳にはいかんのだ！」

スモー、スモーと言うから誰かと思ったが、ブルーヘクサの名が出てようやく誰の事かわかった。
だがこの計画を止めさせるわけには行かない。
この計画に込めた俺達の思いの為にも。

ヒ「計画を止めさせるわけには行かない。
　　いや、例えお前がブルーの所に行っても止められない。
　　あいつはお前を泣きながら斬る事になるだろう。
　　それによってブルーに迷いが生じてもらっちゃ困る。
　　だからお前は、今ここで俺が倒す！」

俺は脚に力を溜め、張文遠目掛けて思い切り突進した。
張文遠も俺に対しストライクスマッシュを仕掛けてきた。
俺と張文遠は空中でぶつかった。
そして俺の勢いの方が勝っていたらしく、張文遠は弾かれた。

張「まだまだッ！」

しかし張文遠は、着地と同時に再度俺にストライクスマッシュを仕掛けてきた。

ヒ「弾けろ、インテンスファイッ！」

俺は両手に気を集中させ、それを張文遠に向けて放った。
張文遠は俺に触れる事無く弾き返され、地面に仰向けに倒れた。
再度立ち上がって俺に攻撃を仕掛けようとするが、足元がふらついている。
さすがにダメージが蓄積している様だ。

ヒ「おいおい、俺はまだ半分も力をだしてないぞ？」

張「……ッ！」

俺の言葉が気に入らないのか、張文遠は俺を睨みつけて来た。

張「武人の勝負に手加減は無用。全力で来いッ！」

……よっぽど死にたいらしいな。

ヒ「…良いだろう。御望み通り本気を出してやろう。」

言い終わると同時に、俺は自分の気を全て右手に集中させた。
張文遠もヴァルディッシュを構えた。
しかしその構えは、今までの構えとはまったく違っていた。
あれはブルーの…。

張「のーくんでぃ…俺に力を。」

俺は右手に気を集中させたまま、張文遠に向かっていった。
張文遠はあの構えのまま、微動だにしなかった。
俺の体がヴァルディッシュの射程圏内に入った瞬間、張文遠が動いた。
それと同時に、俺も気を張文遠に向けて放った。

張「スモーキー槍術奥義・破槍ッ！」

ヒ「我気の前に平伏せ、プラナスマッシュッ！」

俺の気と張文遠のヴァルディッシュがぶつかった。
しかしぶつかると同時に、張文遠のヴァルディッシュは粉々に砕けてしまった。
そしてそのまま俺の気が張文遠を直撃した。
手応えは十分。
張文遠の体の中に俺の気が入り込んでいく。

ヒ「それなりに楽しかったぜ。安らかに……眠れ。」

言い終わると同時に、俺の気が張文遠の体の中で爆発した。

張「武に生きた我人生に一片の悔い無しッ！」

それだけ言うと、張文遠は力無くその場に倒れた。

アト「やっぱり我慢できずに殺しちゃったのかしら？」

振り返ると、アトラクナクアが立っていた。
相変わらず気配を掴みにくい奴だ。

ヒ「計画の邪魔をしなければこうなる事も無かった。
　　全てはこいつが招いた事だ。」

アト「…そうね。もしもここで倒さなかったら、ブルーは計画を止めていたかもね。」

アトラクナクアは俺を見て話していない。
不審に思い振り向くと、張文遠が立っていた。
そんな…馬鹿な？！

アト「安心しなさい。…もう死んでるわ。」

近づいてみると、アトラクナクアの言うとおりだった。
張文遠は立ったまま息絶えていた。

ヒ「死して尚、立ち上がってくるか…。
　　やはりここで倒しておいて正解だったな。
　　もしもブルーだったら、計画の中止を言いかねない状況だ。」

ブ「たかが戦友一人の死で、この俺が計画を辞める訳がないだろう。」

何時の間にか、ブルーは俺の横に立っていた。

ヒ「本当にそうか？」

ブ「当たり前だ。それにこいつも理解していただろう。
　　今の俺を止められるのは…、あいつしか居ないってな。」

本拠地に戻ろうとしたが、ブルーは動かなかった。
俺がブルーを呼ぼうとするのを、アトラクナクアが制止した。
ああは言っていたが、ブルーも俺達も一人の人間に変わりはない。
俺はアトラクナクアと二人で本拠地へ戻っていった。


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後編は年末までかかるかも　byスモーキー
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