内的作業モデル(internal working model)

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  • 内的作業モデル(internal working model)
    IWM:Internal working model   ボウルビィが提唱した。 乳幼児期に経験した親子での愛着関係の中で形成される、他者との関係性に関するモデルのこと。 生後6カ月~5歳頃に形成される。   対人関係の中で、他者の解釈や、自分の行動を決める際に無意識に活用するモデル。 内的作業モデルに基づいて、一貫した形で行動を行う。   乳児期に形成された内的作業モデルが、その後の対人関係に影響する。 精神的、情緒的な安定のもととなる。   表象モデルとも言う。 自分の中に表象モデルを内在化させる。
  • 育児・保育現場での発達とその支援に関する科目
    ...特別支援教育 63:内的作業モデル(internal working model) 64:仲間関係 65:日誌法 66:虐待 67:乳幼児健診 68:パートナーシップ 69:排泄訓練 70:発達検査 71:発達観 72:発達期待 73:発達支援 74:発達的危機 75:半構造化面接 76:病児保育 / 病後児保育 77:ファミリー・サポート・センター 78:父性 79:ベビーシッター 80:保育観 81:保育カンファレンス 82:保育者研修 83:保育者の成長 84:保育者の専門性 85:保育所 / 保育指針 86:保育所児童保育要録 87:保育内容 88:放課後児童クラブ 89:保健衛生的支援 90:保健所 91:保健センター 92:母性 93:母性観 94:保幼小連携 95:未就園児保育 96:夜間保育 97:有能感 98:幼稚園教育要領 99:幼稚園幼児指導要録 100:幼保一...
  • 社会・情動の発達とその支援に関する科目
    ...ンの間主観性 72:内的作業モデル(internal working model) 73:仲間入りのルール 74:仲間関係の(母子関係からの)派生説 75:仲間関係の(母子関係との)平行発達説 76:泣き・ぐずり・なだめの行動系列 77:ニューヨーク縦断研究(トマトとチェス) 78:認知と情動のフーガ 79:認知の「情動主導モデル」 80:バークレーのいう行動抑制の障害 81:バスとプロミンの気質論 82:8カ月不安 83:発達初期の常道行動 84:母ー乳幼児心理療法 85:ハリスの集団社会化理論 86:反応性愛着障害 87:人見知り 88:表象モデル 89:フリーダによる行動傾向(action tendencies) 90:文化的アイデンティティ 91:文化と文化伝達 92:ペアレント・トレーニング 93:ボウルビィの情動発達論 94:母子分離(マターナル・セパレーション) 95:...
  • 臨床発達心理学の基礎に関する科目
    臨床発達心理学の基礎に関する科目 1:ICD(国際疾病分類) 2:ICDIH(国際障害分類) 3:ICF(国際生活機能分類) 4:ITPA言語学習能力検査 5:アクション・リサーチ 6:足場づくり(scaffolding) 7:アセスメント 8:医学的検査 9:移行支援 10:インクルージョン 11:インフォームド・コンセント 12:INREALアプローチ 13:ウェクスラー式知能検査 14:運動障害 15:AAIDD(アメリカ知的・発達障害学会) 16:エスノグラフィー 17:ABC分析 18:ADL(日常生活動作 / 日常生活活動) 19:親子関係診断テスト 20:音楽療法 21:絵画語彙発達検査(PVT-R) 22:絵画療法 23:介護ストレス 24:介護保険制度 25:回想法 26:会話分析 27:学習障害(LD) 28:画像診断法 29:課題分析 30:家庭支援 31:加齢 32...
  • ICDIH(国際障害分類)
    1980年に世界保健機構(WHO)が発表した。   それまでの医学モデルから捉えられていた障害を新たな側面から把握しようとした。 そして、障害を3つの階層に分類した。 ・機能障害(impairment) ・能力障害(disability) ・社会的不利(handicap)   ICDIHのモデルは、以下の通りである(参照)              →→→→→→→→→→→→→→→→→              ↑               ↓ Disorder(Disease)→ Impairment → Disability → Handicap  (疾病・変調)   (機能障害)  (能力障害) (社会的不利)   しかし、主観的な障害観や環境因子などが考慮されていないという課題によって、 ICF(国際生活機能分類)が新たにつくられることとなった。
  • 認知発達とその支援に関する科目
    1:アニミズム 2:アルツハイマー 3:一般知能因子(g)と特殊知能因子(s) 4:意味記憶 5:S字曲線 6:エピソード記憶 7:延滞模倣 8:外発的動機づけ 9:学業不振 10:感覚運動期 11:感覚記憶 12:関係論的アプローチ 13:間主観性 14:記憶障害 15:記号的媒介 16:吃音 17:機能・形態障害 18:機能的磁気共鳴画像法(fMRI) 19:共鳴動作 20:共同注意(注視) 21:均衡化 22:具体的操作期 23:形式的操作期 24:継時(次)処理能力 25:結晶性知能と流動性知能 26:高次脳機能障害 27:古典的(レスポンデント)条件付け 28:コネクショニズム 29:コミュニケーションエイド 30:最恵モデル 31:三項随伴性 32:CAI(Computer Aided Instruction) 33:シェマ 34:思考・判断における二重過程理論 35:自己概念...
  • 学習障害(Learning Disabilities)
    ▼診断基準 ・教育界での定義(文部科学省より) ①基本的には全般的な知的発達に遅れはない(=IQ70~75以上、通常学級在籍) ②聞く、話す、読む、書く、計算する又は推論する能力のうち特定のものの習得と使用に著しい困難を示す ③中枢神経系に何らかの機能障害があると推定される  (=視覚障害、聴覚障害、知的障害、情緒障害などの障害や、環境的な要因が直接の原因となるものではない) ・医学的診断基準……領域により障害名が異なる ○発達性読み書き障害(Developmental Dyslexia):読み、書きに関する障害   DSM-Ⅳ-TRでは読字障害(Reading Disorder)と書字表出障害(Disorder of Written Expression)に分かれる ○特異的言語発達障害(SLI:Specific Language Impairment):聞く、話すに関する障害   ...
  • 心の理論(ToM:Theory of Mind)
    「心の読みとり(mindreading)」とも呼ばれる。 他者や自己の行動に心的状況を帰属させることを「心理化(mentalizing)」と言い、 他者の知識や意図、情動、欲求などを推測できる能力である。   「心の理論」は心理化、心の読みとりの基盤にあると過程されている心理学的な概念である。   もともとはチンパンジーの研究(「チンパンジーは心の理論を持つか?」)によって始まった。   1985年 Baron-Cohenらによって、自閉症の「心の理論」障害仮説が発表された。   ▼「心の理論」をテストする課題 ・誤信念課題 / 誤った信念課題 / 誤信課題 最も良く知られているのが、Baron-Cohenらの「サリーとアン課題」である。 第一次信念課題:サリーとアン課題 第二次信念課題:アイスクリーム屋の課題 第三次信念課題 ・「アニメーション版心の理論課題Ver.2」 サリーとアン課題...
  • KIDS乳幼児発達スケール(Kinder Infant Development Scale)
    養育者が答える質問紙タイプの発達検査。約130項目。 場所や時間の制約なく、どこでも短時間で検査が可能である。 運動、操作、理解言語、表出言語、概念、対こども社会性、対成人社会性、しつけ、食事の9領域から成る。 適用年齢は0歳~6歳11カ月。   検査は、0~11カ月用、1歳~2歳11カ月用、3歳~6歳11カ月用という年齢段階に分けられた用紙と、 発達遅滞傾向児向けの用紙の、計4種類ある。
  • 知能の鼎立理論
    知能の鼎立(ていりつ)理論(triarchic theory of intelligence)とは、 Strenberg, R. J.(1985)が提唱した理論である。     「鼎立」とは「3つの脚で支え合って立つ」という意味であり、 コンポーネント理論・経験理論・文脈理論の3つの柱から出来ている階層的な理論体系のことである。   ・コンポーネント理論 人間の知的活動の背景にある構造・メカニズムを明らかにするものである。 流動性知能と結晶性知能に分かれる。   ・経験理論 新しい状況や課題に対処する能力と 情報を自動化して処理する(無意識的に処理する)能力に分かれる。   ・文脈理論 知的能力、知的活動が社会的文脈によってどのように影響されるかを明らかにするものである。 実用的知能の理論と、社会的知能の理論に分かれる。   鼎立理論に3つの柱があり、それぞれに下位の理論があることから階層...
  • SCERTSモデル
    ASD児の社会コミュニケーションや情動調整の能力を高めるための 包括的で、学際的なアプローチのこと。   SC:Social Communication(社会コミュニケーション) ER:Emotional Regulation (情動調整) TS:Transactional support(交流型支援)
  • 短期記憶
    STM short-term memory 短時間保有される記憶のことである。 感覚記憶における忘却を防ぐために、注意を向けられた情報が短期記憶に転送される。 その際に、情報を符号化することが必要となる。 (※符号化:感覚記憶内の情報を何か意味のあるものとして認識し、情報の中から重要なものを選び、内的な表象を形成する過程) 短期記憶には約20秒間しか保有できない。   短期記憶の容量には制限があり、単純に保存できるのは7±2のみである。 覚える際に「チャンキング」という、覚えやすいまとまり・単位(チャンク)にすると多くの貯蔵が可能となる。   短期記憶には制限があり、かつ忘却が早いため人は記憶方略を用いる。 主に用いられるのは「リハーサル」である。 ・維持リハーサル:覚える情報を単純に心の中で反復する ・精緻化リハーサル:覚える情報に意味づけ、すなわち精緻化を行って反復する。語呂合わせな...
  • 長期記憶
    LTM(long-term memory) 長期間保持される記憶のことを指す。 長期記憶の容量は無限大とされ、保持も数時間から数十年にわたる。 長期記憶は、手続記憶と宣言的記憶に分かれる。
  • CAI(Computer Aided Instruction)
    コンピューターの機能を利用しながら、学習者が自分の能力に応じて 自分のペースで、納得しながら学習を進めていく方式のことをさす。   知的障害児等の教具としては、 ・興味関心を引きやすい、学習への動機づけを高める映像刺激 ・映像的な認識を助ける ・細かいステップに分けることができる ・自分で操作することができる(能動的) ・即座にフィードバックがもらえる ・くり返しの指導が容易に行える ・運動機能を補償して操作することができる という点がある。
  • ABC分析
    直接観察による機能的アセスメントのことを指す。 A:先行事象(Antecedent) B:標的行動(Behavior) C:結果事象(Consequence) 通常は、標的行動が生起する自然な場面で実施される。
  • 広汎性発達障害(PDD:Pervasive Developmental Disorders)
    DSM-Ⅳ-TRまで用いられていた用語で、自閉症スペクトラム障害とほぼ同義語である。 広汎性発達障害には ・自閉性障害(自閉症) ・アスペルガー障害 ・レット症候群 ・小児期崩壊性障害 ・特定不能の広汎性発達障害(PDD-NOS) が含まれている。   自閉症スペクトラム障害(ASD)に移行するにあたり、 ・レット症候群 ・小児期崩壊性障害 が除外される。(メカニズムが異なるため)   また、自閉症スペクトラム障害(ASD)では 障害名、カテゴリ分けではなく、自閉性の強度の連続性として自閉症を捉えるようになる。
  • 自閉症スペクトラム障害(ASD:Autism Spectrum Disorders)
    DSM-Ⅴより採用された用語である 日本精神医学会では「自閉スペクトラム症」となっている 広汎性発達障害(PDD)とほぼ同義であるが、カテゴリを撤廃し、自閉性の強度の連続性(スペクトラム)を強調した アスペルガー症候群、自閉性障害、特定不能の広汎性発達障害を含んでいる   ▼診断基準 ①社会的コミュニケーションの障害 多くの子どもで言語発達の遅れが見られる 言語コミュニケーション面では、エコラリア、主体・客体を逆に用いる、抑揚が乏しい、年齢不相応な難しい言葉の使用、等がある 非言語コミュニケーション面では、指差しの遅れ、ごっこ遊びの遅れ、表情表出の乏しさ、等がある また、相互交流における質的障害がある ②限定された興味と反復行動 行動、活動、興味に関する項目 反復行動により安心感を得ている   ▼旧診断基準(DSM-Ⅳ-TR:自閉性障害) ①社会性(対人関係)の質的障害 ②コミュニ...
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