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翠星石短編24 - (2006/10/21 (土) 17:21:07) の１つ前との変更点

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翠「ねぇＪＵＭ、ちょっと小腹がすかねぇですか？」<br>
Ｊ「そうだな。で、何が食べたいんだ？」<br>
翠「ハンバーガーにするです。マックなら安いですよ。」<br>

Ｊ「じゃあそうするか。僕はマックチキン１個にしよう。」<br>

翠「翠星石はチーズバーガー２コ頼むです。」<br>
Ｊ「結構腹減ってたんだなｗ」<br>
翠「ですぅ。」<br>
…<br>
Ｊ「ごちそうさま。」<br>
翠「食べたのはいいですがなんだか物足りねぇですね。<br>
　　マックチキン２コとドリンク頼むです。」<br>
Ｊ「なんというか・・・食欲旺盛だな。」<br>
翠「育ち盛りですからしゃーねーですぅ。」<br>
…<br>
Ｊ「これで計４個か、よく食べられるな。」<br>
翠「だいぶ満たされたけどまだまだですぅ。」<br>
Ｊ「牛丼でも食った方が安くついたんじゃねーの？」<br>
翠「！」<br>
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翠「ねぇＪＵＭ、ちょっと小腹がすかねぇですか？」<br>
Ｊ「そうだな。で、何が食べたいんだ？」<br>
翠「ハンバーガーにするです。マックなら安いですよ。」<br>

Ｊ「じゃあそうするか。僕はマックチキン１個にしよう。」<br>

翠「翠星石はチーズバーガー２コ頼むです。」<br>
Ｊ「結構腹減ってたんだなｗ」<br>
翠「ですぅ。」<br>
…<br>
Ｊ「ごちそうさま。」<br>
翠「食べたのはいいですがなんだか物足りねぇですね。<br>
　　マックチキン２コとドリンク頼むです。」<br>
Ｊ「なんというか・・・食欲旺盛だな。」<br>
翠「育ち盛りですからしゃーねーですぅ。」<br>
…<br>
Ｊ「これで計４個か、よく食べられるな。」<br>
翠「だいぶ満たされたけどまだまだですぅ。」<br>
Ｊ「牛丼でも食った方が安くついたんじゃねーの？」<br>
翠「！」<br>
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　「ジュン、何をしてるですぅ？」<br>
　「何っていつも通りネットショッピングだよ。」<br>
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素っ気無く応えた声の主はパソコンの画面を食い入るように見ている。<br>

彼の名は桜田ジュン、翠星石が想いを寄せている相手だ。<br>

二人は幼馴染で互いの家が近いこともあり普通にお互いの家に上がりこんでいる。<br>

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　（今日もジュンはパソコンばっかりですぅ…）<br>
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偶には自分のことも構え！と翠星石は言いたいのだが素直じゃない彼女はいつもちゃんと言えないでいる。<br>

双子の妹である蒼星石には其処が欠点だと言われているので直そうと思ってもジュンを目の前にするとどうしてもできなかった。<br>

仕方が無いのでいつもジュンがパソコンをいじり終わるのを待っているのだが今日はとても眠い。<br>

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　（眠ぃですぅ…でもジュンがパソコンを終わるまでは…）<br>

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けれども結局は睡魔に勝てずに翠星石は眠りの世界への扉をくぐってしまう。<br>

ジュンの隣に座っていた彼女の頭がジュンの肩にこてんと乗っかる。翠星石の長い髪の一部がジュンの首筋にかかった。<br>

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　「お、おい…くすぐったいな………って寝てるのか。」<br>

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少しずれていた眼鏡を指で押し戻しながら自分のすぐ隣で眠っている翠星石を見ながらぼやいた。<br>

起こすのも憚られるので仕方なく放っておくことにする。<br>

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　「僕も素直じゃないなぁ…」<br>
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本当は翠星石と色々な話をしたいのだが年頃になってしまった彼女を見てどんな話題がいいのかわからないでいた。<br>

それに何よりも二人きりというこの密室の空間が恥ずかしかったのもあった。<br>

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少ししてから翠星石は段々意識が戻ってきた。重たい目蓋を開けると其処にはジュンの横顔があった。<br>

思わず体がビクっと反応して驚いてしまったのだがジュンは静かに寝息を立てていた。<br>

状況を整理すると先に自分が寝てその後にジュンまで眠ってしまったのだろう。普段は憎まれ口を叩く彼もあどけない寝顔は可愛いと思えた。<br>

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　（もう少しこのままでいいですか…）<br>
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翠星石は再びゆっくりと目蓋を閉じた。起きればまた憎まれ口を叩き合うだろうからせめて眠りの中では素直でいたい。<br>

夜も遅くなって心配になって覗いて来たのりが見たのは年甲斐もなくただ仲良く一緒に眠るだけの二人の姿だったそうな。<br>

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