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金糸雀短編30 - (2009/08/16 (日) 14:50:31) の1つ前との変更点

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<p>金「みっちゃ~ん、今晩ジュンが宿題しに来るの、だから夕食とお夜食の準備お願いかしらー」<br /> み「じゃあお買い物行って来るからお留守番お願いね。」<br /> 金「了解かしら!」<br /><br /><br /> 金「みっちゃん遅いかしら・・・」<br /> ピンポ~ン<br /> 金「うう・・・ジュン来ちゃったかしら・・・」<br /> ガチャ<br /> 金「いらっしゃいかしら、とりあえず中に入ってかしら」<br /> ジ「あ、さっきみっちゃんさんと会って、コレ、渡してくれって」<br /> 金「?何かしら、この箱・・・お金と・・・うっ!」///<br /> ジ「どうした?」<br /> 金「この手紙・・・」<br /> 『急用ができたのでみっちゃんは明日の12時まで帰れません、夕飯には鰻の出前を頼んでおきました。保健の勉強頑張ってね☆ みつ』<br /> ジ「あの女・・・近藤君とマムシドリンクまで準備しやがった!!」<br /> 金(底の方にえっちな本が入れてあるかしら///)<br /><br /><br /> 結局お互い妙に意識して『宿題には』身が入らない二人でしたとさw</p> <hr /><p><br /> 金「曇ってて日食見えなかったかしら…」<br /> 翠「わざわざ太平洋の離れ小島までいって見えませんでしたとか神は残酷ですねぇ」<br /> 金「せっかく観測用のメガネまで買ったのに無駄になったかしら」<br /> 翠「でも、おめえの光り輝くデコを隠せばほら、簡易日食の完成ですぅw」<br /> 金「ひ、ひどいかしら~」<br /> 翠「ですぅ」</p>
<p>金「みっちゃ~ん、今晩ジュンが宿題しに来るの、だから夕食とお夜食の準備お願いかしらー」<br /> み「じゃあお買い物行って来るからお留守番お願いね。」<br /> 金「了解かしら!」<br /><br /><br /> 金「みっちゃん遅いかしら・・・」<br /> ピンポ~ン<br /> 金「うう・・・ジュン来ちゃったかしら・・・」<br /> ガチャ<br /> 金「いらっしゃいかしら、とりあえず中に入ってかしら」<br /> ジ「あ、さっきみっちゃんさんと会って、コレ、渡してくれって」<br /> 金「?何かしら、この箱・・・お金と・・・うっ!」///<br /> ジ「どうした?」<br /> 金「この手紙・・・」<br /> 『急用ができたのでみっちゃんは明日の12時まで帰れません、夕飯には鰻の出前を頼んでおきました。保健の勉強頑張ってね☆ みつ』<br /> ジ「あの女・・・近藤君とマムシドリンクまで準備しやがった!!」<br /> 金(底の方にえっちな本が入れてあるかしら///)<br /><br /><br /> 結局お互い妙に意識して『宿題には』身が入らない二人でしたとさw</p> <hr /><p><br /> 金「曇ってて日食見えなかったかしら…」<br /> 翠「わざわざ太平洋の離れ小島までいって見えませんでしたとか神は残酷ですねぇ」<br /> 金「せっかく観測用のメガネまで買ったのに無駄になったかしら」<br /> 翠「でも、おめえの光り輝くデコを隠せばほら、簡易日食の完成ですぅw」<br /> 金「ひ、ひどいかしら~」<br /> 翠「ですぅ」</p> <hr /><p>夏の或夕暮れ、僕は浜辺に佇むクラスメートを見た。<br /> さっきまで泳いでいたという様子もなく、ただ水平線を見つめる彼女にはいつもの明るさではなく落ち着きが目立つ<br /> 「金糸雀・・・・?」<br /> 普段と違う雰囲気につい疑問形になってしまった。<br /> 「あっ、ジュン、こんなことで会うなんて珍しいかしら」<br /> 振り向いた彼女の目元に光ったのは見なかったことにした方が良いのだろうか?<br /> 「なんとなく散歩してたら見覚えのある巻き毛が見えたからさ、お前は?」<br /> 「カナは・・・待ってるのかしら」<br /> そう言って金糸雀はまた水平線を見つめた<br /> 「うふふ、何を待ってるのか知りたいけど地雷は踏みたくないって顔ね」<br /> 「う・・・あ・・・」<br /> いきなり図星をつかれて言葉が出なくなってしまう。<br /> 「教えてあげてもいいかしら、ただ、あんまり他の人に話さないでね」<br /> 「ああ、分かってる」<br /> そして金糸雀は話し出した、母親に半ば捨てられる形でみっちゃんという人に預けられたこと、<br /> その人に母親以上の愛情を注がれて育ったこと、<br /> ある日その人が突然いなくなってしまったこと、<br /> 後日港の近くで目撃証言が出て来たこと、<br /> 失踪ではなく、もう亡くなっているのではという憶測が飛び交っていること・・・<br /> そのほとんどがドラマの中のようなことばかりだったが、彼女の顔からは微塵も嘘や冗談は感じられなかった。<br /> 「たからカナは、一年経った今でもこうして待っているのかしら」<br /> 「そうか・・・戻ってくればいいな」<br /> 「絶対戻って来てくれるって信じてるかしら」 <br /><br /> 同時刻太平洋上にて<br /> 「カナ、今頃なにしてるかな~、ちゃんと淋しがってくれてるかなぁ~」<br /> 「くぉぉぉるぁぁぁああ草笛ぇ!そんなんじゃいつまで経っても借金埋まらねぇぞぉ!!」<br /> 「ひぃぃいい!スンマセンスンマセン!!」<br /><br /> 同時刻マグロ漁船にて・・・orz<br /><br /><br /><br /> すまない、反省も後悔もしているよ(´・ω・`)</p>

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