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蒼星石短編19 - (2006/05/03 (水) 17:51:18) の1つ前との変更点

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<p>人は、様々な理由で旅に出る。<br> 見分を広める為、思い出を作る為、そして思い出を葬る為。<br> 旅は心を豊かにし、時に心の贅肉を削ぎ落とし、そして時には心の傷を塞ぐ───<br> <br> <br> -Sentimentaljourney~傷心旅行~-<br> <br> <br> 冷たい風が、独り佇む僕の体温を奪ってゆく。<br> 遠くからどこか物悲しい汽笛が響いた。<br> コンクリートの岸壁からは、海水が揺れ跳ねる音。<br> ふと空を見上げると、鈍色のそれは今にも泣き出しそうで、いつもならば優雅に舞っているはずの鴎の姿は一つも無い。<br> 一つついた僕の溜息は、白い霞となって、消えた。<br> <br> <br> 「僕はもう、君とは居られない」<br> <br> 彼に言われたその言葉が、未だ心に刺さっている。<br> 何故と問い詰める僕に、彼はノイズ交じりの声で答えた。<br> <br> 「君の気持ちが重すぎる。僕じゃあ支える事はできないよ」<br> <br> いつも僕は不安だった。<br> 彼が僕を好きで居てくれているのか、本当に僕でいいのか。<br> それは裏を返せば彼を信じる事が出来ていないという事。<br> 気付いてみたら、簡単だった。<br> 自分を信じて貰えない相手を信じる事なんてできはしない。<br> きっと、彼は言外でそう言いたかったのだろう。<br> 彼は優しいから、致死に至るだけの刃を僕に突き立ててはくれなかった。<br> 命を奪うこと無く、じわじわと痛みだけを与える「優しい刃」。<br> 今は、その優しさが、とても辛い。<br> <br> 幸い、大学は長期休暇中だった。<br> 僕はそれから数日後の夜荷物をまとめ、僅かな貯金を持って旅に出た。<br> どこでもいい、誰も知ってる人が居ない場所へ。<br> 終点までの切符を買って、目的地も決めず、二十三時十八分発の夜行電車に僕は乗っていた。<br> <br> <br> 寂れた、潮の香りだけが漂う活気の薄い港町。<br> 翌日、気の向くままに電車を降りた僕がホームからこの町を見て思った事は、「寂しくて哀しい」だった。<br> まるで時代の流れから取り残されたような雰囲気は、今の僕の心境にはぴったりで、だから僕は駅の改札を出る事にした。<br> 駅前の商店街はもうすぐ昼だと言うのにシャッターの降りている店が多く、開店している店もやはり活気が無い。<br> 今日が平日だという事を差し引いても、あまりに寂しい。<br> うらぶれた町。うらぶれた僕の心。<br> どこまでも、ぴったりだった。<br> <br> 足の向くまま歩き続け、ふと気がつくと僕は港へと辿り着いていた。<br> ここが漁港なのかそれともマリーナなのかは解らないけれど、どちらにしろそれほど大きな規模の船が停泊する事は稀だろう。<br> ちらほらと人影はあるものの、やはり活気は無い。<br> 冷たい潮風が僕の体温を容赦なく奪う。それでも僕は海の向こうをただひたすらに見つづけていた。<br> このまま心を凍らせてくれればいいのに。<br> そんな事を考えていた。<br> <br> どれだけの時間そうしていたのかは解らない。突然、肩をぽんと叩かれた。<br> <br> 「お姉ちゃん、身体に障るよ」<br> <br> 振り向くと、人の良さそうなおじさんが笑っている。<br> 僕は視線を海へと戻して、「いいんです。それでも」と素っ気無く答えた。<br> 溜息が一つ聞こえ、気配が遠ざかる。<br> 人の優しさが、今は煩わしかった。<br> けれど、世の中自分の思う通りにはいかないようだ。<br> 頬に熱いものがあてられてびっくりした僕の耳には、さっきのおじさんの笑い声が響いていた。<br> <br> 「おじさん……僕には構わないでください。ごめんなさい」<br> <br> 目を伏せて短く答える僕におじさんは、「ま、そう言わずに。とりあえずコレ飲め」と缶コーヒーを差し出した。<br> これ以上断るのは失礼だろう。仮にも僕を心配してくれた人に不義理を働くわけにはいかない。<br> 一人で居たいという僕と、おじさんへの義理を囁く僕。<br> こういう時、自分の我侭を通せない僕の性格は損だと思う。<br> 受け取った缶コーヒーの、少し乱暴な温もりが心地良い。<br> 冷え切った指先を溶かしてゆくと、急に寒さを感じるようになった。<br> ふるりと身震いをしながらプルタブを開け、暖かなコーヒーを口に運んでほうと溜息をつく僕を、おじさんはやっぱり笑って見ていた。<br> <br> 「この街を見て、寂しい街だと思っただろう?」<br> <br> 少しだけ酒に焼けた、ざらついた声。<br> 僕は素直にこくりと頷いて、おじさんを見た。<br> <br> 「その見立ては間違っちゃいないよ。若い衆は皆都会へ行っちまった」<br> <br> おじさんは、沈み行く太陽を見つめていた。<br> どこか寂しげなその表情に、なぜか僕は心が締め付けられる。<br> 後何年この街が生きていられるのだろうか、そんな漠然とした不安が伺えたからだ。<br> <br> 「ま、何があったか知らないけどよ。この街は小さくても魚と酒だけは旨え」<br> <br> 再び笑みを浮かべたおじさんは、僕の方を見た。<br> 大きな手で、僕の手を包む。暖かくて、節くれだった大きな手。<br> <br> 「旨いもん喰って旨い酒飲めばよ、すっきり来ないもんもすっきり来るさ」<br> <br> そう言っておじさんは僕の答えを待たずに手を引いてゆく。<br> いつもの僕なら振り払って逃げるのだけど、その時はなぜか逃げる気にはならなかった。<br> <br> 案内されたそこはおじさんの家で、扉を開けた奥さんが僕の姿を目にした途端「あんた、若い子誑かして来たのかい」なんてジトっとした目でおじさんに言った。<br> おじさんはおじさんで「港で拾っただけだよ。訳ありっぽいからなんか旨いもんでも食わしてやれや」って平然と答える。<br> 長年連れ添った夫婦って感じで、僕は自然と笑ってしまった。<br> 割れ鍋に綴じ蓋、というと少し悪い表現だろうか。おじさんにとてもよく似合う、少し恰幅が良くて豪快そうな奥さんだ。<br> まったく、と少し困ったような溜息をついた奥さんは、それでも「まあいいさ。若いお客さんは歓迎だ、上がっておいで」と僕を招き入れる。<br> その言葉に甘え厚かましくもお邪魔して、その日揚がったばかりだという魚のお刺身と熱燗を頂いた。<br> じわりと染み渡るお酒が、港で凍らせようとした僕の心を溶かしてゆく。<br> 明るく笑うおじさんと、それを適当にといった素振りで流す奥さん。<br> <br> ──僕達も、ああなれると思っていた。<br> ──でも、僕達の絆は切れてしまった。<br> <br> 溶かした心が悲鳴をあげて、涙が溢れ止まらない。<br> 手にしたお猪口に一滴二滴と僕の涙が落ちてゆく。<br> 隣に座って優しく抱きしめてくれた奥さんの胸の中で、僕は別れを告げられてから、初めて泣いた。<br> <br> 翌朝目が醒めると、僕は布団に寝かされている事に気がついた。<br> 散々泣いて泣き疲れ、眠ってしまったらしい。<br> 引き戸を開けて奥さんと挨拶を交し、昨日はお世話になりましたと告げる。<br> 気にする事じゃないよと笑って奥さんが言い、朝食出来てるから顔を洗っておいでとタオルを渡してくれた。<br> その言葉に従い、洗顔を終える。<br> 戻ってくると、そう大きくはないちゃぶ台に、ほかほかの御飯と味噌汁、焼き魚が乗っていた。<br> 雑談を交しながら朝食を頂いていると、奥さんは唐突に「僕の事情」に触れる。<br> <br> 「お嬢ちゃん、フラれたか何かしたんだろう」<br> <br> 僕はただ頷いて答えると、奥さんは僕の頭をわしわしと撫でた。<br> <br> 「まったく、こんな可愛い子を振るなんてねえ。見る目の無い男だ」<br> <br> 視線を上げると、奥さんはにかっと笑って「ねえお嬢ちゃん」と問い掛ける。<br> 「何ですか?」と僕が答えると、僕の目の前に指をつきつけて、<br> <br> 「あんたはまだ若い。そのフッた男を後悔させるくらいいい女になってやんな」<br> <br> そう言った。<br> その言葉で僕の中の何かがストンと落ちた気がして、沈んだ心が急に晴れてゆく。<br> なんだか、とても不思議な気分だった。<br> <br> <br> 一泊二日の傷心旅行は、人の暖かさに触れたことで僕の傷を癒してくれた。<br> 次にこの街へ来る時は、新しい恋人を連れてこよう。<br> おじさんと奥さんに紹介して、そして沢山お礼を言おう。<br> 電車の窓から見える空は、昨日とはうって変わって雲一つない快晴だ。<br> その空に象徴されるように、僕の心に突き立った刃は跡形もなく消滅していた。<br> <br> <br> <br> <br> <br> <br> <br></p> <hr> <br> <br> <br> <br> ―それは…雪の降りしきる日。<br> ―それは…猛吹雪の日。<br> ―それは。<br> <br> 「ただいま……蒼星石」<br> ジュンの身体はとても冷え、<br> 本人は凍えていた。<br> <br> 暖などない部屋。そこにいた少女は微笑んだ。<br> 「おかえりなさい…。」<br> <br> …男の妄念は永遠を孕む。<br> …永遠があるならば、歴史は永遠に繰り返す。<br> <br> 背徳を紡ぎ続ける記憶。<br> <br> …それを抱えるものはやがて楽園へも手を伸ばす。<br> そして、新たな地平線を生む。<br> それは楽園の扉となって。<br> <br> …その楽園の名は『      』<br> <br> <br> <hr> <br> <br> <br> J「蒼星石は、目立たない子・・・僕にもそんな風に、考えていた時期がありました。」<br> 蒼「ほぉほぉ?それで?」<br> J「その償いがしたくて、来ました。」<br> 蒼「気持ちは、よーっく分かりました・・・しかし。」<br> 蒼「その、後ろの物はなんだい?」<br> J「え・・・みっちゃんの衣装とカメr・・・」(ゴス!)<br> 蒼「一体何をする気でしたか?え?コラ?」<br> J「みっちゃんに買収されました、御免なさい、許してください。」<br> 蒼「だが断る」<br> J「もしかして・・・アレですか?」<br> 蒼「yesyesyes!!」<br> <br> ウギャアァァァァ!!<br> <br> <br> <br> <hr> <br> <br> <br> <br> 「夜のドライブは気持ちいいね」<br> 「まあな、でも今日は蒼星石いつもと違うな。雰囲気っていうか・・・」<br> 「そう?JUMくんとふたりっきりだからかもね」<br> <br> 普段はこんなことは言えない<br> 単純な気持ちも隠しながらやってきた<br> <br> 「眼鏡をかけてないJUMくんもかっこいいよ」<br> 「な、何言ってんだよ!」<br> <br> 嫌われないように生きてきた<br> 守ってばかりの性格が<br> 自分で嫌になった今夜は<br> 車線変更まで強引に行こう<br> <br> 「あ、危ないだろ!!もっと安全運転しろよ!!」<br> 「大丈夫だよ。・・・ねえ、JUMくん。今日は朝まで帰さないよ」<br> <br> ごめんね<br> 君は素敵なひと<br> <br> <br> <hr> <br> <p>ジュンがマスターの喫茶店で働く蒼星石</p> <br> <p> 蒼星石「ジュンくん。今日から働くことになったからよろしくね。・・・え?ジュンくんのことをマスターって呼ぶの?・・うん。いいけど・・」<br> ・・・・・・・・・。<br> 蒼星石「ジュンk・・マ、マスター。おはよう。今日もよろしくね。」<br> ・・・・・・・・・。<br> 蒼星石「マスター。おはよう。昨日ちゃんと寝た?目が真っ赤だよ。」<br> ・・・・・・。<br> 蒼星石「あ、ありがとう。マスター。マスターのいれてくれたコーヒーはおいしいね。」<br> ・・・・・・・。<br> 蒼星石「マスター。おはよう。・・・どうしたの?顔赤いよ?」</p> <br> <p>蒼星石「きゃぁ、マスター。な、なにするの?」</p> <br> <p> 蒼星石「ま、ますたぁ・・・やめて・・・そんなとこ・・・みないで・・・」</p> <br> <p> 蒼星石「ますたぁ、いやだよ・・・ぼく、こんなの・・・」</p> <br> <p> 蒼星石「ますたぁ、なんか今日のマスター変だよぉ。いつものマスターにもどって・・」</p> <br> <p> 蒼星石「ますたぁ・・・ぼく、マスターのこと好きだから・・・やさしくして・・・うん・・・」</p> <br> <p> ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<br>                   <br></p> <p> ジュン「ぐふふふふ」                   <br> ?「・・・くん」<br> ジュン「大丈夫・・・ちゃんとするから・・・」<br> ?「ジュンくん」<br> ジュン「やさしくするから・・・ね」<br> ?「ジュンくん!!」<br> ジュン「うぉう!!・・・あれ?・・・おはよう・・・蒼星石。」<br> 蒼星石「おはよう。やっとおきたよ。」<br> ジュン「・・・。あれ?マスター?」<br> 蒼星石「ん?なにいってるの?まだ寝ぼけてるの?」<br> ジュン「あれ・・・なんで蒼星石がここに?」<br> 蒼星石「え?・・・そうだよね。うん。夢だったんだね。・・・・」<br> ジュン「・・・・・・・(そうだ!)」<br> ジュンは思い出した。昨日ジュンが告白したこと。蒼星石がそれを快く受け入れてくれたこと。今日デートをすること。<br> 蒼星石はドアのほうを向き、歩いていった。<br> ジュン「わ・・ゴメン(ぎゅっ」<br> ジュンは蒼星石を後ろから抱きしめた。<br> 蒼星石「・・・・・・・ぐすっ・・・」<br> ジュン「(やばい。泣いてる)ゴメンな・・。」<br> 蒼星石「お、女の子が好きな人に抱きつかれたら全部許すなんて考えないでね・・・。」<br> ジュン「ゴメンな。・・・愛してるよ。」<br> 蒼星石「好きな人に愛を囁かれたら恋人の機嫌が直ると思わないでね・・・・。」<br> ジュン「ゴメンな・・」<br> ジュンは少し抱く力を強めた。<br> 蒼星石「!・・・いたいよ・・ジュンくん」<br> ジュン「ゴメン・・・・。」</p> <br> <p>しばし沈黙が流れる。</p> <br> <p>蒼星石「・・・・・・からね」<br> ジュン「ん?」<br> 蒼星石「また、忘れてたりしたら別れるからね。」<br> ジュン「わかった。ごめんな。」<br> 蒼星石はジュンの返事を聞くと振り向きジュンの胸に顔をうずめて少し泣いた。ジュンは蒼星石の頭をなでていた。<br> 蒼星石「ありがとう・・・。」<br> ジュン「どういたしまして・・・。」<br> 蒼星石「じゃあいこうか。」<br> ジュン「うん。ちょっとまっててね。着替えるから。」<br> 蒼星石「うん。じゃあ玄関で待ってるよ。」<br> そういうと蒼星石は玄関のほうへ歩いていった。<br> ジュン「(蒼星石をもう泣かせないようにしないとな・・・。僕の‘コイビト‘なんだから)」<br> そうジュンは心に強く決心し、服を着替えて蒼星石の待つ玄関へ急いだ。<br> その後、二人は普通以上のデートを満喫したそうです。</p> <br> <p>おわり<br> <br> <br> <br></p> <hr> <p><br> <br> <br> <br> 何時もどうりの、海岸どうり。<br> 何時もなら、族が出るため、通らないのだが・・・<br> 今日はた ま た ま、蒼星石が襲われかけているので、助けることにした。<br> <br> 蒼:ひぃい!<br> 族A:姉ちゃん、いいことしよぉぜぇ?<br> J:おーおー、コレはコレは、ヤンキー様ではないですか。<br> 蒼:ジュ、ジュン君!?<br> 族C:ああ!?てめぇ!俺等をコケにしているのか!?<br> J:コケだなんて滅相も無い、ただ幼稚だと思っただけですよ。<br> 族B:んだてめぇ?!<br> 蒼:あっ!危ない!<br> <br> その瞬間、族の一人の拳が飛んでくる。<br> 族が決まったと思った瞬間、ジュンは族の手をへし折った。<br> <br> 族B:うあぁぁ!?てめぇ!こんな事して、ただですm(次の瞬間ジュンは、相手の肋骨を叩き割った。)うぐあぁ!?<br> J:あ?もう一回言ってみろ、おい、 次 は 骨 だ け じ ゃ 済 ま ん ぞ ?<br> 族A:こいつは・・・やべぇ!逃げるぞ!!<br> 族D:ま、まてよ!!<br> 蒼:(ポカーン)・・・と、取り合えず、有難う。<br> J:如何致しまして。<br> <br> そう言うと、族Bだけを残して、逃げていく。<br> <br> <br> <br> J:ちょっと良いかい?あいつ等は次は何処で暴れる?<br> 族B:しらねぇよ!知ってても言ってたまるか!<br> J:おーおー、それじゃあ、脅迫罪で 牢 獄 生 活 かな?<br> 蒼:ジュン君!ソレはやり過ぎじゃあ・・・<br> J:黙 っ て な さ い<br> 蒼:はい(シュン・・・)<br> 族B:い,言うよ、言えばいいんだろ!?<br> <br> そう言って、族は次暴れまわる場所の名前を言うと、バイクでとっとと逃げていった。<br> <br> 蒼:乗り込むのかい?<br> J:いいや?警察に送る。<br> 蒼:今日は有難う・・・カッコ良かったよ・・・<br> J:あははは、有難う。<br> <br> そう言って、ジュンは警察の所に向かって行った。<br> 数日後、数人の不良グループが一斉検挙され、スピード裁判により、的確に処理がなされて行った。<br> <br> 蒼:って言うことが、前あったんだよ。<br> 翠:事の始まりは、そこだったんですか・・・<br> 蒼:うんそう何だ・・・あっ!時間だ!それじゃあ行って来るね?<br> 翠:もしもチビにセクハラされたら、直ぐに言うんですよ!?<br> 蒼:あはははは・・・多分しないよ~それじゃ、いってきまーす。<br> 翠:行ってらっしゃいです、(バタン)・・・そして誰も居なくなった・・・<br> 翠:あれ?目から汗が・・・コレは涙なんかじゃねーです!心の汗です・・・もう寝るです・・・<br> <br> <br></p> <hr> <p><br> <br> <br> 微エロというかけっこうエロいかも。NGワードbiero<br> <br> ジュンがマスターの喫茶店で働く蒼星石<br> <br> 蒼星石「ジュンくん。今日から働くことになったからよろしくね。・・・え?ジュンくんのことをマスターって呼ぶの?・・うん。いいけど・・」<br> ・・・・・・・・・。<br> 蒼星石「ジュンk・・マ、マスター。おはよう。今日もよろしくね。」<br> ・・・・・・・・・。<br> 蒼星石「マスター。おはよう。昨日ちゃんと寝た?目が真っ赤だよ。」<br> ・・・・・・。<br> 蒼星石「あ、ありがとう。マスター。マスターのいれてくれたコーヒーはおいしいね。」<br> ・・・・・・・。<br> 蒼星石「マスター。おはよう。・・・どうしたの?顔赤いよ?」<br> <br> 蒼星石「きゃぁ、マスター。な、なにするの?」<br> <br> 蒼星石「ま、ますたぁ・・・やめて・・・そんなとこ・・・みないで・・・」<br> <br> 蒼星石「ますたぁ、いやだよ・・・ぼく、こんなの・・・」<br> <br> 蒼星石「ますたぁ、なんか今日のマスター変だよぉ。いつものマスターにもどって・・」<br> <br> 蒼星石「ますたぁ・・・ぼく、マスターのこと好きだから・・・やさしくして・・・うん・・・」<br> <br> ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<br>                   <br> ジュン「ぐふふふふ」                   <br> ?「・・・くん」<br> ジュン「大丈夫・・・ちゃんとするから・・・」<br> ?「ジュンくん」<br> ジュン「やさしくするから・・・ね」<br> ?「ジュンくん!!」<br> ジュン「うぉう!!・・・あれ?・・・おはよう・・・蒼星石。」<br> 蒼星石「おはよう。やっとおきたよ。」<br> ジュン「・・・。あれ?マスター?」<br> 蒼星石「ん?なにいってるの?まだ寝ぼけてるの?」<br> ジュン「あれ・・・なんで蒼星石がここに?」<br> 蒼星石「え?・・・そうだよね。うん。夢だったんだね。・・・・」<br> ジュン「・・・・・・・(そうだ!)」<br> ジュンは思い出した。昨日ジュンが告白したこと。蒼星石がそれを快く受け入れてくれたこと。今日デートをすること。<br> 蒼星石はドアのほうを向き、歩いていった。<br> ジュン「わ・・ゴメン(ぎゅっ」<br> ジュンは蒼星石を後ろから抱きしめた。<br> 蒼星石「・・・・・・・ぐすっ・・・」<br> ジュン「(やばい。泣いてる)ゴメンな・・。」<br> 蒼星石「お、女の子が好きな人に抱きつかれたら全部許すなんて考えないでね・・・。」<br> ジュン「ゴメンな。・・・愛してるよ。」<br> 蒼星石「好きな人に愛を囁かれたら恋人の機嫌が直ると思わないでね・・・・。」<br> ジュン「ゴメンな・・」<br> ジュンは少し抱く力を強めた。<br> 蒼星石「!・・・いたいよ・・ジュンくん」<br> ジュン「ゴメン・・・・。」<br> <br> <br> しばし沈黙が流れる。<br> <br> 蒼星石「・・・・・・からね」<br> ジュン「ん?」<br> 蒼星石「また、忘れてたりしたら別れるからね。」<br> ジュン「わかった。ごめんな。」<br> 蒼星石はジュンの返事を聞くと振り向きジュンの胸に顔をうずめて少し泣いた。ジュンは蒼星石の頭をなでていた。<br> 蒼星石「ありがとう・・・。」<br> ジュン「どういたしまして・・・。」<br> 蒼星石「じゃあいこうか。」<br> ジュン「うん。ちょっとまっててね。着替えるから。」<br> 蒼星石「うん。じゃあ玄関で待ってるよ。」<br> そういうと蒼星石は玄関のほうへ歩いていった。<br> ジュン「(蒼星石をもう泣かせないようにしないとな・・・。僕の‘コイビト‘なんだから)」<br> そうジュンは心に強く決心し、服を着替えて蒼星石の待つ玄関へ急いだ。<br> その後、二人は普通以上のデートを満喫したそうです。<br> <br></p> <hr> <p><br> <br> 蒼:えへへージュン君、水着買ったんだー<br> J:だからお前は、そんな露出の高い水着を家で着るなと、何度言えば・・・<br> 蒼:えー、だってジュン君に、早く見て欲しかったんだもん・・・(しゅん)<br> J:・・・(ぐっ!堪えろ!此処で折れたら負けだ!!)<br> 蒼:ジュン君、如何したの?(後ろから、抱きつく。)<br> J:あ・・・(何か、背中が柔らかい・・・)<br> 蒼:!?ジュン君!?如何しよう!鼻血出して倒れちゃった・・・<br> 蒼:よいしょっと(ティッシュをちぎって、鼻に詰める)、大丈夫かなぁ、ここんと頃、鼻血出しっぱなしだったし・・・<br> 蒼:そうだ、身体に良い御飯でも、作ってあげようか。</p> <p> そう言って、水着の上にエプロンを着て調理を始める。<br> その時、玄関から音がする。</p> <p>蒼:誰かな?はーい、少しお待ちください!!<br> 宅配便のお:宅急便、でー・・・す・・・<br> 蒼:どうも、判子でいいですか?<br> おっちゃん:・・・あ、は・・・い・・・<br> 蒼:どうも、お疲れ様です。<br> お:・・・どう・・・も・・・</p> <p> そう言って、宅配便のおっちゃんは、夢見心地で去っていった。</p> <p>蒼:さて、料理を作んなきゃ・・・</p> <p>その日の晩御飯は、結構豪華だったそうだ。<br> 蒼星石は、その日にしたことを、いかにも普通そうに皆に話していた。</p> <p>J:此処からが、本当の地獄だ・・・<br> ベ:・・・天国何だか、地獄何だか・・・<br></p>
<p>人は、様々な理由で旅に出る。<br> 見分を広める為、思い出を作る為、そして思い出を葬る為。<br> 旅は心を豊かにし、時に心の贅肉を削ぎ落とし、そして時には心の傷を塞ぐ───<br> <br> <br> -Sentimentaljourney~傷心旅行~-<br> <br> <br> 冷たい風が、独り佇む僕の体温を奪ってゆく。<br> 遠くからどこか物悲しい汽笛が響いた。<br> コンクリートの岸壁からは、海水が揺れ跳ねる音。<br> ふと空を見上げると、鈍色のそれは今にも泣き出しそうで、いつもならば優雅に舞っているはずの鴎の姿は一つも無い。<br> 一つついた僕の溜息は、白い霞となって、消えた。<br> <br> <br> 「僕はもう、君とは居られない」<br> <br> 彼に言われたその言葉が、未だ心に刺さっている。<br> 何故と問い詰める僕に、彼はノイズ交じりの声で答えた。<br> <br> 「君の気持ちが重すぎる。僕じゃあ支える事はできないよ」<br> <br> いつも僕は不安だった。<br> 彼が僕を好きで居てくれているのか、本当に僕でいいのか。<br> それは裏を返せば彼を信じる事が出来ていないという事。<br> 気付いてみたら、簡単だった。<br> 自分を信じて貰えない相手を信じる事なんてできはしない。<br> きっと、彼は言外でそう言いたかったのだろう。<br> 彼は優しいから、致死に至るだけの刃を僕に突き立ててはくれなかった。<br> 命を奪うこと無く、じわじわと痛みだけを与える「優しい刃」。<br> 今は、その優しさが、とても辛い。<br> <br> 幸い、大学は長期休暇中だった。<br> 僕はそれから数日後の夜荷物をまとめ、僅かな貯金を持って旅に出た。<br> どこでもいい、誰も知ってる人が居ない場所へ。<br> 終点までの切符を買って、目的地も決めず、二十三時十八分発の夜行電車に僕は乗っていた。<br> <br> <br> 寂れた、潮の香りだけが漂う活気の薄い港町。<br> 翌日、気の向くままに電車を降りた僕がホームからこの町を見て思った事は、「寂しくて哀しい」だった。<br> まるで時代の流れから取り残されたような雰囲気は、今の僕の心境にはぴったりで、だから僕は駅の改札を出る事にした。<br> 駅前の商店街はもうすぐ昼だと言うのにシャッターの降りている店が多く、開店している店もやはり活気が無い。<br> 今日が平日だという事を差し引いても、あまりに寂しい。<br> うらぶれた町。うらぶれた僕の心。<br> どこまでも、ぴったりだった。<br> <br> 足の向くまま歩き続け、ふと気がつくと僕は港へと辿り着いていた。<br> ここが漁港なのかそれともマリーナなのかは解らないけれど、どちらにしろそれほど大きな規模の船が停泊する事は稀だろう。<br> ちらほらと人影はあるものの、やはり活気は無い。<br> 冷たい潮風が僕の体温を容赦なく奪う。それでも僕は海の向こうをただひたすらに見つづけていた。<br> このまま心を凍らせてくれればいいのに。<br> そんな事を考えていた。<br> <br> どれだけの時間そうしていたのかは解らない。突然、肩をぽんと叩かれた。<br> <br> 「お姉ちゃん、身体に障るよ」<br> <br> 振り向くと、人の良さそうなおじさんが笑っている。<br> 僕は視線を海へと戻して、「いいんです。それでも」と素っ気無く答えた。<br> 溜息が一つ聞こえ、気配が遠ざかる。<br> 人の優しさが、今は煩わしかった。<br> けれど、世の中自分の思う通りにはいかないようだ。<br> 頬に熱いものがあてられてびっくりした僕の耳には、さっきのおじさんの笑い声が響いていた。<br> <br> 「おじさん……僕には構わないでください。ごめんなさい」<br> <br> 目を伏せて短く答える僕におじさんは、「ま、そう言わずに。とりあえずコレ飲め」と缶コーヒーを差し出した。<br> これ以上断るのは失礼だろう。仮にも僕を心配してくれた人に不義理を働くわけにはいかない。<br> 一人で居たいという僕と、おじさんへの義理を囁く僕。<br> こういう時、自分の我侭を通せない僕の性格は損だと思う。<br> 受け取った缶コーヒーの、少し乱暴な温もりが心地良い。<br> 冷え切った指先を溶かしてゆくと、急に寒さを感じるようになった。<br> ふるりと身震いをしながらプルタブを開け、暖かなコーヒーを口に運んでほうと溜息をつく僕を、おじさんはやっぱり笑って見ていた。<br> <br> 「この街を見て、寂しい街だと思っただろう?」<br> <br> 少しだけ酒に焼けた、ざらついた声。<br> 僕は素直にこくりと頷いて、おじさんを見た。<br> <br> 「その見立ては間違っちゃいないよ。若い衆は皆都会へ行っちまった」<br> <br> おじさんは、沈み行く太陽を見つめていた。<br> どこか寂しげなその表情に、なぜか僕は心が締め付けられる。<br> 後何年この街が生きていられるのだろうか、そんな漠然とした不安が伺えたからだ。<br> <br> 「ま、何があったか知らないけどよ。この街は小さくても魚と酒だけは旨え」<br> <br> 再び笑みを浮かべたおじさんは、僕の方を見た。<br> 大きな手で、僕の手を包む。暖かくて、節くれだった大きな手。<br> <br> 「旨いもん喰って旨い酒飲めばよ、すっきり来ないもんもすっきり来るさ」<br> <br> そう言っておじさんは僕の答えを待たずに手を引いてゆく。<br> いつもの僕なら振り払って逃げるのだけど、その時はなぜか逃げる気にはならなかった。<br> <br> 案内されたそこはおじさんの家で、扉を開けた奥さんが僕の姿を目にした途端「あんた、若い子誑かして来たのかい」なんてジトっとした目でおじさんに言った。<br> おじさんはおじさんで「港で拾っただけだよ。訳ありっぽいからなんか旨いもんでも食わしてやれや」って平然と答える。<br> 長年連れ添った夫婦って感じで、僕は自然と笑ってしまった。<br> 割れ鍋に綴じ蓋、というと少し悪い表現だろうか。おじさんにとてもよく似合う、少し恰幅が良くて豪快そうな奥さんだ。<br> まったく、と少し困ったような溜息をついた奥さんは、それでも「まあいいさ。若いお客さんは歓迎だ、上がっておいで」と僕を招き入れる。<br> その言葉に甘え厚かましくもお邪魔して、その日揚がったばかりだという魚のお刺身と熱燗を頂いた。<br> じわりと染み渡るお酒が、港で凍らせようとした僕の心を溶かしてゆく。<br> 明るく笑うおじさんと、それを適当にといった素振りで流す奥さん。<br> <br> ──僕達も、ああなれると思っていた。<br> ──でも、僕達の絆は切れてしまった。<br> <br> 溶かした心が悲鳴をあげて、涙が溢れ止まらない。<br> 手にしたお猪口に一滴二滴と僕の涙が落ちてゆく。<br> 隣に座って優しく抱きしめてくれた奥さんの胸の中で、僕は別れを告げられてから、初めて泣いた。<br> <br> 翌朝目が醒めると、僕は布団に寝かされている事に気がついた。<br> 散々泣いて泣き疲れ、眠ってしまったらしい。<br> 引き戸を開けて奥さんと挨拶を交し、昨日はお世話になりましたと告げる。<br> 気にする事じゃないよと笑って奥さんが言い、朝食出来てるから顔を洗っておいでとタオルを渡してくれた。<br> その言葉に従い、洗顔を終える。<br> 戻ってくると、そう大きくはないちゃぶ台に、ほかほかの御飯と味噌汁、焼き魚が乗っていた。<br> 雑談を交しながら朝食を頂いていると、奥さんは唐突に「僕の事情」に触れる。<br> <br> 「お嬢ちゃん、フラれたか何かしたんだろう」<br> <br> 僕はただ頷いて答えると、奥さんは僕の頭をわしわしと撫でた。<br> <br> 「まったく、こんな可愛い子を振るなんてねえ。見る目の無い男だ」<br> <br> 視線を上げると、奥さんはにかっと笑って「ねえお嬢ちゃん」と問い掛ける。<br> 「何ですか?」と僕が答えると、僕の目の前に指をつきつけて、<br> <br> 「あんたはまだ若い。そのフッた男を後悔させるくらいいい女になってやんな」<br> <br> そう言った。<br> その言葉で僕の中の何かがストンと落ちた気がして、沈んだ心が急に晴れてゆく。<br> なんだか、とても不思議な気分だった。<br> <br> <br> 一泊二日の傷心旅行は、人の暖かさに触れたことで僕の傷を癒してくれた。<br> 次にこの街へ来る時は、新しい恋人を連れてこよう。<br> おじさんと奥さんに紹介して、そして沢山お礼を言おう。<br> 電車の窓から見える空は、昨日とはうって変わって雲一つない快晴だ。<br> その空に象徴されるように、僕の心に突き立った刃は跡形もなく消滅していた。<br> <br> <br> <br> <br> <br> <br> <br></p> <hr> <br> <br> <br> <br> ―それは…雪の降りしきる日。<br> ―それは…猛吹雪の日。<br> ―それは。<br> <br> 「ただいま……蒼星石」<br> ジュンの身体はとても冷え、<br> 本人は凍えていた。<br> <br> 暖などない部屋。そこにいた少女は微笑んだ。<br> 「おかえりなさい…。」<br> <br> …男の妄念は永遠を孕む。<br> …永遠があるならば、歴史は永遠に繰り返す。<br> <br> 背徳を紡ぎ続ける記憶。<br> <br> …それを抱えるものはやがて楽園へも手を伸ばす。<br> そして、新たな地平線を生む。<br> それは楽園の扉となって。<br> <br> …その楽園の名は『      』<br> <br> <br> <hr> <br> <br> <br> J「蒼星石は、目立たない子・・・僕にもそんな風に、考えていた時期がありました。」<br> 蒼「ほぉほぉ?それで?」<br> J「その償いがしたくて、来ました。」<br> 蒼「気持ちは、よーっく分かりました・・・しかし。」<br> 蒼「その、後ろの物はなんだい?」<br> J「え・・・みっちゃんの衣装とカメr・・・」(ゴス!)<br> 蒼「一体何をする気でしたか?え?コラ?」<br> J「みっちゃんに買収されました、御免なさい、許してください。」<br> 蒼「だが断る」<br> J「もしかして・・・アレですか?」<br> 蒼「yesyesyes!!」<br> <br> ウギャアァァァァ!!<br> <br> <br> <br> <hr> <br> <br> <br> <br> 「夜のドライブは気持ちいいね」<br> 「まあな、でも今日は蒼星石いつもと違うな。雰囲気っていうか・・・」<br> 「そう?JUMくんとふたりっきりだからかもね」<br> <br> 普段はこんなことは言えない<br> 単純な気持ちも隠しながらやってきた<br> <br> 「眼鏡をかけてないJUMくんもかっこいいよ」<br> 「な、何言ってんだよ!」<br> <br> 嫌われないように生きてきた<br> 守ってばかりの性格が<br> 自分で嫌になった今夜は<br> 車線変更まで強引に行こう<br> <br> 「あ、危ないだろ!!もっと安全運転しろよ!!」<br> 「大丈夫だよ。・・・ねえ、JUMくん。今日は朝まで帰さないよ」<br> <br> ごめんね<br> 君は素敵なひと<br> <br> <br> <hr> <br> <p>ジュンがマスターの喫茶店で働く蒼星石</p> <br> <p> 蒼星石「ジュンくん。今日から働くことになったからよろしくね。・・・え?ジュンくんのことをマスターって呼ぶの?・・うん。いいけど・・」<br> ・・・・・・・・・。<br> 蒼星石「ジュンk・・マ、マスター。おはよう。今日もよろしくね。」<br> ・・・・・・・・・。<br> 蒼星石「マスター。おはよう。昨日ちゃんと寝た?目が真っ赤だよ。」<br> ・・・・・・。<br> 蒼星石「あ、ありがとう。マスター。マスターのいれてくれたコーヒーはおいしいね。」<br> ・・・・・・・。<br> 蒼星石「マスター。おはよう。・・・どうしたの?顔赤いよ?」</p> <br> <p>蒼星石「きゃぁ、マスター。な、なにするの?」</p> <br> <p> 蒼星石「ま、ますたぁ・・・やめて・・・そんなとこ・・・みないで・・・」</p> <br> <p> 蒼星石「ますたぁ、いやだよ・・・ぼく、こんなの・・・」</p> <br> <p> 蒼星石「ますたぁ、なんか今日のマスター変だよぉ。いつものマスターにもどって・・」</p> <br> <p> 蒼星石「ますたぁ・・・ぼく、マスターのこと好きだから・・・やさしくして・・・うん・・・」</p> <br> <p> ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<br>                   <br></p> <p> ジュン「ぐふふふふ」                   <br> ?「・・・くん」<br> ジュン「大丈夫・・・ちゃんとするから・・・」<br> ?「ジュンくん」<br> ジュン「やさしくするから・・・ね」<br> ?「ジュンくん!!」<br> ジュン「うぉう!!・・・あれ?・・・おはよう・・・蒼星石。」<br> 蒼星石「おはよう。やっとおきたよ。」<br> ジュン「・・・。あれ?マスター?」<br> 蒼星石「ん?なにいってるの?まだ寝ぼけてるの?」<br> ジュン「あれ・・・なんで蒼星石がここに?」<br> 蒼星石「え?・・・そうだよね。うん。夢だったんだね。・・・・」<br> ジュン「・・・・・・・(そうだ!)」<br> ジュンは思い出した。昨日ジュンが告白したこと。蒼星石がそれを快く受け入れてくれたこと。今日デートをすること。<br> 蒼星石はドアのほうを向き、歩いていった。<br> ジュン「わ・・ゴメン(ぎゅっ」<br> ジュンは蒼星石を後ろから抱きしめた。<br> 蒼星石「・・・・・・・ぐすっ・・・」<br> ジュン「(やばい。泣いてる)ゴメンな・・。」<br> 蒼星石「お、女の子が好きな人に抱きつかれたら全部許すなんて考えないでね・・・。」<br> ジュン「ゴメンな。・・・愛してるよ。」<br> 蒼星石「好きな人に愛を囁かれたら恋人の機嫌が直ると思わないでね・・・・。」<br> ジュン「ゴメンな・・」<br> ジュンは少し抱く力を強めた。<br> 蒼星石「!・・・いたいよ・・ジュンくん」<br> ジュン「ゴメン・・・・。」</p> <br> <p>しばし沈黙が流れる。</p> <br> <p>蒼星石「・・・・・・からね」<br> ジュン「ん?」<br> 蒼星石「また、忘れてたりしたら別れるからね。」<br> ジュン「わかった。ごめんな。」<br> 蒼星石はジュンの返事を聞くと振り向きジュンの胸に顔をうずめて少し泣いた。ジュンは蒼星石の頭をなでていた。<br> 蒼星石「ありがとう・・・。」<br> ジュン「どういたしまして・・・。」<br> 蒼星石「じゃあいこうか。」<br> ジュン「うん。ちょっとまっててね。着替えるから。」<br> 蒼星石「うん。じゃあ玄関で待ってるよ。」<br> そういうと蒼星石は玄関のほうへ歩いていった。<br> ジュン「(蒼星石をもう泣かせないようにしないとな・・・。僕の‘コイビト‘なんだから)」<br> そうジュンは心に強く決心し、服を着替えて蒼星石の待つ玄関へ急いだ。<br> その後、二人は普通以上のデートを満喫したそうです。</p> <br> <p>おわり<br> <br> <br> <br></p> <hr> <p><br> <br> <br> <br> 何時もどうりの、海岸どうり。<br> 何時もなら、族が出るため、通らないのだが・・・<br> 今日はた ま た ま、蒼星石が襲われかけているので、助けることにした。<br> <br> 蒼:ひぃい!<br> 族A:姉ちゃん、いいことしよぉぜぇ?<br> J:おーおー、コレはコレは、ヤンキー様ではないですか。<br> 蒼:ジュ、ジュン君!?<br> 族C:ああ!?てめぇ!俺等をコケにしているのか!?<br> J:コケだなんて滅相も無い、ただ幼稚だと思っただけですよ。<br> 族B:んだてめぇ?!<br> 蒼:あっ!危ない!<br> <br> その瞬間、族の一人の拳が飛んでくる。<br> 族が決まったと思った瞬間、ジュンは族の手をへし折った。<br> <br> 族B:うあぁぁ!?てめぇ!こんな事して、ただですm(次の瞬間ジュンは、相手の肋骨を叩き割った。)うぐあぁ!?<br> J:あ?もう一回言ってみろ、おい、 次 は 骨 だ け じ ゃ 済 ま ん ぞ ?<br> 族A:こいつは・・・やべぇ!逃げるぞ!!<br> 族D:ま、まてよ!!<br> 蒼:(ポカーン)・・・と、取り合えず、有難う。<br> J:如何致しまして。<br> <br> そう言うと、族Bだけを残して、逃げていく。<br> <br> <br> <br> J:ちょっと良いかい?あいつ等は次は何処で暴れる?<br> 族B:しらねぇよ!知ってても言ってたまるか!<br> J:おーおー、それじゃあ、脅迫罪で 牢 獄 生 活 かな?<br> 蒼:ジュン君!ソレはやり過ぎじゃあ・・・<br> J:黙 っ て な さ い<br> 蒼:はい(シュン・・・)<br> 族B:い,言うよ、言えばいいんだろ!?<br> <br> そう言って、族は次暴れまわる場所の名前を言うと、バイクでとっとと逃げていった。<br> <br> 蒼:乗り込むのかい?<br> J:いいや?警察に送る。<br> 蒼:今日は有難う・・・カッコ良かったよ・・・<br> J:あははは、有難う。<br> <br> そう言って、ジュンは警察の所に向かって行った。<br> 数日後、数人の不良グループが一斉検挙され、スピード裁判により、的確に処理がなされて行った。<br> <br> 蒼:って言うことが、前あったんだよ。<br> 翠:事の始まりは、そこだったんですか・・・<br> 蒼:うんそう何だ・・・あっ!時間だ!それじゃあ行って来るね?<br> 翠:もしもチビにセクハラされたら、直ぐに言うんですよ!?<br> 蒼:あはははは・・・多分しないよ~それじゃ、いってきまーす。<br> 翠:行ってらっしゃいです、(バタン)・・・そして誰も居なくなった・・・<br> 翠:あれ?目から汗が・・・コレは涙なんかじゃねーです!心の汗です・・・もう寝るです・・・<br> <br> <br></p> <hr> <p><br> <br> <br> 微エロというかけっこうエロいかも。NGワードbiero<br> <br> ジュンがマスターの喫茶店で働く蒼星石<br> <br> 蒼星石「ジュンくん。今日から働くことになったからよろしくね。・・・え?ジュンくんのことをマスターって呼ぶの?・・うん。いいけど・・」<br> ・・・・・・・・・。<br> 蒼星石「ジュンk・・マ、マスター。おはよう。今日もよろしくね。」<br> ・・・・・・・・・。<br> 蒼星石「マスター。おはよう。昨日ちゃんと寝た?目が真っ赤だよ。」<br> ・・・・・・。<br> 蒼星石「あ、ありがとう。マスター。マスターのいれてくれたコーヒーはおいしいね。」<br> ・・・・・・・。<br> 蒼星石「マスター。おはよう。・・・どうしたの?顔赤いよ?」<br> <br> 蒼星石「きゃぁ、マスター。な、なにするの?」<br> <br> 蒼星石「ま、ますたぁ・・・やめて・・・そんなとこ・・・みないで・・・」<br> <br> 蒼星石「ますたぁ、いやだよ・・・ぼく、こんなの・・・」<br> <br> 蒼星石「ますたぁ、なんか今日のマスター変だよぉ。いつものマスターにもどって・・」<br> <br> 蒼星石「ますたぁ・・・ぼく、マスターのこと好きだから・・・やさしくして・・・うん・・・」<br> <br> ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー<br>                   <br> ジュン「ぐふふふふ」                   <br> ?「・・・くん」<br> ジュン「大丈夫・・・ちゃんとするから・・・」<br> ?「ジュンくん」<br> ジュン「やさしくするから・・・ね」<br> ?「ジュンくん!!」<br> ジュン「うぉう!!・・・あれ?・・・おはよう・・・蒼星石。」<br> 蒼星石「おはよう。やっとおきたよ。」<br> ジュン「・・・。あれ?マスター?」<br> 蒼星石「ん?なにいってるの?まだ寝ぼけてるの?」<br> ジュン「あれ・・・なんで蒼星石がここに?」<br> 蒼星石「え?・・・そうだよね。うん。夢だったんだね。・・・・」<br> ジュン「・・・・・・・(そうだ!)」<br> ジュンは思い出した。昨日ジュンが告白したこと。蒼星石がそれを快く受け入れてくれたこと。今日デートをすること。<br> 蒼星石はドアのほうを向き、歩いていった。<br> ジュン「わ・・ゴメン(ぎゅっ」<br> ジュンは蒼星石を後ろから抱きしめた。<br> 蒼星石「・・・・・・・ぐすっ・・・」<br> ジュン「(やばい。泣いてる)ゴメンな・・。」<br> 蒼星石「お、女の子が好きな人に抱きつかれたら全部許すなんて考えないでね・・・。」<br> ジュン「ゴメンな。・・・愛してるよ。」<br> 蒼星石「好きな人に愛を囁かれたら恋人の機嫌が直ると思わないでね・・・・。」<br> ジュン「ゴメンな・・」<br> ジュンは少し抱く力を強めた。<br> 蒼星石「!・・・いたいよ・・ジュンくん」<br> ジュン「ゴメン・・・・。」<br> <br> <br> しばし沈黙が流れる。<br> <br> 蒼星石「・・・・・・からね」<br> ジュン「ん?」<br> 蒼星石「また、忘れてたりしたら別れるからね。」<br> ジュン「わかった。ごめんな。」<br> 蒼星石はジュンの返事を聞くと振り向きジュンの胸に顔をうずめて少し泣いた。ジュンは蒼星石の頭をなでていた。<br> 蒼星石「ありがとう・・・。」<br> ジュン「どういたしまして・・・。」<br> 蒼星石「じゃあいこうか。」<br> ジュン「うん。ちょっとまっててね。着替えるから。」<br> 蒼星石「うん。じゃあ玄関で待ってるよ。」<br> そういうと蒼星石は玄関のほうへ歩いていった。<br> ジュン「(蒼星石をもう泣かせないようにしないとな・・・。僕の‘コイビト‘なんだから)」<br> そうジュンは心に強く決心し、服を着替えて蒼星石の待つ玄関へ急いだ。<br> その後、二人は普通以上のデートを満喫したそうです。<br> <br></p> <hr> <p><br> <br> 蒼:えへへージュン君、水着買ったんだー<br> J:だからお前は、そんな露出の高い水着を家で着るなと、何度言えば・・・<br> 蒼:えー、だってジュン君に、早く見て欲しかったんだもん・・・(しゅん)<br> J:・・・(ぐっ!堪えろ!此処で折れたら負けだ!!)<br> 蒼:ジュン君、如何したの?(後ろから、抱きつく。)<br> J:あ・・・(何か、背中が柔らかい・・・)<br> 蒼:!?ジュン君!?如何しよう!鼻血出して倒れちゃった・・・<br> 蒼:よいしょっと(ティッシュをちぎって、鼻に詰める)、大丈夫かなぁ、ここんと頃、鼻血出しっぱなしだったし・・・<br> 蒼:そうだ、身体に良い御飯でも、作ってあげようか。</p> <br> <p> そう言って、水着の上にエプロンを着て調理を始める。<br> その時、玄関から音がする。</p> <br> <p>蒼:誰かな?はーい、少しお待ちください!!<br> 宅配便のお:宅急便、でー・・・す・・・<br> 蒼:どうも、判子でいいですか?<br> おっちゃん:・・・あ、は・・・い・・・<br> 蒼:どうも、お疲れ様です。<br> お:・・・どう・・・も・・・</p> <br> <p> そう言って、宅配便のおっちゃんは、夢見心地で去っていった。</p> <br> <p>蒼:さて、料理を作んなきゃ・・・</p> <br> <p>その日の晩御飯は、結構豪華だったそうだ。<br> 蒼星石は、その日にしたことを、いかにも普通そうに皆に話していた。</p> <br> <p>J:此処からが、本当の地獄だ・・・<br> ベ:・・・天国何だか、地獄何だか・・・<br></p>

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