「真紅短編23」の編集履歴（バックアップ）一覧に戻る

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「真紅短編23」を以下のとおり復元します。

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「……痛いな。叩くなって何度も言ってるだろ」<br>
「断りもなしにチャンネルを変えようとするからなのだわ」<br>

「だって見てないだろお前。本読んでるし」<br>
「聴いているのよ」<br>
「しかもそれ再放送。でもってお前ＤＶＤ全巻持ってる」<br>

「地上波のくんくんはまた違った味わいがあるの」<br>
「屁理屈だ。それ絶対屁理く――だから痛いって」<br>
「うるさい下僕ね、少し黙って頂戴」<br>
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「あのさ真紅。髪、触っていいか」<br>
「？　いいわよ？」<br>
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「真紅。頭撫でたくなったんだけど」<br>
「……」<br>
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「なあ真紅。キｓ」<br>
「だから！　そういうことをいちいち訊くものではないのだわ！」<br>

「御主人様に断りもなくやったら殴られるからな」<br>
「……あきれたわね。根に持つタイプだとは思っていたけど」<br>

「当然だ。かつてクーリングオフの悪魔と謳われた僕の陰湿さを――んっ」<br>

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「いい子だから、黙ってして頂戴？」<br>
「……ん」<br>
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翠｢真紅、走るの早すぎるですぅ！｣<br>
真紅｢当たり前なのだわ。貴女の３倍速だもの。｣<br>
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翠｢！！｣<br>
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ほしゅ<br>

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