「みっちゃん短編10」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
みっちゃん短編10」を以下のとおり復元します。
<p><dl><dd>金「ぐすっぐすっ、かしらぁぁ」<br />
ジ「どうしたんだ?カナリア」<br />
蒼「何でないてるんだい?」<br />
ジ(やっぱGW中旅行いけなかったのかな?)<br />
蒼(だね。きっとそうだよ)<br />
金「ぐすっ。二人ともありがとうかしらー。じ、実はみっちゃんと旅行に行ってきたかしら」<br />
ジ「えっ?いけなかったじゃなくて?」<br />
蒼「よかったじゃない」<br />
金「ぜんぜんよくないかしら!借金取りから逃げ回って密航に密航を重ね、旅館の代金、レストランの代金、その他もろもろの諸経費すべて踏み倒し、 挙句の果て追い詰められたところは東尋坊!自殺して生命保険で借金返せといわれて&hellip;。何とか逃げ出せたけど洒落にもならないかしら&hellip;。」<br />
ジ「それは&hellip;」<br />
蒼「ま、まぁ逃げれたんだし、それにほら全国あっちこっちいけたんでしょ?<br />
</dd><dd>うらやまし&hellip;&hellip;くはないけどよかったじゃない」<br />
金「まだ続きがあるかしら&hellip;」<br />
ジ「嘘だろ&hellip;」<br />
</dd><dd>金「実は、東尋坊で借金取りから逃げるとき、みっちゃんはカナを先に逃がしてくれて、みっちゃんはあとから逃げてきたかしら」<br />
蒼「へぇ、みっちゃんもいいとこあるじゃない」<br />
金「そのとき、カナは見ないで早く逃げてねって鬼みたいな形相でいってたかしら。そのあとみっちゃんは大量の牛肉をもって逃げてきたかしら。 出所はカナの頭脳をもってしてもわからなかった&hellip;。しかもその晩、借用書をシュレッダーにかけてるみっちゃんを目撃したのかしら&hellip;。」<br />
ジ「ぎゅ、牛肉だったんでしょ?」<br />
金「&hellip;髪の毛や爪が混ざってたかしら。おもわずそれを捨てて、こっそり牛肉を買いなおしてきてしまったかしら&hellip;」<br />
蒼「借金取りはまだ追ってくるの?っていうか追ってくるよね?」<br />
金「30人はいたのが一人残らず行方不明になったって聞いたかしら&hellip;」<br />
ジ「やっぱりそれって&hellip;」<br />
金「この一週間で前科何犯になったか不安かしら&hellip;それを思うと泣けてきて&hellip;うっえぐっ」<br />
み「やっほー。みなさんおそろいねー?あっそうだカナ!あのことだけど証拠は全部消してきたわ!完全犯罪よ!」<br />
一同(うわー、言っちゃったよこの人。完全犯罪って&hellip;)<br />
み「ん?私まずいこといったかな?仕方ない&hellip;ジュン君や蒼星石ちゃんには手をかけたくなかったんだけど&hellip;」<br />
ジ「うわぁぁぁ、絶対に言いません!!」<br />
蒼「はい!!!見逃してください!!」<br />
み「うーん、こんどこれとこれとこれきてくれるなら&hellip;」<br />
ジ「着ます!!よろこんで!!」<br />
蒼「はい!!何着でも!!」<br />
み「じゃあ許してあげるわ」<br />
ジ蒼「ありがとうございます!!」<br />
ジ「じゃ、じゃあな、カナリア」<br />
蒼「ぼ、僕たち帰るよ。いい休日だったみたいだね。じゃあね!!」<br />
金「はぁ。&hellip;かしらー」</dd></dl><dl><dd><hr width="100%" size="2" />
</dd></dl> み「祝!借金全額返済!」 <br />
金「ああ、これで普通の生活に戻れるかしら&hellip;。」 <br />
み「お祝いに、カナの服買ってきちゃった♪」 <br />
金「ありがとうかしら&hellip;って、これのお金は?」 <br />
み「もちろん、サラ金に借りてきたわ」 <br />
金「ほんと?闇金じゃなくてサラ金?」 <br />
み「そうよ。だから安心してね。」 <br />
金「&hellip;&hellip;&hellip;」 <br />
み「?どうしたの?」 <br />
金「こんど、マグロ漁船乗れとか、ソープに沈めとか言われても、とめてあげないかしら&hellip;。もうほんと、いっぺん死ねや」 <br />
み「カナ&hellip;。大丈夫よ。いざというときはこの人&hellip;えーと、満田銀次郎さんにお金借りられるから。 <br />
しかも、利息はトイチよ?踏み倒し放題でしょ?」 <br />
金「それだけはやめるほうがいかしら&hellip;」</p>
<hr width="100%" size="2" />
<p>み「カナぁ~!たっだいま~♪」ギュゥ~~ッ! <br />
金「ぐっ&hellip;ぐぇえ!苦しっ&hellip;」 <br />
み「う~ん、きゃわいぃきゃわいぃきゃわいぃいいいいい~♪」スリスリスリスリスリ&hellip; <br />
金「み&hellip;みっちゃ~ん!ほっぺが摩擦でまさちゅーせっ&hellip;熱い熱い熱いかしらぁあああああ~!!」 <br />
<br />
翌朝&hellip; <br />
近所のおばさん「あら、カナちゃん。おはよう。」 <br />
金「お&hellip;おはようございます&hellip;かしらぁ&hellip;&hellip;」 <br />
<br />
<br />
おばさんA「&hellip;やっぱり、金糸雀ちゃん元気ないわよねぇ?&hellip;ヒソヒソ&hellip;」 <br />
おばさんB「よく見たらほっぺにヤケドみたいな跡があるし&hellip;ヒソヒソ&hellip;」 <br />
おばさんC「それに&hellip;こないだ体にアザもあったわよ&hellip;?」 <br />
おばさんA「加えてよく夜に悲鳴が聞こえてくるし&hellip;まさかカナちゃん、虐待されてるんじゃないの?」 <br />
おばさんC「あり得るわねぇ&hellip;みつさん、お仕事上手くいってないのかも&hellip;ヒソヒソ&hellip;」 <br />
おばさんB「なんでも浪費家らしくて借金まみれらしいわよ?人は見かけけよらないわよねぇ&hellip;ヒソヒソ&hellip;」 <br />
おばさんC「まだ独身みたいだし&hellip;イライラしてんじゃない?」 <br />
<br />
み「あ、おはようございま~す♪」 <br />
おばさん達「!!&hellip;ヒソヒソヒソヒソヒソヒソ&hellip;&hellip;」 <br />
<br />
み「&hellip;&hellip;あれ?」</p>
<p>&nbsp;</p>

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