薔薇水晶短編55
<p>薔「ジュン、『結婚を前提にお付き合いしましょう』と言う言葉がありますね?」<br /> ジ「・・・」<br /> 薔「いやん、そんな服の中を見透かすような眼差しで見ないで…」<br /> ジ「ただの警戒だ。で、なんだいきなり」<br /> 薔「ちぇ。で、この言葉って物凄い事だと思わない?」<br /> ジ「ん?ただの結婚の申し込みだろ」<br /> 薔「それなら『結婚してください』って言うでしょ?」<br /> ジ「今すぐは嫌とか?」<br /> 薔「それなら婚約すればいいでしょ?」<br /> ジ「ん~…まぁいいや。で、何が凄いんだ?」<br /> 薔「あのね、結婚、もしくは婚約してもいいと思ってる二人があえてこんな事を言う理由…何だと思う?」<br /> ジ「さあ」<br /> 薔「それはね…プレイの幅を広げようとしているんだよ!」<br /> ジ「殴っていいか?」<br /> 薔「感じちゃうよ?」<br /> ジ「…わかった。理由を話せ」 <br /><br /> 薔「婚約者や新婚が夜の営みに性を出すのは普通の事。でも!あえてそこ交際中の期間を盛り込むのは交際中という状況下でしか成立しえないプレイを楽しむためなのだ!●●●を●●して●●●●したり、●が●●●に●●●の●●みたいな!<br /> しかも結婚が前提となっている以上、そこには交際中以上の繋がりが存在し、結果どんな激しい技を繰り出そうと相手は早々回避できず、その事を利用した…」<br /><br /> 30分後<br /><br /> 薔「…で、つまりそこに存在するイニシアチブを得る事が、相手が予測するシチュエーションから脱却する際の」<br /> ジ「とう!」ビシッ<br /> 薔「あはん!…あれ、意外と濡れない…むう。で、何か?」<br /> ジ「長が過ぎだバカヤロウ。正直自分の忍耐力に感心したぞバカヤロウ。で、言いたい事はそれだけかバカヤロウ」<br /> 薔「あ、でね、これを踏まえた上でジュンに言いたい事が」<br /> ジ「何だバカヤロウ」<br /> 薔「一緒のお墓に入る事を前提に、ちょっと気になってるんだけどなかなか声がかけられなくてため息をついちゃうような関係からお付き合いしてください」<br /> ジ「燃えろ僕の小宇宙(コスモ)ーーーー!!!!」BAKOOOOOM!!!<br /> 薔「私の頭がファンタジー!!」ドヒュ-ン!</p> <p> </p> <hr /><br /> 原作のばらしーが遊びに来ました<br /><br /> 薔「貴方は誰?」<br /> ば「ワタシハドーゼンメイデンダイナナドゥードゥドバダズイショウデス」<br /> 薔「薔薇水晶は私だよ?」<br /> ば「バダズイショウハワタシダヨ?」<br /> 薔「マネしないで!」<br /> ば「マネシナイデ」<br /> 薔「私を馬鹿にしているの?」<br /> ば「ワタシヲバガニシテイドゥド?」<br /> 薔「………」<br /> ば「………」<br /> 薔「溶かし尽くして」<br /> ば「トカチツクチテ」<br /> 薔「雨があって、晴れあがってさあ虹が出来る」<br /> ば「タレガアッテ、アメガアッテタニシガデキル」<br /> 薔「なんでこんなとこでイベントやるの?」<br /> ば「ダデゴダドゴデイベドヤドゥド?」<br /> 薔「……できる」<br /> ば「ソデホドデモアリマセン」<br /><br /> ほしゅ <p><br /><br /></p> <hr /><br /><br /> J「お、薔薇水晶。久し振りだな。」<br /> 薔「…。私の姿を見ても襲ってこないなんて…。もしかしてスーパー賢者タイム?」<br /> J「いやいや、そんな年がら年中盛ってる訳じゃないから。それにお前を襲ったことなど一度たりとも無い。」<br /> 薔「ジュンになら襲われても…いいよ?」<br /> J「フラグブレイカーと冠された僕にその程度の誘惑が通用するとでも?」<br /> 薔「それはともかく、本日はどういったご用で?」<br /> J「ここ僕の家だし、来たのお前だし」<br /> 薔「ジャムはツッコミが下手だね。」<br /> J「やかましい。ジャムって誰だよ」<br /> 薔「今のツッコミも今ひとつ…才能の問題かな」<br /> J「うるさいな。じゃあ今のはどうつっこめばいいんだ」<br /> 薔「……。どちらにせよジュンには主体性がないとばらしーは考える。」<br /> J「おい僕の質問に答えろ」<br /> 薔「さっきから句点が有ったり無かったり、ゆとり丸出しだよ。」<br /> J「ゆとり関係ない上に細かい。」<br /> 薔「さて、そろそろオチが必要です。」<br /> J「ただの保守短にオチを要求されてもなあ。」<br /> 薔「じゃあほのぼのオチで?」<br /> J「落ちてねぇよ」