金糸雀短編3
<p><a title="kanariatanpen3" name="kanariatanpen3"></a></p> <p>金「JUM・・・今日は大事な話があるかしら」<br> JUM「急になんだよ」<br> 金「いいから聞くかしら。・・・あなたが私に優しくしてくれた時すごく嬉しかった。同じように他の子に優しくしてるのを見る度すごくつらくて・・・悔しかった」<br> JUM(・・・腹減ったな)<br> 金「・・・いつごろからなのかはわからないけど・・・あなたのその優しさを私だけに向けてほしい、ずっと一緒にいたいって思うようになったかしら・・・」<br> その時すこし強い風がカナリアの髪をなびかせていた<br> <br> JUM(・・・でこ広いな)<br> 金「JUM・・・私はあなたのことが好き・・・」<br> JUM「カナリア・・・」<br> 金「・・・ごめんなさいこんなこと言って。結果はわかっていても・・・後悔はしたくなかったかしら」<br> JUM「・・・」<br> 金「・・・カナはやっぱり馬鹿かしら。どうなるかわかってたけど・・・どこかでJUMは優しいからもしかしたらなんてこと期待してたかしら」<br> そう言って彼女は涙目で笑った<br> <br> JUM(・・・この笑顔なにかに似てる・・・ヨン様?)<br> 金「聞いてくれてありがとう。もう行くかしら」<br> JUM「待てよ」<br> 金「えっ?」<br> JUM「僕もカナリアに言いたいことがある。・・・いつもカナリアを見る度思ってた・・・」<br> <br> <br> <br> JUM「・・・とても玉子焼き色だって」<br> 金「・・・」</p> <p><br></p> <br> <br> <hr> <br> <br> <br> <p>僕の名前JUM。この間カナリアに告白された。<br> その時言ったことを彼女はOKの意味としてとったらしく僕らは付き合うことになった・・・<br> <br> <br> <br> お昼<br> JUM「ばかやろーっっ!!なんだこの甘ったるい玉子焼きは!?」<br> 金「なにって・・・砂糖たっぷり特製玉子焼きかしら!!」<br> JUM「いいかカナリア。一度しか言わないからよーく聞け。うちの玉子焼きはなあ・・・砂糖少なめに醤油をちょっぴりかけて食うのがデフォなんだよ!!」<br> 金「醤油かけるなんて人間のやることじゃないかしらー!!そう・・・メガネ原人かしら!!」<br> JUM「メガネまで馬鹿にしやがって・・・もう許せん!!」<br> 金「だいたいかわいい彼女がお弁当作ってきたら口にあわなくても美味しいよって言ってあげるのが普通かしら!!」<br> JUM「おれをそのへんの軟弱な男と一緒にすんな!!このデコ助!!」<br> 金「なんてこと言うのかしら!!元ひきこもり!!」<br> JUM「あーあ言っちゃった言っちゃった。・・・その言葉はなあ・・・今でも周りがちょっと気ぃつかって言わないでくれてるんだよこのやろおおぉ!!」<br> ぐりぐりぐり<br> 金「痛い痛い!!おでこにぐーを押し付けるのやめるかしらー!!」<br> <br> 真紅「・・・またやってるのだわ」<br> 翠「もうほっとくです」<br></p> <br> <p><br></p> <hr> <br> <br> <br> <p>私の名前はカナリア。<br> この間ダメ元でJUMに告白したらOKもらって付き合うことになったかしらー<br> <br> <br> <br> <br> JUMの部屋<br> JUM「カナリア可愛いよカナリア」<br> ぐりぐり<br> 金「そ、そう言ってくれりのはうれしいけどおでこにぐーはやめるかしらー」<br> JUM「なに言ってんだ。これは愛情表現じゃないか。あー可愛いな。キスしちゃえ」<br> チュッ<br> 金「・・・なんでおでこにするかしら。どうせなら・・・その・・・ちゃんと口にしてほしいかしら!!(///)」<br> JUM「あれ?今のおでこだった?口かと思ったよ」<br> 金「・・・」<br></p> <br> <hr> <br> <br> <p>カナリアの家</p> <p><br> <br> <br> JUM「カナリアいるかっ!!」<br> 金「JUM?どうしたかしら?」<br> JUM「・・・どうしたじゃねんだよおおぉ!!ひとんちの塩全部砂糖にかえやがって!!」<br> 金「JUMの体を思ってわざわざやってあげたのになんで怒ってるかしら!塩分のとりすぎは体によくないかしら!!」<br> JUM「だからって砂糖ばっかとってたら糖尿なるだろがこるぁぁ!!お前のせいでなあ、せっかくの安らぎの一時が台なしなんだよ!!」<br> 金「それがなんだか知らないけど全然関係無いかしら!!」<br> JUM「大ありだ馬鹿やろおぉ!!趣味のキュウリの塩もみやろうとしたらなあ、・・・塩が無かったんだよおお!!」<br> 金「そんなもん趣味にしてるJUMがおかしいかしら!!やっぱり元引きこもりのやることは理解できないかしら!!」<br> JUM「・・・まぁた言いやがったなデコッパチがああ!!なに趣味にしようが個人の自由だろうがああ!!」<br> ぺちぺちぺちぺち・・・<br> 金「おでこたたくのやめるかしらー!!みっちゃん助けてかしら!!」<br> み「彼氏とケンカしてるカナもかわいいいぃぃ!!」<br></p> <br> <hr> <br> <p>金「JUM~!」<br> J 「金糸雀?な、なんだよその頭につけてるの!?」<br> 金「ネコミミかしら。今流行ってるって言うから…」<br> J 「何の流行だよ!」<br> 金「JUMはネコミミ嫌いかしら?」<br> J 「い、いや…別にそんなことは…」<br> 金「だったらよかったかしら!JUM大好きにゃ!」<br> ギュッ!<br> J 「ちょwwにゃってwwww(///)」<br></p> <br> <hr> <br> <br> <p>私の名前はカナリア。JUMの彼女かしら。<br> 今日はJUMの家にご飯つくりにきたかしらー<br> <br> <br> <br> <br> <br> JUM「デコ助ええぇ!!この味噌汁はなんだ!!」<br> 金「なにって隠し味に砂糖が入った特製お味噌汁かしら!!」<br> JUM「甘い味噌汁なんて聞いたことねんだよおおぉ!!」<br> 金「それはJUMが塩分をとりすぎる生活してたからかしら!!カナの家では毎日これかしら!!」<br> JUM「おまえの家が異常なんだよ!!だいたい隠し味って全然隠れてねえじゃねーか!!ぬぁんで味噌汁がベタベタすんだよこのおおぉ!!」<br> 金「ほら塩分のとりすぎで短気になってるかしら!!糖分とって落ち着くかしら!!」<br> JUM「カルシウムと一緒にしてんじゃねえええ!!玉子焼きでも食ってろデコ!!」<br> 金「デコデコ言わないで欲しいかしら!!カナはそんなに広くないかしら!!」<br> JUM「じゃあ証明してやるよ!!」<br> キュッキュッ<br> 金「な、なんてことするかしら!!」<br> JUM「ほら見ろ!おまえのデコはなぁ・・・普通のひとの1、5倍の大きさで肉って書けるんだよおおお!!」<br> <br> のり「あらあらふたりとも仲いいわねえ」<br></p>