「翠星石短編9」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
翠星石短編9」を以下のとおり復元します。
<p><a title="suiseisekitanpen9" name=
"suiseisekitanpen9"></a>目の前で彼女は帰らぬひととなった・・・<br>

<br>
僕が一緒にいながらなにもできなかった<br>
<br>
いっそ僕がかわりに・・・何度そう思ったことだろう<br>
<br>
JUM「・・・翠星石・・・」<br>
<br>
<br>
<br>
翠「なんですか?」<br>
JUM「・・・」<br>
翠「・・・」<br>
JUM「ぎゃああああぁ!!でたあああぁ!!」<br>
翠「な、なんですかその反応は!!おめぇが呼んだからきてやったんです!!感謝するですぅ!!」<br>

JUM「おばけ怖いいいぃ!!」<br>
翠「あ、頭に来たですぅ!!」<br>
JUM「足neeeeee!!いててそんな強く耳引っ張るな!!・・・ってそっちは窓・・・ぎゃあああぁ・・・」<br>

<br>
<br>
<br>
僕は病院の五階の窓から転落<br>
僕まで帰らぬひととなるなんて・・・<br>
<br>
JUM「どうすんだよ!!ふたりとも死んじまったじゃねーか!!」<br>

翠「う、うるせーです!!これからずっと翠星石と一緒にいられるんだからありがてぇと思えです!!」<br>

JUM「ああ・・・さようなら僕の未来」<br></p>
<br>
<hr>
<br>
<br>
<p>
僕の名前はJUM。恋人の幽霊に転落死させられた哀れな男・・・<br>

<br>
JUM「ああこれからどうしたらいいんだ・・・僕の足が無い、足が無いよ」<br>

翠「いつまでウジウジしてるですか!!どうせ時間はたっぷりあるです!!二人で映画でも見に行くですぅ(///)」<br>

JUM(・・・幽霊のくせになんでこんな元気なんだろう)<br>
<br>
どうやら僕たちの姿は見えないらしく、簡単に映画館にはいることができた<br>

JUM「・・・これって犯罪じゃ」<br>
翠「こまけぇこと気にするなですぅ。あっ始まるですよ」<br>

<br>
彼女が選んだのはホラー映画だった<br>
その序盤、主人公の部屋の窓が割れるシーンで事件はおこった・・・<br>

ガシャーン!!<br>
翠「ひいいいぃぃ!!」<br>
JUM「ちょww声でけーよwww」<br>
客「なんだ今の声!?」<br>
客「こ、この映画は呪われてるのだわ!!」<br>
・・・姿は見えなくても声は聞こえるらしい<br>
僕たちは急いで逃げ出した<br>
<br>
JUM「おまえなぁ、織田無道みたいのに見つかって成仏させられたらどうすんだよ」<br>

翠「うぅ、ごめんですぅ。自分も幽霊になれば怖くないかと思ったですぅ」<br>

その後、そのホラー映画は呪われているという噂のおかげでヒットしたらしい・・・<br>
</p>
<br>
<hr>
<br>
<p>
僕の名前はJUM。恋人の幽霊に転落死させられた哀れな男・・・<br>

<br>
翠「今日はおもしろいもの見に行くです!!」<br>
JUM「おもしろいものって?」<br>
翠「JUMの葬式に決まってるです!!」<br>
JUM「・・・不謹慎にも程がある」<br>
<br>
葬式会場<br>
翠「あ、あれは真紅ですぅ!」<br>
JUM「おいでかい声だすなよ」<br>
<br>
真紅「JUM・・・翠星石をおいかけて自殺するなんて」<br>
JUM「・・・ほんとは落とされたんだけどな」<br>
翠「黙るです!」<br>
真紅「あなたがよくいれてくれた紅茶なのだわ・・・」<br>
ドボドボドボ・・・<br>
JUM「なんてもんいれてんだよ!!僕の体全部浸かってるじゃねーか!!」<br>

翠「チビ苺もいるですぅ」<br>
<br>
雛「JUM・・・あの世でもお腹空かないようにうにゅーなのー」<br>

ぼちゃっぼちゃっ・・・<br>
JUM「いれすぎなんだよ!!ああ・・・僕の体が」<br>
翠「どうせすぐに骨になるですぅ」<br></p>

復元してよろしいですか?