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真紅短編10 - (2006/06/18 (日) 10:48:19) の編集履歴(バックアップ)
100メートル走
銀「負けないわよぉ…真紅」
真「ふん、勝つのは私なのだわ」
ジ「位置に付いて…よーい…(ドン!」
銀「くぅ!」
真「くっ!」
蒼「二人とも同じくらいだね」
翠「良い勝負ですぅ」
雛「二人とも頑張ってなのー!」
巴「…ゴール」
ジ「ほぼ同着か?」
金「いま写真で調べるかしらー」
真「どうカナリア!?」
金「…一着は水銀燈かしらー」
銀「やったわぁ♪」
真「そんな…なんで!?」
巴「これは…」
ジ「えーと…」
金「胸の大きさの差かし…は!?」
真「………(#^ω^)」
ジ「あーあ」
巴「…言っちゃった」
金「し、真紅!落ち着くかし…らぁああああああ!!?」
雪「飛びましたね」
薔「…そして星になった」
真「ジュン、紅茶を淹れなさい。」
J「はいはい分かったよ。」
J「ところでお前さ、なんで僕にだけ紅茶淹れろって言うんだ?」
真「えっ?」
J「いや、僕が淹れる紅茶がそんなに好きなのかと思って。」
真「・・・・・・・・・」
J「黙るなよ。」
真「好きに決まってるじゃない・・・(///)」
J「なんで好きなんだ?」
真「だって・・・ジュンの事が好きだから・・・(///)」
J「・・・僕も真紅の事が・・・(///)」
水「紅茶にヤクルト入れるともっと美味しくなるわよぉ。」
真&J「・・・・・・・・・」
水「な、何よぉ!?その目はぁ!!」
真&J「空気嫁。」
真紅「ジュン、ちょっとパソコン借りるのだわ。」
ジュン「ああ、勝手に使っていいぞ。」
真紅「そうじゃないのだわ。レディが使うのだからこの部屋から早くでていきなさい。」
ジュン「ここ俺の部屋なんだけど・・・。」
真紅「いいから!」
ジュン「わかったよ、ったく。」
バタン(ジュン部屋を出る)
真紅「さて・・・。」
真紅「ジュン、もういいわ。」
ジュン「ん、そうか・・・なに調べてたんだ?」
真紅「別に関係ないのだわ。今日はもう家に帰るのだわ。」
ジュン「そうか、じゃあな。」
ジュン「さて・・・真紅よあまかったな、パソコンの履歴は残るんだよ。何を調べたのかな・・・。」
胸を大きくする方法
豊胸マッサージ
寄せて上げるブラ
胸が大きくなるツボ
女性ホルモンを増やすサプリメント
ジュン「真紅・・・・・・・・・・・。」
真「腕立てもダメ、通販もダメ、ブラは肉が足りないから効果が…」
金「真紅、お困りのようかしら。」
真「金糸雀、何しに来たの?」
金「ご挨拶ね、あなたにいいものを持ってきたかしら。」
金糸雀が差し出したのは半透明の黒い瓶に白いラベルの薬瓶。
真「『御岳百草丸』…なにこれ?おなかの調子は何ともないのだわ。」
金「適当な瓶がなかったから代用しただけかしら。中身は、その、豊胸剤かしら。」
真「!」
金「これを飲めば悩みも解決するかしら。」
真「・・・・・・金糸雀、ありがとう。・・・ほんとうにありがとう。」
金「みっちゃんのを内緒で分けてもらっただけだから。
食後に飲んで運動しながらマッサージするらしいから頑張るかしら。」
金糸雀は握り締められた真紅の手を振り解き、説明文書の写しを渡すと部屋を後にした。
真「薬だから効果の程はまだ分からないけど金糸雀には足を向けて寝られないわね。」
金糸雀に感謝しながら説明書きを読み進める真紅。
しかしある一文を読んだ時点で感謝の念は吹き飛んだ。
『服用後、一時的に成長しますので異性によるマッサージを行って下さい』
なにこれ?ふざけてるの?もしかしてジョークアイテム?まさか金糸雀にカツガレタ?
説明書を隅々まで読んだがこの文章以外不審な点は見当たらなかった。
…
真「JUM、ちょっとお願いがあるんだけれど。」
30分後、藁にも縋る思いの真紅はJUMの部屋を訪ねた。
(続きは省略しますた。すべてを読むことはできません)
紅「はふぅ………」
ジ「ふぁぁぁ……」
ベジ「ん?二人して欠伸とは……どうしたんだ桜田?」
ジ「え?あ、いや、ちょっと……な。」
紅「……//////」
ベジ「んん??」
笹「おいおいベジータ君、付き合ってる二人の一緒アクビなんて理由は一つしかないじゃないか♪」
ベジ「ああ~~!昨日はお楽しみのようでしたね、か♪」
ジ「なっっ!!////」
紅「~~~!/////」
ベジ「ま、あれだ。桜田………」
ジ「な、なんだよ……
笹「ボソ(できちゃた結婚だけは、い・け・な・い・ぞ♪)」
ジ「お………お前らぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
ベジ・笹「うはははははぁぁ~~♪にっげろぉぉぉ~~♪」
紅「うぅ…………///////」
雛苺「ジュンのぼりなのー。」
ジュン(お・・重い)
ツルッ(雛苺滑る)
雛苺「あっ。」
ガシッ(ジュンがキャッチ)
ジュン「おっと、大丈夫か?」
雛苺「えへへー、ありがとなのー。ジュンだっこなのー。」
ジュン「わかったよ。」
真紅「・・・・・・・・・・。」
雛苺「じゃあまたねなのー。」
ジュン「はぁ、やっぱ登られるのはつらいな。少しはとめろよ真紅。」
真紅「別にいやならはっきりそう言えばいいのだわ。」
ジュン「ん?ああ・・。」
真紅「・・・・・・。」
ジュン「なんか機嫌悪くないか?」
真紅「別にそんなこと・・・・・。」
ジュン「そうか・・・・・・。」
ひょい(真紅をだっこする)
真紅「っな?ジ、ジュン!?(///)」
ジュン「そんな不機嫌になるなって。」
真紅「・・・・・だって。」
ジュン「だって?」
真紅「ジュンにだっこされていいのは私だけのはずだわ!(///)」
ジュン「・・・ぷっ。」
真紅「な、何がおかしいのだわ!?」
ジュン「いや別に・・・。」
真紅「と、とりあえずちゃんとだっこするのだわ。(///)」
ジュン「はいはい。」
真紅「はいは(ry」
銀「………で、話ってなぁに?」
紅「最近ジュンの様子がおかしいのだわ……」
銀「ふぅ~ん。」
紅「何だかよそよそしいし、急にいなくなったりするし、私と話そうともしないのだわ……」
銀「へぇ~、もしかしてジュン浮気をしてるのかもねぇ~~。」
紅「!!!!!…………ヒック……エッグ……」
銀「ちょっ!!??じ、冗談じゃない!!いきなり泣かないでよ!!」
紅「で、でも有り得るのだわ……わ、私は胸がないし……それにジュンをいつも下僕扱いして困らせて……」
銀「(一応自覚はあるのねぇ)で、でもだからってあのジュンが浮気するわけないじゃなぁい。
見た目は無愛想だけど優しいって言ってるのは貴女よぉ?自分のカレシくらい信じてあげなさぁい?
まあ、本当に浮気なら酷い目の一つや二つじゃ済まないけど。」
紅「私は……ヒック……どうすれば……」
銀「ま、本人を問いただすのが一番ねぇ。」
紅「そう………そうね……クスン……ありがとうね、水銀燈………」
銀「全く………困った子ねぇ。」
ジ「実はさ、水銀燈……」
銀「(今度はこっちなのね)なぁに?」
ジ「いや、最近真紅と僕が話してないのは知ってるよな?」
銀「ええ、昨日真紅に相談されたばっかだわぁ。」
ジ「それじゃ、大体の事情は知ってるよな?」
銀「まぁねぇ……」
ジ「なら話は早い……頼む!!手伝って欲しい事があるんだ!!」
銀「な、何よぉ?」
ジ「実は………」
紅「何かしら水銀燈?公園に呼び出すなんて貴女らしくないのだわ。」
銀「ま、人のいるトコで話せる話じゃなかったしねぇ。」
紅「で………何なの?」
銀「もう少し待ってちょおだい、ね?」
紅「????」
銀「………ふふっ♪」
パンッ(花火が辺り一面を照らす)
紅「きゃぁっ!!??な、こ、これって………」
銀「遅かったわねぇ、待ちくたびれたわぁ……ジュン♪」
紅「えっ……ジュン?」
ジ「……………」
紅「ジュン………?」
ジ「ハッピーバースディ………真紅。」
紅「………え?何、これって、どういう……」
ジ「いや、さ。付き合って僕達結構経つだろ?だから、今度の真紅の誕生日は
心に残るものにしたくて、………だから黙ってたんだ。」
銀「それで私も手伝わされたのよぉ?感謝しなさぁい?」
紅「…………………」
ジ「真紅?どうしたんだ、いきなりだま」
紅「バカッッッ!!!」
ジ「うわぁっ!!??」
紅「バカバカバカバカバカ大バカっっ!!私がどれだけ不安だったか分からなかったの!?
き……嫌われたと………思っ……ヒック……」
ジ「真紅………」
ギュッ
ジ「ごめんな、真紅?」
紅「………グスッ………分かれば……良いのだわ………」
ジ「あと、誕生日プレゼントもあるんだ………」
紅「今、こうしてくれてる事が私には最高のプレゼントよ……?」
ジ「真紅………」
銀「私は邪魔みたいねぇ。気付く前に退散しましょ………ま、たまには恋のキューピッドも悪くないわね、ふふっ♪」