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薔薇水晶短編36 - (2006/08/01 (火) 18:39:43) の編集履歴(バックアップ)


薔「ジュン、お待たせ、待った?」
薔「はは、僕も今来たところさ」
薔「ふふ、良かった、早くデートいこ」
薔「ああ、今日は君を連れて行きたいところがあるんだ」
薔「楽しみ、映画館?遊園地?」
薔「いいや、違うよ」
薔「じゃあどこ?」
薔「僕の両親のところへ」
薔「え、それって…」
薔「薔薇水晶、結婚しよう」
薔「ジュン…嬉しい…!」
ジ「夏だな」







薔薇「ガガガッ、ガガガガ、ガオガイガー♪ガガガッ、ガガガガ、ガオガイガー♪」
ジ「ん?またガオガイガー見てんのか。」
薔薇「最高に熱いアニメだからね~♪」
ジ「ふぅん…………」
薔薇「~~~♪」
ジ「…………」
薔薇「~~~♪」
ジ「…………」
薔薇「~~~~♪」
ジ「………ガガガ、ガガガガ…………面白い、な。」
薔薇「でしょ♪」







薔薇「ジュン~……………ねみたいよぉ………」
ジ「なら寝なさい。」
薔薇「寝るけど………ジュンも一緒に寝よ?」
ジ「まだレポートできてないから後でね。」
薔薇「うん…………分かった。」

一時間後

ジ「んっ………やっと終わったぁ。さて、と薔薇水晶はもう寝ちゃったか―――」
薔薇「遅いよジュン………」
ジ「なんだ、まだ寝てなかったのか薔薇水晶?」
薔薇「だってジュン後で来るって言ってた。」
ジ「まあ、言ったけど………」
薔薇「だから待ってたのに…………ひどいや、ぐすん。」
ジ「あ~悪かった悪かった、ごめん。」

ぽふ

薔薇「なでなでだけじゃ許さないんだい…………」
ジ「じゃあどうして欲しい?」
薔薇「腕まくら。」
ジ「はい?」
薔薇「腕まくらしてくれなきゃ許してあげないんだい♪」
ジ「分かった、したげるよ。」
薔薇「いやっほお~~~♪」
ジ「うっれしそーに。んな、はしゃいだら寝れなくなるぞ?」
薔薇「じゃあ眠たくなるまでずっとジュンから離れないっ♪」
ジ「ははは、かわいいやつめ。」
薔薇「にひひぃ~♪」







薔薇「えへへぇ♪」
ジ「ぐぅ………ぐぅ………ん……うん?」
薔薇「おはよぉ、ジュン♪」
ジ「ん…………おはよ。で、何してんの………?」
薔薇「ジュンの寝顔見てた。」
ジ「僕の寝顔なんか見て楽しいか?」
薔薇「楽しいよ。私だけしか知らないジュンの寝顔だから♪」
ジ「照れるからやめれ。」
薔薇「なんで?良いじゃないか♪」
ジ「はは…………近寄るのは良いけど、胸見えてる。」
薔薇「きゃんっ!!うぅぅ~………ジュンのえっちぃ………」
ジ「あら珍しい、恥ずかしいのか?」
薔薇「私だって女の子だもん………はぅぅ。」
ジ「自分から迫る時とはおお違いだな。でも…………かわいい奴!」
薔薇「はゃん!ジュ、ジュン~~いきなり抱き付いちゃだめぇ~~~。」
ジ「かわいい奴めかわいい奴め~~。」
薔薇「きゃ~~~。」









ジ「あ、子犬だ」
薔「ほんとだ…可愛いね」
ジ「僕犬大好きなんだ」
薔「そうなの?」
ジ「うん、飼い主に懐いてくれて、それに素直だし」
薔「………」


薔「というわけで…わんわん」
ジ「なにがというわけで犬耳にくきゅーハンドに尻尾まで」
薔「わんわん…ジュンの大好きな子犬だよ?」
ジ「子犬っていう大きさじゃない」
薔「でもジュンに懐いててとっても素直…わん」
ジ「懐いてるかはともかく素直…かな?」
薔「で、でもほら、にくきゅーぷにぷに…尻尾も…わん」
ジ「本物には…」
薔「……うぅ…」
ジ「はは、ごめんごめん、少しからかい過ぎた」
薔「…意地悪」
ジ「ごめんよ、犬ばらしー可愛い可愛い」
薔「………ぷい」
ジ「あちゃ…そっぽ向いちゃった…」
薔「…………」
ジ「薔薇水晶、こっち向いて」
薔「……なに……ん!?」
ジ「ん………これで許してくれる?」
薔「…いきなりだから…わからない………もう一回…キス…」
ジ「なんどでもしてあげるよ」
薔「ん………わん///」







薔薇「ねえ、今日は何食べたい?」
ジ「薔薇水晶。」
薔薇「ふぇっ!!??」
ジ「冗談だって。んな驚いて顔真っ赤にしないの。」
薔薇「うぅぅ………いきなり言われなら照れるんだい………」
ジ「で、晩ご飯だけどカレーが良いかな。」
薔薇「…………」
ジ「薔薇水晶?」
薔薇「え?あ、うん。あ、アッガイバーガー?」
ジ「カレー。」
薔薇「……………きゅぅ。」
ジ「はは、真っ赤だな。」
薔薇「ジュンの…………ばか。」







薔「…眠い」
ジ「寝ればいいじゃないか」
薔「ん……パジャマ…パジャマ…」
ジ「着替えて早く寝ろよ」


薔「んー………」
ジ「着替えたのか、早く…て、ちゃんとパジャマのボタン占めろよ!その、み、見えてる…ぞ」
薔「んー…」
ジ「…だめだなこりゃ…ほら、ボタン占めてやるからこっちこい」
薔「ジュンー…」
ぎゅ
ジ「う、うわ!?薔薇水晶!?」
薔「んふふー…抱き枕ー…」
ジ「ちょ、僕は抱き枕じゃ…!」
薔「…あったかい……すー…すー…」
ジ「ね、寝ちゃった…ていうかこの位置だとむ、胸が…」
薔「…んん………」
ぎゅー
ジ「あ…え、えっと…どうしよう…」







薔「…………」
ジ「ば、薔薇水晶、いつまでも抱き付いてないでそろそろ離して…」
ギリギリギリ<脇腹を抓る音
ジ「いだだだだだ!?」
薔「…銀ちゃんに抱き付かれて鼻の下伸ばしてた」
ジ「い、いや、それは…」
薔「…だめ、許さない」
ジ「どうすれば許してくれる?」
薔「…許さない…ずっとこのまま」
ジ「…うーん、それは困る」
薔「私は困らないもの…ジュンが浮気しないように、ずっとこのまま」
ジ「いや、困るよ」
薔「なにに?」
ジ「後ろから抱き付かれてるこの状態じゃ薔薇水晶にキスできない」
薔「………」
ジ「それに僕から抱き締めることも出来ないし頭をなでることも出来ないね」
薔「……………」
ジ「それでもいいの?」
薔「…………意地悪」
ジ「そうでもないよ…さ、離して」
薔「……うん…………ジュン」
ジ「ん?」
薔「ジュンの彼女は…私だからね…ジュンにぎゅーてして貰ったりなでなでして貰ったりキスして貰えるのは私だけだからね?」
ジ「当たり前だろ…僕はもう薔薇水晶なしじゃ生きて行けないぐらい君を愛してるんだ」
薔「うん………ジュン………私も……愛してるよ…♪」









薔薇「くしゅんっ。」
銀「あら、薔薇水晶ったら風邪ひきさぁん?」
薔薇「ん…………ちょっとそいかも…………ぐすっ。」
銀「クーラーの効いた部屋で薄着するからじゃなぁい?」
薔薇「かなぁ………」
銀「後はぁ…………くすっ♪ジュンとお風呂でお楽しみとかしたかしらぁ~~?」
薔薇「~~~~!?」
銀「あはっ♪やっぱ図星ねぇ~、分かりやすいったらないわぁ♪もうあれよねぇ、
しちゃったしちゃったお風呂より熱~くして貰っちゃったぁ♪
  とか言いたくなる程燃えちゃったりとかしたりぃ、んでぇ~~♪」
薔薇「おにだぁ…………ここにオニがいるよぉ…………ぐすん」
銀「きゃ~~~♪もうジュンと薔薇水晶ったら若過ぎぃ~~~、きゃ~~~~♪」








翠「だからですねぇ、あの講義の教授は…………ぶつぶつぶつ。」
ジ「あ~………なるほどね。」
翠「つか何なんだって感じで…………ぐちぐちぐちですぅ。」
ジ「ふんふん………」
翠「まぁったくジュンぐらいしか話を理解してくれねーから困るですぅ………」
ジ「あっそ、まあ話し相手になれて良かったよ。」
翠「まぁ、翠星石も愚痴こぼせて楽でしたよ。ありがとうですぅ。」
薔薇「………………」


薔薇「ジュン…………」
ジ「ん~?どうした薔薇水晶って――――うわっ!」
薔薇「ジュンは…………薔薇水晶がす、好き…………ですぅかぁ?」
ジ「またいきなり抱き付いてきて何を言うかなぁ………好きに決まっ―――ぐぇっ!?」
薔薇「嘘つき………浮気もの…………浮気もの………っ!!」
ジ「ちょっ!!く、首っ!!じ、じまっでぇ………!!!」
薔薇「翠星石といちゃいちゃ……………浮気………ひどい裏切りだぃ………」
ジ「ちょっ…………ただ話してただけ……!!たっぷ、タップ!!!」
薔薇「仲良かった…………らぶらぶっぽかったぁ!!ぐすん………ばかっ!!」
ジ「げほごほげほっ………ふ、普通の友達だって!んな、怒る事じゃないだろ?」
薔薇「でも…………友達から………恋人になったらやだもん………ひっく……」


ジ「あ~…………僕がそんなに軽い男に見えるか薔薇水晶?」
薔薇「万が一が……ある……!!そうなったら………ヒック……私いらない子………
   そんなのっ………やぁ………やだよぉ………!!」
ジ「ふぅ…………なぁ薔薇水晶?」
薔薇「……ひっく……ぅん……?」

ぎゅ

薔薇「っ!?」
ジ「まあ、何て言うかな…………大丈夫だよ。」
薔薇「ジュン…………?」
ジ「こうやって抱き締めてる僕の鼓動、聞こえるだろ?どうだ?」
薔薇「うん………とっても…………早いです。」
ジ「ははは、だろ?ウソついてたらこうはならないって。」
薔薇「………………夜神月なら、計画通りって言うかも………」
ジ「僕はあそこまでバカにはなれんなぁ。」
薔薇「………………ほんと?」
ジ「ああ、ほんと。」
薔薇「じゃあ………ジュンは………私だけのジュン?」
ジ「まあ、薔薇水晶が飽きなきゃずっとな。」
薔薇「なら……………抱きしめて……」
ジ「ん…………了解。」
薔薇「えへへぇ…………あったかいよ、すっごく♪」
ジ「ありがとう、僕もあったかいわ。」
薔薇「好き。」
ジ「僕も。」







薔薇「ううぅぅぅぅ……………」
ジ「ん、どうした?」
薔薇「……………ゲームした――」
ジ「駄目。」
薔薇「………SEEDだけだからおねが―――」
ジ「駄目ったら駄目。」
薔薇「あぅぅぅ………ゲームしたぃなぁ……アニメでも良いからぁん……だめぇ~?」
ジ「色っぽい声出しても駄目、この授業単位落としそうになってんだから。」
薔薇「そんなぁ~………このままじゃ気が狂っちゃうよぉ~………よよよよ。」
ジ「自業自得だろ?僕に起こされなくても大丈夫って言って寝過ごしたんだから。」
薔薇「はぅぅぅ…あれは不可抗力なんだい………」
ジ「代りに終わったら何日でもゲームにも何でも付き合うからさ、今は頑張れ。」
薔薇「ほんとに………何でも?」
ジ「おうとも。」
薔薇「約束…………?」
ジ「約束だ。」
薔薇「なら頑張る♪」
ジ「その意気その意気、ガンバ。」
薔薇「やぼーるっ♪








薔薇「ジュン~~~~、たっらいみゃあ~~♪」
ジ「お帰り………って!?んんっ!?」

ちゅ~~~~

ジ「ん~!!??」
薔薇「ん~…………ぷはぁ♪にゃひひぃ~♪ろおれふかぁ?薔薇水晶のキスは
   ひゃいこーですかぁ、でぃも~~るとひぃでっしゅかぁ~~♪」
ジ「んっ………この匂い……薔薇水晶、飲んだな?」
薔薇「にょんでらいも~~ん、銀ちゃんとらちょっと飲んららけだも~~ん。」
ジ「はぁ………完全に酔ってるじゃん。」
薔薇「飲んれないったら飲んれにゃ~~い!そんなジュンにはぁ………うぇーい♪」
ジ「のわぁっ!?」
薔薇「にひゃひゃ~押ひらおしてちゅ~~しひゃうのれ~~っす♪」
ジ「わっ、バカ!!キスを止めれ!!服を脱ぐなっ!!」
薔薇「らぁめ♪薔薇水晶のしゅきなよ~にしやうんらい♪じゅんすきぃ~~~♪」
ジ「あ…………ったく。水銀燈め………明日文句言ってやる。」
薔薇「あ~~ジュン、他のオンナのころ考えれる~~らめなんららめなんら~~!」
ジ「あ~はいはい、構ってやるから胸を押しつけない。」
薔薇「らめぇ~~♪言ってもゆるひゃにゃいんら~~~い♪」
ジ「はあ………長い夜になりそうだ。」