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めぐ短編3 - (2006/11/21 (火) 15:30:21) の編集履歴(バックアップ)



J「よぉめぐ。」
め「やけに気安く声をかけてくるのね。」
J「まぁ見舞いに来たからな。」
め「長い黒髪お気に召しました?」
J「そりゃ黒髪は好きだぞ。」
め「無駄なお喋りもそろそろウザイ。」
J「……なぁめぐ。」
め「今夜も冷めた時に身を委ね。」
J「お前ジャンヌ好きなのか?」
め「……うん。」

終わり








J「よぉめぐ。」
め「あら、また来たの?」
J「まぁな。最近ほぼ毎日来てるせいかなんか習慣になってな。」
め「あなた相当暇人なのね。」
J「する事と言えばネットショッピングだけだからな。」
め「あなたは良いわね。色々なものが見られて。私なんか……」
J「そんな悲しい風に言うなよ。長生きすれば見れるじゃん。」
め「簡単に言うのね。でも……長生きするのも悪くないかもね。」
J「ん?考え方変わった?」
め「えぇ。長生きすればその分あなたと一緒に過ごせるでしょ?」
J「そうだな。長生きしろよめぐ。」
め「もし私が長生き出来たら責任取ってね?」
J「あぁ、取ってやる。」
め「ふふ……好きよジュン。」
J「あぁ、僕もだ。」

終わり








銀「はぁ、はぁ…はぁ、…」
水銀燈は走っていた…きっかけはジュンからの電話
ジ「めぐが…めぐが大変なんだ!!今すぐ病院に来てくれ!!」

銀「めぐ…頑張るのよぉ!!今行くからね…」
水銀燈が院内を走る…時折すれ違う看護婦に注意された気がしたがそんなものは気にしていられない…
やがて彼女の眼前に親友の病室が見えてきた
銀「めぐ!!」
水銀燈は勢いよく扉を開けた。
そこには白いベッドの傍らに立つジュンとベッドに横たわり顔に白い布をかけられた親友の姿があった…
銀「め…ぐ?」
ジ「……遅かったよ…」
水銀燈は彼女にかけられた白い布をゆっくりと外す…そこには眠るように穏やかなめぐの顔があった…
銀「め…めぐ…うぅっ…うわあああああああああぁぁぁぁ!!!!めぐ…めぐううぅ~…」
ベッドに崩れ号泣する水銀燈…

ジ(…どうしよ?)
ジュンが目で合図を送る…すると死んだはずのめぐの右目が開き同様の合図をする…
め(まさかここまで泣いちゃうとはねぇ…今更「うっそぴょ~ん♪」なんて言えないわよ…)
ジ(言ったら言ったで今度こそ永遠に眠らされそうだし…)
号泣する水銀燈の見えないところで交わされるアイコンタクト…彼女が真実を知り2人が本当に殺されそうになるのは5分後のことであった…

め「ねえ、水銀燈。」
銀「なぁに?めぐ。」
め「私ね。夢があるの。」
銀「へー。」
め「空を自由に飛べたら素敵だと思わない?」
銀「…めぐ。」
め「あーあ、何にも縛られず自由に空を飛べたらなー。」

銀(……めぐ。お願いそんな悲しい事言わないで。)
め(「あれは何だ?」「鳥か?」「飛行機か?」「いや!スーパーめぐだ!」)


何か博士的存在「めぐ君。グレー○ブースターを射出する!」
め「了解。所長。」
博「ブースター射出!」
め「私は病人のプロよ。外しはしないわ。食らえ暗黒引篭り将軍!」
J 「ギャーーーーーー!」

BOKAAAAAAAAAAAAN!



め「ハッ!何だ。夢か。……ちぇ。」