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複数短編57 - (2006/11/01 (水) 15:19:06) の編集履歴(バックアップ)


銀「はふぅ…やっぱりコタツは最高ねぇ…」
紅「はぁ…全くこればかりは貴女と同意見なのだわ。」
銀「あらぁ…みかんが切れちゃった。」
紅「あら?紅茶がなくなったのだわ…」
銀「真紅ぅ…みかんとってき…」
紅「水銀燈、紅茶を淹れてき…」
銀・紅「……」
銀「絶対嫌よぉ…寒いじゃなぁい…」
紅「私だって嫌なのだわ!!」
銀「何よぉ!みかんとってくるなんてすぐじゃなぁい!!ケチ!!貧乳!!不人気!!」
紅「うるさいのだわ!!白髪!!乳牛!!カラス!!」
銀「なんですってえぇ~!!」ゲシッ
紅「痛っ!!やったわね!?」ゲシッ
ゲシゲシゲシゲシゲシ…
コタツの中で互いの足が激しくぶつかり合う…
銀・紅「このぉっ!!」ガゴン…ブゥン…
銀・紅「…あ。」
結局二人の争いのためにコタツは故障してしまいましたとさ…
銀・紅「…orz」

薔「…電気カーペット最高…ごろごろ…」








蒼「今年の日本シリーズも終わりそうだね。はぁ、僕のドラゴンズが……」
翠「相変わらずパリーグがつええですねぇ。セが最後に日本一になったのは何年前
ですかねぇ。」
銀「来年は絶対にヤクルトよぉ!」
金「違うかしら!来年こそは我らがタイガーズかしら!」
紅「馬鹿言わないで頂戴。赤ヘル軍団広島に決まってるわ。」
雛「うぅ…楽天は蚊帳の外なのぉ~…」
薔薇「ほっしーくん……可愛いよね…」
キラ「お~っほっほっほ!今年は私の日ハムが貰いですわ!」
薔薇「あれ……きらきー…去年ロッテじゃなかった…?」
キラ「ええ、何せロッテリアが半額になりましたから!今年は冷や冷やしましたわ。
ソフトバンクが優勝しても、携帯電話なんて食べられませんわ。」
蒼「ええっと……雪華綺晶、今年君が日ハム応援してる理由は?」
キラ「決まってます!何て日本ハムでしょう?日本中のハムが安くなりますわ!!」
翠「……多分ならねぇですよ…」
な保守










グツグツグツ…
蒼「よし、もうダシは出たね。」
ジ「たまには鍋もいいもんだな。」
「今日は寄せ鍋ね…皆もそろそろ来るころなのだわ。」
ジ「とりあえず僕は鳥肉と豚肉持ってきたぞ。」
蒼「僕はカニだよ。」
翠「翠星石はお野菜ですぅ。」
紅「私は牛肉よ。なかなかの上物だから感謝しなさい。」
銀・雛・金・薔・雪「お待たせ~」
ジ「お、みんな来たな。」
翠「ちゃんと各自材料持ってきたですか?」
銀「勿論よぉ。」
雛「寄せ鍋はみんなの好きなものが食べれるから素敵なの~♪」
銀「とりあえず私はヤクルト♪」
金「卵焼きかしら~♪」
雛「うにゅーなの~♪」
薔「…シュウマイ。」
ジ・紅・翠・蒼「帰れ!!」
銀「…冗談よぉ。」
蒼「そのわりには目が本気だったけど…」
銀「私は飲み物とお酒持ってきたわぁ。」
雛「ヒナはお豆腐とマロニーちゃんなの~♪」
金「カナは肉団子かしら~♪」
ジ「へぇ、ナイスナイス…で、薔薇水晶と雪華綺晶は?」
薔・雪「兎肉をたっぷりと♪」
ジュンと薔薇乙女たちが鍋に舌鼓を打っているころ薔薇雪華邸でラプラスが生死の境をさ迷っていたことは誰も知らない…








金「アナタ雛苺食べたでしょ?」
雪「食べてないよ」
金「食べたでしょ」
雪「食べてないよ」
金「口の回り何かついてるかしら
ペロッ……これはうにゅー」
雪「食べましたーアンマァ」








ジ「~♪」
紅「あら?随分とご機嫌じゃない。」
翠「ニヤニヤしやがって何かいいことでもあったですか?」
ジ「実はさ…こないだ作ったドール服がみっちゃんさんのサイトで高く売れて懐が温かいんだよ♪」
翠「ほっほぉ…なら帰り翠星石たちになんか奢るですぅ♪」
紅「それはいい案ね。」
ジ「おい!勝手に決めるな!!」
銀・薔「ごちになりま~す♪」
ジ「お前らまで…どこから沸いてきた…」
…というわけでジュン達はラーメン屋に来ていた
翠「ちぇ、ラーメン屋たぁしけてやがるですぅ…」
ジ「嫌なら食うな!!」
紅「翠星石…こういうことでジュンに期待するというほうが愚かなのだわ…」
ジ(ぐうぅ…殺したい…)
しばらくして机に各自注文したラーメンがやってきた
『いっただっきま~す』ズルズル…
紅「たまにはラーメンもいいものね。」
翠「そうですねぇ…ズズ…」
薔「…翠星石…鼻水…」
翠「え…?きゃあ!!」
ジ「熱いもん食うと何故か鼻水出るよな。」
翠「うぅ…見るんじゃねぇですぅ///」
銀「まったく…はしたないわねぇ…」
翠「う…うるせぇです!!女子校生がラーメンにしこたまキムチ乗せてんじゃねぇですぅ!!」
銀「怒っちゃ駄目よぉ…キムチには乳酸菌がたっぷりなんだから。ちょっといるぅ?」
翠「いらねぇですぅ!!」

薔「…むぅ…この瓶…なかなか胡椒が出ない…」
ジ「あ~、たまにあるよな。そこでフタが外れてドバーッがお約束なんだが…」
薔「う~…このっ…このっ…」
紅「ち…ちょっと…そんなに瓶を振らないで頂戴。」
薔「このっ……あっ。」ぶわっ
突如胡椒が勢いよく飛び出し空中に舞った…それは薔薇水晶の隣でラーメンを食べていた水銀燈にふりかかる…
銀「ふぇ…ふぇ…ふぇっくしょん!!」
薔「あ…ごめん、銀ちゃん。」
銀「う~…ちょっとぉ、何すんのよぉ…」
ジ「ぶぅ!!」
水銀燈が顔を上げたと同時にジュンがスープを吹き出した
紅「ちょっと!はしたないわよジュ…ばふぅ!!」
翠「ぎゃはははははは!!はしたねぇのはどっちですぅ!?腹が痛ぇですぅ~!!」
銀「ど…どうしたのぉ?」水銀燈は薔薇水晶の方を向いた
薔「ばふぅ!!…銀ちゃん…ナイス。」薔薇水晶が親指を立てる
銀「わ…私ちょっと鏡見てくるわぁ…」
しばらくして女子トイレから水銀燈の絶叫が響いた…彼女が見たものは自分の鼻の穴から一本の麺が見事に飛び出した姿だった…
終わり