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薔薇水晶短編44 - (2006/12/30 (土) 00:11:59) の編集履歴(バックアップ)


ジュン「ん?どうしたんだ薔薇水晶?珍しく眼帯を外してるじゃないか」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
薔薇「ジュンか…」
ジュン「あ、ああ」
っく、何なんだこの凄まじいまでの殺気、チャクラ、覇気、気、オーラ、霊圧、etcの渦は!!
これは薔薇水晶が発しているのか!?
薔薇「なぜ、眼帯を外しているのかってきいたの?」
ジュン「ああ」
重い!!身動きすらできない!!
薔薇「それは…」
ジュン「それは?」

薔薇「はたけカカシ!!」
ジュン「は?」
薔薇「先週のジャンプで奴は敵キャラの術をかわした!それに問題は無い!!
しかし!!その術の名は!!風遁・『圧害』!!アッガイと名のつくものは!!
史上最高最強最大にして無敵なんだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉお!!!
その上、火遁・『頭骨苦』(ズコック)までかわしてぇぇぇぇぇ!!!!!!
あんな奴と同じ眼帯をはめている自分が許せなかったんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
だから、はずした。それまでのこと。」

ジュン「わかった。」そんなことかよ。でも薔薇水晶の性格考えたらそうなるか
翠「はぁー、カカシ先生かっこいいですぅー」
このタイミングでジャンプを読みながら登場するなぁぁぁぁぁぁ!!!
薔薇「…汝、消え去るべし」
ドドドドドドドドドドド、ズゴッズガッドシャッ
翠「何がどうなっているんですかぁぁぁぁぁぁぁ」
ジュン「アッガイ純銀型モデル造ってやるからゆるしてぇぇ」
薔薇「わかった」
それから、薔薇水晶の前ではナルトは禁句になった





「ねえ、ジュンや。」
「・・・おまえがそういう場合はいい予感がしないんだ。ばらしぃよ。」
「突然だが最近の私は肉に飢えている。」
「知るか。」
「そして今日はローゼンの日ときている。」
「厳密には明日だけど。」
「というわけでジュンの腕の肉を」
「やめろ食べ物じゃnギャー!!!」
===***===
「・・・・・・・はぁ・・・・・夢か。」
「ところがどっこい。」
「ぎゃー!!!!」

がんばれジュン!ばらしぃに気に入られてるだけおまえの未来は明るいぞ!(声:麦人)




「薔薇水晶。何ふてくされてるんだ」
「クリスマスが退屈です。しのいでください」
「退屈か。二夜連続の深夜アニメがどうとか言ってなかったっけ」
「なに言ってるのジュン? あれは都市伝説。実在しない企画」
「……なんか今凄いこと言ったな」
「見れない番組なんて都市伝説とおんなじだよ。ひどいなと思いました」
「勝手に都市伝説にするな。世界はお前を中心に回ってるわけじゃない」
「関東を中心に回ってるわけでもないもん。なにテレ東っておいしいの」
「いやテレ東じゃないから。少し落ち着け」
「ごにょごにょしてもどうせすぐにnolongeravailableだろうし。最悪」
「何のことだかさっぱりだ」
「とぼけるな。おとなはきたない。ジュンはきたない。……ジュンはおとな」
「その三段論法はおかしい。そしてなんで頬を赤らめるんだお前は」

「どうせ年明けには地方局でもやるだろ」
「それじゃだめ」
「……」
「みんなといっしょに、見たかった。だから」
「……」
「ジュン?」
「ちょっといい話にしてオチつけようというその姿勢がけしからん」
「ふひひ。じゃあ、ぐだぐだでおしまい。保守」






 私は薔薇だ。

 薄い合成皮革でできた装飾用の眼帯、そのおもてに縫い取りされた、紺青色の薔薇だ。
私は腐るか枯れるかの二者択一を迫られる生花ではなく、また夢のあわいを漂うおぼろな
観念上の花でもない。ひとの心に永らく棲み続けながら、決して野に咲くことがなかった
青い薔薇の顕現だ。たとえ化繊の糸より成る身であってもれっきとした薔薇、まがい物と
呼ぶことは許さない。

 薔薇は秘密のメタファであり、私もその例に洩れない。見てはならぬものが見えすぎる、
不可思議な少女の金の瞳を、私は青い花弁で幾重にも覆い隠す。この世と交わり、または
交わらぬ数多の世界で、彼女に降りかかった破滅を、覆い隠す。砕けて塵に還るおのれの
しかばねを、彼女が幻視するようなことがあってはならない。それは運命を歪めかねない。
名前の内に薔薇を咲かせるこの少女は、しあわせであるべきなのだ。少なくとも、この世
界においては。

 しかし天性のトリックスターの動向は、脳髄から一寸ばかりの位置で絶えず寄り添う私
にも読みきれない。今日、彼女は何の先触れもなく、ふいと眼帯を外してしまった。警告
する間もあらばこそ、だ。それどころか誰ぞより黒縁の眼鏡を奪い取り、掛けておどけて
みせさえしたのだ。凹面レンズのもたらした虚像が、虚なるものを映ずる左目と出会い、
虚と虚は掛け合わされて実へと転ずる。この世ならざる真実を、彼女はとうとう目にして
しまった。それが精神の平衡を脅かすものでなかったことを祈るばかりだ。

 名を三度呼ばれて、少女はようやく我に返る。なんでもない、と呟いて眼帯を身につけ、
それから照れたように笑ってみせる。私の下にある瞳が涙に濡れていたか否かについては
黙秘しよう。ただ、この一件で運命に何かしらの変更がなされたことは確かだ。世界がず
れる音ならぬ音が、揺れないはずの私の花弁を、ふるふると震わせたのだから。







ばらしーが自分の部屋でDVDを見ているようです

薔「X!」
感じてみろ~♪
薔「X!」
叫んでみろ~♪

雪「うぅ…あんなに髪を逆立てて『X!』なんて叫んでるのはばらしーちゃんなんかじゃない…あぁっ……」
銀「ちょっと!しっかりなさい!」
雪「あぁ…銀姉様…川の向こうでお父様が呼んでいます…」
銀「きっ、雪華綺晶!死んじゃダメよぉ!?」
薔「We are X!!」
銀「あんたもそのDVD止めなさいってば!!」





TV「ねっ○ひーろしっ!ねっこひー○し!ニャー!昇竜拳!!」
薔薇「猫ひろ○……可愛い……」
カナ「ん?バラバラ何見てるかしら?あ~、またお笑い?バラバラはお笑い好きかしら。」
薔薇「うん……好き……」(かなりあ……う~ん…モヤモヤ)
以下薔薇しーの脳内放送です。
カナ「でっこひーろしっ!でっこひーろしっ!ピカーッ!うおっ、まぶし!!」


薔薇「ばぶふぅっー!!」
カナ「?変な子かしら。」




「ねえ。」
薔薇水晶がDS片手にジュンに話しかける。
「気づいたことがあるの。」
―あまり興味ないなー。とか思いつつ律儀にその内容を待つ。
「ミイラおとこ♀ってどうよ。」

「( ゚д゚)」
「・・おかしいよね。」