銀ちゃんの唄
銀ちゃんはね
水銀燈っていうんだ
ホントはね
だけどみんな銀ちゃん
なんて呼ばずに
「灯!オイッ灯!」っていうから
「ちょっやめるのだわ~水銀燈がいやがってるのだわ
水銀燈 こっちにくるのだわ私がカワイイあだ名考えてあげるから」
で「銀ちゃん」っていうんだよ
哀しいね
とう
真紅「私はせめて、灯より可愛いあだ名で幸せに暮らして欲しいと思って…」
銀「それが私を馬鹿にしているといっているのよ!・・・嫌な女・・・少しばかり短い名前で生まれただけなのに・・・たまたま誤変換の少ない名前を付けられただけなのに・・・私の存在なんて、あなたにとっては自分の価値を高めるだけだった」
「あらぁ?ジュン何聴いてるのぉ?」
「あぁ…水銀燈か。X JAPANを聴いてるんだよ」
「へぇ…あなたもX好きだったのぉ?」
「真紅に薦められてな。一発でハマっちゃったよw水銀燈もか?」
「えぇ。特にバラードが好きだわぁ♪」
「バラードか…あ、次はちょうどForeverLoveだな。水銀燈も聴く?」
「聴くぅ~」
もう一人で歩けない。時の風が強すぎて…
傷つくことなんて慣れたはず…だけど今は……
「やっぱり綺麗な声してるよなぁ」
「…ねぇジュン」
「どうした?」
「私も…もう一人じゃ歩けないわ…」
「水銀燈?」
「だって…あなたのことが好きで好きでたまらないんだもん。…今までずっと一人で生きてきたけど、このぬくもりを知ってしまった以上、もう一人でなんか歩けやしない…」
「水銀燈…」
ぎゅっ
「…ジュン?//」
「なら…なら僕がずっと一緒に歩いてやるよ」
「ジュン…そ、それって…」
「水銀燈…結婚しよう」
「……うんっ!」
ここでまた一つ、『永遠の愛』が誓われた。
おまけ
「ジュン。Xはどうかしら?」
「真紅か。いや~、ホントにすごいな。感動したよ」
「でしょう?私が好きなのは…」
「『紅』だろ?」
「なっ、なんで一回でわかったの!?」
「(やっぱり…)」
Lucky? staff
-授業中…
私立有栖学園に通う桜田ジュンは音楽を聴きながら居眠りしていた…
ジュン「zzz…」
水銀燈「あらぁ、ジュンったらぁ、居眠りぃ?」
水銀燈「いけない子ねぇ…」
水銀燈は、ジュンのイヤホンの音量を上げた
しかしジュンは目覚めない
水銀燈「つまんなぁい…」
しかし…
-アァァァァァァァァ!!デケデデンデデデデケデデンデデデデケデデンデデデデン
ジュン「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
梅岡「どうした!? 桜田」
ジュン「誰かが…叫んだ…」
梅岡「…あとで職員室に来い」
備考:Lucky? staffとは、ギタドラ1~4の楽曲
初っ端から叫び声をあげ、奇声を発したりする
DAY DREAM
薔薇「銀ちゃん」
水銀燈「どうしたのぉ?」
薔薇「これ、間違ってる」
っ【テストの答案】
水銀燈「デケデケデーンデデーンデデーンデンデン
(゚д゚)ハッ!」
薔薇「はいはい泥鳥泥鳥wwwwwwwwwwwwwwwwシンバルお疲れ様wwwwwwwwwwwwwwww」
水銀燈「デケデケデーンデデーンデデーンデンデ(ryピチュン」
備考:DAY DREAM
ギタドラ史上最も難しい(筈な)曲
ドラムのEXT譜面では滝のようなシンバルと滝のようなタムが降ってくる
VOIDDD
水銀燈は毎朝携帯電話のアラーム機能で目覚めている
そんな彼女の朝…
-A.M 6:30
-ピーデデデンデデンデデンデンデンデデデンデデンデデンデンデン…ヴォォイ!!
水銀燈「ん…あ…ふぁぁぁぁ…」
水銀燈「今日も清々しい朝ねぇ」
水銀燈は毎朝VOIDDDと共に起きる
ジュン「ねーよwwwwwwwwwwwwwwww」
備考:VOIDDD
ヴォォイ! と叫ぶ曲
ギターのADVベース譜面はスキル稼ぎしやすいらしい
銀「こんにちわぁ、乳酸菌とってるぅ??」
水銀燈がヤクルトレディのバイトを始めたようです
そして水銀燈の管轄区域の売り上げは前年比2000%も上がったそうです
ですが1つだけ困ったことがありました
白崎(店長)「水銀燈さん!!あなたまた商品に手つけたでしょ!?」
銀「ちょっとくらいいいじゃなぁい。飲んだ分はバイト代からひいといてぇ」
白崎「バイト代じゃ済まNEEEEEE」
水銀燈は乳酸菌手当てなるものを請求するようです
銀「てんちょぉ??乳酸菌とってるぅ??」
店長「採ってますとも。で、何のご用ですか??」
銀「ちょっと相談なんだけどぉ、バイト代に乳酸菌手当て追加してくれなぁい??」
白崎「・・・何を言うかと思えば」
結局水銀燈の押しに負けた白崎は本社に問い合わせると何と本社はすんなりとOKを出しました
白崎「水銀燈さん、乳酸菌手当てが出るそうですよ」
銀「嬉しいわぁ」
白崎「毎日ヤクルト1ダースを支給とのことです。但し、ヤクルト400とラブレには絶対に手をつけるなとのことです」
銀「ケチねぇ・・・まぁいいわぁ」
こうしてヤクルト1ダースを毎日支給されることになった水銀燈ですがその後も相変わらずヤクルト400やラブレに手を付けていたそうです
ジュンと水銀燈がドライブに行くようです
銀「ジュン~待ったぁ??」
ジ「今北産業」
銀「よかったぁ。じゃあ行きましょう」
ジ「クルマは??」
銀「こっちよぉ」
水銀燈はジュンをガレージまで案内しました
水銀燈がシャッターを開けるとそこには・・・
ジ「・・・おい、コレ、ランボルギーニムルシエラルゴじゃないか」
銀「ディアブロ下取りして貰ったから安かったわぁ。しかもこれLP640よぉ」
ジュンが見たものは紛れもなくランボルギーニの最新フラグシップスポーツ、ムルシエラルゴLP640でした
ジ「・・・暴走族(ボソッ」
銀「失礼ねぇ。あんな連中と一緒にしないでぇ。あんな下品な音出さないわよぉ。それにジュンだって結構走るクルマ乗ってるじゃなぁい」
ジ「ここまであからさまじゃない。真紅の方があからさまだ」
水銀燈の表情が一変しました
銀「ジュン??今なんて言ったぁ??」
ジ「だから真紅の方g・・・(し、しまった)」
真紅の愛車はフェラーリ360モデナです。Iloveランボルギーニの水銀燈にとってこれは禁句
銀「だぁれがあんな金儲け主義のクルマと一緒ですってぇ??ジュン??コレばっかりはあなたでも許さないわよぉ??あなたのクルマジャンクにしてあげてもいいのよぉ??」
ジ「まままままま待て待てぃ。僕が悪かったすみません許してください何でも言うこと聞くからクルマだけは!!」
銀「そこまで言うなら許してあげるわぁ。但し、そこのコンビニでヤクルト400を買い占めてきなさぁい。そしたら許してあげるぅ」
ジュンは素直に従いました
因みに彼のクルマはアストンマーチン、ヴァンキッシュです
その後二人は箱根までドライブに出かけました
峠でジュンが叫びまくったのはまた別のお話
終