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みっちゃん短編13 - (2007/09/29 (土) 14:55:38) の編集履歴(バックアップ)


 

み「あ~、今日も仕事疲れたなぁ……
ったく、あの上司ったらイヤミばっか言って……ブツブツ…。
ん?」

その時みっちゃんはゲームセンターのそばに立てられた奇妙な看板を見つけた。

み「なになに…
『貴女のストレスを一気に解消!今ならたった500円で好きなだけ楽しめます。』
何だろこれ?……ちょっと面白そうかも…よし、騙されたつもりでストレス解消と行きますか♪」
看板を見たみっちゃんはそこに書かれた地図に従って歩いていった。
み「ここね…えっと…すいませーん。」
白「いらっしゃいませ、これはこれは草笛さん。ささ、どうぞこちらへ…」
み「あれ?白崎さん。何やってるんですか?」
白「いえいえ、ちょっとした小遣い稼ぎですよ。ささ、これをお持ちください♪」つ?
みっちゃんは白崎から差し出されたソレを受け取る。
み「あの…コレって…?」
白「見ての通り、鞭でございます。ささ、この卑しいザザムシを心行くまでおシバキください女王様ぁーーッ!!」

み「………」
 
一時間後…

み「ただいま、カナ…」
金「お帰りなさ……うっ!みっちゃんどうしたかしら!?なんだかやつれてるかしらー!」
み「ストレス解消どころか…精神的にどっと疲れたわ…はぁ。」
金「み…みっちゃん?なんか血なまぐさい臭いがするかしら…」
み「そりゃあ顔の原型なくなるまで殴……な、なんでもないわ。」
金「一体、お外で何を……」


一方その頃…
白「嗚呼…こんな激しい責めは久々でしたねぇ…どぅふっ、うふふふふふふ……」

ガキ「ママ~、あの人~。」
母親「しっ!見ちゃいけません!」

 

 


 

 

【今夜は】【めぐの独壇場】

 

み「めぐちゃんだけズルい!私も私にちなんだスレタイがほしい!」
金「みっちゃん…みっちゃんはミーディアムの中でも出番があるほうだしそんな贅沢は…」
み「私も祭りがいいのー!!みっちゃん祭りしてほしいの!!」




金「…借金や年齢ネタばっかの痛いお祭りでもいいのかしら?」

み「スンマセン…カンベンシテクダサイ……。」

 


 

みつ…好きだよ。」
「嬉しい…私もあなたが好き…。」
「もう離さない…俺は永遠に君だけのもの。
そして君も…永遠に俺だけのものだ。」ガバッ
「あぁ…あなた……あン…」





み「うふふふ……それであれがこうなってぇ…これがああなって…うふ…うふふふふふ…♪」カキカキ…
『ガチャ。』
金「みっちゃん、よだれ垂らしながら何書いてるのかしらー?」

み「!!??
ち…違うのよ、カナ!私は別に妄想を漫画にしてHPにうPしてなんかいないわよ!?」

金「カナは何も言ってないかしら…」



み「ぷは~!朝シャンの後の牛乳は最高ね!さてさて、今日の運勢は~っと」

テレビ「今日、最高の運勢のは-」

み「!!やだ、私一位!?いや~、なんだか朝からテンション上がっちゃうなー!」

テレビ「そして、赤い服を着ると恋人と急接近間違いなし☆!それでは今日一日、頑張って」ブツン。

み「・・・・・」


ジ「ふあ~あ。ん、緊急ニュース?何かあったのか?」

テレビ「さ、先程テレビ局に半裸で突撃してきた女性は『バカにしてんのかー!』と意味不明な事を叫びながら現在も暴走行為を続けており、現地警察は対策会議を開くと共に政府に応援を要請し…」

ジ「物騒な世の中だなぁ



【某大型スーパーにて】

み「う~む……」
ジ「あ、みっちゃんさんじゃないですか。何してんですか?」
み「あ、ジュンジュン。いやね、私のカンだともうじき…あ、きたきた♪」

みっちゃんの視線の先ではスーパーの店員が古くなった品物に値引きのシールを貼っていた。

み「ふふっ、牛肉ゲ~ット♪」
ジ「あはは、主婦の目線ってやつですか?」
み「むっ、その言い方な~んか引っかかるなぁ…」
ジ「い…いえ、しっかりしてるな~って意味ですよ?」
み「ふふっ、わかってるって、ごめんね。
…………でも…」
ジ「?」


み「賞味期限切れ直前で安売りしている商品ばっか買ってる自分がたま~にすっごく空しくなるときがあったりなかったりするのよね…
いや、食べ物は値引きされてみんな我先に群がるくせになんで人間はそうじゃないのかなぁ…?
私だってまだまだ…まだまだまだまだ美味しくいただける筈なのに…」ゴゴゴゴゴゴ…

ジ「あ、ぼ…僕おつかいしなきゃ……じ、じゃあ…」ダッ

み「私は売れ残りなんかじゃない、私は売れ残りなんかじゃない、私は売れ残りなんかじゃ…ブツブツ……」

 


 

金「みっちゃん、普通の女の子スレのwikiが100万hitしたかしら~!」
み「ふーん。」
金「ふーんって…この一大事に驚かないのかしら?みっちゃん。」

み「100万なんてまだまだよ。私の借金総額に比べたら……」

金「みっちゃん…今凄く恐ろしい台詞が聞こえた気がするかしら……」



遅ればせながら普通の女の子スレwiki100万hitおめでとう!

 


 

み「あれ、みんな何してるの?」

金「あ、みっちゃん。ばらばらの水晶占いかしらー。」
雪「ばらしーちゃんの占いは当たると評判なのですよ。」
金「みっちゃんも一度占ってもらったらどうかしら?」

み「そうねぇ…じゃあ薔薇水晶ちゃん、お願いできるかな?」
薔「わかりました…では、何を占いましょうか…?」
み「ん~と、じゃあ……ゴニョゴニョ…」
薔「……わかりました。では……!」

金「みっちゃん、何を頼んだのかしら~?」
み「う…うん、ちょっとね……」

薔「…出ました。………その…言いにくいのですが…今の貴女が素敵な彼氏と巡り会える確率は……深海魚が10年でトビウオに進化するのと等しい確率です……。」

み「……………。」
金「……みっちゃん。」

 


 

♪みっちゃんはね、みつっていうんだホントはね。
だけど若く見られたいからみんなにみっちゃんって呼ばせてる
虚しいね、みっちゃん。

♪みっちゃんはね、ドールが大好きホントだよ。
だけど借金で家計は毎月火の車
悲しいね、みっちゃん。

♪みっちゃんはね、カナちゃんが大好きホントだよ。
だけどカナちゃんも年頃だからみっちゃんより彼氏のジュン君と遊ぶんだ。
寂しいね、みっちゃん。

♪みっちゃんもね、彼氏が欲しいんだホントはね。
だけど腐女子だしいい加減歳も歳だからそろそろ本気で焦ってる。
ヤバいかも?みっちゃん。