朝。
朝の陽射しに目が覚める。
目が覚めたら、着替えて、顔を洗って、リビングに向かう。
自分と、同居人の朝ご飯とお弁当を作る為。
今日の朝ご飯は和風。
作り終えたら準備完了。
まだ起きてこない同居人を、起こしに行こう。
「…朝、だよ……起きて……?」
「……んぅー……んっ……」
…妙に声がエロく聞こえるのは私だけ?
「…起きないと……寝坊しちゃう……」
「……あと、1時間……」
5分とか10分って言わない処が彼女らしい。
でも1時間も待ったら完全に遅刻。
此処は心を鬼にして起こさなければ。
「…朝、だよ…!…起きないと……ヤ〇ルト没収…!」
「……分かったわよぉ……」
漸く観念してくれたらしい。
ヤ〇ルトの力は偉大だ。
「…おはよ、銀ちゃん…」
「おはよぉ…薔薇すぃ…」
私の1日は、此処で漸く始まる。
薔薇水晶が水銀燈の家に泊まりに来た翌日
銀「まったく…いつまで寝てるのぉ?」
薔「今日…休み…」
銀「そりゃ休みだけど…もうお昼よぉ?」
薔「んー…zzz…」
銀「いい加減起きなさぁい!…きゃっ」
体を無理矢理起こそうとしたがバランスを崩し薔薇水晶を上に乗せるような形で寝転んだ
薔「銀…ちゃん…?」
銀「薔薇しー…離しなさい」
薔「銀ちゃんから…下になった」
銀「…え?」
全身に寒気が走った
薔「誘ってる…?」ガバッ
銀「ちょっ!急に元気にな…」
薔「逃がさない…♪」
銀「アッー!」
紅「…何かあったの?水銀燈?」
銀「………聞かないで」
保守
薔薇水晶が水銀燈の看病をしています
「ケホコホ…私とした事が…不覚だわぁ…」
「ちゃんと寝てて…今精がつく物作ってくるから…」
「ええぇっ!?(あのコが作るって…大丈夫かしらぁ…)」
「はい…特製の雑炊…やけどしないようにね…」
「色と香は…大丈夫そうねぇ…」
「はい…あ~んして?」
「じ、自分で食べれるわよぉ」
「…あ~んしなさい?」ニッコリ
「う…あ、あ~ん…」パク
「どう…かな?」ドキドキ
「…え?…美味しい…もしかして私よりも上手?」
「伊達にきらきーの妹をやってません…」エヘン
「ご馳走様。美味しかったわぁ」
「じゃ…ゆっくり休んでね?…ここで看ててあげるから…」
「な、なんか落ち着かないわねぇ…」
「子守歌…歌う?」
「…勝手になさぁい」
この後、部屋からジャ○アンも真っ青な歌声が響いたとか…
卵酒は美味しい保守