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蒼星石短編5 - (2006/03/28 (火) 10:43:34) の編集履歴(バックアップ)




じゅん「そう‥
そう「じゅん‥‥
そう「さようなら‥じゅん
じゅん「さようなら‥

  さよなら‥
     ‥そう‥‥


蒼「ジュンく~ん、遊びに来たよ」
蒼星石が部屋に来た時、JUMはベッドの上でゲームボーイを握り締めながら涙を流していた。
蒼「!? どうしたのジュン君!?」
あわててJUMに駆け寄る蒼星石。
J「蒼星石っ!!」
蒼「わっ!!/////////」
いきなりギュッと抱きしめられ、戸惑う蒼星石。
J「・・・僕、絶対にお前を守るよ、お前がマナの樹になっても守るよ・・・!
  だって僕はジェマの騎士だから・・・!!」
蒼「ちょ、ちょっと、ジュン君っ、言ってることがよくわからないよっ!////////」

チャララ~♪
その時蒼星石は、ベッドに転がっているゲームボーイから流れる音楽に気付いた。
蒼「この音楽は・・・ 初期聖剣? ジュン君もしかして自分と僕の名前入れてプレイしてたの?」
コクンと頷くJUM。
蒼星石はそんなJUMを優しく抱きしめながら囁いた。
蒼「泣き虫だね、君は・・・ ・・・大丈夫だよ、僕は何処にも行ったりしないから」
J「蒼星石・・・」
蒼「ジュン君・・・」
二人は唇を合わせる、互いを感じるために。

そして・・・
J「いや~、初期聖剣は正に名作だよ」
蒼「ふふふ、ジュン君泣いちゃってたもんね」
J(/////)
蒼「ねぇ、ジュン君?」
J「ん?」
蒼「・・・何があっても僕を守ってくれるよね?」
J「当たり前だ・・・」
蒼星石はJUMにもたれかかる。
JUMはそんな蒼星石の肩を抱いた。
蒼「・・・離しちゃイヤだよ?」
J「何があっても、お前を離したりしないよ・・・」

そんな春先の午後。