翠「ちょっと遅れちゃったですけど・・・特別にチョコくれてやるです! 感謝しやがれです!
本当はおめぇなんかにやるのも癪ですが、材料もちょっと余っちゃったですし、
捨てるのも勿体ねぇですからおめぇにくれてやるです! 本当は当日に呼び出して渡したかったですけど、
そんな勇気が出なくて今日まで渡せなかったなんてことは断じてねーですよ!」
ジ「ふ、ふんだ! ホントは渡すの遅れたチョコなんてもらってやる義理はないけどさ!
このまま捨てちゃったら折角このチョコの原材料を作った畑の人々とか工場の人が可愛そうだから、
特別に貰ってやる! 断じて! 一日遅れで恥ずかしがりながらくれるお前が可愛いから貰ってやるとか、
そんなんじゃないんだからな! 勘違いするなよこの暴力女!」
蒼「朝から仲良しだねー」
保守ですぅ
☆
【暖かい】【味噌汁を】
ある所に息子夫婦と舅(しゅうと)が三人で住んでいた。
一年前に他界した姑女(しゅうとめ)は、とても性格が悪く、いつも舅を嫌い罵っていた。
そして、舅の方も姑と言い合う日々が続いていたせいか、頑固で少々意地の悪いところがあった。
かいがいしく世話をする嫁の行動に、いちいち文句をつけるのだ。
中でも味噌汁については
「婆さんとは全然味が違う、なっとらん!本当に覚えが悪い嫁だ!」
と毎日嫁を怒鳴りつける始末。
しかし、嫁は姑につらく当たられていた憂さを晴らしているのだろうと我慢してあげていた。
ある日、夫の昇進祝いに家族は料亭に行った。
その味噌汁を一口すすった舅が一言。
「これじゃよ!この味じゃよ!!翠星石婆さんの味噌汁は!!」
ジ「翠星石、そこのイスとってくれ」
翠「病院にはあるんじゃないですか?」
ジ「それはメスだ」
翠「ああ水の上に咲く花ですか」ポムン
ジ「それハスだっての」
翠「これでお酒をきゅっと飲むとまた格別ですねぇ」キュッ
ジ「マスはしまえ」
翠「餅はまだ早いですよージュン」ハハン
ジ「ウスちゃうわ」
翠「そういうプレイは嫌いじゃないですよ」ポッ
ジ「Sじゃねぇ!寧ろMだ!」
翠「翠星石は食べちゃ駄目なんですかー?」
ジ「ナスか…っていつ嫁になった」
翠「ジュンがそこまで言うなら翠星石のここを…んっ…」クチュ
ジ「雌の部分ってそれはアウト!もうええわ!」
ジ「翠星石、今日の晩ご飯にカツが食べたい」
翠「はいびくとりぃー!…です」ズバァン
ジ「カツ違いな」
翠「痛風になっちまいますよぅ」ハラハラ
ジ「モツか」
翠「もうそんな季節ですか」シミジミ
ジ「夏にはまだ早いねうん」
翠「あれさえ鳴ければ大三元です…」ドキドキ
ジ「發待ちか」
翠「皮物は社会人の嗜みです」キリッ
ジ「皮靴って若干身長のびるよな」
翠「ねーうしとらうー♪」
ジ「辰巳午未申酉戌亥ぃぃぃッ!」
翠「大丈夫ですかぁ?」ピトッ
ジ「熱はないよ」
翠「大好きなジュンに触ってたらここが熱くなってきたです…」ポッ
ジ「そこはちt…ってもうええわ」
ちび翠と食後
ジ「おいおちび翠。つくえの上の空になった皿を台所に持ってきてくれ」
翠「ちびってゆーなです!
・・・あとでごほーびくれるなら、やってやんねーこともねーですよ」
ジ「わかったわかった。後でねー。お皿落とさないように注意しろよー」
翠「はいですー。・・・よっこいしょう」
~
翠「お片づけ終わりですうー」
ジ「お手伝いありがとうな、翠星石」
翠「それじゃーごほーびはですねー・・・そのぉー・・・あのぉー・・・
・・・ぎゅーってだっこしたりなでなでしてくださいです・・・」
ジ「はいはい、よしよし。翠星石はよい子」ギュー
翠「ふゆぅー。ジュンの腕の中、ぽかぽかですよぅ」
真夜中のテンションにまかせて書きなぐってやった。今は反省している。