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複数短編111 - (2008/04/11 (金) 12:28:17) の編集履歴(バックアップ)


薔薇乙女たちは動物番組を見ています。

蒼「ジャングルやサバンナにはいろんな動物たちが生きてるんだね。もし、僕たちが動物に生まれ変われたら……」
紅「私は断然ライオンね。百獣の王……こんな魅力的な響きはほかにないのだわ」
銀「あら。群れてるライオンなんかより孤独に生きてるトラのほうが何倍もカッコイイわぁ」
翠「ふん。やっぱり地上最速のチーターが最高ですぅ」
紅「三歩進んで二歩さがる……確かに貴女にぴったりね」
翠「なっ! なんですとぉ~!?」
雪「クスクス……私はニシキヘビですわね。何でも丸呑みにしてしまう……素敵ですわ」
薔「…………ハイエナ」
金「カナは……まんまカナリアかしら」
蒼「僕は無難にシマウマかなぁ。雛苺は?」
雛「……モグラなの」
蒼「も、もぐ……ら……?」
雛「地中深く穴を掘って、息を潜めて種の存続に専念するの。そして何千年、何万年という時が過ぎ……」
金「……ゴクリ」
雛「地上にのさばるケダモノどもがことごとく滅んだ後、初めて太陽の下に出るの。そうすれば……ククク」
銀金蒼翠紅雪薔「「「「「「「(((( ;゚Д゚)))」」」」」」」

雛「そぉれ♪ ひっとえんどら~ん♪ ひっとえんどら~ん♪ じゃんぐる行ってぇひきこもる♪」







雪「ジュン様!大変です!雛お姉様が!」
ジ「ん~なんだよそんなに慌てて。ただ大福食ってるだけじゃないか」
雪「もうかれこれ三時間食べ続けているのですよ!」
ジ「お前もそれくらいやるだろ」
雪「私の胃袋は次元連結システムを応用しているので問題ありませんが、雛お姉様は違うのです!」
ジ「今さらりと凄い事言ったな」
雪「もはや一定空間に存在できる苺大福の許容限界を越えています!ご覧ください!お腹の辺りに小規模ながら次元断層が発生しています!このままでは…」
ジ「このままでは?」
雛「うにゅーなのぉおおおお!」
雪「いけません!ジュン様伏せてー!」
ジ「うわぁー!」
ズキャーーン!!バババババ…!


う に ゅ ー の ほ う そ く が み だ れ る !


ジ「く…あ、あれ?なんとも無いぞ?」
雪「はい。作者はただアレが言いたかっただけですので」
ジ「なんだそりゃ。で、雛苺は?」
雪「わたくしが適切に処理致しました。けふ」
ジ「あ、あんなところに苺大福が。お茶沸れてくるけど、お前もいるか?」
雪「ご一緒させていただきます♪」