薔薇乙女たちは動物番組を見ています。
蒼「ジャングルやサバンナにはいろんな動物たちが生きてるんだね。もし、僕たちが動物に生まれ変われたら……」
紅「私は断然ライオンね。百獣の王……こんな魅力的な響きはほかにないのだわ」
銀「あら。群れてるライオンなんかより孤独に生きてるトラのほうが何倍もカッコイイわぁ」
翠「ふん。やっぱり地上最速のチーターが最高ですぅ」
紅「三歩進んで二歩さがる……確かに貴女にぴったりね」
翠「なっ! なんですとぉ~!?」
雪「クスクス……私はニシキヘビですわね。何でも丸呑みにしてしまう……素敵ですわ」
薔「…………ハイエナ」
金「カナは……まんまカナリアかしら」
蒼「僕は無難にシマウマかなぁ。雛苺は?」
雛「……モグラなの」
蒼「も、もぐ……ら……?」
雛「地中深く穴を掘って、息を潜めて種の存続に専念するの。そして何千年、何万年という時が過ぎ……」
金「……ゴクリ」
雛「地上にのさばるケダモノどもがことごとく滅んだ後、初めて太陽の下に出るの。そうすれば……ククク」
銀金蒼翠紅雪薔「「「「「「「(((( ;゚Д゚)))」」」」」」」
雛「そぉれ♪ ひっとえんどら~ん♪ ひっとえんどら~ん♪ じゃんぐる行ってぇひきこもる♪」
雪「ジュン様!大変です!雛お姉様が!」
ジ「ん~なんだよそんなに慌てて。ただ大福食ってるだけじゃないか」
雪「もうかれこれ三時間食べ続けているのですよ!」
ジ「お前もそれくらいやるだろ」
雪「私の胃袋は次元連結システムを応用しているので問題ありませんが、雛お姉様は違うのです!」
ジ「今さらりと凄い事言ったな」
雪「もはや一定空間に存在できる苺大福の許容限界を越えています!ご覧ください!お腹の辺りに小規模ながら次元断層が発生しています!このままでは…」
ジ「このままでは?」
雛「うにゅーなのぉおおおお!」
雪「いけません!ジュン様伏せてー!」
ジ「うわぁー!」
ズキャーーン!!バババババ…!
う に ゅ ー の ほ う そ く が み だ れ る !
ジ「く…あ、あれ?なんとも無いぞ?」
雪「はい。作者はただアレが言いたかっただけですので」
ジ「なんだそりゃ。で、雛苺は?」
雪「わたくしが適切に処理致しました。けふ」
ジ「あ、あんなところに苺大福が。お茶沸れてくるけど、お前もいるか?」
雪「ご一緒させていただきます♪」
JUN「『保守』っと」
翠「JUNは相変わらずバカですね、あと少しで完走だから保守する意味がねーですよ」
JUN「それでも保守したいんだよ」
雛「ヒナ、JUNの気持ちわかるのよ、
うにゅーがあと1つになったのを知っていてもついまた数えちゃうなの」
紅「お茶の葉が終わったのを知っていても瓶を振ってしまうのだわ」
水「ヤクルトが無いのを知っていても冷蔵庫を開けちゃうわぁ」
薔「無いのを知っていても大きいアッガイガンプラを探しちゃう」
金「卵があと10個しか無いから買ってくるかしら」
JUN「翠星石だって最後デレになるのにツンツンするじゃないか!」
翠「おめーらみんなどこか間違ってねーですか?」
JUN「『保守』っと」
翠「やっぱりJUNはバカですね、スレが立ったばっかりで投下ラッシュの時間に保守する必要ねーですよ」
JUN「それでも保守したいんだよ」
雛「ヒナはねぇ、うにゅー大量買いした時に何度も見てほくそ笑むのよ」
紅「私も良い茶葉を買った時には意味もなく香りを楽しむわ」
水「ヤクルト大量買いしたら意味もなく冷蔵庫開けるゎぁ」
薔「焼売蒸かす時意味もなく蒸し器の前で待機」
JUN「翠星石だってツンツンの時既に顔がデレてるじゃないか」
翠「おめーらみんな言ってる事がずれてるですぅ、ズレデレですぅ」
○○といえば
水銀燈といえば
「ヤクルトねぇ。美容にも良いのよぉ?」
金糸雀といえば
「卵焼きかしら。みっちゃんの作るお砂糖たっぷりのあまぁ~い卵焼きかしら!」
翠星石といえば
「ポッキーですぅ。最近はバリエーションが多くて目移りするです」
蒼星石といえば
「玉露かな。お爺さんと盆栽の手入れをした後、縁側で飲んでるよ」
真紅といえば
「紅茶だわ。最近ジュンが安い茶葉を買ってくるのが悩みのタネね」
雛苺といえば
「うにゅーなの。甘い中に苺の酸っぱさが究極なの!」
雪華綺晶といえば
「雛苺お姉様ですわ。今は味見だけですが、毎年の身体測定を見て何時にしようか悩んでます」
薔薇水晶といえば
「焼売でFA。水・焼き・蒸し、どれでもおk」
オチなし保守