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巴メイデンリスペクト2 - (2008/05/18 (日) 10:03:30) の編集履歴(バックアップ)


勇む保守を致します

――彼女は私と同じ名前。
――けれど、私とは比べられないほど、勇気がある。
――時に、その勇気を蛮勇と評されるかもしれない。
――でも、仮にその言葉が適していたとしても………
――私は、憧れる。
――私には、その行為を行う気さえ、持てやしないのだから。
――だけど………っ、だけど………。
――今この時、少しだけ、貴女の勇気を分けて下さい。
――10分の1………いえ、100分の1でも――。

「………………うん」
「………?どうした、柏葉?」
「ぇと、そ………の。――巻きますか、巻きませんか………?」
「………いきなり、何を言い出すんだよ!?」
「ゃ、だから、巻きますか、巻きませんか?」
「ジト目で近づいてくるな!って言うか、巻く穴なんてお前の何所に――」
「………………えっち」
「同年代の女の子が恥じらいながらぽそっと言うのっていいなぁじゃなくて!」
「うゅ?巴に穴なんてあるの??」
「あ、雛苺………その、あまり、大きいな声で言わないで………」
「だぁぁ、顔を赤くするな!変な誤解を――」
「――誤解を………なんなのだわ?」
「――翠星石たちにも、教えるですよ?」
「ひ………っ、いや、だから、違、た、助けてくれー!?」

「………連れて行かれちゃった。何がいけなかったんだろう………」

改題 ―巴メイデンな保守を致します2―(久々の掲載が嬉しかったので………。)





巴「柏葉、気づきました」
ジ「はぁ?何だよ、急に?!」
巴「柏葉、ブルーレイ観て気づきました。
  せっかくの桜田くんの監視カメラ画像――。
  あれね、ハイビジョンテレビで観ないと、もったいないよね」
ジ「…あ、某YA○AWAさんがやってるCMのパロディか?
  ――って、ちょっと待て柏葉!
  お前、今、さり気なくとんでもないこと言ったよな?!」
巴「――という訳で、ハイビジョンテレビを導入してみました。
  雛苺、テレビの映り具合はどうかしら?」
雛「凄く鮮明!バッチリなの!!
  これでジュンのあんなトコやこんなトコが
  更にハッキリ見えるのよ~」
巴「…ふふふっ」ニヤリ
ジ「お前ら、何やってるんだよ…」
巴「ちなみにカメラは以前からハイビジョン仕様よ」
ジ「そんなことは聞いてない!早く撤収しろ!!」 

紅「待ちなさい、ジュン!
  撤収などといいう愚行は、この真紅が許さないわよ!!」ビシッ
巴「あら、お久しぶりね、真紅」
紅「さっきからちょっと見ていたのだけれど…。
  テレビの件は随分と美味しい作戦だわ」
巴「うふふっ。そうでしょ?
  今回の作戦にはかなりの資金を投入したけど、
  そのおかげで良い画質で桜田くんを鑑賞できる訳だから、
  多額な出費の価値はあったと思うの」
紅「そうね。貴女の言うとおりだわ、トモエ。賢明な判断よ」
ジ「真紅、お前まで……」


雛「ジュンは普通に日常生活を送ればいいだけなの。
  レッツ・エンジョイライフなのよ~」
ジ「この状況でエンジョイできる訳ないだろッ!!」