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蒼星石×翠星石2 - (2006/03/30 (木) 13:42:14) の編集履歴(バックアップ)


FUCK YOU
犯すぞ・・・翠星石・・・!
君は、大きく見誤っている。僕の実態が見えていない。
まるで疑いもなく、僕がノンケ・・・
ふざけているだけで、言えば、やめてくれる、
そんなふうに、まだ考えてやがるんだ・・。臆面もなく・・・・!
甘えを捨てろ。
君の甘え・・その最もたるは、
パンツ見せれば済む・・・その、「考え」だ。

泣きつけば服を脱がした後でもやめてくれるのが当たり前か・・・・?
なぜJUMを基準に考える・・・・?ツンデレがっ・・・・!
とんでもない誤解だ。僕というものはとどのつまり、
君が!泣くまで!XXXXをやめない!!




とんとんとん
「蒼星石ー。居るですか」
「んにゅ………いないよー……」
「いるですね。開けるですよ…って寝てやがるです」
「Zzzzz…青い果実……」
「…どんな夢見てやがるですかこの子は」
「すぴー」
「だらしない寝顔してるです…JUMには見せられんですね、こんな姿」
「んぅ……すいせいせき…?」
「起きたですか?食事の時間ですよ」
「ごはんよりも…翠星石がたべたい……」
「何を馬鹿こいてるですきゃあああ!?」
「翠星石あったかーい…やわらかーい…」
「抱きつくなです変なトコ触んなですむしろ揉むなです!っぴゃー!」
「すいせいせきー……Zzzz……」
「ぜえはあぜえはあ…ね、寝ぼけてたですか……」
「すぴー」
「ぅむ…ぬ、抜けられんです…こら蒼星石、手ぇ離すです」
「すかー」
「ね、寝ながらがっちりホールドしてやがるです…ぴ、ピンチって奴です!蒼星石起きやがれです!」



「んにゅ……すいせいせきー…ぐぅ……」
「す、翠星石はここに居るです!だから離しやがれです!」
「どこへも…いかないで……すぴー」
「うっ…ど、どこへも行かんですよ…」
「ひとりに…しないで…ひとりは…さびしいよ……」
「………普段は誰とも馴れ合おうとしないくせに密かに甘えん坊ですねこの子は」
「…すいせいせきー…ぐぅ……」
「…全く仕方のない奴です…」

「二人はまだ来ないのかね」
「さっき部屋を見てきたら、仲良く布団で寝ていましたよ」
「何だかんだ言って、仲が良いのう」
「全くですね。ふふふ…」
「マツや。ワシらも仲良くしようではないか…」
「あらいやだお爺さん、お年を考えなさいな…あーれー」
「いいじゃないかいいじゃないか」

続かない。






翠星石はジュン君と二人きりだとデレる、いつもみんなの前だとツンツンしてるのに・・・僕にもデレてほしいな・・・・だから僕は

蒼「翠星石がデレるまで襲うのをやめない」




蒼「翠星石…………」
翠「なんですかぁ?」
蒼「ツンデレに燃える緑…………美しいな…………翠星石…………」
翠「ど、どうしたです?ねじ落っことしたですか?」
蒼「好きってことさ」
翠「蒼星石!?絡み付いてくるなですぅ!」
蒼「世界で三番目に君を幸せにしてあげるよ
  ――――何故なら、君を手に入れた僕が一番、そして、
      君と僕の間に生まれた子供が世界で二番目に幸せだから」
翠「なにしやがるですかぁ!?変なとこ触るなですぅ!お前なんか嫌いですぅ!!」
蒼「翠星石…………そんな、僕の気持ちを裏切ったな!翠星石!!」
翠「裏切るも何もお前の気持ちになんて応えたことはねーです!!」
蒼「翠星石、君が何を言ってるのかわからないよ。翠星石…………
  いいかい、僕はただ、君と演りたいんだ。この世界で、誰よりも君と」
翠「うひゃあああああ!!寄るな触るな抱きつくなですぅ!!」
蒼「ヘナップ……………………ガクッ」




蒼「今日のおかずは何かなー♪」
雛「わー蒼星石のお弁当おいしそうなのー、この唐揚げもらってもいいー?」
蒼「うん、いいよ。翠星石の手作り弁当はとってもおいしいからね」
金「この卵焼きも砂糖たっぷりでおいしそうかしらー!いただいてもいいかしら?」
蒼「ど、どうぞ」
薔「焼売…」
蒼「う、うん…」
雪「何でも良いからお腹すいた」
蒼「あうぅ…」
結果残ったもの…白米
蒼「翠星石がつくってくれたお弁当が…うぅ」
翠「まったく蒼星石は仕方ないですねぇ。そんなこったろうと思って私の弁当箱に多めにいれてきてやったですから、一緒に食べるですぅ」
蒼「…翠星石、有難う!だから大好きだよ」


その後…
翠「皆今日は有難うです。これはお礼のケーキです」
雛「わーい、有難うなのー!」
薔「翠星石、策士…」
翠「これで楽してズルして蒼星石のハートをゲットですぅ!」
金「それはカナの台詞かしらー!」




翠「もうとっくの昔に春もの出てるのに、買いに行く時間がないですねぇ………」
蒼「翠星石の場合、お小遣いもないだろ」
翠「うぐっ………。気がついたら、手をつないでお財布から出て行くのです」
蒼「計画性、って言葉、知ってる?」
翠「………(完敗)」
蒼「(ため息) 翠星石、お昼くらいならおごるから、一緒に春もの見に行こうか」
翠「!! さっすが蒼星石! 我が妹です!!(がばっと抱きつく)」
蒼「現金だなぁ………(抱きとめつつ失笑)」




蒼「ねぇ、翠星石、女の子同士で手をつなぐのっていけないことなのかな…」
翠「いきなり何言うですか!そんなこと無いです!」
蒼「でもこの前水銀燈が、女の子同士で手をつなぐなんて気持ち悪い、って」
翠「あんな奴の言うこと気にしなくていいです!…蒼星石は翠星石のこと、嫌いですか?」
蒼「そんなことあるわけないじゃない!僕は翠星石が大好きだよ!!」
翠「だったら周りの目なんて気にすることないです。好きな相手に触れたいと思うのは自然なことなんですよ?」
蒼「ふーん、そういうものなんだ…えへへ、じゃあ手つないじゃお♪翠星石の手、あったかいな…」
翠「蒼星石の手もあったかいです…だから翠星石が蒼星石のどこを触ってもそれは親愛表現の一種なんですから、気にするんじゃねーんですよ、
  自然なことなんですから(ニヤリ)」
蒼「うん、わかった」
翠(ひっひっひ、これで蒼星石に触り放題ですぅ♪)




「まぁったく、蒼星石。おめぇって奴はどうしようもないです!」
「何がさ?」
「涼しい顔してサラっととんでもない事を言うんじゃねぇですよ!」
「そんなにとんでもない事?『翠星石は僕の』っていう言葉が」
「な…と、とんでもねぇに決まってるじゃないですか!」
「なんで?」
「そ、そりゃ、その…人目があるのにんな事を大声で…」
「人目があるからじゃないか。そうする事で君を狙う男の子は諦める」
「こ、こっちの気持ちも考えやがれです!恥ずかしいったら……」
「恥ずかしいだけ?」
「う。…ちょっとだけ嬉しかったですけどぉ」
「ならいいじゃない」
「っ!だ、だからそういう事を──」
「じゃあ次は唇に」
「しなくていいです!」
「残念だなぁ」




ある昼下がり・・・

翠「蒼星石MD聴いてるですね?何聴いてるですか?」
蒼「ん・・スキマスイッチの奏だよ。聴いてみる?」

~君が大人になってくその季節が悲しい歌で溢れないように
最後になにか君に伝えたくて『さよなら』に変わる言葉を
僕は探してた・・・  君の手を引くその役目が僕の使命なんて
そう思ってた だけど今わかったんだ・・~~♪  パッ
蒼「なんか僕らの事みたいっておもってさ・・」
翠「だけどの次は何ですぅ?てか蒼星石は翠星石とずっと一緒です!!」
蒼「教えない・・そうだよね、ずっと一緒だよね・・
  大好きだよ、姉さん・・」



蒼「おはよう、翠星石。」
翠「おはよーです、そうせいせ…って夏服ですか?」
蒼「う、うん。もう大分あったかいし。それに動きやすいしね。」
翠「ほぉ……。にやにや」
蒼「な、なにさ?もしかしてどっか変?」
翠「薄着の蒼星石も可愛いですぅぅぅ!」
蒼「ち、ちょ、翠星石!?」




翠「・・・」
ジー
蒼「もうっ!!そんなに見ないでよ。は、恥ずかしいよ(///)」
翠「じゃあ翠星石がみられなくてもすむようにしてやるです」
ゴソゴソ
蒼「どうするの?・・・ってそれ僕の鋏だよね。な、なにするつもりなのかなー」
翠「こうすりゃ誰にも見られんですぅ!!」
ジョキジョキ
蒼「な、なにをっ!・・・JUM君助けてー!!」
翠「泣いて叫んでも誰も来ちゃあくれんです!!観念するです!!」

そして夜はふけていく・・・


イーッヒッヒッヒッ・・・






蒼「流れはネコミミか…ネコミミをつけた翠星石…」

翠『蒼星石ぃ…は、恥ずかしいですぅ…にゃあ』

蒼「ぐはっ」
翠「ちょ、蒼星石、鼻血なんて出して大丈夫ですか?」
蒼「うん、すぐ大丈夫になるよ、君がネコミミさえつけてくれれb…ゲボッ」
翠「全く何考えてやがるですか!このおバカーー!!」





「マツや。翠星石がこんなものをプレゼントしてくれたのじゃが」
「あらあら、可愛いヘアバンドですね」
「わしら二人分だそうじゃが…お前はどっちがいいのかね」
「では、私はこちらの白い方を…」
「わしは黒じゃな…それにしても、なんだか気恥ずかしいのう」
「ふふっ。お爺さんは硬派な人でしたからね」
「どれ、わしがつけてやろう……おぉ、おぉ。良う似合っとるよ」
「おじいさんも…ふふっ。日向ぼっこしたいですねぇ」
「そうじゃの…日の当たる所で、のんびりとな」
「…静かですね」
「…そうじゃな」
「…いつまで、こうして居られるんでしょうね」
「…マツや。お前が眠っている間、ワシは寂しかったぞ」
「…ええ…ごめんなさいね」
「じゃから、その間の分、長く長く生きねばな」
「そうですね…長生きしましょう、おじいさん」


「おじじとおばば、なんだか幸せそうです」
「そうだね…おじいさんとおばあさん、幸せそう」
「ちょっとだけ、羨ましいですね」
「でも、僕達も…多分幸せだよ」
「…そうですね」
「さ、邪魔になるといけない…上に行こう」
「…お手柔らかに、ですぅ」
「潤んだ瞳で言っても説得力無いよ。ばっちり愛してあげるからね」
「…あぅ」





 下校途中にある公園の入り口にポツリと置いてあるダンボール箱を見て
仲良く並んで下校している双子の姉妹は、それを指差して同時に呟いた。
「「あ、子犬……」」
 箱の中に2匹の子犬が居た。“拾って下さい”と書かれた張り紙が貼ってある箱の中に。

「捨て犬……ですか」
「そうみたいだね、可哀想……」
 2匹の子犬はまだ捨てられて間もないのだろうか、あまり体も汚れていなかった。
「可愛いですぅ~」
 翠星石は子供のような無邪気な表情で子犬の頭を撫でてあげた。心地良さそうに子犬が目を細める。

「……翠星石、帰ろう」
「この子達はどうするですか?」
 不安気に表情を曇らせ、翠星石は尋ねた。
「そっとしておこうよ」
「そ、そんなの可哀想ですぅ! 拾ってあげるです!」
「しょうがないじゃないか、おじいさんが犬嫌いなの知ってるでしょ?」
「あんなオジジの都合なんか知ったこっちゃないです!」
 蒼星石が眉を顰める。
「……そういう言い方は良くないよ、翠星石」
「うるさいです! 何が何でもこの子達は拾うです!」
「……相変わらず態度が悪いね、直した方がいいよ。そういう所」
 双子の妹の冷めた口調が、翠星石の胸にチクリと刺さる。
「…………」
「日頃からそういう態度ばかりとってるから色々と誤解されるんだよ」

 険悪な空気に、2匹の子犬の表情が不安そうに曇った。

 あの後、結局子犬達をそのままにして険悪な雰囲気と共に2人は帰宅した。
そして夕食を食べ終えた後、翠星石はすぐに自室へ直行してしまった。
(……蒼星石に嫌われたです……)
 翠星石は自室のベッドに潜り、嗚咽を漏らしていた。
 以前に蒼星石と喧嘩した事は何度かあったが、互いにすぐに謝って――殆どは蒼星石の方から――仲直りしていた。
素直になれない自分が時に恨めしくなる。この性格のせいでジュンや他の友人にも不快な思いをさせてしまっているのだろう。

 蒼星石に謝ろう、と、翠星石は決意した。これも毎度の事である。
謝ろうと思っても、いざ本人を目の前にすると憎まれ口を叩いてしまう。これも毎度の事である。
(今度こそ……ちゃんと自分から謝るです……)
 翠星石はベッドから這い出ると、涙を服の袖で拭きながら自室のドアを開けた。

「――!」
 やけにドアが軽いと思った矢先、部屋の外にもドアノブを握っている蒼星石の姿を見て翠星石は唖然とした。
それは蒼星石も同様だった。2人が同時にドアを開けたのだろう、鉢合わせという奴だ。
「あ、え、えーと……」
「そ、その……」
 突然のハプニングに、お互い口ごもる。
「…………」
「…………」
「い、犬飼っていい事になったんだ!」
 無理に明るい声で蒼星石は言った。
「だから……その、元気……出して……」
「――なさい……」
 気遣わし気な蒼星石へ、翠星石はうつむいてポツリと呟いた。


 殆ど聞き取れないような声だったが、蒼星石にはちゃんと聞こえていた。
「……僕の方こそごめんね、きつく言い過ぎて……」
「いいのですぅ、どうせ私は素直じゃない嫌われ者なのです……」
「そんな事ないよ。素直になれない一面もあるけど、何より君は優しいじゃないか。
 嫌われ者なんかじゃないよ。現にその優しさに惹かれた皆に慕われてるし、僕にこんなに愛されてる」
「蒼星石……蒼星石……」
 翠星石は再び泣き出すと、蒼星石抱きついた。蒼星石も優しく双子の姉を抱きしめる。

「あの子犬達、拾いに行こっか?」
「……はいですぅ」

 2人は手を繋いで、捨てられた子犬達の居る公園へ向かった。

    END





蒼「ねえ、ほんとに言わなきゃダメ?」
翠「罰ゲームなんだから仕方ねぇです!いい加減覚悟決めるです!」
蒼「わかりましたっ。じゃあいくよ?」
翠「アクションも忘れずするですよ。」
蒼「『もう泣かないでおくれ、僕の小猫ちゃん。
  君の悲しむ顔を見ると、僕の心が悲しみでいっぱいになってしまんだ。
  君に涙は似合わない。』」
蒼星石は顔を真っ赤にしながらも流暢に科白をなぞっていく。
翠星石の腰に手を回して抱き寄せ人差し指でそっと目元を撫でた。
翠「う、うれしいですぅ(////)」
蒼「もうっ、こんなセリフ誰が考えたの?」
翠「薔薇水晶にメールで送ってもらったです。さーて次はどれにしてやろうかですぅ。」
蒼「もうやめてよぅ。」