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雪華綺晶短編15 - (2008/06/19 (木) 18:37:14) の編集履歴(バックアップ)


雪華綺晶が連想ゲームをしているようです。

Q.黄色といえば?
A.黄薔薇のお姉様。玉子焼きみたいで美味しそう。

Q.緑色といえば?
A.翠薔薇のお姉様。メロンみたいで美味しそう。

Q.青色といえば?
A.蒼薔薇のお姉様。和菓子みたいで美味しそう。

Q.赤色といえば?
A.紅薔薇のお姉様。林檎みたいで美味しそう。

Q.桃色といえば?
A.桃薔薇のお姉様。大本命という意味で美味しそう。

Q.黒色といえば?
A.黒薔薇のお姉様。すごく…美味しそうです(性的な意味で)。


薔「結論。お姉ちゃんはやっぱり食いしん坊…っと」メモメモ

 

 

 




JUM「おいゆっきー」
きらきー「!?」
JUM「買い物に行かないか? ゆっきーの好きなもの買ってやるよ?」
きらきー「なんの…つもりですか?」
JUM「へんなゆっきーだな。なにがだよ?」
きらきー「その呼び方やめてください……」
JUM「なに照れてるんだよおかしな奴だな。ゆっきーもっとはっきりしゃべった方が良いぞ」
きらきー「うぅ……」

 



雪「お前もうにゅー人形にしてやろうか~!!」
 (うふふ。この言葉で雛お姉様を驚かせて、その隙に――。
  でも、もう少し低い声の方がいいかもしれませんわね)
雪「お前もうにゅー人形にしてやろうか~!!」
薔「お姉ちゃん…何してるの?」
雪「ばらしーちゃん?!」
薔「うにゅー人形って何?」
雪「それは……」
薔「まさか…雛苺を?」
雪「な、何を言ってるんですか、ばらしーちゃん!
  私は雛お姉様をた…ゲブンゲフン」
薔「…た?」
雪「た…体操ですわ。雛お姉様の為に“うにゅー体操”を考えましたの。
  さっきの言葉は体操のかけ声ですのよ」
薔「…本当?」
雪「…本当ですわよ」
薔「じゃあ…やってみて…」
雪「分かりましたわ…」

――その時、JUNが偶然通りかかった。

雪「お前もうにゅー人形にしてやろうか~!!」
J「ゆっきー、こえー」ガクブル
薔「お姉ちゃん…やっちまいましたね……」


【ゆっきー】【こえー】



私の名は山本、洋食屋【くいだおし】の店長だ、夢はこのお店を成功させて愛しの桜田さんにプロポーズする事。
うちの店の看板商品の一つに1kハンバーグがある。
1kハンバーグセットで1400円とリーズナブルな価格、ご飯お代わり自由な為学生中心に人気がある。
開店して一年、お客様も増えそろそろプロポーズしようと思っていた。
彼女が店に来る前は…

最近大食いブームだが、我が店にも1kハンバーグを4段重ね、さらにご飯一升(2.6k)のタワーハンバーグセット4000円をメニューに掲げている。
1時間で完食すると無料、加えて40分完食で1万円進呈している。
さらに成功した人は次回から5段、6段と重ねてご飯も一合ずつ増やして挑戦させている…これが間違いだった…

「今日も挑戦しに参りましたわ」

今日も来た!白い悪魔が!私は極力平静を装って接客する。

「いらっしゃいませ、メニューで御座います」

「タワーハンバーグセットをお願いしますわ、今日は20段でしたわね、挑戦致しますわ」

満面の笑顔で注文をする彼女は美しい…しかし今日こそ撃退せねば店が潰れてしまうのだ。

「畏まりました、20段ですので失敗されますと2万円、ご飯は2升6合になります。

今日こそは撃退してやる。
昨日のタイムは38分…流石の悪魔もそろそろ限界に違いない。
それに今日は胃に入ると30倍に膨れて食欲を抑えるマン●ンライフを300g加えた特製ハンバーグだ。今日こそ料金を頂くのだ!

優雅に美味しそうに食べる彼女と時計を交互に見る、既に35分経過、残りはハンバーグ8枚…マンナ●ライフの効果が出ている。
彼女のペースは明らかに落ちている、あと3枚…2枚…1枚…完食…時間は62分…

「ごちそうさまでした」

「完食おめでとうございます、62分でしたので代金は2万円です」
内心のおののきを隠し私は彼女に告げた、特製ハンバーグじゃなければ今日も完敗だったろう。

「あら、私の完敗ですわ、また次に挑戦させて頂きますわ」

「お客様…失敗された場合次の挑戦は出来ない事になってます。」

「そうでしたか…残念ですわ、次はマンナン●イフ抜きで食べたいと思いましたのに、2万円でしたわね。」

ばれていた…しかし店を私の人生を守るため仕方ないのだ。

彼女は2万円払い出て行った、私は…私は…

「雪華綺晶さん待って下さい」

「何かご用意でしょうか」

「また挑戦して下さい。その代わり21段からですが…正々堂々戦います。」

彼女はにっこり笑って立ち去って行った…

その後彼女か店に来ることは無かった。

fin