雛「聞いてなの、真紅!ヒナね、凄いこと考えちゃったのよ♪」
紅「あら、何かしら?」
雛「あのね、まずはこの紙を見てくださいなの」
雛苺は一枚の紙を真紅に手渡した。
そこには次のようなことが書かれていた。
・水銀燈 5うにゅー
・ばらしー 4うにゅー
・翠星石 3うにゅー
・トモエ 2うにゅー
・雛苺 1うにゅー
・真紅
紅「これは何かのランキングなの?」
雛「そうなのよ。みんなのお胸のランキングなの」
紅「む、胸?!…この数字とうにゅーはどういう関係があるのかしら?」
雛「そこが大事な所ですなの!うにゅーはね、お胸の大きさを表わす単位なのよ。
“1うにゅー”は、うにゅー1個っていう意味なの」
紅「じゃあ、この“水銀燈 5うにゅー”っていうのは?」
雛「水銀燈のお胸は、うにゅー5個くらいの大きさってことなのよ。
ちなみに単位としては“5うにゅー”がMAXだから、
水銀燈がNo.1ってことなの」
紅「…つまり、数字が小さくなるに従って胸も小さくなるということね?」
雛「うぃ~」
紅「ねぇ雛苺、とても気になるのだけれど、
この紙で私の名前の所だけが空欄になっているのは何故なのかしら?」
雛「うよ?ごめんなさいなの。ちょっと書き忘れちゃったのよ」
紅「私の胸の単位とやらを教えて頂戴」
雛「うーと…、真紅のお胸は“1/2うにゅー”なの」
紅「な、なんですって?!」ビキビキ
雛「落ち着いてなのよ、真紅!あのね、真紅のお胸は確かにヒナよりも小さいかもしれないけど、
“ゼロうにゅー”じゃないだけまだ大丈夫なの。
ゼロうにゅーだと無乳(むにゅう)になっちゃうけど、
真紅は“1/2うにゅー”だから――。え~と、微乳だったかな?貧乳だったかな?
とにかくお胸はあるから問題はないのよ」
紅「ああ、なんてこと…なんてこと……」
――真紅、17歳。自分の胸に無念を覚えた出来事であった…。