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真紅短編39 - (2008/06/13 (金) 15:22:54) の編集履歴(バックアップ)


雛「聞いてなの、真紅!ヒナね、凄いこと考えちゃったのよ♪」
紅「あら、何かしら?」
雛「あのね、まずはこの紙を見てくださいなの」

雛苺は一枚の紙を真紅に手渡した。
そこには次のようなことが書かれていた。

・水銀燈  5うにゅー
・ばらしー 4うにゅー
・翠星石  3うにゅー
・トモエ  2うにゅー
・雛苺   1うにゅー
・真紅

紅「これは何かのランキングなの?」
雛「そうなのよ。みんなのお胸のランキングなの」
紅「む、胸?!…この数字とうにゅーはどういう関係があるのかしら?」
雛「そこが大事な所ですなの!うにゅーはね、お胸の大きさを表わす単位なのよ。
  “1うにゅー”は、うにゅー1個っていう意味なの」
紅「じゃあ、この“水銀燈 5うにゅー”っていうのは?」
雛「水銀燈のお胸は、うにゅー5個くらいの大きさってことなのよ。
  ちなみに単位としては“5うにゅー”がMAXだから、
  水銀燈がNo.1ってことなの」

紅「…つまり、数字が小さくなるに従って胸も小さくなるということね?」
雛「うぃ~」
紅「ねぇ雛苺、とても気になるのだけれど、
  この紙で私の名前の所だけが空欄になっているのは何故なのかしら?」
雛「うよ?ごめんなさいなの。ちょっと書き忘れちゃったのよ」
紅「私の胸の単位とやらを教えて頂戴」
雛「うーと…、真紅のお胸は“1/2うにゅー”なの」
紅「な、なんですって?!」ビキビキ
雛「落ち着いてなのよ、真紅!あのね、真紅のお胸は確かにヒナよりも小さいかもしれないけど、
  “ゼロうにゅー”じゃないだけまだ大丈夫なの。
  ゼロうにゅーだと無乳(むにゅう)になっちゃうけど、
  真紅は“1/2うにゅー”だから――。え~と、微乳だったかな?貧乳だったかな?
  とにかくお胸はあるから問題はないのよ」
紅「ああ、なんてこと…なんてこと……」

――真紅、17歳。自分の胸に無念を覚えた出来事であった…。

 

 

 




「はぁ…」
「元気ないわねぇ、ため息なんてついて背中丸めてると、余計に胸が小さくなるわよぉ」
素早く防御態勢を取る水銀燈だったが何時もの鉄拳は飛んでこなかった。
(これは重症ねぇ)
「何かあったのねぇ、よかったら私に話してみない?」
「なにもないわ、それに貴女には関係ない事よ…」
「ふぅーん、この世の不幸を一身に集めたような顔してなんにも無いなんて有り得ないわぁ」
「…あのね…無いのよ…」
「無いって…まさか貴女…ジュンは知ってるの?」
「ジュンは…良いって言ってくれたけど…」
「そう…じゃあよかったじゃない」
「でも、周りの人が…」
「あらぁ、貴女は誇り高いローゼンの娘でしょう、人目を気にしてうじうじしてるなんてぇ真紅らしくないわぁ。」
「…そうね…有難う水銀燈、吹っ切れたわ」
「元気になってよかったわぁ、何かあったら言いなさぁい、姉妹あげて協力するわぁ」
(はぁー真紅が妊娠ねぇ…複雑だわぁ)
(水銀燈に話して良かった雛苺より胸が無くても私は私なのだわ)




真「みっちゃんさんの呼び方を変えましょう」
J「『ちゃん』と『さん』が一緒に付いてるしな」
真「みっさん?」
J「いや、何か変な感じがする」
真「みつみつ」
J「駄目だろ」
真「くさぶー」
J「いやいやいやwww」
真「『とっつぁん』風にみっつぁんはどうかしら!?」
J「あんまり変わってないよな・・・」
真「みっつぁん・・・みっつぁん・・みっつぁんみっつぁん・・・」
J「おい真紅?如何した?」

真「みっつぁんみっつぁんみっつぁんみっつぁんみっつぁんみっつぁん・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
真「餡蜜が食べたくなったのだわ」
J「はい?」