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複数短編131 - (2008/12/29 (月) 13:36:53) の編集履歴(バックアップ)


デン、デン、デン、デン、デン

『各々方、討ち入りよぉ!』

ガタガタドスンバタン

『ノリが居たですぅ!』
『縛って転がしておくのだわ!』
『ジュン君はいたのかい!?』
『布団はまだ暖かい…まだ何処かにいるかしら!!』

ガチャンパリンゴトン

『ジュンどこなの~?』
『…二階には居ない?』
『灯油タンクの陰に隠れていましたわ!!』

『一体お前ら何のつもうわやめろくるな近づやめて誰かアッー!』

『桜田ジュン討ち取ったり~♪』


「ジュン君大丈夫?」ユサユサ
「うわぁぁあああああぁああ………あれ?」
「はい、おはよう。スッゴくうなされてたわよぉ?今朝はお姉ちゃん特製のオムレツだから早く降りてきてね~♪」
「なんて悪夢だ……そうか、今日は14日だからか」


オチも何も無いのは徹夜5日目で疲れてるせいだと思う保守





真紅が前の席の銀ちゃんに教科書を貸したようです

紅「水銀燈、早く私の教科書を返しなさい」
銀「いやよぉ、まだ写してない問題が5つも残ってるんだから」
紅「ああ、水銀燈なんかに貸すんじゃなかったわ!私が何もできなくなるじゃない!」
銀「ならそのままやらなくてもいいんじゃなぁい?」
紅「次に黒板に書くのは私なのよ!どうやって解けばいいというの!?」
銀「…黒板の前でもその場で計算すればすぐに出来るわよぉ?」
紅「く……」
銀「もしかしてぇ…二次方程式も速答できないお馬鹿さn」
紅「黙りなさい」
銀「くふっ…ただでさえ胸が小さい上に勉強まで出来なかったら…もう何も残らn


ブチィ!
ガンッ!!




翠「綺麗なブレンバスターですぅ」
雛「なのー」


 

翠「今年の大晦日には…NHKがアニソン三昧をやるらしいですぅ…」
蒼「一日中ラジオでアニソンを流し続けるあの番組のこと?」
翠「それですぅ…今年は朝の九時から年越しまでぶっ通すらしいですぅ…」
蒼「へー、今年は年末にやるんだ」
翠「…蒼星石は確か、『凄く好きな番組だよ』っていってたですよね?」
蒼「うん、好きだよ。…けど残念だな…大晦日は出かk」
翠「こ、これを逃したら次はいつ聴けるかわからんですよ!?」
蒼「でもジュン君と約s」
翠「そんなの、翠星石が代わりに行ってやるですよ!あ、あんなチビ人間に蒼星石がわざわざ付き合う必要は…////」
蒼「でも僕だって行k」ガタンっ!
翠「う、うるせーっ!///妹は大人しく姉の言うことを聞きやがれですぅ!////」
ぶぅんっ!
蒼「え!?ちょっ、ちょっと待っ、如雨露だって当たりどころが悪かったらまずいって、うわぁぁぁっ!」

てことで大晦日は大人しく家でアニソン三昧聴いてようね







とある国の物語。
その国は偉大な王がいます。
そして王が大事に育てた美しい姫が一人。
淡い桃色の髪に金色の瞳、白い髪飾りをした姫を民は白薔薇姫と呼んでいました。
その国は小さいながらも活気があり、人々が笑顔で生活をしていました。
王は民のために、民は王のために、まさしく絵に描いたような理想の国です。
しかし、その平和な国に事件が起こったのです。
王に仕えていた一人の家臣が反逆を起こしました。
その家臣は手始めに軍の重役を誑かし、軍を丸々乗っ取ってしまったのです。
王がそれに気づいた時にはもう手遅れでした。
果敢にも護衛とともに戦った王は幽閉され、家臣は新しい王に。姫は家臣のお嫁さんになってしまうことに。
姫は悲しくて悔しくて、夜になると一人寂しく泣き続けます。
その泣き声は城下に虚しく響き、民も悲しくなり、一人、また一人と泣いてしまいました。
そしてその日はやってきました。
家臣が新しい王なる日と婚礼の儀を行う日です。
姫は華美なドレスと豪華な装飾をされたティアラを。家臣は新しい王冠を。
白薔薇姫の美しさに家臣が嫌な笑みをこぼしました。
滞りなく儀が進行され、家臣が姫に口付けをしようとします。
そのときです。たくさんの馬の足音とともに一人の若者の声が響きました。
姫は嬉しさを、そして悪しき家臣は焦りの表情を隠せません。
その若者は隣国の王子なのでした。
王子はこの国の危機を救うために自ら軍隊を率いてきたのです。
王子は黒、金、翠、蒼、赤、桃の色を持つ騎士に指揮を任せると、家臣と決着をつけるために剣を抜きます。
壮絶な一騎打ちが始まりました。助けられた王と姫は祈るように見つめることしかでません。
二人はまさに互角。どちらが倒れてもおかしくありません。しかし、この均衡を破ったのは王子でした。
懐に潜ませた針を投げ、家臣がひるんだ隙に鋭い突きを放ち、家臣を倒すことができたのです。
姫はまた泣いてしまいました。けれど悲しい涙ではありません。
王子はそっと姫を抱き寄せると優しく口付けをしました。
王子はその国の新しい王に、姫は后となり幸せにくらしましたとさ。


雪「という夢を見ましたわ」
ジ「ああもう可愛いなぁきらきーは」
薔「お姉ちゃんずるい…私でてないし…」