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複数短編14 - (2006/04/08 (土) 00:27:51) の編集履歴(バックアップ)



薔「・・・・ジュン、占ってあげる」
ジ「いや、別に」
雪「では始めますね」
ジ「聞けよ」
雪「・・・・出ました」
薔「今日の貴方の運勢は最悪でしょう」
ジ「またテンションの下がること」
雪「しかし!!」
薔「紫色の服の女の子と白色の服の女の子を連れて行けば運勢はトップクラスになります」
雪「姉妹だと更にいいようですよ」
ジ「そうか、それじゃな」

ジ「まったく・・・僕は占いは信じないっての」
ベ「ジュン!金を貸してくれ!」
ジ「先に三千円返せ!」

ジ「まったく・・・ぼ」
梅「やらないか」
ジ「寄るなー!」
・・・
ジ「酷い目にあった」
薔「ね、言ったでしょう?」
雪「私たちの占いは当たるんですよ」
薔「と、いうわけで今日は一緒に寝ると明日の運勢向上でしょう」
ジ「あー、はいはい・・・」

梅「ハアハアベジータ、怖がらなくてもいいんだよ」
ベ「くそ、なんでだ!薔薇嬢達の占いどおりに動いたのに!全然幸運になれないじゃないか!・・・やめ、くるn」

ア゛ッー









ジュンの両親が金持ちでジュンの屋敷(一人暮らし)のメイドが薔薇乙女だったら
真紅の場合
真「ジュン、紅茶を入れなさい」
J「何か立場が反対の気がするけど」
真「いいから紅茶を入れなさい、あと髪を梳かして」
J「・・・・・・・・・」

水銀燈の場合
銀「うふふぅ、ご主人様ぁ夜のお勤めを」
J「いやしなくていいから」
銀「大丈夫よぉ、ジュンは動かなくていいからぁ」
J「な、なにする貴様ー」

翠星石の場合
翠「ジュン、ご飯できたですぅ」
J「・・・一応僕は雇いn」
翠「ウダウダ言ってないで片付かないからさっさと食べるです」
J「・・・・・・・・・」

蒼星石の場合
蒼「ご主人さま・・・・あ、そんな・・・」
J「ふ、可愛いよ蒼星石・・・・」
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            。O
蒼「あ・・・・だめです・・・・そこは・・・・」
J「・・・・・・・・・」

金糸雀の場合
金「ふっふっふ、楽してズルして玉の輿かしらー!」
J「また壷割ったのか、解雇」
金「かしらー!?」

雛苺の場合
雛「うゆーお絵かき楽しいのー」
J「また壁に落書きして・・・・解k」
巴「・・・・・・・・・ギロ」
J「はっはっは、雛苺がいると和んでいいなー!解雇なんてトンでもない!!」

雪華綺晶の場合
雪「ご主人様・・・お背中をお流しします。」
J「別にいいって」
雪「え、そんな、いきなりソーププレイなんて・・・分かりました、ご主人様の為ですもの、私頑張ります」
J「・・・・・・・・・・・」

薔薇水晶の場合
薔「・・・・・・・・・・・ご主人様」
J「いつの間に部屋に入ってきたんだか・・・どうした?」
薔「・・・・・・・・お茶」
J「ああ、ありがと・・・・・!!」
薔「ちなみに媚薬入り・・・・それではお相手いたします」
J「な、あ、やめ・・・・・!」


ベジータが主人の場合

べ「ふははははは!!求人の張り紙もした!!これで俺のメイドハーレムが完成するぞ!!!!」

梅1「始めまして、梅岡なのだわ、ご主人様」
梅2「梅岡よぉ、ご主人様」
梅3「梅岡ですぅ、ご主人様」
梅4「梅岡だよ、ご主人様」
梅5「梅岡かしらー!ご主人様」
梅6「うー、梅岡なのー、ごしゅじんさま」
梅7「梅岡ですわ、ご主人様」
梅8「・・・・・梅岡・・・だよ、ご主人様」






  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄○ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            。O
べ「は!夢か・・・・・・・まさしく悪夢だった」
梅「おはようございます、ご主人様」
    /\___/ヽ   ヽ
   /    ::::::::::::::::\ つ
  . |  ,,-‐‐   ‐‐-、 .:::| わ
  |  、_(o)_,:  _(o)_, :::|ぁぁ
.   |    ::<      .::|あぁ
   \  /( [三] )ヽ ::/ああ
   /`ー‐--‐‐―´\ぁあ 」






「ジュン、紅茶を入れなさい・・・あと、髪を梳かして」
「ねえジュン、大好きぃ・・・・ふふ、したい?」
「チビ人間、と、特別に弁当作ってきてやったです、感謝するです!」
「やあジュン君、大変そうだね・・・手伝おうか?」
「今日こそ楽してズルしてジュンをゲット・・・・転んじゃったかしらー!」
「うゆー、ジュン遊んでー」
「ジュン君、お昼ご一緒にどうですか?」
「・・・・・・・・・ジュン」

薔薇乙女、通称桜田ラヴァース

ロ「法など変わる・・・・という訳で全員君に任せた」
J「なんでや」

「ふふ・・・・私が愛するのは貴方だけよ」
「ほらぁ・・・どう・・・ムラムラしてきちゃた?」
「早くあーんするです、私が食べさせてやるです」
「君を愛してるよ・・・」
「貴方のためにお弁当作って・・・忘れちゃったかしらー!」
「うゆー、あそぼー」
「お帰りなさい、ご飯ですか?お風呂ですか・・・・そ、れ、と、も、」
「・・・・・・・・・好き」

梅乙女、通称ベジラヴァース

梅「あれが僕の娘たちさ・・・ベジータ、全員君なら安心して預けられる」
べ「 だ が 断 る 」



春―雛苺―

桜の舞う季節
散り始めた桜。花びらに埋め尽くされた道はまるでピンクの絨毯のよう
朝霧に包まれた光は淡く、全身を白とピンクで包み込む
白は光、霧。ピンクは舞い散る桜
桜が頬を掠める
微かにこそばゆくて、目を細めた
そっと落ちてくる花びらを受け止める
それは、しかし風に運ばれてすぐに手のひらから零れ落ちる
何も無くなった手の平をそっと握ってまた歩く
遠い喧騒
やがて近づいてきたのは心許した友
頭に桜の花を積もらせて嬉しそうに笑う
並んで歩いていく
彼女が話し掛ける。私は微笑む
桜の絨毯にはしゃぐ彼女を眺めた
優しい笑みで

夏―双子―

野原、緑、緑、緑…
青々と繁る木々は強い太陽の光を遮ってくれる
川のせせらぎはべたつくような暑さを忘れさせてくれる
空は青く、海は青く…
手をつないで花を摘む
川辺ではしゃぐ
いつかの夏
蚊帳の中でいつまでも他愛のない事を話した
二人の夏。彼女は空で、海で、また、彼女は山で野原で…
踊るように水面を跳ねた魚、顔を出した山菜
いつまでもその記憶に留めて彼女は微笑む
彼女も微笑む
微笑みあって二人は手を取り携える
駆け抜ける、山を、海を
いつまでも――

秋―真紅―

昇った月、真円の月。
紅に染まった木々、紅にそまった、頬――真紅
淡い月の光が雲と絡んで微かに陰影を浮かび上がらせる
そっと手を伸ばす
体を預けて微かに感じる冷気を誤魔化す
露と消える、温もり
探しても、たどり着けない
風が叫ぶ
木々が揺れてその葉を落とす
金色の道
二人で歩いた金色に染まった道
今は一人。探してもみつからない
金色にそまった道を一人歩く
歩いていく

冬―白銀―

銀の白、白の銀、白銀――白銀
冷たい空気が身を切って吹き抜ける
言葉を放てば、それがまるで意思を持ったかのように白く淀む
風と共に走る
遅れて、確かな足音が心地好く耳に響く
降りしきる白、光
身を震わすような風の中で見つけた――見つけた
微かな命、芽吹く命。
白はやがて消え、光だけが残る
白い地平、光が残す陰影――余韻
白と黒の織り成す光の舞
消えていく――消え去っていく
大地が白を吸い上げて、飲み込んで、そして芽吹く

また、月日を数える。