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翠星石短編11 - (2006/04/14 (金) 20:36:20) の編集履歴(バックアップ)


ガチャ
翠「ジュ・・・うわぁすげぇのやってるですね・・・」
翠「うわ!ノックぐらいしろよ!」
あわててディスプレイを消すジュン
翠「そんなのやって・・・ジュンは欲求不満なんですね」
ジ「そ、そんな事」
翠「しかも今の娘なんか雰囲気が翠星石ににてなかったですか~?」
ジ「・・・カァ(/////)」
翠「やれやれジュンはとんだ変態さんですね~」
ジ「ビキビキ(^ω^#)」
翠星石をベッドに押し倒すジュン
ジ「僕を馬鹿にするから
翠「・・・ジュンならいいですよ(/////)」
ジ「なっ(///)」
翠「だ、だからす、翠星石はジュンとなら・・・(///)」
ジ「いいのか?僕なんかで」
翠「・・・初めてだから優しくしやがれですよ(/////)」
ジ「わかった(////)」




糸冬








ジ「ふぅ~……」
PC画面の見すぎで目が痛くなり、目薬をさす。
ジ「おお、やべ……」
少し涙が出てきた。目は、思いのほか疲労していたようだ。
ティッシュ…ティッシュ…。
手元に置いておかなかったのは失敗だったと思う。
ガチャ
翠「ジュン~ちょっと……ってどうしたですぅ!?」
ティッシュを探しているうちにツイーっと一筋、涙が流れる。
ジ「ん…?翠星石?」
まだ視界がはっきりしていない。
翠「翠星石?じゃないですぅ!いったいどうしたですぅ!」
ジ「いや、どうしたって言われても」
翠「誰にやられたです!?ヤなことでも思い出したですか!?」
ジ「いや、だから別に」
翠「もしかして…、とても言いづらいことですか?大丈夫です、翠星石はジュンの味方ですぅ。安心してなんでも言うがいいです」
ジ「えーっと……」
翠「さあ、言うがいいです。ジュンは、翠星石が守ってやるですから……」
ジ「…実は……」
翠「実は?」
ジ「…ただの目薬で、僕はちっとも泣いていなかったり……あ、あはは……」
翠「……はは……」
ジ翠「あはははははははははは……」
翠「じゃねぇですぅ!」
ジ「や、やめろ!如雨露を振り回すな!」
ゴッ!
ジ「ガッ」
翠「あ」

終わり  







ある朝のヒトコマ
チュンチュン
ジ「ふぁ~、ん、もう朝か」
翠「zzz」
隣を見ると気持ち良さそうに寝てる翠星石が
ジ「(気持ち良さそうだな・・・起こしちゃえw)」ニヤリ
気持ち良さそうに寝てる翠星石のホッペをツンツン
翠「ん・・・ジュン~大好きですぅ」
抱きつく翠星石
ジ「(目がトロンとしてるよ・・・寝惚けてるな)ちょw翠星石?(///)」
翠「翠星石とずっと一緒にいるですよ・・・zzz」
ジ「ああ(///)ってこら!寝るな~動けないだろ」

30分後

翠「ん、良く寝たです~」
ジ「翠星石~」
翠「ジュン、おはようですぅ」
ジ「おはよう、とりあえず離してくれ」
翠「え?あ、ご、ごめんです(///)」
バッと離す翠星石
ジ「ふぅ~やっと解放された、朝起きたらジュン大好きですぅって抱きついてくるんだもんな~どんな夢みてたんだ?w」
翠「ご、誤解するなです、翠星石ジュンの事なんか(////)」
ジ「嫌いなの?」
翠「き、嫌いじゃないですけどゴニョゴニョ(////)」
ジ「じゃあどう思ってるん?」
翠「えっと、その・・・・・です(///)」
ジ「え?」
翠「だから・・・・好きなんです(///)」

ジ「良く言えましたw」
翠「うぅいじわるするなです・・・いじわるなジュンは嫌いですよ」
ジ「悪かったってw」
翠「全然悪いと思ってないですね・・」
ジ「思ってるってwどうすれば許してもらえますかな?お姫様」
翠「・・・そうですね~ナデナデしてくれるなら許してやるです」
ジ「そんな事でいいのか?」
翠「いいからさっさとナデナデしろです(///)」
ジ「わかったわかった」
翠星石をナデナデするジュン
翠「ジュン~もっとするですぅ」
ジ「甘えんぼさんだなぁ」
翠「二人でいるときぐらい甘えさせろです(///)」
ジ「はいはいw」

糸冬








カコーン
ジ「ふぃ~生き返る~w」
ガチャ
翠「失礼するですよ」
ジ「す、翠星石!?」
翠「え、えっとですね・・・その・・たまには背中でも流してやろうと思ったです(///)」
ジ「いや、はずか
翠「うるせぇです!いいから流させろです!」
ジ「わ、わかった(///)」
ザブ
翠「ま、前ぐらい隠しやがれです・・・(///)」
ジ「え?あ・・(///)」
あわてて隠そうとしたジュン
ジ「うわ~!」
ドテン
ジ「あててて・・・・(//゚д゚// )」
翠「いたたた・・・気を付けやがれです!・・?どうしたですか?」
ジ「丸見え・・(///)」
翠「え?あ・・・み、みるなです(////)」
見事にタオルがはだけてる翠星石
ジ「そんな事言ったって・・・(///)」
翠「・・・まぁジュンになら見られてもいいですけどボソ(///)」
ジ「(やべ理性が・・・プツ)いただきま~すw」
そのまま馬乗りになるジュン
翠「ちょ・・やめるです・・ここじゃ嫌です(///)」
ジ「じゃベット行く?」
翠「コクリ(///)」

糸冬








翠「ジュン何聞いてるですか?」
J「これ?フラワーって曲だよ。聞く?」
翠「もちろんきくですぅ」

片方のイヤホンを翠星石にわたす

J「そろそろサビだからな」
翠「ハイですぅ」
~♪
翠「良い歌ですぅ」
J「だろ?ところでサビのところで言いたいところがあるんだけど」
翠「?」
J「最初のサビのように僕は翠星石の笑顔をみると心がしぼみそうな時でもまたキレイになるんだ」
翠「!!!」
J「だから翠星石は僕の太陽になって僕の中の花をずっとキレイに育ててほしい。」
翠「それって・・・(///)」
J「付き合ってくれ!翠星石!」
翠「もちろんいいですぅ(///)」
J「翠星石...」
翠「ジュン・・・」
こうして太陽と一輪の花との付き合いがはじまった。










翡翠色の受話器



「もしもし、オジジですか」
『おお翠星石、一樹はどうしておる?』
「(またこのジジイは呆けて……)大丈夫です、変わりは無いですよ」
『あのベジータとかいう変質者はおらんだろうな?』
「心配要らんです、今は痔で入院してるですから」
『そうか。で、一樹はどんな具合じゃ』
「今はジュンと歩いてるです……あ、校門を抜けたところですね」
『肛門!? わ、ワシはゆるさんぞぉ!』
「朝っぱらからボケてんじゃねーです。学校の門ですよ」
『そ、そうか。じゃがジュンとは誰だ!?』
「フツーの男子です」
『男子!? 男か! 一体どんな関係じゃ!?』
「そうですね……蒼星石とは良い友達で、翠星石とも仲良しです」
『何じゃと!? ええい、そんなのを一樹に近づけちゃいかん!!!』
「近付くも何も、普段から腕組んだりしてるです」
『か、かずきぃぃ!!!』
「……と、おめーの叫びを聞いてたら二人を見失ったです、発見次第引き続き調査報告ですぅ」

『ぐぬぬぬぬぬぬぬ……』

(昼に続く)

翡翠色の受話器



「もしもし、オジジですか」
『おお翠星石か、一樹はどうじゃ?』
「今はみんなと中庭でお弁当を食べてるです」
『そうかそうか。で、変な虫は付いとらんじゃろうな』
「ついてねーです。寧ろジュンに悪い虫が付き捲りですぅ!」
『何じゃと? またあのジュンとかいう男が一緒におるのか!』
「蒼星石が食べさせようとしても、真紅や水銀燈が先手を取っちまうです……」
『んな! 何人もの女子に囲まれておるのか……!!!』
「おおっと! ここで蒼星石の顔がジュンの方へ……」
『ま、ちょっと止め! 止めさせろ!』
「なぁんとぉ! ジュンに唇に付いたソースを蒼星石の舌が……」
『あ! ああああ!!』
「フフ……これはキスと何ら変わらんですね」

『やぁあめさあぁぁせろおぉぉぉぉぉぉ!!!!!!』

「黙るでぇす! 言われなくても止めさせてやるですよ~」
『な、なら早うせい!』

「ジュ――――ン♪ 翠星石のも食べるですぅ♪」
『あッ! 翠星石もよさんかぁ! それはそれで嫌なんじゃあ!!』

(夜に続く)


翡翠色の受話器



「もしもし、オジジですかぁ」
『翠星石か! こんな遅くまでカズキは何処にいるんじゃあ!!?』
「え? ああ……ジュンの上ですよ」
『な、何じゃとお!? お、男のう、上……!?』
「もう子供ではねーです」
『え? な?』
「蒼星石はもう……大人になったですよ(////////」
『うぎゃああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…………』
「いー加減、孫離れしろです」

『翠星石ちゃん?』
「あ、おばばですか?」
『そう、あの人がちょっと斃れたんで代わりに出たの』
「そうですか。えと、今日はですね……」
『泊まっていくんでしょう? 構わないわよ』
「ありがとです。明日はちゃんと帰るです」
『ええ……ああそうそう、ジュン君だったかしら?』
「え!? あ、それは……あの」
『貴女も頑張るのよ』
「はいですぅ(//////)」
『明日は二人そろってお赤飯ねぇ……』

『かぁ――――~ずきがぁ―――――――――~』



翡翠色の受話器




 翠星石と蒼星石。
 双子の姉妹が眠る頃。
 ジュンを挟んで眠る頃。
 空の彼方の尚遠く。
 たゆたう雲の尚遠く。
 元治が浮かんでおりました。

「ぎぃゃぁぁあああ! だ、だめだ! そ…蒼星石! 蒼星石がキズモノに!
キズモノになってしまう! し、心配で寝付けん! ね…眠れんッ!」

 元治は2度と愛する孫を取り戻せなかった……。翠星石と蒼星石をジュンに取られ、
 死ぬまで喪失感を味わうのだ。そして死んでも死に切れそうにないので――

 そのうち元治は、考えるのをやめた。


 めでたくもなんともねえ