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複数短編25 - (2006/05/02 (火) 17:57:00) の編集履歴(バックアップ)


替え歌、元「ハルジオン」今「ハルヨクジョウ」

希望を作ってた、薔薇乙女に気に入られた日から、削れてった。
トラウマを作って、無き暮れた、夜のベット。
名前があったなぁ、赤くて、無数の花。
視界の外れで、忘れられた様に、乱れ咲いてた。

回されて、霞んでいく記憶の中、ただひとつ。
思い出せる、忘れられたままの海苔。

いつだったっけなぁ、ベジータと遊んでたあの日も。
滲んだ景色の中で、滲まずに揺れてた。
いつだったっけなぁ、自分に嘘をついた日も。
正しいリズムで、人を惑わし揺れてた。

いつの日もふと気付けば、僕のすぐ近くで。
どんな時も赤いまま揺れてた、自分のタメ?何のタメ?

始めてを失くした時。
自分の正論が、スルーされた時。
ほら見える、揺れる赤い花。
ただひとつトラウマで、折れる事なく襲い来る。

希望を作ってた、一度触れてみたかった。
大人になったら、いい思い出ででぶり返す、トラウマとベジータ。
ところが、薔薇乙女は気付かずに、繰り返してる。
大人になっても、望みを作っては汚される。

幾つもの景色を、通り過ぎた笹塚に問う。
君を今、動かすモノは何?その色は?その位置は?


夢ならどこかに、埋めてきたい。
希望と、遥かな距離を置かされた。
ほら、今も襲い来る薔薇乙女。
僕は気付かなかった、位置を知らなかった。

トラウマを作ってた、いつしか薔薇乙女はSM派になってた。
視界にあるのは、数えきれないトラウマだけ。
大事な何かが、音も立てずに切れていった。
翠星石のジョウロが媚薬で満ちてった ───・・・



まだ

傷を作ってる、やられる様に繰り返されてる。
逃げれられないって事も、知りながらベジータに助けを頼む。
ある奴がいたな、アホな自分の姉。
枯れて解ったよ あれは僕の希望咲いてた。

気付くのが、遅くてうなだれた、僕の目が。
捕らえたのは、トラウマの中の、小さな芽新しい芽。

生きていく意義と、また出会えた。
自分の希望が今、踏まれた。

枯れても、枯れないトラウマが咲く。
僕の中に深く穴を掘る。

ほらここに、揺れる希望。
僕は気付かなかった、忘れられていた名前。
僕のが揺れるなら。
折れて揺れる、揺るぎつつ有る精神だろう。