「複数短編30」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

複数短編30 - (2006/05/18 (木) 21:23:51) の編集履歴(バックアップ)


『何気ない日常の一コマ、乙女の会話』

「ねぇ…私ふと思ったんだけどぉ」
「何を思ったのかしら?」
「なぁにーなぁにー!」
「いや、期待されてもアレなんけどねぇ…」
「いいから話してみるかしら」
「ガンホーガンホー!!」
「じゃあ話すわぁ…あのね、私達の中で一番“萌え”なキャラは誰だと思う?」
「むむむ!それはカナに対する挑戦と受けとっていいかしら!?」
「――――ヒナに対する挑戦でもあるの……!」
「ままま、待ちなさいよぉ、二人とも!イキナリ殺意の波動に目覚めようとしないでぇ!!」
「「じゃあどーいう意味かしら(なのー)」」
「言うから、言うからその懐かしい構えは解いてぇ!」
「さっさと言うかしら!」
「言うのー!」
「…あのね、私達の中で一番萌えなキャラは“巴”なのよ」
「「いやいやいやいや、それはない」」
―――ビシッ!(横手でツッコミ)
「最後まで聞きなさいって…巴をローマ字にしてみて」
「TOMOE、なのよ」
「そうねぇ。じゃあそれを“と”と“もえ”に分割すると…」


「TO……MOE……ハッ!!」
「流石ねぇ…金糸雀。すぐそれに気づくなんて」
「な、なんてことかしら…」
「うゆ?どーいうことなのぉ、水銀燈?」
「To Moe……簡単に訳せば“萌えに至る”って感じかしら…」
「そ、そんなぁ…」
「うゆぅ……」
「これだけよ、私が思ったことは…」
「「つまんねぇことにもったいぶって話すんじゃねぇぇぇぇぇッッ!!」」
「えぇええ!?」
「やっぱり御仕置きが必要かしら…」
「スパーキングスパーキング、なのぉー!」
「ちょ、ちょっと待ってよ!最初言ったじゃない、期待されてもアレだって!!」
「もう…カナは聞く耳を持たないかしら…」
「さよなら…水銀燈…なの」
「い―――イヤァァァァァァァァァ……」

うん、酷い目に遭う銀ちゃんが好きなんだ。後悔はしていない。
だから落ち着いて聞いて欲しい。
―――オチってなんだ、食えるのか!?(最後までネタは仕込む、それが俺のジャスティス!)

ちゃんちゃん♪