金「来週からアルバイトを始めることにしたかしら。」<br> J「へー、何のバイトだ?」<br> 金「ミスタードーナツで売り子さんをするかしら。」<br> J「無事に務まるか心配だな。」<br> 金「大丈夫、注文聞いて売るだけだから問題ないかしら。」<br> J「で、何でバイトする気に?」<br> 金「このところのみっちゃんの金遣いの荒さが気になって…。」<br> J「あのひと金糸雀の服買うのに命かけてるからな。」<br> 金「カナのせいでもあるから何かプレゼントしてあげたいかしら。」<br> J「プレゼントか、じゃあ短期か?。」<br> 金「ううん、JUMとの時間もあるし今回は悠長に構えていくかしら。」<br> J「そうか、ありがと。草笛さん金糸雀がバイトするって知ったら大変だろうな。」<br> 金「そ、そうね。みっちゃんには内緒にして欲しいかしら。絶対バイト先に居座るから。」<br> J「『制服姿のカナもサイコ―!』とかなりそう…ってどうした?」<br> 金「もう、早く突っ込んでくれないと終われないかしら。」<br> J「いい流れだったからスルーしたんだけどな。会話続けたかったし。」<br> 金「JUMー!」<br> <br> <br> <br> <br> <hr> <br> <br> <br> <br> 金「今日も卵焼き美味しいかしら~♪」<br> 「ガーガー」<br> 金「やぁ~、またカラスかしら~!!もぅ、今日こそ絶対守り抜くかしら~!」「ガーガー…!!ガ…ガーガーガー!!」バササァ…<br> 金「あ…あら?逃げてったかしら…そ、そうね、きっとカナの強さがようやくわかったかしらね~。うんうん…」<br> バササァ…<br> 「へ?」<br> ??「ルァオオオオオオォォ~」<br> <br> 雪「おかしいですわ…どこに行ってしまったんでしょう?」<br> ジ「飼ってる鳥に逃げられるなんて雪華綺晶もうっかりしてたな…で、何が逃げたんだ?インコか文鳥か?」<br> 雪「いえ、先日大熊山で捕獲されたバードンという珍しい鳥ですわ。今は雛鳥ですが2mはありますの…」<br> ジ「へぇ…随分でかい鳥だな。…ん、あれは…」<br> 雪「これは…確か金糸雀さんのお弁当箱…なんでこんなところに?」<br> ジ「金糸雀は…見当たらないけど…」<br> <br> その頃<br> 金「うええぇぇ~ん!!みっちゃん~、助けてかしるぁぁ~!!」<br> バードン「ルァオオオオオオォ!!」<br> 金糸雀は上空100m付近を飛んでいた<br> <br> <br> <br> <hr> <br> <br> <br> <br> 金「ん?ジュンの部屋から歌声が聞こえるかしら。」<br> ジ「♪彼女はカナリア、一目に触れたがらない…」<br> 金「え?これってまさかカナに宛てた歌かしら!?」<br> ジ「♪聴かせてくれたことはまだないが綺麗な虹色の声で歌うよ…」<br> 金「きゃ~///照れちゃうかしら。ジュンが聴きたいならカナはいつでも歌っちゃうのに…」<br> ジ「♪誰ともsexしなくても子供だって身ごもれる…」<br> 金「え…!?ちょっ…」<br> ジ「♪全裸でいるのは宗教上の理由だ…」<br> 金「な…何言ってるかしら…?」<br> ジ「♪お気付きですか?貴女もモンスター…」<br> ガラッ<br> 金「ちょっと!!何て歌歌ってるかしら!?」<br> ジ「あぁ、金糸雀か…」<br> 金「あぁ、金糸雀か…じゃないかしら!カナは別に人見知りでも露出狂でも変な信者でもないかしら!!…それに…ちゃんと子供だって……兎に角変な誤解は止めるかしら!!」<br> ジ「…あぁ…今の曲か…ミスチルのMonsterって曲なんだけど…」<br> 金「…へ?…………ま…紛らわしい曲歌うんじゃないかしら~!!」ベシィ!<br> ジ「たわばっ!!」