<p>「きらきしょう」<br> 「おでぃーる」<br> <br> 誰もが目を奪われる様な、美しく、愛らしい少女二人。<br> そんな二人は互いに向き合い、互いの名前を言い、互いに笑いました。<br> <br> 「わたしたちは、ずっとともだち」<br> 「もちろん。ずっといっしょ」<br> 「「やくそく」」<br> <br> 小さな小指と小指が結んだ、少女達の単純な様で、強い約束。<br> それは、短い期間で脆くも砕け散ってしまいました。<br> <br> 「……フランスにおひっこし……!?」<br> 「ごめんなさいね、オディール。お父さんの仕事の都合でね……」<br> 「本当にすまない。オディール…」<br> 「……そんな……」 <br> <br> 来週に、オディールと両親は、フランスに行かなければならなくなってしまった。<br> 突然すぎて、小さなオディールは困惑するばかり。<br> 只、一つ分かる事。<br> ――親友の雪華綺晶と分かれなければいけないという事……。<br> <br> 「……きらきしょう……」<br> <br> 一週間後。<br> オディールは、雪華綺晶に何も言わずにフランスへと飛んでいきました。<br> 突然の別れに、雪華綺晶は只只困惑し、涙を流しました。<br> <br> 「ぐすん……おでぃーる……なぜなにもいってくれなかったの…?」<br> <br> 雪華綺晶は来る日も来る日も、泣いていました。<br> その悲しみは、暫く癒えませんでした。 <br> <br> <br> それから5年。<br> <br> 雪華綺晶は小学校高学年になり、オディールの事も忘れかけていました。<br> <br> とある日、雪華綺晶が部屋の掃除をしていると、少し色褪せた封筒が出てきました。<br> <br> 「あら…?これは…?」<br> <br> 封筒に心当たりが無い雪華綺晶は、とりあえずその封筒を開けてみました。<br> <br> 「……!?」<br> <br> その封筒の中には、手紙が入っていました。<br> その手紙を読んでみると、幼い子供の字でこう書かれていました。 <br> <br> 『きらきしょうへ<br> わたしはおとうさんのおしごとで、フランスにいかなければならなくなりました。<br> なにもいわずにごめんなさい。<br> ぜったいにもどってくるから、もしわたしをゆるしてくれるなら、まっていてください。<br> おでぃーるより』<br> <br> 「お、オディール……!!」<br> <br> この手紙は、フランスへの引っ越しが決まった次の日に、オディールがこっそり置いた手紙でした。<br> <br> 雪華綺晶は沢山の涙を流しました。<br> まるで、親友がいなくなってしまった、昔の様に……。 <br> <br> 「雪華綺晶」<br> 「オディール」<br> <br> 誰もが目を奪われる様な、美しく、愛らしい少女二人。<br> そんな二人は互いに向き合い、互いの名前を言い、互いに笑いました。<br> <br> 「私達は、ずっと友達よ」<br> 「もちろん。ずっと一緒ですわ」<br> 「「約束」」<br> <br> 小指と小指が結んだ、少女達の単純な様で、強い約束。<br> それは、一度目よりも強くなった約束でした。</p> <p> </p> <p> </p> <hr> <p> </p> <p><br> 白崎「やあ、見てご覧よ二人とも!スーパードルフィーでまた新しいドールが出てるよ。ここまでくると厳かな感じすらするなぁ…」<br> ローゼン「・・・」<br> 槐「・・・」<br> 白「ん?どうしたの二人とも」<br> <br> カラン…<br> ロ「時代とは…進化するものだな…」<br> 槐「くそぉ!僕の…僕の人形が最高なんだ!最高なハズなんだ…!マスター!テキーラを持って来ぉおい!!!」<br> 白「(なんか…悪い事言ったかな…)」</p> <p> </p> <p> </p> <hr> <p> </p> <p> </p> <p>ベ「桜田、久々に一緒に帰らないか?」<br> ジ「ん、良いよ」<br> <br> ベジータとジュンが一緒に帰るようです<br> <br> ジ「久々だな、一緒に帰るの。何時ぶりだろうな?」<br> ベ「お前が真紅嬢と付き合い出す少し前ぐらいからもう別々だったよな…」<br> ジ「ん、そのくらいか。気を遣ってくれたのか?」<br> ベ「そんなんじゃねぇよwあの場に俺が居たら…邪魔だろ?」<br> ジ「それを気を遣うってんだよwにしてもなんでまた一緒に帰ろうなんて?」<br> ベ「ん、たまにはな。男同士話したい事もあるさ」<br> ジ「…また水銀燈だな?」<br> ベ「うっ、鋭い奴だな…」<br> ジ「お前まだ告白できてないのか?」<br> ベ「仕方ねぇだろ!あんなキャラの人間、好かれる訳ねぇよ…」<br> ジ「だったらなんであんなキャラ作ってるんだよ?」<br> ベ「なんていうか…あれだよ、好きな人の前では素直になれないって心理」<br> ジ「なんだよそれwまぁ…試しにさ、普段のお前を見せてみたら?所謂ギャップってやつだよ」<br> ベ「成程…さすが彼女持ちは参考になるぜw」<br> ジ「ま、振られても僕は責任取れないけどなw」<br> ベ「その時はお前に地獄を見せてやるぜ!覚悟しろよw」<br> ジ「おぅ!望むところだ!ってな…wま、頑張れよ」<br> ベ「あぁ。お前に話したら自信が出てきたよ。ありがとな」<br> ジ「いやいや。僕の方こそ頼りにしてくれて嬉しいよ」<br> ベ「じゃ、また明日な」<br> ジ「あぁ。また明日」 <br> <br> そして……<br> <br> ベ「よし、少し練習するか…」<br> <br> 大切な話があるんだ。聞いてほしい。俺は君を…君をずっと見てた。目で君の事ばかり追い掛けてて、君が居ないときも君の事ばかり考えて…<br> ずっとその事から逃げてたけど、やっぱり自分の心に嘘は付けない。聞いてくれ。<br> <br> 俺は君が好き<br> <br> <br> <br> <br> <br> 梅「やっと…やっと分かってくれたんだね。待っていたよ?さぁ、これから二人で幸せの道を歩いていこう」<br> ベ「落ち着け…これは間違いだ幻覚だ錯覚だアッー!」<br> <br> <br> 保守</p> <hr> <p> </p> <p><br> かっこいいベジータが書きたくなったんだ。だからベジータに『みくみくにしてあげる』を歌わせてみた。<br> <br> <br> べ「作品の違いを越えて、俺は来たんだぜ~。M字ハゲだけど、よく見ろイカスぜ~」<br> <br> べ「あのな早く~SSを書けよ~。どうしたよ俺のことずっと見つめてる~(フッ、照れるぜ…)」<br> <br> ベ「お前のことベッジベッジにしてやるぜ~♪主役はまだだが、頑張るのさ!ベッジベッジにしてやるぜ♪だからかなり覚悟をしておけよ~」<br> <br> ベ「ベッジベッジにしてやるよ~♪最後まで諦めないでベッジベッジにしてやるよ♪だからもう、ケツを掘らせるな!」<br> <br> ベ「ベッジベッジにしてやるぜ~♪世界中の誰、誰よりベッジベッジにしてやるぜ♪だからもっと、俺のSS書いてくれ~」<br> <br> <br> 梅「よく頑張った!感動した!だからこれはご褒美だよ!遠慮せずに受け止めてね!!」<br> ベ「 」<br> <br> ベ「上の台詞は、俺とお前達の心の絆が埋めるのさ…」<br> 笹「恥ずかしいセリフ禁止!!」</p> <p> </p> <p> </p> <hr> <p> </p> <p><a href= "http://www9.atwiki.jp/rozenmaidenhumanss/pages/1824.html">水銀燈×蒼星石2</a>の5つ目のクリスマスより(yuriyuri注意)<br> <br> ベジータが一部始終を覗いていたようです。<br> ベ「いつもどおり蒼嬢をストーキングしていただけなのに凄いものを見てしまったぜ…犬耳蒼嬢ハァハァ」<br> 梅「同性愛あるところに我は在り!<br> や ら な い か」<br> ベ「ば‥馬鹿な!?この流れでホモネタ投下だと!?…アッー!」<br> 梅「はっはっは、メリークリスマース!」<br> <br> <br> <br> やめて!苦情なんて聞きたくない!</p>