<p><a title="hukusuutan11" name= "hukusuutan11"></a>銀「さあ今日もネコミミつけてJUMを誘惑するわよぉ」<br> 金・蒼・翠・雛・薔・雪「おー(ですぅ・かしらー・なのー)」<br> 真紅「バカねあなたたち。そんな野蛮な生き物の耳なんかつけたってJUMは喜ばないのだわ」<br> 銀「じゃああなただけなにもつけないでいなさあい。後で泣いても知らないわよぉ」<br> 真紅「私はこれをつけさせてもらうのだわ・・・」<br> ごそごそ<br> 蒼「・・・なんだいそれ」<br> 真紅「見てわからないの!?象耳なのだわ!!」<br> 金・蒼・翠・雛・薔・雪・銀(・・・きめぇ)<br> 真紅「待ってるのだわJUM!!」<br> <br> 金「・・・行っちゃったかしら」<br> 翠「真紅がボロクソに言われるとこでも見に行くです。イーッヒッヒッヒッ」<br> <br> <br> 真紅「JUM!!これを見るのだわ!!」<br> JUM「こ、これは僕の大好きな象耳じゃないか!!」<br> 真紅「パ、パオーンなのだわ(///)」<br> JUM「こりゃたまんねえええ!!ああ真紅!!僕をわかってくれるのは君だけだ」<br> ガシッ<br> 真紅「と、当然なのだわ(JUM・・・そんなに強く抱きしめられたら鼻血が・・・)」<br> <br> 金・蒼・翠・雛・薔・雪・銀「・・・」<br></p> <br> <hr> <br> <br> <p> 銀「・・・恥ずかしいけど私たちもつけるしかなさそうねぇ・・・象耳」<br> 翠「・・・馬鹿馬鹿しすぎてやってらんねーです」<br> 銀「あらぁ?じゃああなたたちはJUMを真紅に取られても構わないのぉ?」<br> 金・蒼・翠・雛・薔・雪「!!」<br> 全員無言で象耳をつける・・・<br> 銀「しかたないのよぉ。JUMはなんていうか・・・普通じゃないみたいだから・・・」<br> 真紅「あらあなたたちまだそんなことをしているの?愚かね。ひとが生きていく上で変化が大事だというのがわかっていないのだわ・・・」<br> ごそごそ<br> 真紅「どんなに素晴らしいものでも毎日続けていれば慣れてしまうのだわ」<br> スチャッ<br> 蒼「し、真紅・・・それって」<br> 真紅「そう・・・象の鼻よ」<br> 金・蒼・翠・雛・薔・雪・銀「・・・」<br> 真紅「JUM!!今行くのだわ!!」<br> <br> <br> 真紅「パオ、パパパオーン!!(JUM、どうなのだわ)」<br> JUM「真紅結婚してくれ。そして子どものかわりに象を飼おう」<br> 金・蒼・翠・雛・薔・雪・銀(・・・こいつらバカだ)<br></p> <br> <hr> <br> <br> <p>JUM「ああ可愛いよ僕のダンボちゃん」<br> 真紅「そんなに言われたら恥ずかしいのだわ(///)」<br> <br> <br> 金「・・・もうJUMのことあきらめるしかないのかしらー・・・」<br> 蒼「待てーい!!」<br> 銀「蒼星石!?」<br> 翠「よく見るですぅ!!蒼星石がつけてるのは・・・」<br> <br> <br> <br> 金・翠・雛・薔・雪・銀「ウサギの耳!!」<br> 真紅「今更そんな普通すぎるものではJUMの心はうばえないのだわ」<br> 蒼「・・・確かにウサギの耳だけならね。でもこれならどうかな?」<br> <br> <br> <br> 雪「あれはネコの手・・・ネコの手ですわ!!」<br> 金・翠・雛・薔・銀「な、なんだってー!?」<br> 蒼「象が好きなんておかしな妄想にとりつかれたJUM君を返してもらおうか!!」<br> 真紅「蒼星石!!・・・侮れないのだわ」<br> JUM「こ、これは新しい!!」<br> 真紅「!!JUM待つのだわ!!そっちに行ってはダメ!!JUM!!」<br> <br></p> <br> <hr> <br> <br> <p>双子が子どものころの話<br> 蒼「お姉ちゃんなにかお話してー」<br> 翠「いいですよ。今日は狂気の人形職人の話をしてやるです。イーッヒッヒッヒッ・・・」<br> <br> 昔々、ある街にローゼンという人形職人がいた<br> ローゼンは自らの人生を人形づくりに捧げていて、彼のつくる人形は街で評判になるほどの出来だった<br> だが彼はそれで満足せず、究極の人形をつくるために墓をあらしはじめたのだった・・・<br> ローゼンが街からいなくなって数年後、ついに究極の人形が完成した・・・<br> <br> <br> 薔薇ンケンシュタインが!!<br> <br> 「さあ目覚めるんだ」<br> 「・・・ここはどこなのだすかしらー。おまえは誰なのだすかしらー」<br> 「私はおまえのお父」<br> 「絆パンチなのだすかしらー」<br> 「ぎゃああああ・・・」<br> <br> 薔薇ンケンシュタインはローゼンの言うことなどなにも聞かず、街を恐怖のどん底にたたきおとしたのだった・・・<br> <br> 蒼「ああーん語尾がめちゃくちゃだよう」<br> 翠「イーッヒッヒッヒッ・・・」</p> <br> <hr> <br> <br> <p> 人見知りする翠星石が、何の因果か風邪でで寝込んだ蒼星石の変わりに舞台で発表しなければいけなくなった!<br> そんな事態に薔薇乙女達とJUMは懸命に応援するのであるが…<br> 紅「翠星石。緊張した時は人を飲み込むのだわ!」<br> 翠「そんなのわかってるです!そのくらい知っててあたりまえです!!」<br> 言いながら、翠星石は傍に居たJUMをつかまえる。<br> J「へ?何…」<br> 翠「人を…呑むですーーーーーー!」<br> ばっくん。<br> 一瞬の後に消え去るJUMの姿。あっけに採られる薔薇乙女達。<br> 翠「よし、度胸つけたです!!いってくるですよ!!!」<br> ガッツポーズで舞台に向かって歩き出した翠星石を他所に残された彼女達の動きが止まる。<br> 雛「JUM…?」<br> 銀「え…今のなにぃ!どうなってるのぉ!?」<br> 金「JUMが…消えたかしらー!!」<br> 薔「翠星石…健啖…」<br> 雪「ラプラスくらい美味しかったかしら?」<br> 紅「そ、そんなこと言ってる場合じゃないのだわ!JUM,JUMはどこなの…どこに…!」<br> そして、オロオロと探し回る乙女達(-2)を他所に度胸をつけた翠星石は、見事に発表を成し遂げたのだった。<br> <br> そして後日。町をふらふらとさまよっていたJUMが発見された時、彼はうわごとのように…<br> J「食われる…食われる…!口がぐわって大きく開いてええええええ!!!!」<br> と、繰り返していたのだとか。その後、しばらく病院に通っていた彼は、ある日唐突に姿を プツッ<br> <br> 終<br></p> <p><br></p>