ローゼンメイデンが普通の女の子だったら @Wiki内検索 / 「《とある夢と微睡みの先での出来事》」で検索した結果

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  • シリアス
    上にいくほど最近の作品です。 The Unknown  guroino sinineta 奇妙な兎の奇妙な童話  誰が殺したクックロビン SEAVEN DUNE 『パステル』 Wild Bunch! 《とある処での出来事》 『心のとばり』 懐かしき思い出 【てのひら】L/R “思い出”の価値 『郷里』 かさねられた手より A peace of unusually life-RozenMaiden- 今迄私は 【ゆきふる、まちで】 【うたかた】フラグメント/ライラック 『約束の場所へ』 「出会いと別れ」 「やさしさで包み込む」 ~MEMORYS~ 密室 (前編) (後編) グロ、ホラー。 Rozen Maiden~saw~  サスペンスホラーな話。 グロ、死にネタ。 『秘密の花園』 【ゆめうつつ】~スノードロップ~ 僕にとってのアリス sinineta あなたには愛する人がいますか? s...
  • フラグメント/― 泡沫の夢
     彼の声は遠くなり、そして新しい声が聴こえ始める。  私は夢を見る。遠い昔の、彼女の記憶。 ―――――― 「あ、……ジュン。また頑張ってるのねー」 「え? ……うん。もう少しで出来るかな。全く人遣いが荒いよ」  そんなことを言いながらも、彼はとても嬉しそうだ。  真夜中。此処は、雛苺の家。土曜の夜、次の日の学校は休み。彼はその日、泊りがけで やらなければいけないことがあった。  決して強制された訳ではない。ただ、彼の心が。それを望んだだけのこと。  両親は既に、眠ってしまっている。いくら中学生とはいえ、男子の宿泊を認める辺り、 その辺に疎いところが何とも『らしい』というか……それだけ彼が、信用における人物 あると評価されているということだろうか? 「お姉ちゃんも、ずっとこっちにいればいいのにね」 「そういう訳にもいかないだろうな。それにしても雛苺、向こうのひとってのはあん...
  • 第五話 魔術師
      "幸福"。……それを追い求めた男の、――昔話。   男は、思索を好む人間だった。哲学の本を貪る様に読んでは、"幸せ"とは、 一体何なのであろうか? ということを考えた。   自分の周りに置かれた環境は特に何の変哲も無く、それなりに幸せといえ ば幸せだったのかもしれなかったが、それを自覚することが出来ず、そして苦 悩した。   辺りを見渡せば、まともな職にもつけず、日々食べるのも困るような貧し さに苦しむ人はあまりにも多すぎた。   世の中すべての人々が、幸せになることを神は許してはくれない。いつし か男は、そんなことを考えるようになる。世界はもっと幸せに満ちてもよいの ではないか? だが、実際にそれが実現されることは無い。それはゆめやまぼ ろしの類だから。   男は勤勉で、しかも普通のひとには無い不思...
  • 第二十四話 勿忘草
    「超機動戦記ローゼンガンダム 第二十四話 勿忘草」   「蒼星石・・・ぐすっ・・・寂しいですよぉ・・・蒼星石ぃ・・・・」 暗い部屋で体を縮めて翠星石は泣いていた。あれから一日がたって、改めて・・・蒼星石がもういない事を 実感してしまった。いつも朝になると、自分を起こしに来てくれるのに今日は来てくれなかった・・・ 自分に元気がないといつも励ましてくれに来てくれるのに、今日は来てくれなかった・・・ 分かってる・・・もう脳はそれを確信してしまっている・・・でも、心は認めていなかった。 認めてしまうと、全てが壊れてしまうそうで。 「そう・・・せい・・・せきぃ・・・会いたいですよぉ・・・声が聞きたいですよ・・・体温を感じたいですよぉ・・・」 翠星石が枕を抱きしめて泣き崩れ、そのまま泣き続けた。     「翠星石はどうだ・・・?」 ミーティングルームには翠星石以外が集まっていた。真紅が首を振る。 「ダ...
  • 水銀燈
    上にいくほど、新しく掲載された作品です。 『飛べない翼』 -Mid(k)night 3rd- Dornroeschen 冬の窓 クリスマス中止のお知らせ エキセントリック童話『マッチ売りの少女』 水銀燈のファーストキス じはんきめーでん orikyara注意 nothing or all? biero注意 『歪みの国の少女』 ~繋げる希望~ 私とあなたとこれから biero注意 孤独と自分とそれから shinineta guroino注意 CHOCOLAT DAYS -Mid(k)night 2nd- もしもジュンが紳士な召使だったら  水銀燈Ver いやな夢 -Mid(K)night- 『水銀燈の逆襲』 『メイメイ飼育日記』 What is your justice? 「アンニュイな日」 鳥取砂丘にて しゅいぎんとー ジュンと水銀燈が同居しているようです。 Please,stay by ...
  • L/R.3
    R.―  かなしいこと、かい?  ――どうだろう。世の中にかなしいことは、結構多いとは思うよ。けれど、僕はそうでも無い。かなしいことよりは、さみしいことの方が多いような気がするんだ。そこは君と一緒だね、きっと。ひとは、独りだとさみしい。……うん。それはとっても、さみしいことだから。  ――ああ。姉さんかい? うん。姉さんは僕に、そんな素振りは見せないんだ。人一倍さみしがりなんだろうけど。素直じゃない――ああ、それも確かに……ふふ、そうだね。不思議だな、何だか。……や、本当に不思議な気分だよ。  君と話しているのは、楽しいな。何だか気分が紛れる。――僕はね、結構我侭な方だと自分で思うんだ。誰かと話していたい、だなんて。普段は独りで居るとは好きなくせに、たまに考えたりもするんだよ。……君はどうだい。――うん……そうか。僕と君は、何処か似ているところがあるのかもしれない。  もう少し...
  • 三話「司書の先生」
    短編「図書館」シリーズ三話「司書の先生」 突然だが、私、真紅は図書委員だ。 元々本が好きで、中一のときに初めて図書委員になり… 気が付けば図書室、そして図書委員の常連となり早3年。 その間に図書室仲間ともいうべく、同じく本の好きな友達連も出来て、 図書館をよく利用する人の顔もかなり覚えた。 これは、そんな私の図書室でのある日の話。 「真紅ちゃん、これ手伝ってくれる?」 奥の司書室から声がする。今は貸し出しも少ない放課後の時間帯。 私は、隣の金糸雀に声をかけてから立ち上がって奥へと向かった。 司書室内では、つみあがる新しい本にカバーを付ける司書の先生の姿が。 「はい。わかりましたなのだわ。先生」 「ああん、もう先生って言わないでみっちゃんって呼んで~」 …変な先生である。図書委員や、他の図書室常連の子達と仲の良い気さくな先生であるのだが、 何故だかみっちゃんと呼ばれたがる。私が...
  • ―/― はじまりのうた――夢の続き
     色々なことを、思い出していた。学校での、出来事。保健室での出会い、思い出。それ よりももっと前の、曖昧な記憶。  雛苺が渡仏してから、年明けの春。あと半年とちょっともすれば、彼女は日本へ帰って くる。僕は高校二年生になって、来年は受験生だ。……といっても、大学を受験するつも りはないから、周りよりはある程度余裕ではある。そのことを伝えに、僕はこれからフラ ンスへ向かう。我ながら、相当大胆な行動に出たものだと思う。  出世払い……というとプレッシャーなのだけれど、今回の旅費については家のひとに相 当無理を言ってしまった。姉はなんだか喜んでいたみたいだったが。  本当はバイトをして自分で稼ぎたかったが、山奥の学校ではそれも敵わず。その辺りは、 流石に不便であると思う。 『卒業したらバイト始めなよ、桜田君。いいとこ紹介してあげるから』 『ジュンが働くなら、私も其処でバイトするわぁ』  ...
  • ―/ライラック7
     空がまた、新しい色をしていた。僕は心から、その光景を『美しい』と言い切ることが 出来ない。  学校が終わったあと、すぐ寮へ帰るのもなんとなく躊躇われて、僕は一人図書室に残り 本を読んでいた。もし僕が本当に「本の虫」の如く読書が好きで、いつもいつもあの場所 で本を読み続けていたとしても。とても高校在学中の三年程度では読みきれないくらいの 蔵書が、あの空間には収められている。一応漫画なんかも置いてあって。……何故か「三 国志」が全部揃ってるんだよなあ。一応歴史物ということで、娯楽とはまた別な位置づけ が為されているのかもしれない。  歴史、というと。歴史に関する文献は世の中には溢れているのだけれど、『ひとつの出 来事を語る』為に費やされる時間というのは、果たしてどれくらいなのかと。そんなこと を考えたりもする。  時間の流れそのものの感じ方は、恐らく等しいもの。しかし、そこで起こった出来事...
  • ―/ライラック5
     この世界の、風が無かった。  だから思ったのだ。ああ、これはきっと夢なのだろうと。 『本当に、それは夢だったの?』  そう言われてしまえば確かな返事は出来ないのだけれど、そんなことを僕に聞いてくれ るひとも居ないから。  世界の中で、僕と君の二人きり。いつも自分が見ている風景と何ら変わりは無い筈なの に、何処かしら『何か違う』雰囲気が漂っているのは何故なのだろう。  硝子が。  上を見上げれば、空が青色を見せている素振りで。実は僕らに嘘をついていた。  世界が、嘘を、ついていた。 「世界は、硝子で出来ていたのよ。初めはみんな、透明だったのに。  ……ひとが。ひと、という存在が、それに色をつけただけ」  そんなことを語る君の言葉を信じることにしたのは。この世界で動いているものが、 僕ら以外に何もなかったから。もっとも、それ以前に。僕が君の言葉を、信じないこ となんて無いの...
  • 第八話 ジュン
      僕に出来ることは何だろう、と思う。   人並みに学校へ行き、人並みに友達を作り、人並みの暮らしを営んできたつもり。   そんな折、僕はあることをきっかけに、学校へ行くことをやめてしまう。所謂登 校拒否とか言うやつだ。 『裁縫が得意だって?』『女の裸を想像しながら、デッサンとか考えるんだろ?』 ――全く以て、馬鹿馬鹿しい理由。だけど、その馬鹿馬鹿しい言葉を投げかけられ て、僕は打ちのめされた。学校の生徒全員に、知られてしまった事実。恥ずかしさ と悔しさで、僕は自分の存在そのものを、消してしまいたかった。   両親は海外へ仕事に出ていてる為に家には居ない。姉と二人暮しをして、今をぼ んやりと生きている。姉には随分心配をかけてしまっているし、そしてそれに対し 申し訳ないとも勿論思っている。   ただ、頭でどんなに『平気だ』と考えても、心が...
  • 【ゆめみごこち】
        春が近い、と思う。たまにとてもつめたい日だってあるけれど、お日様が出れば、窓際はこんなにもあたたかかった。  ついこの間まで、こういう日のことを小春日和、って呼ぶんだと思ってた。でもその言葉は、春も近くなった今頃に使うのが正しくない。教えられるまで、本当に知らなかった。  でも。僕は何だか「こはるびより」っていう語感がすきで、ちょっと天気がよくてぽかぽかあたたかいと、そう言いたくなってしまう。  笑われて、しまうかなあ。  そうかも、しれないね。  さあ、出かけよう。外は良い天気だ。  やっぱり風は少し、冷たいけど。  僕はマフラーを巻いて、外へ出る。  手には小包を、携えて。  そしていつもの坂を、のぼる。  一歩一歩、確かに踏みしめていく。  何だか、こうやって上を見ながら歩いていると。  あの青い空へ、まっさかさまに落ちていくような気分になる。  のぼるんじゃな...
  • 【お酒と河川敷と、お嬢様】
    「ジュン様は奥手すぎるのですっ! 大体ですね……」   さて、隣でやたら僕に絡んでくるこのお方の対処に、僕はほとほと困り 果てて居るのだった。どうしようかなあ……普段おしとやかでも、ひとっ てやっぱり変わるんだなあ……  かと言ってこのまま放置していく訳にもいかないし。一度腹を決めたのだ、 とことんまで付き合おうではないか。   僕の隣で、最早顔も真っ赤にしながら話し続けているのは雪華綺晶。この 辺りじゃ有名なお屋敷に住んでいるお嬢様である。夕暮れ時の光が、彼女の 顔をより一層赤く照らしているように見えた。 「あ、また無くなりましたわね……ジュン様、そちらの袋をおとり下さいますか」 「はいよ」   がちゃん、と音が重く響くほど中身の詰まった袋を、彼女に渡す。 「ゴミを持ち帰るのは、ひととしてのマナーですわ」   ...
  • 『薔薇HiME』第3話
    ジュンはいつもより爽やかに目覚めた。今日から新学期。 ジュンの学園生活が始まる日だったからだ。 巴とともに余裕を持って登校したジュンは、初日はまず職員室に来るよう言われていたことを思い出し、「用事を思い出した」と校門前で巴と分かれた。 有璃珠学園は異様に敷地が広い。学園の東西と北を山に囲まれた砦のような位置にあり、それらの山も学園の所有地となっているからだ。 そのような場所だから当然高低差もあり、また、各棟を結ぶ道路から少しでも反れるとろくに舗装もされていない獣道となる。 「自然に囲まれた学園」というコンセプトが暴走していると思うのはジュンが新参者だからであろうか。 「ぜぇ…ぜぇ…」 ジュンが向かおうとしている職員棟は東山の頂上にあるのだが、ずいぶん険しい。 この坂を毎日行ったり来たりしている学園の教師たちの苦労を思う。 「きゅ、休憩…」 中腹付近で限界を感...
  • 【ある日のふたり】
           放課後の教室がすきだった。  私は、少し遠くなった季節を、思い出している。 ―――――  暦が夏の盛りを過ぎてからも、何となく蒸し暑い。本来存在していた筈の長いお休みは、受験生の私達にとってはあまり関係の無いものだった。結局、補講やら模擬試験やらで、家よりも学校に居た時間の方が長かった気がする。 二階の窓際に佇んで、グラウンドの方を見やれば、新人戦に向けて練習に励んでいる下級生達が居た。  彼らが発している筈の掛け声が、随分と遠いものに感じる。  もう暫く、こうしてぼんやりとしていれば、その内にこの教室は紅く染まっていくのだ。ただ、流石に何もしない訳にもいかないから、少しでも手元にある参考書を繰り、頭に叩き込もうとする。  数学は難しい……から、私はあまり得意ではない。かといって、嫌いな訳でもないけれど。  ほとんどひとが居ない――正確には、...
  • =さらば!我が愛しき日々よ=第八話
    どのくらいの時間が過ぎたのだろう。意識はまだ薄ぼんやりとしている。 『ガチャ・・・パタン』 ドアを開ける音が聞こえる。匂いからして、ここはリビングだろう。 背中にはやわらかい感触がする。 じゃあ僕は、ソファーの上で寝ているということなのか・・・ 頭がなんだか重い・・・ の「ジュン君、起きた?」 不意に、のりの声が聞こえた。しかし、まだ瞼を開けるほどの力は出てこない。 雪「まだですわ。もう朝ですのに・・・」 誰だったかな・・・。昨日の配達物を受け取った後の記憶が無い・・・ 真「まったく、あの程度で気絶するなんて貧弱な下僕だわ。」 この声は・・・真紅か。声を聞いたらに急に背筋が冷めてきたのはのは何故だろう・・・。 雪「当たり前ですわ。誰一人として耐えたことの無い、真紅必殺の『絆パンチ』を顔に、しかもまともに食らったのですから。」 意識はまだはっきりしない・・・。二人の...
  • 超機動戦記 ローゼンガンダム:人物紹介
    人物紹介 JUM・・・サクラダの艦長。アリスの乱で両親を失い、姉ののりと幼馴染の真紅と暮らしていた。 その後アリスに反抗するためにレジスタンスに参加。みんなと共にサクラダを任される。 MSの知識も相当あり、機体の修復などもお手の物。よく改造もしている。 のり・・・JUMの姉でサクラダの食堂のお姉さん。彼女の作る花丸ハンバーグはクルーにもっぱら好評。 一人で切り盛りしているがそれが物理的に可能かはおいておく。戦闘では活躍できないが それ以外の面では非常にみんなに頼られている精神的支柱でもある。 巴・・・オ○ニー師匠・・・ではなく、サクラダの副艦長。冷静沈着で常にJUMをサポートしている。 また、アリスの乱で孤児となった雛苺をかくまっており、姉妹のような関係。 真紅・・・アリスの乱で両親を失い、幼馴染のJUMとのりと暮らしていた。紅茶ジャンキーで戦闘中も 作り置きのJUMが淹れた紅茶を...
  • 過去ログ10
    4月14日分までのは過去ログとして別のページへ移動させました。-- 名無しさん (2006-04-15 00 00 14) 乙。 -- 名無しさん (2006-04-15 01 03 33) 人が少ないね。土曜の朝はこんなものか -- 名無しさん (2006-04-15 08 06 30) 先週も土曜は人稲だったな -- 名無しさん (2006-04-15 08 16 25) このくらいの流れもいいかなと思う俺ガイル -- 名無しさん (2006-04-15 10 09 06) あんまり流れ早いとまとめるの辛い俺ガイル -- 名無しさん (2006-04-15 10 20 22) まとめさん乙です -- 名無しさん (2006-04-15 10 39 41) 休みだからSSを書こうと思ってたんだが疲れてそれどころじゃない罠 -- 名無しさん ...
  • ―/ライラック6
     暦の上ではもう既に夏は終わっていると言うのに、この暑さは一体何処からやってくる のだろうかと……長月の時期になれば毎年思ったりするのだ。  『月が出ている時間が長いから、長月だ』なんて古文の先生が言ってたっけなあ。名称 暗記なんて所詮こじつけにすぎないものだけれど、この覚え方は結構好きだったりする。 本当に月の出ている時間が長いのかは知らないが、秋は月が綺麗な季節なんてことは周知 の事実だったりするから。  今、壁にかけられたカレンダーは九月の頁になっている。部屋の灯りを消しているので 視認することは出来ない。  ただ、月明かりが。街から少し離れるだけで、こんなにも月のひかりが眩しく感じられ るだなんて、ここにくるまで知らなかった。  月が、こんなに綺麗だなんて。多分、当たり前のことを、僕は知らなかった。  知らないという事実は、……知ることによって覆される。当たり前だ。このふたつは、...
  • 【愛の行く末】第一話
    第一話 薔「映画面白かったね、ジュン」 J「ああ、アニメっていうからてっきり子供向けかと   思ってたけどなかなか良かったな」 僕の名前は桜田ジュン。裁縫が得意なごく普通の高校三年生だ。 隣にいるのは恋人の薔薇水晶。僕たちは付き合い始めてちょうど一ヶ月になる。 今日は薔薇水晶が前から見たいと言っていた映画を見に行った。今はその帰りだ。 薔「それは偏見…アニメ=子供向けって決めつけるのはいくない」 J「でも周りは子供の方が多かったぞ。なんか僕らは浮いてるみたいだったし」 薔「え…じゃあジュンは私とデートしても楽しくなかったの?」 J「え、いっいやそういうわけじゃ…」 薔「ジュンは……ヒック、私といても……グスッ、楽しくないんだあ」 女の涙というものはずるい。それは相手がどれだけ悪くても、それを見せた途端に こっちが悪く思えてしまう。それにここは表通りから外れているとはいえ道のど真ん中だ。...
  • 過去ログ5
    3月31日分までのは過去ログとして別のページへ移動させました。 -- 名無しさん (2006-04-01 00 07 25) 32日てwwwwwwwwwwwwwwwwww -- 名無しさん (2006-04-01 00 15 44) 最近『○○書いたものです』ってのをよく見かけるがやめたほうがいいかも。続きならタイトルとアンカーで十分だし。 -- 名無しさん (2006-04-01 01 37 41) あれ? ドリームの春の新作紹介みれねぇのは私だけか? -- 名無しさん (2006-04-01 02 03 32) 俺も見れんぞ -- 名無しさん (2006-04-01 07 22 13) URLの%20削ったら見れたよーそして一番最後のに( ゚Д゚) -- 名無しさん (2006-04-01 07 56 42) 金糸雀の第1話がない件(´・ω・`) ...
  • ミーディアム達
    上にいくほど最近に掲載された作品です。 『煩悶する少年少女のための四重奏曲』 ベジータベータ ジュンとベジータ カラー めぐ 【みっちゃんの野望 覇王伝】 時計仕掛けのオジジ 【冬の】【ひまわり】 『星合にて』 《L étudiant étranger est Beauté Endormie》 オディール×ジュン 『うそつき老人』 帰り着いた先には 姉さんへ 《JUN days》 とある少女の日記 めぐ 【夢と初恋と素敵な人形】 みっちゃん がんばれ働く社会人 【ある日の幕間】 鬼教師桜田潤の苦難 神業級の職人 『古ぼけた雑貨店』 あの世に嫌われている方々のお話 original ローゼンラジオ 『家政婦 募集中』 ピエロ 僕が彼に惹かれた理由 幸せですか ミーディアムス ~JUMの苦悩~ 病室のひだまり これはジュンが初めて双子の家に遊びに行った時のこと… 『褪めた恋より 熱い恋』...
  • 【ある日の幕間】
     ――さて。    私は今の状況を、冷静に分析しようと試みる。  それが失敗に終わることは、勿論自覚していたのだ。手先は割かし器用な方だけれど、複雑なことを考えるのはとんと苦手だから、私は。  本当に、複雑な問題なのかしら?  改めて考えて、その自問にもやっぱり答えを出すことが出来ない。  ――少し、嘘をついている。  出すことが出来ない、ではなくて。出そうとしていない、だけじゃなのかも? 「槐さん、お茶が入りました」 「ああ、ありがとう」  私の思考を余所に、繰り広げられる幕間。 「みっちゃんさんも……はい、どうぞ」 「あ、ああ、ありがと」  優雅な仕草で私にお茶を差し出し、お盆を持っていそいそと奥の部屋へ戻る彼女。  今、時は夜中の十二時をまわったところ。  眼の前には、これまたこの上無いくらい上品な仕草で紅茶に口をつける彼。  一流の人形師ともなると、普段の仕草まで...
  • 第16話  『この愛に泳ぎ疲れても』
    どちらかを、選べ―― そう言われたところで、蒼星石の答えは、既に決まっていた。 こんな場所まで歩いてきた今更になって……躊躇いなど、あろうハズがない。 二つの目的を果たすためならば、地獄にすら、進んで足を踏み入れただろう。 ただ夢中で、翠星石の背中を追い続け、捕まえること。 そして、夜空に瞬く月と星のように、いつでも一緒に居ること。 たとえ、それが生まれ変わった先の世界であっても――ずっと変わらずに。 蒼星石は無言で、右腕を上げた。そして……偶像の手を、しっかりと握った。 置き去りにする人たちへの後ろめたさは、ある。 けれど、今の蒼星石のココロは、出航を待つ船に等しい。 姉を求める気持ちの前では、現世への未練など、アンカーに成り得なかった。 過ちを繰り返すなと諫めた声など、桟橋に係留するロープですらない。 「いいのですね?」 こくりと頷きながら、なんとは無しに、蒼星石は思ってい...
  • 四日目―始まりの景色
    昨日はあれから、大変だったな。 結局姉さんがジュン君を泊めちゃったんだ。 「お前は蒼星石と一つのベッドで寝てろですぅ♪邪魔するほど翠星石は野暮じゃないですよ♪」 とか言っちゃって。 結局、ジュン君はリビングで寝たんだけどね。 はぁ…ちょっと残念かな…って!僕は何を考えてるんだ! いや、でも、ジュン君と一緒に寝たかったけど、そういうのにはまだ早くて…!つまり僕は…ああっ! こほん。 今日はバスケの大会の日。 僕ら3人は、みんなで朝早く家を出た。 姉さんの、初めての手作りのお弁当を持って。 「♪♪」 僕らの先を歩く翠星石。 素直じゃなくて、でも強くて真っ直ぐな、僕の姉さん。 新しいところに進むときは、いつも手を引いてくれた。 「翠星石!車来てる!」 慌てて翠星石の腕を引くジュン君。 僕の愛する人。この一言に尽きるんだと思う。 「あ、ありがとですぅ…」 ああ、二人して見つめあったりな...
  • 『ひょひょいの憑依っ!』
    『ひょひょいの憑依っ!』 凍てつく冬が、静かに舞台を降りてゆく頃。 それは、春という再生の訪れ。 多くの若者たちが、新しい世界に旅立っていく季節。 彼……桜田ジュンもまた、新たな道に歩を踏み出した若者の一人でした。 「今日から僕は、ここで――」 穏やかに、昼下がりの日射しが降り注ぐ空間。 薄汚れた壁際に、山と積まれた段ボール箱を眺め回して、独りごちる。 大学を卒業したジュンは、首都圏に本社のある企業に、就職が決まっていました。 そこで、これを機に親元を離れ、独り暮らしを始める予定なのです。 彼が借りたのは、都心から電車で30分ほど離れた下町の、ボロアパートでした。 築20年を越える5階建てのコンクリート家屋ですが、立地条件は悪くありません。 勤務先にも、公共の交通手段を用いれば、1時間以内に辿り着けます。 そんなアパートならば、家賃だって安かろう筈もなく―― 最低でも、一ヶ...
  • 【ある日の幕間】 あなたとみるゆめ
          人形のようだ。  グラスを傾けながら、彼女はふと、そんなことを思った。  思い込んでいることほど、他人の言は受け入れがたいもの。  透き通るグラスの中で揺らめく琥珀を、丁度眼の高さに持って行きながら。それをとりとめもなく揺り動かしてみて、彼女はぼんやりと、かたちにならない何かに想いを巡らせている。  それはある種、楽なことだったのかもしれない。  僅かにかたちになるものは、果たして自分を慰めるものに成り切れていたかどうか、恐らく彼女自身も理解していない。  それでも良いかと、少し考えて。  そして直ぐ、その言を翻したくなる。  ぐるぐると巡り、廻り続ける。じっ、と、既に揺らめきの収まった琥珀を、長めのまつげと共に瞬かせながら見つめるその様子は、どこか艶かしくもあった。  その彼女の隣には、もうひとり。物憂げな彼女に全く引けをとらない……道行けば、十人男が居れ...
  • 【ゆめの、あとさき】
     カタン、カタン――。電車は、揺れる。なんとなく、外を覗いてみた。  見慣れぬ、景色。しかしその色が、僕が本来もち得ない筈の郷愁の念を抱かせるような 気がした。長く都会に暮らしていると、こういった田舎風の情景に心惹かれる様になる― ―というのも、あながち否定出来ないのかもしれない。  周りを見れば、車内には殆どひとが居ない。殆ど貸切状態だった。ゆらぎを見せる電車 の中で、僕は何だか眠くなってくる。――このまま、眠ってしまっても、良いだろうか?  そうして、僕は夢を見る。僕の故郷と呼べる場所はそこそこ都会で、そこから出たこと など今まで一度も無かったように思う。そう、今こうやって、そんな場所に向かおうとす るまでは。  夢を見終わった後の記憶は、いつだって曖昧だ。だから、今願ってみよう。どうか、夢 を見るならば。いつか忘れてしまうようなものであっても――きっと優しいものであるよ うに、...
  • 第四十話 JUMと巡り合い・ラプラス
    「一つ屋根の下 第四十話 JUMと巡り合い・ラプラス」     「んじゃあ、うちのクラスの出し物は喫茶店で決まりだな。」 教壇に立っているべジータが言う。現在、HRの時間だ。クラス委員のべジータが学校祭の催し物の決議を 取っていた。どうやら、うちは喫茶店になりそうだ。 「ちょっといいかな、べジータ。」 さて、決まったと思ったところで梅岡がしゃしゃり出てくる。相変わらず空気が読めない担任だ。 「折角だから、喫茶店でも趣向を凝らしてみてはどうかな!?普通のお店じゃあお客さんの関心は 引けないよ?もっとこう奇抜にサ。我が校は比較的自由だから無茶な案じゃない限り通りやすいしね。」 ウインクする。言う事はもっともなんだけど、何でわざわざウインクするんだろう…… 僕の隣でスッと手を上げる。薔薇姉ちゃんだ。 「お、薔薇嬢。」 「……メイド喫茶……とか……」 ボソリと言う。まぁ…薔薇姉ちゃんは慣れてるだろ...
  • 蒼星石
    上に行くほど最近に掲載された作品です。 「蒼空のシュヴァリエ」 sinineta guroino 【繋いだ手と手】 世界に一つの幸せ 【ゆめみごこち】 男だと思ってた 雪の日の暖かな出来事 「聖なる夜の陰陽」 星に御願い Mid Night! 神様の助け方 暖かい日差し 春の日の夢 夏休みと海 メールパニック 『友情』についての考察 『夏の幻影、青春の反映』 止まらない世界 ある三日間。と、もう一日 『普通の女の子と普通の男の子とフィクション的表現誇張の割合』 『幼馴染』 かわりにくちづけ 今日は姉妹揃って豆まきするようです 幸せな時間 「オニンギョウサン」 君は僕のナイト 蒼星石の作戦 色褪せた世界で 蒼星石の独白 猫と猫みたいな子 「帰り道、長い道、君と眺めた道。」 midnight express ずっと一緒に スレ Noir Cerisierより。 『 秋の夜長の酔っ払い(×2...
  • s.d.エピローグ
      君が"居なくなって"しまってから、八度目の夏がやってきた。   あの事故後の退院から。僕は相変わらず店を営業している毎日で ある。でも相当体力が落ちていたのか、すぐに疲れてしまってなか なか最初は思い通りにはいかなかった。   そんな僕を支えてくれたのは水銀燈で。夜は週四日だったシフト に更に一日加えるという行動に出た。それによって更に客が増えた というのは、まあしょうがないとして…… 『ここで一杯修行して、私も自分の店を持とうかしらぁ』 などと言っていた彼女。真面目に考えてみても、彼女なら実現出来 そうな感じがする。 『店の名前はどうしようかしらぁ。そうねぇ……』   今年の夏も、暑い。だけどこの公園のベンチの涼やかだけはずっ と変わらず。僕はあいかわらずここで休憩をとっている。   公園の子供たち...
  • 【ゆめうつつ】~トロイメント~§2
    ―――――――――――――――――― 「ええ。彼は元気、元気な筈……なのだわ」 そう。きっとそうよねぇ。素っ気なく応えて、私はグラスの中身を煽る。 「白崎さん。同じの、もう一杯ちょうだぁい」 「畏まりました。……が、良いんですか? 真紅さんは」 見れば、本格的に寝てしまっているであろう彼女の姿。顔をこちらに向けて、 すぅすぅと穏やかな寝息を立てている。紅く染まっている頬が、見ていて微笑 ましい。  普段の彼女はと言うと、所謂『隙の無い』性格をしている。こういう風に無 防備に眠ってしまっているところを男が見たら、ころりとやられてしまいそう な感じもする。  まあ。そういうことが起こっても困るか、彼女の場合は。 「大丈夫よぉ。帰るときになったら起こすわぁ」 そう言って私は、グラスに改めて注がれた中身を見つめる。  今日彼女をバーに誘ったのは、ジュンについて久しぶりに色々と話し...
  • L/R.8
        L.―  眼が覚める。  ――此処は、何処だっけ。  ああ。また、眠ってしまったんだ。此処最近は、己の身体が己のものでは無いような気がする。てのひらを開いて、結んで。こうやって感じる何かで、とりあえず僕がまだ生きているという感覚を保つ。  姉さんと、話をしていたんだっけ。――彼の声も、聴こえたような気がしたんだけどなあ。何だか、不思議な感じ。  とりあえず、ベッドから身体を起こす。血を、沢山吐いた筈だったのだけれど。来ているものも、布敷きも、ぼんやりとした暗闇越しからわかる位に真っ白だった。  廊下へ出る。姉さんは、もう帰ってしまったのかな……声が、聴きたいな。  二階の廊下。階段とは反対の突き当たりに、電信が置いてある。新しもの好きの院長が、仕入れてくれたもの。これは僕にとって、とても大切な繋がりだった。  ……?  鳴って、居る。電信が。静かに、音が響く。  ...
  • 【ある日のふたり】 夕陽が綺麗だった、放課後の場合
        それはどうかな、と思ってしまう。  私は見た目上大人しいと言われるのが常で、他人の評判とは得てして何の根拠もなく上がるものではない。  けど。  そこに道行くあのひと、今まさにバスに乗ろうとしているあのひと、街にあふれる、ひと・ひと・ひと。  そんなひとたちに、私の心の裡(うち)が、一時一句正確に読み取られることなど、有り得ない。  ものの表面は、多くの情報を他に与える。  では、その内側は。より多くの情報を秘めている筈でありながら、しかし他人には、上手く伝わらない。  その前提があるからこそ、かもしれない。  少しでも、理由はどうあれ、私の中に秘めていた言葉のようなもの。「ようなもの」と言うのは、大体その、言葉っぽい何かが、かたちを成していないことが多い――パズルのピースに似ていて、組みあがらないと全体のかたちがわからないから。  そんなピースが、およそ組みあがったら出来...
  • 『ひょひょいの憑依っ!』Act.6
      『ひょひょいの憑依っ!』Act.6 「あーん、もうっ。カナ、独りぼっちで寂しかったんだからぁ。  ジュンったら、どこ行ってたかしら~」 帰宅早々、熱烈歓迎。 甘えた声色に相反して、金糸雀の腕は、容赦なくジュンの頸を絞めます。 猫のように、頬をスリスリしてくる仕種は『可愛いな』と想わせるのですが、 これではまるで、アナコンダに締め上げられるカピバラ状態。 喜びの抱擁が、悲しみの法要になってしまいます。 無防備に押し当てられる、彼女の柔らかな胸の感触を名残惜しく思いつつ、 ジュンはこみあげてくる鼻血を、理性でググッと我慢するのでした。 「ちょっと、外でメシ食ってきただけだって。  お前に作ってもらおうと思ってたけど、ちっとも風呂から出てこないから」 真紅のところに行ったことは、伏せておくのが吉でしょう。 とかく人間関係には、ヒミツがつきもの。 それがあるから、この世は歪みながら...
  • 第二十六話 荒野の出会い
    「超機動戦記ローゼンガンダム 第二十六話 荒野の出会い」   「アリス・・・ガンダム・・・貴方がアリスなの・・・?」 真紅がその眼前に現れたMSに向かって言う。アリスはその怪しく光る目でシンクを見る。 「そう、私がアリス。お父様、ローゼンの作りし人類を導く神。お前は・・・・5号機か。ふっ・・・」 その声は真紅が驚くほど流暢で、そして少女のような声だった。 「何が可笑しいのかしら?」 「可笑しいな・・・そして貴様は愚か極まりない。その汚らわしい右腕がな!」 シンクの右腕。それはバラスイショウの形見、半身となっている紫の腕。 「汚らわしいですって・・・?どういう事かしら?」 「お父様のくださったパーツを失くし、挙句そのような粗悪品で補うとは。何たる侮辱か!」 真紅の頭にアリスの声がキーンと響く。憎しみの篭った声。感情を持つというのだろうか。この人工知能は。 「貴様はジャンクだ・・・この私自ら壊...
  • 第二話  『眠れない夜を抱いて』
    深淵……とは、こんな場所のことを指すのだろうか。 何もない、茫漠たる世界。天地方角の区別すら、ここでは無意味かも知れない。 唯一、想像と違っていたのは――この世界が漆黒の闇ではなく、純白だったこと。 まるで、ヨーグルトの中を漂っている気分だった。 何かをしなければと思う傍ら、何もしなくていいよと、怠惰な心が囁く。 (そうだね……どうせ、何もない……誰も居ないんだから) 言って、瞼を閉ざした蒼星石の額に、誰かの手が触れた。 不意打ちに驚き、見開いた眼差しの先には、翠星石の穏やかな笑顔があった。 いつの間にか、姉の膝枕で微睡んでいたというのか。 蒼星石は、自分の髪を撫でる彼女の温かい手を、両手で握り締めた。 「……姉さん。ボク達、ずっと一緒に居られるよね?」 その問いに、翠星石は悲しげに目を伏せ、妹の手を振り払った。 「それは……出来ねぇです。だって、私は――――  愛する人と、結婚...
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