ローゼンメイデンが普通の女の子だったら @Wiki内検索 / 「《めぐのお薬講座》」で検索した結果

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  • 第八話 からたちの歌
    超機動戦記ローゼンガンダム 第八話 からたちの歌   「どうだ?まだ編成には時間がかかりそうなのか?」 「ああ、まぁメイデンほど力のあるところは無難に遊撃になりそうだがな。都市に置いとくのは勿体無い。 ま、これからさらに忙しくなるんだ。ゆっくり休むのがいいだろう。」 ミーティングルームの通信で話しているのはJUMとべジータだった。 「そうだな・・・前回はどっかの誰かが乱入したおかげでーー」 「おおっとぉ!?会議にでなくては。それじゃあな、JUM。蒼嬢によろしくな。」 バチコーンと下手なウインクをしてベジータは回線を閉じた。 「やれやれ・・・てなわけで僕らはまだ時間ありそうだけど・・・どうしたい?」 「どうも何も・・・次に備えて休むといいのだわ。」 真紅が紅茶を飲みながら言う。 「翠星石も賛成ですぅ~。今度戦いが始まったら休み無しで過労死なんて真っ平御免ですぅ。」 「僕も・・・特に提案はない...
  • 百合
    上にいくほど最近に掲載された作品です。 意識 -水銀燈・真紅 NG.biero- 夜の静寂に響かせて 《Hard Boiled ― Soft Memory》 銀金 ほのぼの 『孤独の中の神の祝福』 『モノクローム』 sinineta guroino 『冬と姉妹とクロスワード』 《世界は色で出来ている》 赤い靴履いてた女の子 【ある日の幕間】 あなたとみるゆめ 『奇妙な熱』 『Just believe in love』 sinineta biero パン派vsごはん派 ギャグ 「30分の休憩を…。」 友情?銀薔薇 『Lelien Maiden』 双子、銀薔薇、雛金 ユキイチゴ 雪華綺晶×雛苺 biero 水銀燈とめぐの夢 「水の翠に対する陰謀」 水銀燈×翠星石 今日は日曜日。 銀薔薇 花火とりんご飴と夏祭り。 双子 『貴女のとりこ』 雪華綺晶×巴 sinineta guroino 彼が見 ...
  • 薔薇乙女と、きもだめしと、柿崎さん。
    「薔薇乙女と、きもだめしと、柿崎さん。」 毒虫に穿たれ。 恋人の兄に謀られ。 最後は恋人によって空へと上げられた狩人──オリオン。 そんな、泣きっ面に踏んだり蹴ったり50HITな男の見守る空の下。 僕は。 僕らは。 半周ほど、季節を取り違えたイベントを行っていた。 肝試し。 きもだめし。 KIMODAMESHI。 正直な話、何一つ理解することがきなかった。 何故、僕が、斯様な不可解な集いへの参加を強いられなければならなかったのか。 何故、この寒空の下、「納涼」だなんて場違い甚だしい文句がプリントされた旗を、槐さんは笑顔で持っているのか。 何故、柿崎さんを始めとする女子たちは、不満一つ漏らさずに、気迫すら感じさせる眼差しで此方を見つめているのか。 そして。 何故。 舞台がこんな、「如何にもな」墓地なのか。 「か、柿崎霊園……!...
  • 【ゆめの、あとさき】
     カタン、カタン――。電車は、揺れる。なんとなく、外を覗いてみた。  見慣れぬ、景色。しかしその色が、僕が本来もち得ない筈の郷愁の念を抱かせるような 気がした。長く都会に暮らしていると、こういった田舎風の情景に心惹かれる様になる― ―というのも、あながち否定出来ないのかもしれない。  周りを見れば、車内には殆どひとが居ない。殆ど貸切状態だった。ゆらぎを見せる電車 の中で、僕は何だか眠くなってくる。――このまま、眠ってしまっても、良いだろうか?  そうして、僕は夢を見る。僕の故郷と呼べる場所はそこそこ都会で、そこから出たこと など今まで一度も無かったように思う。そう、今こうやって、そんな場所に向かおうとす るまでは。  夢を見終わった後の記憶は、いつだって曖昧だ。だから、今願ってみよう。どうか、夢 を見るならば。いつか忘れてしまうようなものであっても――きっと優しいものであるよ うに、...
  • あの世に嫌われているけど何か質問ある?
    あの世に嫌われているけど何か質問ある?(あの世に嫌われている方々のお話) ねえ… 「ん?」 そういえば入院ばかりしているけど、単位は大丈夫なの? 「嫌なことを思い出させるな…ま、とりあえず先に取れるだけ取っておいたから問題ないと思うけど」 そうなんだ 「うん。じゃ、柿崎は?」 私? 私は問題ないよ。大学は今休学してるし 「そうなんだ」 そういえば… 「ん? 今度は何?」 今日新しい人が入院するらしいよ 「この病室に?」 この病室に 「へ~。誰かな?」 ラプラス「私ですよ!」 (゚д゚)「(゚д゚)」 …見なかったことにしようか… 看護婦「あ、ラプラスさん、そんな所にいらっしゃったんですか? ほら、あなたの病室はここじゃあありませんよ」 「…あいつ…初めて見たときにはどっかミステリアスな雰囲気を持ってたけど…」 認識を改めないとね… 「で、新しい...
  • 『ひょひょいの憑依っ!』Act.7
    『ひょひょいの憑依っ!』Act.7 大笑いしている水銀燈は放っておいて、めぐは再び、襟元を広げました。 そして、ふくよかな双丘の上端を指さしながら、ジュンに語りかけたのです。 「ほら、ここ。私の左胸に、黒い痣があるでしょ」 「なるほど……勾玉というか、人魂みたいなカタチの痣がありますね、確かに」 確認を済ませたジュンは、気恥ずかしさから、すぐに目を逸らしました。 ジロジロ見て、懲りずに水銀燈のまさかりチョップを食らうのも馬鹿げています。 めぐの方も、水銀燈の手前とあってか、すぐに襟を閉じました。 「つまり、水銀燈さんは禍魂っていう存在で、柿崎さんに取り憑いてるってワケか」 「うん。きっと……これは報いなのよ。命を粗末にした、傲慢に対する罰ね」 つ――と、めぐは悲しげな眼差しを空に向けましたが、すぐに表情を切り替え、 顎のラインをするりと指でなぞりつつ、ジュンを見つめました。 ...
  • 『ひょひょいの憑依っ!』Act.8
      『ひょひょいの憑依っ!』Act.8 カナ縛りに捕縛された真紅は、声ひとつ出せず、指の一本すら動かせず…… 出来ることと言えば、にじり寄るビスクドールに、恐怖の眼差しを向けることだけ。 「来たわ来たわ来たわ。ついに、この時が来ちゃったかしらー!」 人形に取り憑いた金糸雀が、嬉々として、言葉を紡ぎだします。 地縛霊として、ずっとアパートの一室に閉じこめられていた彼女にしてみれば、 自分の意志で思いどおりに歩き回れることは、この上ない喜びでした。 でも、所詮は人形の身。まだまだ、不便なことが多々あります。 「苦節5年――やっと手に入れた自由だもの。これを活用しない手はないかしら」 わけても『死』という烙印は、とてつもなく重い枷でした。 自由になりたい。胸を焦がす渇望を潤したいのに……独りでは、何もできなかった日々。 でも、自由への扉を開く鍵――真紅の身体――は、今、目の前に転がっ...
  • まとめ水銀燈
    水銀燈イメージ 銀髪ロング -- 名無しさん (2006-06-19 14 52 28) 意外と高飛車 -- 名無しさん (2006-06-19 16 10 14) 最強種 -- 名無しさん (2006-06-19 16 38 05) 意外と一途 -- 名無しさん (2006-06-19 18 08 25) 実は真紅をほっとけない(此処のSS傾向) -- 名無しさん (2006-06-19 18 17 38) 結構寂しがりやかも -- 名無しさん (2006-06-19 19 01 56) なぜ、ヤクルトがでてないんだぁ~~~!! -- 名無しさん (2006-06-19 20 29 38) 意外と不幸(TVアニメ) -- 名無しさん (2006-06-19 20 41 10) アニメでは、代一子後遺症とかのリアルな影響を考慮してか...
  • 『ひょひょいの憑依っ!』Act.6
      『ひょひょいの憑依っ!』Act.6 「あーん、もうっ。カナ、独りぼっちで寂しかったんだからぁ。  ジュンったら、どこ行ってたかしら~」 帰宅早々、熱烈歓迎。 甘えた声色に相反して、金糸雀の腕は、容赦なくジュンの頸を絞めます。 猫のように、頬をスリスリしてくる仕種は『可愛いな』と想わせるのですが、 これではまるで、アナコンダに締め上げられるカピバラ状態。 喜びの抱擁が、悲しみの法要になってしまいます。 無防備に押し当てられる、彼女の柔らかな胸の感触を名残惜しく思いつつ、 ジュンはこみあげてくる鼻血を、理性でググッと我慢するのでした。 「ちょっと、外でメシ食ってきただけだって。  お前に作ってもらおうと思ってたけど、ちっとも風呂から出てこないから」 真紅のところに行ったことは、伏せておくのが吉でしょう。 とかく人間関係には、ヒミツがつきもの。 それがあるから、この世は歪みながら...
  • 薔薇乙女遊戯王
    金糸雀はとても可愛い奴だ。 金糸雀「パンサーウォリアー、アックス・レイダー、ベビードラゴンを生け贄に、      ギルフォード・ザ・ライトニングを召喚かしら! ジュンの場にいる      モンスターを一掃して、攻げk」 ジュン「はいはい魔法の筒魔法の筒。金糸雀のライフに2800が直撃、僕の勝ち」 金糸雀「(´・ω・`)」 金糸雀「う~ん、カナが劣勢かしら……じゃあカードを一枚伏せて、      スケープ・ゴートを発動! 羊トークンを出してターンエンドかしら!」 ジュン「僕のターンでカナの場の羊トークン2体を生け贄に、ラヴァ・ゴーレムを     特殊召喚。そして拷問車輪を発動しラヴァ・ゴーレムをロック。     更に最終突撃命令を発動して、羊トークンを攻撃表示に強制変更だ。     暗黒界の狂王ブロンを召喚し、攻撃。金糸雀に戦闘ダメージを与えたので、     手札から暗黒界の武神ゴルドを...
  • s.d.8
    「……」   視界には、やっぱり白い世界が広がっていた。   違うことと言えば、身体が全然動かない、というか酷く痛むことで…… 「白崎さぁん!!」 「? ……」 声が出ないし、まだ眼の焦点が合わない。 誰かが覗き込んでいる。眼鏡が無いと、ちょっと誰だか…… 「白崎さん、良かったぁ……」 泣き声が、聴こえる。――そうか、僕は…… 「馬鹿ぁ! あなたが居なかったら、お店はどうなっちゃうのよぉ!」 ぽかぽかと胸の辺りを叩かれる。 ちょっ、い、痛いです、いたいです! 「す、水銀燈、やめなさい! 死んでしまうのだわ!」 「そうだ、落ち着け水銀燈!」 二人の声に制されて、胸を襲う衝撃が止む。……助かった? 「だって、だってぇ……」 ぐすぐすと泣き止む様子の無い彼女。えっと……声は出るだろう...
  • 『ひょひょいの憑依っ!』Act.11
          『ひょひょいの憑依っ!』Act.11 白銀のステージライトを浴びて、ゆるゆると路上に佇む、眼帯娘。 だらりと肩を下げ、今にも大きな欠伸をしそうな、さも怠そうな様子は、 立ちはだかるというより寧ろ、寝惚けてフラフラ彷徨っていた感が強い。 冷えてきた夜風を、緩くウェーブのかかった長い髪に纏わせ、遊ばせて…… 水晶を模した髪飾りが、風に揺れる度に、鋭い煌めきを投げかけてきます。 でも、人畜無害に思えるのは、パッと見の印象だけ。 めぐと水銀燈の位置からでは逆光気味でしたが、夜闇に目が慣れた彼女たちには、 ハッキリと見えていたのです。 眼帯娘の面差し、金色に光る瞳、口の端を吊り上げた冷笑さえも。 「貴女……どっかで見た顔ねぇ」 水銀燈は、一歩、めぐを庇うように脚を踏み出します。 午前一時を回った深夜まで、独りでほっつき歩いている娘―― しかも、出会い頭に妙なコトを口走ったとあれ...
  • s.d.エピローグ
      君が"居なくなって"しまってから、八度目の夏がやってきた。   あの事故後の退院から。僕は相変わらず店を営業している毎日で ある。でも相当体力が落ちていたのか、すぐに疲れてしまってなか なか最初は思い通りにはいかなかった。   そんな僕を支えてくれたのは水銀燈で。夜は週四日だったシフト に更に一日加えるという行動に出た。それによって更に客が増えた というのは、まあしょうがないとして…… 『ここで一杯修行して、私も自分の店を持とうかしらぁ』 などと言っていた彼女。真面目に考えてみても、彼女なら実現出来 そうな感じがする。 『店の名前はどうしようかしらぁ。そうねぇ……』   今年の夏も、暑い。だけどこの公園のベンチの涼やかだけはずっ と変わらず。僕はあいかわらずここで休憩をとっている。   公園の子供たち...
  • まとめめぐ
    めぐイメージ 病弱なのか?-- 名無しさん (2006-06-19 12 56 58) 柿崎 めぐ -- 名無しさん (2006-06-19 16 38 31) 神秘系大好き、水銀燈愛 -- 名無しさん (2006-06-19 21 59 56) 歌の才能は天才的 -- 名無しさん (2006-06-19 23 27 55) 電波の量は驚異的 -- 名無しさん (2006-06-19 23 31 24) からたちの花が咲いたよ白い白い花が咲いたよからたちのとげはいたいよ青い青い針のとげだよからたちは畑の垣根・・・(ここから先は原作に載ってないいつもいつもとおる道・・・(載ってない -- みなみ (2006-07-30 22 54 37) 大事なのは黒髪ロングだということw -- 名無しさん (2006-07-31 00 12 47) 本当は...
  • ミーディアム達
    上にいくほど最近に掲載された作品です。 『煩悶する少年少女のための四重奏曲』 ベジータベータ ジュンとベジータ カラー めぐ 【みっちゃんの野望 覇王伝】 時計仕掛けのオジジ 【冬の】【ひまわり】 『星合にて』 《L étudiant étranger est Beauté Endormie》 オディール×ジュン 『うそつき老人』 帰り着いた先には 姉さんへ 《JUN days》 とある少女の日記 めぐ 【夢と初恋と素敵な人形】 みっちゃん がんばれ働く社会人 【ある日の幕間】 鬼教師桜田潤の苦難 神業級の職人 『古ぼけた雑貨店』 あの世に嫌われている方々のお話 original ローゼンラジオ 『家政婦 募集中』 ピエロ 僕が彼に惹かれた理由 幸せですか ミーディアムス ~JUMの苦悩~ 病室のひだまり これはジュンが初めて双子の家に遊びに行った時のこと… 『褪めた恋より 熱い恋』...
  • 「彼氏彼女達の事情」
    『人様の事情に首を突っ込むな』とは人間が他人との生活の中の摩擦を経て得た尊い教訓の一つでしょう。触らぬ神に祟りはなく、親切心を働かせたところで自分が対応仕切れない問題事を背負いこむなど具の彫刻と言えるからです。 他者との距離に重きを置き、日頃より人付き合いの間合いを慎重に定め、心を鬼にして妹にも自立と成長を促すために距離を置く稀代の殊勝で努力家で正直者の教育者兼酒場の看板娘、つまりこのわたくしは、現在、世界樹で行われるアイビーリープの大会の練習真っ盛りです。 当然他人を気遣うどころか自分の事で精一杯なわたくしは、上記の精神にしだかい清く正しく美しく日々生活をしていました。 だから、わたくしの過失ではないのです。 例え手に余る事態を抱え込もうと、例えろくでもない事に巻き込まれようと。 何故ってだって、事情の方から足をはやしてわたくしを追いかけてきたので...
  • 『ひょひょいの憑依っ!』Act.10
      『ひょひょいの憑依っ!』Act.10 金糸雀を、成仏させてやって欲しい―― それは元々、ジュンが頭を下げて、めぐと水銀燈に請願したこと。 カゴの中の小鳥に等しい生活を、半永久的に強いられている金糸雀が哀れで、 大空に解き放ってあげたいと思ったから……。 でも……四肢を失い、力無く横たわったままの金糸雀と、 その彼女を、無慈悲に始末しようとする水銀燈を目の当たりにして、疑問が生じました。 ――違う。これは、自分の期待していた結末じゃない。 金糸雀を捕らえている縛鎖を断ち切ってあげてくれとは頼みましたが、 こんな、一方的かつ事務的な…… 害虫駆除さながらに排斥することなど、望んではいなかったのです。 (僕が、あいつの立場だったなら、こんなの――) とても受け入れられずに、猛然と刃向かったでしょう。 手も足も出ない状況でも。逆立ちしたって敵わないと、解っていても。 権利は自ら勝ち...
  • *中盤戦
       「はぁ……頬を真っ紅に染めながらソファで横になるカナも雛ちゃんも超絶可愛いわ……」 「落ち着け」  二人仲良く抱き合って寝ている雛苺と金糸雀を見ながら、虚ろな眼でみつさんは呟いている。槐さんが嗜めてくれなかったらどこへ向かっちゃうかわかったもんじゃない。 「まあ……うん。なんかこう、娘を見守る親、という気持ちとしてはわかるかもしれない。姪っ子ではあるが、うちの薔薇水晶も雪華綺晶も、寝顔は本当にかわいいものだ」  言いながら、槐さんは壮絶の渦中を見やって、どこか諦めた表情をしている。なんかあったんですか? 「……私でも引かないところは引かないよ!」 「あらあらばらしーちゃん(唐揚の皿を完食)、私も姉として(カルボナーラの皿を完食)挑まれたなら白黒つけずには(シーザーサラダの皿を完食)(姉ちゃんが五目チャーハンを追加)いられませんわよ?(完食)」  家の中に嵐が居る。食...
  • 【ある日のふたり】 夕陽が綺麗だった、放課後の場合
        それはどうかな、と思ってしまう。  私は見た目上大人しいと言われるのが常で、他人の評判とは得てして何の根拠もなく上がるものではない。  けど。  そこに道行くあのひと、今まさにバスに乗ろうとしているあのひと、街にあふれる、ひと・ひと・ひと。  そんなひとたちに、私の心の裡(うち)が、一時一句正確に読み取られることなど、有り得ない。  ものの表面は、多くの情報を他に与える。  では、その内側は。より多くの情報を秘めている筈でありながら、しかし他人には、上手く伝わらない。  その前提があるからこそ、かもしれない。  少しでも、理由はどうあれ、私の中に秘めていた言葉のようなもの。「ようなもの」と言うのは、大体その、言葉っぽい何かが、かたちを成していないことが多い――パズルのピースに似ていて、組みあがらないと全体のかたちがわからないから。  そんなピースが、およそ組みあがったら出来...
  • 第三十一話 失われた時へのレクイエム
    「超機動戦記ローゼンガンダム 第三十一話 失われし時へのレクイエム」   「白崎、梅岡。そろそろだ・・・行くぞ・・・」 槐がスペリオルへ搭乗し、システムを起動させる。 「分かってるよ。しかし、僕らがここまで手こずるなんてねぇ・・・」 「ふふっ、いいじゃない。先生は逆に楽しみだよ。満ち溢れた希望を潰すのはこれ以上ない快感さ♪」 白崎と梅岡もそれぞれラプラス、プラムに搭乗する。 「アリス、お前も大丈夫か?」 「問題ない。貴様らが死のうと私は一人で彼奴等を討ち果たし、再びお父様が望んだ世界を作る。」 デッキで待ち構えているアリスガンダムから少女のような声が聞こえる。 「はははっ、それは頼もしい・・・」 「何なら、お前達は艦内にいても構わない。人間など脆いものだからな。私には至高の音に聞こえる 音が奴らには地獄からの誘いへ聞こえるらしい・・・ふふふっ・・・」 「成る程、音波兵器かい?確かに、以前「...
  • ―/ライラック2
     雨は相も変わらず降り続けていた。雨脚がそれほど強くないのも、いつもと変わらない ところ。  僕は自分の部屋から、少し外を覗いてみた。其処には、本来ならこの日本に溢れている 筈の住宅やビルを認識することが出来ない。見えるのは、これもいつもと変わらない木々 の緑だけ。  全寮制の学校なんて、私立であればそんなに珍しくはないのだと思う。ただ、多分一般 の『高校』と異なっているところは、この学校が都会から離れた山奥にあるということだ ろう。  生活に必要なものは、学校の敷地内である程度揃ってしまう。それでも足りないという 生徒は、実家の方から荷物を送ってもらう。所持品に対しては、それほど厳しい校則はこ こには無い。だからパソコンを持ち込むことも自由だし、生活に対して不便だと思うこと はまずなかった。  普通の高校生ならば、学校帰りにゲームセンターやカラオケ、ともかくそういった娯楽 施設に寄っ...
  • 【ある日のふたり】夕陽に照らされた水溜りがきれいだった、放課後の場合
       雨は、それなりにすき。  ぽつりぽつりと降る雫が、ぱたぱたと音を鳴らしている。少しだけ開いている窓の隙間から入り込む風が、ちょっとつめたい。  ここ最近は晴れの日が続いていて、これなら夏もあっという間にやってくるのだろう、と。そんなことを考えていたものの、この分では半袖だと風邪をひくひとも出るだろう。  眼を閉じれば、晴れているときよりもずっと色々な音が聴こえる。気分にもよるだろうけど、私はそれを五月蝿い、とはあまり思わない。私が鉛筆で、参考書へとつとつとリズムを刻んで叩くほど、規則正しくなどない、音。  水は地に落ちて。小さな小さな渦を巻き、どこかへ流れて消えてしまう。  いつのまに。  一体、どこへ。  か弱い、雨。  それが生み出した、水の流れ。  きっと知らないうちに、なくなってしまう、それ。  そして、音。  雨の音に紛れて、聴こえなくなってしまう小さな何か、...
  • 百合CP短編(友情物含む)
    百合CPの短編 分類はリバ含む。今まで多かったのだけ書いておくけどCP増えたら新たにページを作るといいとおもうよ。 百合じゃなそうなもの(友情物)とかもひとまずここに置いときます ・・・勝手にまとめてる人は分類に自信がないのでおかしいと思ったら言ってね? 蒼星石×翠星石 2 3 4 5 6 7 8 水銀燈×薔薇水晶 2 3 4 水銀燈×真紅 2 3 水銀燈×雛苺 水銀燈×蒼星石 2 3 薔薇水晶×真紅 真紅×翠星石 真紅×雛苺 水銀燈×雪華綺晶 水銀燈×薔薇雪 めぐ×水銀燈 2 3 薔薇水晶×雪華綺晶 のり×巴 巴×雛苺 みっちゃん×金糸雀 雛苺×金糸雀 雛苺×雪華綺晶 色々 2   上に行くほど新しく掲載・更新された作品です。 「百合女帝のり」 めぐとすいぎんとう 翠×雛の『マターリ歳時記』 図書館シリーズ 薔薇、雪華、メグの愛して銀様! 《かくて少女は痛みを乗り越える》 《かくて少女は...
  • 11月のおわり
    『保守かしら』 2007年11月16日  放課後の実験のためにカナは校庭にいたのね。 実験は成功で、校庭から部室までラジオは受信できたし、リモコンもばっちり。  ただカナは途中で校庭の植え込みの方に入ってたの。  なんとなく木の多い所でもちゃんと送信・受信できるかしらって、気になっただけだったんだけれど…。  そろそろ部室に戻ろうと思って、ラジオを切って植え込みから出ようとしたんだけど、その時  「じゃあ翠星石の何がいけないんですぅ!?」  って叫び声が聞こえたの。実験に夢中で気がつかなかったけれど、校庭には翠星石とジュンがいたわ。 ちょうど、紫陽花の植え込みの前あたり。  「なにも悪くなんかないよ、翠星石はきっと僕にはもったいないくらいの人だと思う」  翠星石は今にもジュンに飛びかかりそうにも見えたし、泣き出してしまいそうにも見え...
  • 『ひょひょいの憑依っ!』
    『ひょひょいの憑依っ!』 凍てつく冬が、静かに舞台を降りてゆく頃。 それは、春という再生の訪れ。 多くの若者たちが、新しい世界に旅立っていく季節。 彼……桜田ジュンもまた、新たな道に歩を踏み出した若者の一人でした。 「今日から僕は、ここで――」 穏やかに、昼下がりの日射しが降り注ぐ空間。 薄汚れた壁際に、山と積まれた段ボール箱を眺め回して、独りごちる。 大学を卒業したジュンは、首都圏に本社のある企業に、就職が決まっていました。 そこで、これを機に親元を離れ、独り暮らしを始める予定なのです。 彼が借りたのは、都心から電車で30分ほど離れた下町の、ボロアパートでした。 築20年を越える5階建てのコンクリート家屋ですが、立地条件は悪くありません。 勤務先にも、公共の交通手段を用いれば、1時間以内に辿り着けます。 そんなアパートならば、家賃だって安かろう筈もなく―― 最低でも、一ヶ...
  • s.d.4
     「有難う御座いました。またのお越しを」 最後の客が店を出る。今日はそろそろ店仕舞いだ。 「お疲れさまぁ。今日も忙しかったわねぇ……」 肩をぐるぐると回している水銀燈。全くだ、今日は月曜日だと言う のに。評判というものは恐ろしいものだ。 「お疲れ様でした、水銀燈さん。お陰様で、今日も繁盛しました」 「私が居なかったらお店が潰れるってこと、無いわよねぇ」 ジト眼でこちらを見てくる彼女。 「お客様が来るも来ないも、僕はそれなりにやっていきますから。   ま……大丈夫でしょう」 その辺りについては、割とのほほんと構えている。何しろ今までそ れほど客が居ない状態でも、やってこれたのだ。 「楽観的なんだからぁ」 そんな台詞を残して、彼女は着替えのために奥に引っ込む。今日彼 女が仕事中に消費したお酒は、バーボンのボ...
  • 短編
    ここは短編をまとめる場所です. 水銀燈 金糸雀 翠星石 蒼星石 真紅 雛苺 雪華綺晶 薔薇水晶 巴 めぐ のり みっちゃん 梅岡 その他 色々なキャラが出るSS 百合CP(友情物含む)  
  •  『ひょひょいの憑依っ!』Act.5
     『ひょひょいの憑依っ!』Act.5 夕闇が迫る下町の風景は、どうして、奇妙な胸騒ぎを運んでくるのでしょう? どこからか漂ってくる、夕飯の匂い。お風呂で遊ぶ子供の、はしゃぎ声。 車のエンジン音と、クラクション。遠く聞こえる電車の警笛。その他、様々な雑音―― 闇が世界を塗りつぶしていく中、人影の群は黒い川となって、足早に流れてゆきます。 毎日、繰り返される平穏な日常の、何の変哲もないワンシーン。 なのに、ジュンはそれらを見る度に、家路を急ぎたい衝動に駆られるのでした。 黄昏時は、逢魔が刻。 そんな迷信じみた畏れが、連綿と魂に受け継がれているのかも知れません。 ――などと、しっとりとした雰囲気に包まれながら、ジュンは、ある場所を目指していました。 それは……ズバリ、近所の銭湯です。 タオルやボディソープ、シャンプーなど、入浴に必要な物はバッグに詰めて、背負っています。 にしても、自宅...
  • s.d.3
      「私の名前はめぐ。柿崎めぐ」   そうして、夢の中では聴くことの無かった彼女の声が、僕の中に 響き始めて。それが僕の中にある曖昧な記憶を形にしていく。 「思い出した?」 そうだ。いつも夢で逢っていたというのに、今の今まで僕は気付く ことが無かったのだ。なんとも間抜けな話である。 「ごめん……まだちょっと曖昧だけど、確かに逢ったことがありま   すね」 曖昧。まだ何処か『もや』が頭の中にかかっているような感じだっ たけど。そうだ、確か前に学校で…… 「そう、良かった。白崎君の引き出しは、壊れてないみたいだね」 「引き出し?」 「そう、引き出し。頭の中の何処かにある、記憶をしまっておくた   めの引き出しだよ」   『再会』からすぐ、こんな話を始めてしまう僕等は、少し奇妙な 感じだったかもしれない。   ...
  • 第六十話 JUMと後夜祭
    「一つ屋根の下 第六十話 JUMと後夜祭」     グラウンドの真ん中で木材が積みあげられている。時刻はすでに7時過ぎ。 空はすでに暗闇に覆われている。6日間の学校祭のクライマックスだ。 『それでは、後夜祭を始めたいと思います。先ずは皆様、この6日間お疲れ様でした!!1年生…… 初めての学校祭はいかがでしたか?今年は学校優勝が一年生から出るという快挙を成し遂げパワーある 1年生でした。残り2年も楽しみにしててください。2年生、去年の経験を生かしてやりたい事はやれましたか? 来年は最後の学校祭。今年の経験を是非来年に生かしてください。3年生。最後の学校祭は如何 でしたか?これから始まる受験。是非、学校祭での力を受験に生かしてください。 前置きが長くなりました……それでは、後夜祭を開催いたします!!!!』 木材に火が灯される。パチパチと音を立てながら炎は燃え盛っていき、闇を打ち消すようにグラウ...
  • 第四十四話 JUMとオープニングセレモニー
    「一つ屋根の下 第四十五話 JUMとオープニングセレモニー」     「いよいよ、今日から学校祭ねぇ~。」 学校祭一日目の朝、銀姉ちゃんが言う。ああ、ようやくって感じだなぁ。 「そういえば、姉ちゃん達アリスゲームっての出るんだよね?薔薇姉ちゃんと銀姉ちゃんが出るの?」 先日、べジータが言ってた事を思い出す。アリスゲームは学校祭のオープニングセレモニーの一つで、今日 あったはずだ。まぁ、ミスコンみたいなのに、真紅姉ちゃんや蒼姉ちゃんが出るとも思えない。 「……ごめん、僕も出る。というか、姉妹はみんな出る……」 ほらね、翠姉ちゃん辺りも恥ずかしがりだから……って…えええええ!!!?? 「ちょ、まっ!!みんな出るって!?」 「そうなのだわ。私も出るわ。何せ……アリスの称号を手に入れたものには……もれなくJUMが付いて来る のだもの。アリスゲームに出なければ姉妹に好き放題にされるJUMを見るだけな...
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