ローゼンメイデンが普通の女の子だったら @Wiki内検索 / 「この町大好き!増刊号11」で検索した結果

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  • ギャグ
    上にいくほど新しく掲載された作品です。 相関図ジェネレータで遊ぼう! 姓名判断ジェネレータで遊ぼう! biero 【雨の歌声】 一日遅れの雛祭り コタツでアリス~桜田家丸見えスペシャル~ 【お酒と、僕と、愉快な仲間たち】 この町大好き! 狂った果実  酔いどれ真紅地獄変 biero えすキャラ! bieroかも 『乙女達の初体験!?』 みんなで体育祭 ジュンとふたり ジュン尾行作戦 はた迷惑な人たち 相容れないものたちの喜劇 『オーベルのOPを見て思いついた』 偽のバレンタイン JUNと乙女の笑い道 穴子神信者 (他キャラ) C∞Lジュン 暗躍組織 『言葉』遊び 強烈な罰ゲーム2nd-屈辱の長距離通勤電車の旅 (他キャラ) 金ちゃん銀ちゃん 姉モノ biero ~七夕特別企画、皆の夢を勝手にかなえちゃおう~ しりとり勝負 『笑ってはいけないアリスゲーム』 一部お下品系あり お姉さまと本能...
  • まとめ雛苺
    雛苺イメージ なのー -- 名無しさん (2006-06-19 12 51 25) 金髪ロール -- 名無しさん (2006-06-19 14 49 29) 一人称は『ヒナ』 -- 名無しさん (2006-06-19 17 40 44) 金糸雀と一緒になると最凶のお子ちゃまコンビに・・・ -- 名無しさん (2006-06-19 18 16 11) いちご大福(うにゅー)が大好物(原作・アニメ) -- 名無しさん (2006-06-19 20 35 30) 限りなくどす黒いに近い黒色 -- 名無しさん (2006-06-19 21 33 34) 多重性格の可能性あり -- 名無しさん (2006-06-19 22 07 00) 池沼 -- 名無しさん (2006-06-20 00 15 38) 原作やアニメでは子供体系だが、JKスレ仕...
  • まとめのり
    のりイメージ 優しいけど天然、だが怒ると怖い。 -- 名無しさん (2006-06-19 13 04 50) 桜田 のり -- 名無しさん (2006-06-19 16 37 52) 苦労人・・・ -- 名無しさん (2006-06-19 18 55 39) 天然ボケ、意外と計画性あり・・・!? -- 名無しさん (2006-06-19 22 00 57) 怒ると一番怖い -- 名無しさん (2006-06-20 21 50 38) ブラコンっぽい -- 名無しさん (2006-06-25 00 43 18) メガネっこ -- 名無しさん (2006-09-04 16 01 06) 弟思い。ただ天然のおかげでズレた事を言ったり、ズレた行動をしたりする事がしばしば・・・。 -- ・・・・。 (2006-09-04 21 43 18) ...
  • べジータレポート
    よう、俺だ。ベジータだよ。ガンダムでは結構活躍してたのに今回は全然出番がないから、色々羨ましいJUM とその姉妹達を調査してみたぜ。あん?ストーカー?知るか。俺だって出番欲しいんだよ。   水銀燈…超がつくほど積極的で、自分の全てを武器にJUMを誘惑する。実際、JUMになら何をされても いいと思ってるらしい。ただし、それも場などを結構わきまえてるらしく姉として振舞うべき場所では長女らしく JUMの悩みを聞いてあげたり、優しく接してあげたりしている。JUMとは32話でキスをしたが、32話によると どうやら幼少期から結構してた模様。何せ、オマジナイですから。     金糸雀…自称策士だけあって、策を張り巡らして楽してズルしてJUMを頂こうとしている。が、このほとんどは 尽く失敗する。3話にいきなり媚薬入りの乳酸菌飲料を水銀燈に飲まれ自滅している。しかし、失敗 しても結局は結果オーライになってる...
  • まとめ蒼星石
    蒼星石イメージ マジメな優等生。もしくはウブで軽くエロイ子 -- 名無しさん (2006-06-19 13 29 36) 自分の容姿にコンプレックスを持っている。自分に自信がない。 -- 名無しさん (2006-06-19 13 43 46) オッドアイ緑×赤(翠星石とは逆) -- 名無しさん (2006-06-19 14 52 13) 実はエロコンバーター -- 名無しさん (2006-06-19 17 23 54) ねーよwwwww -- 名無しさん (2006-06-19 20 02 22) 年寄り臭い -- 名無しさん (2006-06-19 20 42 52) JUNと翠星石を同時に手元に置くために裏で色々考えていそう。 -- 名無しさん (2006-06-19 21 18 08) 天然だったり、アホの子だったり秀才だったり色々 ...
  • 第20話  『悲しいほど貴方が好き』
    茨の蔦は、想像していた以上に太く、複雑に入り乱れている。 しかも、異常な早さで再生するから、始末が悪い。 一本の蔦を丹念に切り、取り除いていく間に……ほら、別の蔦が伸びてくる。 その繰り返しで、なかなか前に進めなかった。 すっかり夜の帳も降りて、降り注ぐ月明かりだけが、辺りを青白く照らすだけ。 翠星石は薄暗い茨の茂みに目を遊ばせ、蒼星石の手元を見て、またキョロキョロする。 彼女の落ち着きのなさは、不安のあらわれに違いない。 (早く、こんな茨の園を抜け出して、安心させてあげなきゃ) 焦れて、無理に切ろうとした鋏の刃が滑り、跳ねた茨が蒼星石の肌を傷付けた。 「痛ぃっ!」 しんと静まり返った世界に、蒼星石の小さな悲鳴が、よく響いた。 それを聞きつけて、翠星石は表情を曇らせ、蒼星石の隣に寄り添う。 「大丈夫……です?」 「あ、うん。平気だよ、姉さん。ちょっと、棘が刺さっただけだから」 ...
  • 11月のおわり
    『保守かしら』 2007年11月16日  放課後の実験のためにカナは校庭にいたのね。 実験は成功で、校庭から部室までラジオは受信できたし、リモコンもばっちり。  ただカナは途中で校庭の植え込みの方に入ってたの。  なんとなく木の多い所でもちゃんと送信・受信できるかしらって、気になっただけだったんだけれど…。  そろそろ部室に戻ろうと思って、ラジオを切って植え込みから出ようとしたんだけど、その時  「じゃあ翠星石の何がいけないんですぅ!?」  って叫び声が聞こえたの。実験に夢中で気がつかなかったけれど、校庭には翠星石とジュンがいたわ。 ちょうど、紫陽花の植え込みの前あたり。  「なにも悪くなんかないよ、翠星石はきっと僕にはもったいないくらいの人だと思う」  翠星石は今にもジュンに飛びかかりそうにも見えたし、泣き出してしまいそうにも見え...
  • まとめ槐
    槐イメージ 薔薇水晶溺愛 -- 名無しさん (2006-06-19 12 50 49) 短編のような変態ではない・・・はず。 -- 名無しさん (2006-06-19 16 32 09) 若奥様!-- 名無しさん (2006-06-19 17 45 52) アニメ本編とドラマCDでキャラが違うここの短編ではドラマCDよりっぽいばらしー大好きけどばらしーは最近反抗期もしくわ親離れ中 -- 名無しさん (2006-06-19 18 57 01) 重度のロリコン -- ツンドラ (2006-10-15 13 17 19) もどる
  • ローゼンメイデンが普通の女の子だったら @Wiki - 翠星石短編28
    翠ちゃんの一レス短編保守 ~保守します~ 翠「ジュン!しゃーねーですから、この心が広い翠星石が保守してやるですぅ。地面にデコくっつけて平伏して感謝しやがれですぅ。 ・・・ふぇっ?宣伝荒らしがあったから今は要らない、ですか?・・・・・・くすん・・・・・・。 ・・・・・・な、何勝手に翠星石の頭を撫でてるですか!?え?べ、別に翠星石はおめーの為に保守しようとしたわけじゃ・・・あうぅ・・・その、もっと撫でやがれですぅ・・・///」  ⊂⊃  o  o  。 翠「はうぅ・・・ジュン・・・///(妄想中)」 ジ「はいはい妄想乙」 翠「!!!見てるじゃねぇですぅこのチビ助平っ!(///」 ジ「妄想石は華麗にスルー、そして保守」 翠「(´・ω・`)」 翠ちゃんの一レス短編保守 ~ツンデレです~ 翠「ジ...
  • 姉モノ
    姉モノ(NGword biero) 銀「ねえ…JUM」 ジ「何? 銀姉?」 銀「JUMはどうして、その……上でしてもらうのが好きなの?」 蒼「ああ……そういえば僕もよくJUM君の上に乗ってるね」 翠「確かに、こいつは騎乗位大好きチビですぅ」 雛「ヒナもJUM登りで頑張ってるのー」 J「いや、それはさ……」 金「それは、JUMが巨乳好きだからかしらー」 J「な!? カナ姉!?」 銀「ふぅん、なるほどぉ。JUMは大きなおっぱいが大好きなのねぇ」 蒼「そうかあ。だからあんなに摘んだり吸ったり噛んだり……ふふ」 翠「ヒヒヒ、おめーは赤ちゃんですかぁ? ママのおっぱいが恋しいんですね」 雛「うゆ…JUM、おっぱい欲しい?」 金「ちなみに騎乗位なのは、下からおっぱいを見上げるのが好きだからかしら」 翠「JUM、おめーも相当に好き者ですねぇ……」 J「ちょwwww」 薔「私は上じゃない」 雪「私もフツー...
  • nothing or all?
    私は誰かと遊びたい 私は誰かと遊べない 小さい頃から人見知り 中々友達作れない そんな私のお父様 私を認めて下さった 髪は銀色 目は紅い それでも私は愛された 私が高校入る前 急死なさったお父様 大好きだったお父様 一人になった私には 働かずとも生きられる 大きな遺産が遺された     その後雇った執事さん 裁縫上手なその人の 笑顔はとても優しくて どうしてだろう いつの日か 私もつられて笑ってた 学校行ってもただ孤独 私の居場所は私だけ 未だに話す人もなく 喧騒の中でただ独り 今日も空気に溶けている 息をするのも苦しくて 必死に自分を押し殺す 私を見てよ 認めてよ 口に出せたら楽なのに     家路について一時間 私を迎える執事さん あなたの笑顔に癒されて 私はすぐに生き返る 笑顔もすぐに思い出す あなたの作った服を着て...
  • 日直日誌  ~あるクラスの記録
    梅岡だよ!みんな、大好きだぞ! こんな爽やかな先生他の学校にはいないと思うぞ! ハッハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!! あ、そうだ!中途半端な時期からだけど、これから一週間単位で記録してくよ! 筆で表せきれないと思ったらやめるけどな!!! ハハハハハハハハハハハハ!!!   日直の仕事 5月21日~5月25日分  5月28日~六月一日分
  • 『薔薇HiME』第1話
    訳あって、ジュンは幼い頃過ごした有璃珠市の知り合いの家に、一人で居候することになった。 知り合いと言っても、その町に住んでいたころのジュンは本当に幼かったので、 はっきり言ってその知り合いのことすらほとんど覚えていないのだが。 「…ここか」 そんな不安を抱えつつも、ジュンは一枚の地図を片手に なんとか知り合いの家に辿り着いたところである。 ゆっくりと手を伸ばし、インターホンのチャイムを鳴らした。 「…はい?」 少し間を置いて、女の子の声で応答があった。 「あの…柏葉さんのお宅ですか……?」 「もしかして…桜田くん?待って、すぐ開けるから」 プツ、とインターホンの通話が切れる音がして、それからすぐにとたとたと駆ける足音が聞こえ。 玄関が開き、中から一人の少女が顔を覗かせた。 彼女は、ジュンがこの地のことでわずかに記憶に残している中で、最も鮮明な人物であった。 ...
  • 子供の神様の物語
    ―――― 今ではない昔、ここではない何処かに、 春の神様がいました。 その神様は雛苺といって、絵を描くのがとても好きでした。 雛苺が地面に花の絵を描くと、そこから沢山の花が咲き、 樹に葉っぱの絵を描くと、その樹は沢山の葉をつけ、 空に蝶々や蜜蜂の絵を描けば、お花畑を楽しそうに飛び回りました。 ある日、雛苺はお花畑でお昼寝をしているときに、ふと考えました。 (前の春にわたしが描いたお花や虫達は、どうしていなくなっちゃったんだろう?) 雛苺は生まれたばかりの神様で、春が終わるとすぐに深く眠ってしまいます。 だから、春の次にくる夏、秋、冬の神様の名前も知りませんでしたし、 それらの季節がどんなものかも知りませんでした。 (別の神様がけしちゃったのかな…  お花畑も、森の樹も、こんなに綺麗なのに、消しちゃうなんてかわいそうなの) きっと他の季節の神様達はい...
  • 第21話  『瞳閉じて』
    貸し切りの星空の下―― 彼女たちは一糸纏わぬ姿のまま、白く泡立つ波打ち際へと歩きだした。 この幸せな夢が覚めてしまわないように、しっかりと手を繋ぎながら。 ――しかし、波打ち際で……翠星石の足が止まる。 緊張した彼女の横顔に、どうしたのと訊きかけて、蒼星石は思い出した。 ここは普通の海ではない。様々な感情、無数の記憶が溶け込んだ海なのだ。 ただでさえ夜闇に包まれて不気味な水面が、一層、得体の知れない世界に思えた。 「……怖い?」 「怖くないなんて、強がりでも言えねぇです」 「そうだね。解るよ、その気持ち。ボクも、少しだけ怖じ気づいてるから」 なにが起きるか予想ができない事柄ほど、恐怖を煽るものはない。  二葉は言っていた。魂が『記憶の濁流』に洗われることで、記憶は失われるのだと。 それが真実であるなら―― 海に入った途端、彼女たちの記憶も、綺麗サッパリ洗い流されてしまうかも。 そして...
  • まとめめぐ
    めぐイメージ 病弱なのか?-- 名無しさん (2006-06-19 12 56 58) 柿崎 めぐ -- 名無しさん (2006-06-19 16 38 31) 神秘系大好き、水銀燈愛 -- 名無しさん (2006-06-19 21 59 56) 歌の才能は天才的 -- 名無しさん (2006-06-19 23 27 55) 電波の量は驚異的 -- 名無しさん (2006-06-19 23 31 24) からたちの花が咲いたよ白い白い花が咲いたよからたちのとげはいたいよ青い青い針のとげだよからたちは畑の垣根・・・(ここから先は原作に載ってないいつもいつもとおる道・・・(載ってない -- みなみ (2006-07-30 22 54 37) 大事なのは黒髪ロングだということw -- 名無しさん (2006-07-31 00 12 47) 本当は...
  • 0. Midnight Shuffle
    私は、神様が嫌いだ。 だって神様は…私をこんな風に創ったから。 銀色の髪。赤い瞳。 私は…生まれてすぐに、それを気味悪がった両親に捨てられた。 捨てられた先は、小さな町の小さな教会の軒下。 せめてもの加護を。そう考えでもしたのだろうか。自分達で見捨てておいて。 とにかく、そこで私は…運が良かったのか悪かったのか…教会の人間に保護された。 私を拾ったシスターの話では、私はその時、泣き声も上げられない程に衰弱していたらしい。 …後日それを聞いた時は、やはり運が悪かったのだろうな、とぼんやり思った。 私の、教会で修道女として生きる人生。 整った顔立ち。白い肌。銀色の髪。赤い瞳。 黒い修道服が、その全てを妖しく際立たせる。 私は、誰もが裏で私の事を悪魔や魔女と呼んでいる事を知っていた。 幼かった私には…ただ冷笑的にその言葉を受け流すのが精一杯だった。 私はいつしか、思うようになっ...
  • 真紅
    上にいくほど、最近に掲載された作品です。 ふとましんく biero ナ!イ!チ!チ!Dreams 前編 後編 ほっしゅほしゅ しんくとじゅん~真紅とジュンの出会う縁~ 前編 後編 何時も偉そうな貴方 サンタが行く! 真紅はジュンの嫁 ラジオ きみは誰? 乳 くんくんゼミ 高校講座 『ずっと一緒にいてくれますか』 【    】 『少女の恋の物語』 真紅の最も騒がしい1日 やくそく 誘惑 CLUB~n field~ NG-omizu 飴と鞭 NG-biero 君と僕の日常~君の笑顔が見たいから~ 日曜日の朝 さよなら…大好きな人… ばっちゃのねこ 冬空に咲く花 Winter Kiss 「貴方に贈る」 地獄マッサージ The hellish hellfire 「仕様人とお嬢様」 【赤い糸~魔法の指~】 姉妹関係 前とは違うかたちで 紅い雨 楽園 バーのある風景 更衣室の中心で変身した下僕 饐え...
  • クルクルなパン
    小さな町の 小さな病院の 小さな病室で 小さな小窓から 小さな景色を観ている女の子がいました。 銀:こんにちは、メグ 長くて銀色の髪の女の子がとびらをあけて入ってきました メグ:うん だけど呼ばれた女の子はからだを動かさないで返事をするだけです 銀:きょうはね、学校の給食でヤクルトが出たんだよ 銀の髪の女の子は話しはじめます けど、メグと呼ばれる女の子はあんまりおもしろくなさそうです メグは外のことを楽しそうに話す女の子がうらやましかったんです 銀:メグはきょう何を食べたの? 銀の髪の女の子は決まってお話を始めると途中でメグにお話をふります メグ:野菜を煮込んだものとご飯、味はしなかったわ メグはそっけなく言います 銀:そっか、あのね給食ってとっても美味しいんだよ元気になったら一緒に食べようね 銀の髪を揺らしながら少し...
  • 四日目―始まりの景色
    昨日はあれから、大変だったな。 結局姉さんがジュン君を泊めちゃったんだ。 「お前は蒼星石と一つのベッドで寝てろですぅ♪邪魔するほど翠星石は野暮じゃないですよ♪」 とか言っちゃって。 結局、ジュン君はリビングで寝たんだけどね。 はぁ…ちょっと残念かな…って!僕は何を考えてるんだ! いや、でも、ジュン君と一緒に寝たかったけど、そういうのにはまだ早くて…!つまり僕は…ああっ! こほん。 今日はバスケの大会の日。 僕ら3人は、みんなで朝早く家を出た。 姉さんの、初めての手作りのお弁当を持って。 「♪♪」 僕らの先を歩く翠星石。 素直じゃなくて、でも強くて真っ直ぐな、僕の姉さん。 新しいところに進むときは、いつも手を引いてくれた。 「翠星石!車来てる!」 慌てて翠星石の腕を引くジュン君。 僕の愛する人。この一言に尽きるんだと思う。 「あ、ありがとですぅ…」 ああ、二人して見つめあったりな...
  • 『ひょひょいの憑依っ!』Act.11
          『ひょひょいの憑依っ!』Act.11 白銀のステージライトを浴びて、ゆるゆると路上に佇む、眼帯娘。 だらりと肩を下げ、今にも大きな欠伸をしそうな、さも怠そうな様子は、 立ちはだかるというより寧ろ、寝惚けてフラフラ彷徨っていた感が強い。 冷えてきた夜風を、緩くウェーブのかかった長い髪に纏わせ、遊ばせて…… 水晶を模した髪飾りが、風に揺れる度に、鋭い煌めきを投げかけてきます。 でも、人畜無害に思えるのは、パッと見の印象だけ。 めぐと水銀燈の位置からでは逆光気味でしたが、夜闇に目が慣れた彼女たちには、 ハッキリと見えていたのです。 眼帯娘の面差し、金色に光る瞳、口の端を吊り上げた冷笑さえも。 「貴女……どっかで見た顔ねぇ」 水銀燈は、一歩、めぐを庇うように脚を踏み出します。 午前一時を回った深夜まで、独りでほっつき歩いている娘―― しかも、出会い頭に妙なコトを口走ったとあれ...
  • 第十六話  『サヨナラは今もこの胸に居ます』
    どちらかを、選べ―― 右手は、大好きな姉に辿り着くための片道切符。 左手は、頑ななまでに蒼星石を繋ぎ止める、論詰という名の首輪。 本来なら、迷うハズがなかった。蒼星石は、翠星石に会うために、追いかけてきたのだから。 自らの羨望が生み出した、偶像の姉。彼女を選んでしまえば、目的は、ほぼ達成される。 左手を掴んでいる、姿の見えない者の声になど、耳を貸す義理も、謂われもない。 徐に、蒼星石は右手を挙げた。眼前に掲げられた、偶像の手を取るために。 でも――――本当に……これで、良いの? 指が触れる寸前、胸の奥から問いかける声が、蒼星石の腕を止めた。 それっきり、蒼星石の右手は、ビクともしなくなった。明らかな握手の拒絶。 置き去りにされる寂しさ、悲しさ、辛さをイヤと言うほど味わってきたからこそ、 祖父母や親友たちにまで、同じ想いをさせることに、罪悪感を抱いてしまったのだ。 たとえ、それ...
  • 第十六話 薔薇水晶
    「超機動戦記ローゼンガンダム 第十六話 薔薇水晶」   「っくぅうう!!このぉお!」 シンクにReスイギントウのダインスレイブが突き刺さる瞬間、シンクを弾き飛ばし割って入ったバラスイショウ。 シンクは直撃を受けずに済んだが、バラスイショウが右腕を切り落とされてしまう。しかし、それでも バラスイショウは止まらずに残った左腕のガトリングガンでReスイギントウを退ける。 「真紅!しっかりして・・・真紅!!」 薔薇水晶がコクピットで震えている真紅に声を呼びかける。しかし、今の真紅の脳裏にはReカナリアの うなだれ兵士のマーチにより蘇ったアリスの乱の惨状がフラッシュバックしていた。 「お父様・・・お母様・・・いや・・いや・・・助けて・・・JUM・・・」 Reカナリアはさらに追撃をかけようとする。「破壊のシンフォニー」。この世界にこれ以上劣悪な音は 存在しないという音。黒板ひっかき音やジャイアンの歌さ...
  • 巴メイデン501~511
    501 巴「はい、桜田くん」 ジ「なにこれ」 巴「カタログ」 ジ「なんの」 巴「みたらわかるでしょう?手とか足とか……人形用のパーツね」 ジ「なにに使うんだ」 巴「よりあなた好みの私に……巴メイデン・カスタマイズ。桜田くんが喜ぶと思って」 ジ「……カスタマイズできるのか」 巴「柔軟性と拡張性に優れた巴を目指しています」 ジ「なんだそりゃ……うーん、ちょっと抵抗あるなぁそれ」 巴「桜田くん、そんな考え方じゃ時代に取り残されてしまうわよ。   この時代、いつまでも同じじゃあっというまに時代遅れ。   常に最新のパーツを取り揃えて、必要なところだけ交換できるのが自作のいいところだと思うの」 ジ「なんかパソコンみたいだな」 巴「そうね、実を言うとコンピュータも導入しようかと思ってるの。   これでより桜田くんの日常を助けることができると思うし」 ジ「お前はど...
  • 第18話  『あなたを感じていたい』
    逸るココロが、自然と足取りを軽くさせる。 募る想いが、蒼星石の背中を、グイグイ押してくる。 あの街に、姉さんが居るかも知れない。 もうすぐ……もう間もなく、大好きな翠星石に会えるかも知れない。 蒼星石の胸に込みあげる喜びは、留まることを知らない。 早く、触れ合いたい。 強く、抱きしめたい。 今の彼女を衝き動かしているのは、その想いだけだった。 「結菱さん! 早く早くっ!」 「気持ちは解るが、少し落ち着きたまえ、蒼星石。  そんなに慌てずとも、この世界は無くなったりしないよ」 苦笑する二葉の口振りは、春の日射しのように温かく、とても優しい。 蒼星石は、先生に叱られた小学生みたいに、ちろっと舌を出して頸を竦めた。 言われれば確かに、はしゃぎすぎだろう。 端から見れば、双子の姉妹が、再会を果たすだけのこと。 でも、逢いたい気持ちは止められない。蒼星石をフワフワとうわつかせる。 無邪気...
  • 一日目
    「おはよう、二人とも」 「おはようですぅ。今日もお前はチビですねぇ。」 「ちょっと翠星石…。自分の彼氏にその言い方は…。あ、ジュン君おはよう。」 いつもと同じ、ある水曜日の朝。 もう点滅しはじめている信号。傍らには花屋。そんな景色。 また3人で登校するようになって、もう一月くらいたつのかな。 ジュン君と翠星石が付き合い始めてから僕も遠慮してたけど… ちょっと前、また3人で通わないか、ってジュン君から誘われたんだ。 その二人だけど、翠星石もあんな事言っておきながらジュン君にベタベタなんだよね…。ほら。 「♪♪」 「ちょ、朝から腕組むなよ。」 「いいじゃないですかぁ♪恋人同士なのですよ?」 翠星石とジュン君が腕を組んで。僕がジュン君の横について。 日差しは、僕の側から降り注ぐ。でも、むしろ暗さを感じる。 二人に少し相槌を打ちながら、歩いていた。 ボーっとしていたからかもしれない。 ...
  • 第十五話  『負けないで』
    かさかさに乾いた肌に引っかかりながら流れ落ちてゆく、紅い糸。 心臓の鼓動に合わせて、それは太くなり……細くなる。 けれど、決して途切れることはなくて―― 「……ああ」 蒼星石は、うっとりと恍惚の表情を浮かべながら、歓喜に喘いだ。 これは、姉と自分を繋ぐ、たった一本の絆。 クノッソスの迷宮で、テセウスが糸を辿って出口を見出したように、 この絆を手繰っていけば、きっと翠星石に出会える。 そう信じて、疑いもしなかった。 命を育む神秘の液体は、緩く曲げた肘に辿り着いて、雫へと姿を変える。 そして、大地を潤す恵みの雨のごとく、降り注ぎ…… カーペットの上に、色鮮やかな彼岸花を開かせていった。 「そうだ…………姉さんの部屋に……行かなきゃ」 足元に広がっていく緋の花園を、ぼんやりと眺めながら、蒼星石は呟いた。 自分が足踏みしていた間に、翠星石はもう、かなり先に行ってしまっている。 だから、...
  • =さらば!我が愛しき日々よ=第七話
    見つめ合ったまま静かに時が過ぎていた。 そんな静寂を破ったのはリビングから騒音で起きて来た真紅だった。 『ガチャ』 真「うるさいわね。ジュン、何を騒いで・・・。その娘は誰?」 後半は凄みの聞いた声で僕に聞いてくる真紅。 ジ「え、だ、誰って・・・僕が知るわけ無いだろ!」 雪「初めまして。私は雪華結晶。薔薇乙女の7女ですわ。」 背後からいきなり声がしたので、僕は跳ね上がった。 真「7女?7女は薔薇水晶じゃなくて?」 雪華結晶は雷に打たれたような驚いた顔をして、 雪「えっ・・・、そ、そんな・・・。ひどいですわ・・・、私を、私を忘れるなんて・・・」 両手で顔を覆い泣き出してしまった。 そんなことを尻目に、 ジ「また増えるのかよ。」 と、発言したのが悪かったらしく、 雪「そんな・・・ジュン様まで・・・、ひどいですわ・・・、あんまりですわ・・・。」 雪華結晶は顔を上げて...
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