ローゼンメイデンが普通の女の子だったら @Wiki内検索 / 「もしも・・・」で検索した結果

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  • 薔薇水晶
    ...と大胆薔薇水晶』 『もしも・・・』 『ただ、健やかに・・・』 『噂と勘違いと弱みを握られた僕』 薔薇水晶の修学旅行 薔薇水晶の奇妙な学園『ファントムラビット』 キンダーハイム LikeじゃなくてLove FIREWORKS 【薔薇水晶とジュン】 【思い出になる前に・・・】 『優しさの断片』 『日常の価値』 『仲良しで行こう』
  • 最終話 生きる事は・・・
    「超機動戦記ローゼンガンダム 最終話 生きる事は・・・」     「これでよしっと・・・」 自室のドレッサーで薄く化粧をする少女がいた。軍部に身を置きながらも年頃の女の子。身だしなみは 忘れない。最も、今日はオフだからなのだが。彼女の名前は地球連合軍「Rozen Maiden」第六番大隊 隊長、柏葉巴中佐。11年前のアリスの乱からはじまった戦乱をレジスタンス「メイデン」の旗艦、サクラダの 副艦長として活躍し、現在はその手腕を買われて六番大隊の隊長に抜擢された。もっとも、彼女の場合は 戦闘のための隊長というより、ある人物の護衛。悪く言えばお守りとしての役割の方が大きい。 1年前、稀代の天才科学者ローゼンの作りし最高の人工知能「アリス」の暴走による戦乱は様々な レジスタンスによって鎮圧された。そのレジスタンスで最も活躍したとされるメイデンから因んで、現在連合軍は 自らを「Rozen Maid...
  • ちょっと暑い、夏の日。
    「暇ですぅ・・・」 第一声がこれでいいのかとは思うが、どうしようもない。 だって暇なんだもん。 今日の夜には花火大会もある。 なのに・・・ 「めっさ暇ですぅ・・・」 エアコンの効いた部屋。 外からはワシワシ、ミンミン蝉の声。 ふとケータイに目をやる、 着信もメールもない。 年頃の乙女がこんなんでいいのか? 「はふー・・暇ですぅ・・・」 せっかく買った奇麗な翠の浴衣も、出番があるとは思えない。 「誰か拉致られろですぅ・・」 かたっぱしから友人に電話してみる。 Trrrr・・・・Trrrrr・・・Trrrr・・・・ 「もしもしぃ~?どうしたのぉ?」 「今日の夜暇ですかぁ?」  ってこいつが暇なわけはなく、 「何言ってんのよぉ、今日は花火大会よぉ? 暇なわけないじゃなぁい。おばかさ~ん」 「いっぺんこの世から乳酸菌を消し去ってほしいですか?」 「フフフ、とにかく私はだ...
  • 第二十八話 雛苺
    「超機動戦記ローゼンガンダム 第二十八話 雛苺」   ポーランドの空に閃光が走る。赤い魔槍ゲイボルグと、ビームサーベルが弾け合う。 「うっ・・・・っく・・・」 しかし、それで体に走る衝撃は尋常ではない。そもそも、ヒナイチゴ自体が完璧ではないのだ。 傷口から伝う液体を感じる。口にも鉄の味が滲んでくる。 「ひゃあっはははー!苦しそうだなぁ!」 梅岡が歪んだ笑顔を向ける。 「うゆ・・・苦しくなんかないの・・・・まだ戦えるんだからぁ・・・!」 有線ビーム砲を展開させる。4つのビームが踊るようにプラムに襲い掛かる。 「ひゃは!甘いんだよぉおお!!」 プラムのダブルビームライフルが有線ビーム砲を2つ破壊する。 「さぁどけ!僕はせめて桜田を殺さないと押さえれそうにないんだよぉおお!!」 プラムがヒナイチゴの脇をすり抜けサクラダに向かおうとする。しかし、その背後からビームが走る。 「いかせないの・・・JU...
  • 第二十七話 絶対防衛戦
    「超機動戦記ローゼンガンダム 第二十七話 絶対防衛戦」   「やれやれ、何とかドイツは事なきを得たね。」 ベルリンの基地でアリスの幹部が集まっていた。 「でも、どうするんだい?確かにまだここには兵器は山ほどある。それでも完全に囲まれてるじゃないか。」 梅岡が言う。しかし、槐は目を瞑り考え事をしているようだ。そして、ゆっくり目を開いた。 「問題はない・・・あれだけの規模の戦闘をしたんだ。レジスタンスも補給がなければそうそう攻めてきまい。 増してや、ここは我々の本拠地。完全に準備をしてから来ると睨んで間違いない。」 槐の話に白崎と梅岡は聞き入っている。 「やつらの補給の拠り所は中国基地だろう。そして物資を運ぶには・・・どうすればいいと思う?」 「成る程・・・いい手段だね。補給線を切れば相手はむしろ袋のネズミか・・・」 白崎が槐の意図を読む。 「じゃあ、襲撃にいかないと♪、はっ、補給物資をちらつ...
  • 第三十話 Rozen Maiden
    「超機動戦記ローゼンガンダム 第三十話 Rozen Maiden」     「今日は随分いい天気なのだわ・・・皮肉なものね。」 JUMは真紅に連れられて甲板に来ていた。まだ明朝。太陽の位置は低い。 「ま、座りなさい。」 「ああ、そうするよ。」 JUMが腰を下ろす。真紅はそのJUMの背中にもたれかかって、背中合わせで座った。 「JUM・・・貴方随分大きくなったわね・・・昔はこうして座っても私のほうが大きかったのだわ。」 「う・・・お前よくそんな昔の事覚えてるよなぁ・・・」 幼馴染として生まれ、今日までずっと一緒に育って、生きてきた二人。 「覚えてるわ・・・貴方との事ならなんだって・・・貴方の事で知らない事はないのだわ。」 真紅の金髪がサラサラと風に流される。 「JUM、貴方小さい頃は泣き虫だったわよね・・・ガキ大将によく苛められてたのだわ。」 「あー、そうですね。それでそのガキ大将を思いっ...
  • 第二十九話 眠れぬ夜
    「超機動戦記ローゼンガンダム 第二十九話 眠れぬ夜」     時間は既に22時を回っていた。JUMはどうにも寝付けずに艦内を歩いていた。 この3日間はひたすらに機械と睨めっこしていた。 損傷した各部を直し、残り5機となった切り札であるローゼンガンダムを最終調整し、 万全の準備を整えてきた。昼過ぎに準備が完了したメイデンは他のレジスタンスの 応援に入り、夕方には全レジスタンスの準備が完了、明日の作戦開始時刻まで ゆっくり休憩となっていたのである。 「喉かわいたな・・・食堂行くか・・・」 JUMが食堂に向かって歩いていく。カツンカツンとJUMの足音だけが廊下に響き渡っていた。 JUMは歩きながら物思いにふける。思えばこの10年は様々なことがあったな、と。 アリスの乱からはじまった動乱。短いながらも、真紅、のりと過ごした学生時代。(梅岡の存在は記憶から 抹消済み)メイデンに入り、今の仲間達との...
  • 第三十五話 真紅
    「超機動戦記ローゼンガンダム 第三十五話 真紅」     「次弾装填!!ターゲット正面、各砲座砲撃を開始!!」 サクラダの残った発射管から一斉に弾が打ち出される。しかし、それも従来の勢いはない。 「損傷率計算終了。現在63%!危険域です・・・」 巴の声がする。しかし、JUMはそれでも引き下がるわけにはいかなかった。 「限界まで撃つんだ!敵機に撃たせるな!撃たせなきゃ当たる事もない!」 もはや無茶苦茶な理論。しかし、ある意味では全くの正論でもあった。 「敵艦からの砲撃きます!・・・・直撃します!」 「くっ・・・・回避!!!!」 ディアーズの主砲がサクラダを捕らえる。回避運動を行うがいかんせん間に合いそうにない。 「うおおおおおおおおおおおお!!!!!」 その射線上に金色に機体が割り込み、両手を掲げる。スーパーサイヤジンの腕部Iフィールドバリア。 バリアは主砲を防ぐものの、過度の負担により右...
  • =さらば!我が愛しき日々よ=第十四話
    気絶して、ジュンが階段から転がり落ちて、1日程たった後、ジュンは自分のベッドでうなされていた。 ジ「見るな・・・見るな・・・」  その様子を、蒼星石と雪華結晶が見守っている。  蒼星石は、色落ちした青ジーンズに紺のシャツ、薄い上着。  雪華結晶は、白のロングスカートと、白のシャツ。どちらも、のりの借り物である。  のりは、雪華結晶に渡されたお金を持って、巴、金糸雀、雛苺と共に、薔薇姉妹に必要な、生活物資の調達に出かけた。 蒼「昨日から、ずっとこれだね。」 雪「ジュン様は、大丈夫なのでしょうか・・・。」  周りには、水の入った洗面器、タオル数枚、シップや包帯、薔薇姉妹達の食事の後が散らばっていた。 (治療には、ジュンの幼馴染の巴も手伝ってくれた。)  のりのパジャマを借りている、翠星石、水銀燈は、蒼星石たちに毛布を掛けられ、部屋の端っこの方で寝ている。 蒼「大丈夫...
  • =さらば!我が愛しき日々よ=第八話
    どのくらいの時間が過ぎたのだろう。意識はまだ薄ぼんやりとしている。 『ガチャ・・・パタン』 ドアを開ける音が聞こえる。匂いからして、ここはリビングだろう。 背中にはやわらかい感触がする。 じゃあ僕は、ソファーの上で寝ているということなのか・・・ 頭がなんだか重い・・・ の「ジュン君、起きた?」 不意に、のりの声が聞こえた。しかし、まだ瞼を開けるほどの力は出てこない。 雪「まだですわ。もう朝ですのに・・・」 誰だったかな・・・。昨日の配達物を受け取った後の記憶が無い・・・ 真「まったく、あの程度で気絶するなんて貧弱な下僕だわ。」 この声は・・・真紅か。声を聞いたらに急に背筋が冷めてきたのはのは何故だろう・・・。 雪「当たり前ですわ。誰一人として耐えたことの無い、真紅必殺の『絆パンチ』を顔に、しかもまともに食らったのですから。」 意識はまだはっきりしない・・・。二人の...
  • 第六話 双子の過去
    超機動戦記ローゼンガンダム 第六話 双子の過去 銃器から閃光が走る。走った閃光は船体を削り取り確実にダメージを与えていく。 火薬の詰まった弾薬が艦に着弾する。するとあっという間に船体は爆炎に包まれた。 「うあっ!?砲撃手!何をやっている!?」 「ただいまの攻撃で右舷格納庫の外壁大破!ベリーベル1番から4番、13番、20番沈黙!」 「隔壁!消化剤防御!砲撃手、これ以上着弾を許すな!メイメイ、照準後撃て!!」 ラプラスによって再び目覚めた大量のバーズによりサクラダは被害を被っていた。 「水銀燈!JUMが危険なのだわ!っと!」 真紅の余所見すら許さない大量のバーズによる集中砲火。真紅はなんとか掻い潜ってはいるが いかんせん戦力不足だ。現在バーズと交戦しているのはシンク、スイギントウ、バラスイショウ、キラキショウの 4機しかない。対してバーズは20機はいるだろうか。さすがに数が違いすぎる。 「う...
  • 第二十六話 荒野の出会い
    「超機動戦記ローゼンガンダム 第二十六話 荒野の出会い」   「アリス・・・ガンダム・・・貴方がアリスなの・・・?」 真紅がその眼前に現れたMSに向かって言う。アリスはその怪しく光る目でシンクを見る。 「そう、私がアリス。お父様、ローゼンの作りし人類を導く神。お前は・・・・5号機か。ふっ・・・」 その声は真紅が驚くほど流暢で、そして少女のような声だった。 「何が可笑しいのかしら?」 「可笑しいな・・・そして貴様は愚か極まりない。その汚らわしい右腕がな!」 シンクの右腕。それはバラスイショウの形見、半身となっている紫の腕。 「汚らわしいですって・・・?どういう事かしら?」 「お父様のくださったパーツを失くし、挙句そのような粗悪品で補うとは。何たる侮辱か!」 真紅の頭にアリスの声がキーンと響く。憎しみの篭った声。感情を持つというのだろうか。この人工知能は。 「貴様はジャンクだ・・・この私自ら壊...
  • =さらば!我が愛しき日々よ=第十話
    世界は巡る。 しかし、ジュンの部屋だけが、まるで隔離されたかのように、動く者がいなかった。 ジ「な、何やってんだ?水銀燈。」 ジュンはなるべく今の心境をあらわにしないように、引きつった笑顔で尋ねた。 銀「あう・・・・。」  水銀燈は顔を真っ赤にしながら、後ずさりしていた。 ジ「それ、ぼ、僕の制服だよな・・・」  水銀燈は、何も言うことが出来ない。 銀「・・あう・・・うう・・・・・ふ、ふええ~ん。」 ジ「!!!!」  水銀燈はその場に座り込み、急に泣き出してしまった。 ジ「え、ちょなんで・・・」  ジュンはあたふたするしか出来ない。 そうこうするうちに、嫌な予感がジュンの頭の中をよぎった。 『ドドドドド、バァン!!』 ジ「!!!!」 真「水銀燈!どうしたの!?」  ジュンの部屋のドアを勢いよく開けたのは、真紅だった。後ろに雪華結晶もいる。 雪「まあ!水銀燈...
  • 第三十三話 神になろうとした男
    「超機動戦記ローゼンガンダム 第三十三話 神になろうとした男」     「破壊のシンフォニーが止まった・・・誰かがアリスと戦ってるのかしら?」 コクピットで金糸雀がつぶやく。結果的に自分の「失われた時へのレクイエム」が止めたとは露知らず 金糸雀はレーダーを見渡す。 「・・・プラムの反応がない・・・?もしかして水銀燈がやったのかしら~?」 一人ではしゃぐ金糸雀。そこへ、バーズが数機襲い掛かってくる。 「わわっ、ここは戦場。油断はいけなかったかしら!迎撃のパルティータ!!」 音源を切り替え、範囲は狭いが人工知能機の動きを完全に止める迎撃のパルティータ。 「これなら、カナにだって楽勝かしら~。楽してズルしていただきかしら!」 動きのとまったバーズを数少ない武装のビームサーベルで切り裂いていく。 「こうなったらカナもみんなの手伝いにいくかしら。ええっと・・・ここから一番近いのは・・・」 再びレー...
  • 第十七話 生きた証
    「超機動戦記ローゼンガンダム 第十七話 生きた証」   夢・・・夢を見ている・・・始まりの悪夢、終わりのない悪夢。 「真紅!!」 お父様が私を突き飛ばして、私を庇って・・・死んだ。飛んできた建物か、機体か。何かの破片に 体を貫かれていた。 「逃げて・・・真紅・・・私達の可愛い・・・真紅・・・」 お母様は崩れる家から逃げるときに間に合わず家の下敷きになり、そして徐々に広がる炎の中で ただ、私の無事だけを祈って死んでいった。 「いけない!真紅!!」 薔薇水晶が私と敵の間に割ってはいる。初撃で右腕を・・・そしてその後新しい敵に撃ちぬかれた。 私は・・・また人を殺した・・・初めはお父様、次はお母様・・・そして薔薇水晶。 私は、3人を殺して今生きている・・・何故?何で私なんかが生きているの?もう・・・私は闘えない・・・ 「うっ・・・・ぐぅ・・・・はぁ・・はぁ・・・」 真紅がベッドに沈めていた体を起こ...
  • 複数短編137
    sinineta?netasini? JUM(さて、後嘘をついてない相手は、っと・・・)   バキッ JUM(なんか壊れたような音が・・・?) (ドスドスドスドス ?「ジューーーーンーーーーーーーー」(ゴゴゴゴゴ JUM「ん・・・真紅・・・さん?     なんかものすごい怒りのオーラが見えるんですが・・・」 真紅「『水銀燈の胸は詰め物で、本当は真紅よりもぺったんこ』     と言う貴方の言葉を信じてからかいに行ってみれば・・・嘘だったとはね・・・」 JUM「いや、まさか、あんなのを信じるとは思わなくて」 真紅「そのせいで逆に水銀燈にさんざんからかわれ・・・よくもやってくれたのだわ・・・」 JUM「って言うか真紅よりぺったんことかもはやえぐれてるレベルだし嘘だとすぐ分かr「絆ックル!!!」(ドグシャァ 真紅「今日のところはこれで勘弁してあ...
  • 第十一話 姉妹の目
    「超機動戦記ローゼンガンダム 第十一話 姉妹の目」   メイデンのみんなには驚くような光景じゃないかもしれないな。 周囲は火の海、人が焼け焦げてたり銃弾に撃ち抜かれてたり。建物は大抵燃え盛りいつ崩れるか 分からない様な物ばかりだったな。私と薔薇水晶は奇跡的に生き残っていた。 父上と母上は死んでいたよ。父上は銃弾に撃ち抜かれていたんだろうな。父上だったモノは全身を 穴だらけにして穴という穴から血液があふれ出ていた。思えば穴だらけとは言えどこも千切れたりしてない のは死体の中でも綺麗なものだったのかもしれないな。母上は・・・もはや母上と分からなくなってたよ。 近くにミサイルだかバズーカだかが落ちたのかもな。爆発したと思ったらもう母上の体は存在しなかった。 私は薔薇水晶の手を引いてとにかく逃げた。奇跡的に生きていた私達。もしかしたら父上と母上が 守ってくれたのかもしれないな。しかし、どこにいって...
  • 第四話 「紅蓮と氷結」
    「(蒼星石、翠星石無事でいてくれよ)」 二人と分かれた後急いで中等部のほうに向かっているJUMと乙女達 「まったくJUM~あなた、心配しすぎよぉ~」 「え?」 「二人が心配でしょうがないって顔に出ているわよ」 「水銀灯は、心配じゃないのか?」 「あのねぇー確かに心配だわ、でもねあの子達があんな奴に負けないわ。少なくとも私はそう思っている。JUMはあの子達がしんじられないの?」 「!!・・・ごめん、言うとおりだよ。僕は二人の事を・・・」 「わかればいいのよ(まったく、こんなにもJUMに心配されるなんで二人には妬けるわ)」 「JUM、水銀灯、二人ともなにもたもたしているのだわ急ぎなさい」 前から、真紅のイライラした声が聞こえてくる 「こっちの中庭を抜ければもうすぐ中等部の校舎ですわ」 勢いよく中庭へのドアを開くと、そこに広がっていたのは夜の遊園地のような景色 「「「「...
  • 第十六話 薔薇水晶
    「超機動戦記ローゼンガンダム 第十六話 薔薇水晶」   「っくぅうう!!このぉお!」 シンクにReスイギントウのダインスレイブが突き刺さる瞬間、シンクを弾き飛ばし割って入ったバラスイショウ。 シンクは直撃を受けずに済んだが、バラスイショウが右腕を切り落とされてしまう。しかし、それでも バラスイショウは止まらずに残った左腕のガトリングガンでReスイギントウを退ける。 「真紅!しっかりして・・・真紅!!」 薔薇水晶がコクピットで震えている真紅に声を呼びかける。しかし、今の真紅の脳裏にはReカナリアの うなだれ兵士のマーチにより蘇ったアリスの乱の惨状がフラッシュバックしていた。 「お父様・・・お母様・・・いや・・いや・・・助けて・・・JUM・・・」 Reカナリアはさらに追撃をかけようとする。「破壊のシンフォニー」。この世界にこれ以上劣悪な音は 存在しないという音。黒板ひっかき音やジャイアンの歌さ...
  • 第二十四話 勿忘草
    「超機動戦記ローゼンガンダム 第二十四話 勿忘草」   「蒼星石・・・ぐすっ・・・寂しいですよぉ・・・蒼星石ぃ・・・・」 暗い部屋で体を縮めて翠星石は泣いていた。あれから一日がたって、改めて・・・蒼星石がもういない事を 実感してしまった。いつも朝になると、自分を起こしに来てくれるのに今日は来てくれなかった・・・ 自分に元気がないといつも励ましてくれに来てくれるのに、今日は来てくれなかった・・・ 分かってる・・・もう脳はそれを確信してしまっている・・・でも、心は認めていなかった。 認めてしまうと、全てが壊れてしまうそうで。 「そう・・・せい・・・せきぃ・・・会いたいですよぉ・・・声が聞きたいですよ・・・体温を感じたいですよぉ・・・」 翠星石が枕を抱きしめて泣き崩れ、そのまま泣き続けた。     「翠星石はどうだ・・・?」 ミーティングルームには翠星石以外が集まっていた。真紅が首を振る。 「ダ...
  • 10万ヒット記念記帳所(元:投票@お遊び)
    さて、女の子スレWiki記念すべき10万ヒットはいつかな? 7日20時40分現在  99417HIT 7日まで・・・・[6] 8日まで・・・・[12] 10日まで・・・・[14] それ以降・・・・[3] 記念火気庫に一言ヨロw もうそんなになるのかwwwwww -- 名無しさん (2006-06-05 15 16 57) 当たったら何かくれます? -- 名無しさん (2006-06-05 15 19 07) おれ、研修旅行に行っても・・・このWikiに行くよ。絶対に行くからな! -- 名無しさん (2006-06-05 16 52 55) 10万ヒットして、実際のスレ住人は何人くらいなんだろう。 -- 名無しさん (2006-06-05 17 58 26) あたるともれなく雛苺はもらえます -- 名無しさん (2006-06-...
  • まとめ翠星石
    翠星石イメージ ですぅ -- 名無しさん (2006-06-19 12 51 37) ドールズ達の中では最強のツンデレ!? -- 名無しさん (2006-06-19 12 53 51) オッドアイ右目赤×左目緑(蒼星石とは逆) -- 名無しさん (2006-06-19 14 51 30) 何げに一番アリスに近い -- 名無しさん (2006-06-19 21 35 23) 双子物が多い -- 名無しさん (2006-06-19 22 06 34) 家事万能 -- 名無しさん (2006-06-20 21 48 39) 一番感情豊かも知れない(アニメ版) -- 名無しさん (2006-06-21 16 38 24) 感じやすい -- 名無しさん (2006-06-26 15 48 28) 毒舌家じゃなかったらあまり人気がなかったと思う-...
  • まとめ金糸雀
    金糸雀イメージ かしら -- 名無しさん (2006-06-19 12 39 41) 意外と不憫な子 -- 名無しさん (2006-06-19 12 40 04) みっちゃんの着せ替え人形w-- 名無しさん (2006-06-19 13 18 20) 自称『薔薇乙女一の頭脳派』。実際は天然 -- 名無しさん (2006-06-19 15 06 03) デコ(ギャグ風味の時は特に強調される) -- 名無しさん (2006-06-19 15 31 45) 一人称は『カナ』 -- 名無しさん (2006-06-19 17 40 18) 雛苺と一緒になると最凶のお子ちゃまコンビに・・・ -- 名無しさん (2006-06-19 18 16 29) 玉子焼き好き(特にみっちゃんの) -- 名無しさん (2006-06-19 20 33 13) 糖...
  • 第三話 アリスの支配
    超機動戦記ローゼンガンダム 第三話 アリスの支配 「ピチカート起動!メイメイ照準!てぇーーー!!」 サクラダに迫り来るミサイルをレーザーが打ち落とし間髪要れずに6連装のミサイルが発射される。 未だに続く戦闘。背後の敵は翠星石と蒼星石が殲滅したものの、数に勝るアリス軍との戦闘は続いていた。 「っ・・・しつこい!」 白を基調にされたキラキショウがバーズにライフルを放つ。放たれた銃弾は頭部を撃ち抜くが撃墜には 至っていない。人工知能の詰まれたバーズにとって頭部などは飾りでしかない。至る所に装備されている センサーやカメラがある限りバーズは動き続ける。 バーズはセンサーで敵機を察知するビームライフルとマシンガンと二つ装備されている銃器のうち マシンガンを選択するとキラキショウへ銃口を向け連射する。パラララララと小刻みな音と共に弾が排出される。 キラキショウは回避運動をするが、いかんせんばら撒かれ...
  • Mid Night!
    Mid Night! 【深い深い闇の中にいとしい人がいる。   あなたは救えますか?】 急に目が覚めた。 夢は見ていない、だが何かを感じている。 ------------------------------------ 下へ降りて冷蔵庫を開ける。 あけると乳酸菌入りアップルと牛乳と玄米茶が入っていた。 乳酸菌アップルはおいしいが飲むと水銀燈に怒られそうだ。 というわけで牛乳を選択し、飲む。 少し濃い目だった。 ふと横を見ると、まるまると肥えた満月が闇を照らしている。 「たまには、夜外に出てみるのもいいかもな。」 一人でそうつぶやくと、着替えてから外に出た。 冬の夜空は澄んでいて、冷たい風がほほをなでた。 白い息が口から吐かれる。 ジュンはポケットに手を突っ込み、空を仰ぎながら 歩いていた。 5分ほど歩いただろうか、ふと人の気配をかんじた。 公園だ。 公園へと入っていくと、そこ...
  • 第三十四話 せめて、自分らしく
    「超機動戦記ローゼンガンダム 第三十四話 せめて、自分らしく」     「レンピカ、スィドリーム照準!目標前方敵艦隊!てえええええ!!」 サクラダから2連装の副砲が放たれる。放たれた光は敵機を数機撃ち抜き空へ消えていく。 「砲撃、来ます!」 「ピチカート起動!ビームは回避しろ!」 サクラダの船体が傾きながら迎撃システムが作動する。飛来したミサイルの9割は打ち落とすが残りは 被弾する。ビームもある程度は威力が軽減されるものの、船体は破損箇所が増えてきた。 「ベリーベル4から8番沈黙!スィドリーム2番沈黙!損傷率は40%を越えました!味方機を 呼び戻しますか!?」 「いや、ここは僕らだけで食い止めるんだ!!メイメイ装填!うてええ!!」 今度は6連装のミサイルランチャーを放つ。ベルリンの空にいくつかの花火ができる。 「ちっ、キタネエ花火だ。JUM!無理はするな!」 サクラダに近づいてくる敵機を...
  • 第八話 からたちの歌
    超機動戦記ローゼンガンダム 第八話 からたちの歌   「どうだ?まだ編成には時間がかかりそうなのか?」 「ああ、まぁメイデンほど力のあるところは無難に遊撃になりそうだがな。都市に置いとくのは勿体無い。 ま、これからさらに忙しくなるんだ。ゆっくり休むのがいいだろう。」 ミーティングルームの通信で話しているのはJUMとべジータだった。 「そうだな・・・前回はどっかの誰かが乱入したおかげでーー」 「おおっとぉ!?会議にでなくては。それじゃあな、JUM。蒼嬢によろしくな。」 バチコーンと下手なウインクをしてベジータは回線を閉じた。 「やれやれ・・・てなわけで僕らはまだ時間ありそうだけど・・・どうしたい?」 「どうも何も・・・次に備えて休むといいのだわ。」 真紅が紅茶を飲みながら言う。 「翠星石も賛成ですぅ~。今度戦いが始まったら休み無しで過労死なんて真っ平御免ですぅ。」 「僕も・・・特に提案はない...
  • =さらば!我が愛しき日々よ=第十八話
    ジ「ううん、何だよ・・・せっかく人が寝てるっていうのに・・・。」  ジュンは目をこすり、枕元に置いてある眼鏡を手探りで取り、掛ける。 蒼「ジュン君。翠星石の事なのだけど・・・。いいかな?」  蒼星石はジュンの顔を覗き込む。 ジ「・・・勝手にしろ。」  ジュンは窓からどんよりとした空模様を見る。 蒼「ありがとう。えっと、ジュン君は翠星石の事をどう思っているのだい?」 ジ「え・・・?」  ジュンは翠星石の事でまた説教を喰らうのかと思っていたが、蒼星石の意外な問いに、  疑問を隠せない。 蒼「そのまんまだよ。翠星石をどう思っているかって。」  蒼星石は、無理に作り笑いをした。  ジュンにも、その笑顔は無理をしていると、直感で分かった。   ――――悔しい。翠星石に、先を越されそうで。 ジ「どうっていうか・・・、口が悪い毒舌家みたいな感じ。」  あごに手を当ててい...
  • 第二十三話 蒼星石
    「超機動戦記ローゼンガンダム 第二十三話 蒼星石」   「サクラダはこれより戦闘に入る!ブリッジ遮蔽。オールウェポン、ロック解除。柏葉。敵軍の規模は?」 「敵軍はディアーズが5隻・・・積載を考えればバーズは100機以上はいるかと・・・」 これまでにない規模だ。しかし、メイデンだけではまず迎撃不可能だろうが今回は他のレジスタンスも いる。充分追い払う事は可能だろう。むしろ、今後の決戦に備えて多く敵機を潰すのもいい。 「よし、MS隊出撃!他のレジスタンスと連携してアリスを叩く!」 JUMの声が響き渡る。メイデンの7機のガンダムが出撃していく。 「さて、今回は力比べですね。もちろん、潰せれば言う事なしです・・・全機出撃!行くぞ!」 白崎が号令をかける。出撃した内訳はバーズが60機ほど。ラプラスは1機。そして、アリス軍の 新型MS、Zローンが40機ほどだった。 「!?40機ほど識別できません!敵軍...
  • 日曜デート
    日曜デート 翠「ジュンの奴遅いですね~#」 10時待ち合わせなのに時計は10時15分を指していた、ちなみに翠星石は遠足前の幼稚園児みたく楽しみで貫徹、そして9時にはもうここに来ていただから実質一時間十五分待ったことになる 翠「遅い~ですぅ#寝坊でもしたですかぁ?」 ジ「悪い悪いw寝坊しちゃったw」 この馬鹿丸出しな眼鏡は翠星石の彼氏でジュンという、彼は寝坊癖があるらしく時間を守ったことがない 翠「まぁいいですw待つのも楽しみの一つです♪」 ジ「悪い悪い、お詫びになんか奢るよ」 翠「当然です!う~んと高いもの奢ってもらうですぅ!翠星石を一時間十五分も待たせた罰ですぅ」 ジ「え?待ち合わせ十時だったよな?一時間も早く来てたのかΣ」 翠「え、い、いやそれは・・・・ですぅ(///)」 ジ「そんなに僕と遊ぶのが楽しみだったのかw」 翠「そ、そんなんじゃねぇですけど・・・・(...
  • 第七話 少女達の休息
    超機動戦記ローゼンガンダム 第七話 少女達の休息 「やれやれ・・・みんな元気なもんだよなぁ・・・」 砂浜の上に立てられた大きなパラソルの下の日陰でJUMは寝転がっていた。水着で。 そう、ここはリュウキュウのビーチなのだ。先日JUM達が日本を占領したとの報はレジスタンス中に伝わり 結構な数のレンジスタンスが日本に駐留した。ここを拠点に反アリスを貫こうというのだ。 で、現在色々な編成中であり功労者であるJUM達メイデンには先に休暇が与えられたわけである。 もっとも、JUMの予想ではメイデンは都市の守備にはつかずに各地の戦場を飛び回ることになりそうだが。 「早いね、桜田君。」 JUMが顔をあげる。そこには白の清潔そうなワンピースを着た巴が居た。 JUMは少しドキリとしてしまう。同年代の女の子の水着だ。もっとも、ここでドキドキしていたら後は もたない気がしなくもないが。 「あ、ああ。男は着替えが...
  • 第十三話 新しい力
    「超機動戦記ローゼンガンダム 第十三話 新しい力」   中国北京基地軍事工業。アリス最大の工場であり多数の軍需物資が眠っている場所である。 「しかしまぁ・・・何でこんな簡単に落ちたんだろうな。もっと防備がいてもよかったはずだが・・・」 JUMが多数の武器などの一覧表を眺めながら言う。 「どこかに本命を移転済みかもしれないね。でも物資を置きっぱなしはやっぱり変だね。」 となりでコンピューターと睨めっこしている巴が言う。後は朝鮮のミサイル地帯に自信があったのかもしれない。 実際、並みの戦力ではあのミサイルの雨は突破できないだろう。 「こんなトコにいたかしら!JUM。お願いがあるかしら。」 そんな二人の所へやってきたのは金糸雀だった。 「あん?何だ?」 「カナにも新しい武装が欲しいかしら。」 それは意外な言葉だった。金糸雀はご存知の通り、戦闘能力は最低限しかない。確かに武装強化は 戦力になると思...
  • 第八話 JUMと雪華綺晶
    「一つ屋根の下 第八話 JUMと雪華綺晶」     今日は休日・・・意外な事に今日は我が家にほとんと人がいない。まず、銀姉ちゃんと真紅姉ちゃんと ヒナ姉ちゃんはくんくん探偵の劇場版を揃って見に行った。高校生にもなって・・・とか思うけど口に出すと くんくんについて小一時間語られるので(主に銀姉ちゃんと真紅姉ちゃんに)言わずに見送る。 カナ姉ちゃんは部活らしい。音楽部と科学部を兼部してたはずだ。今日はどっちだったかなぁ・・・ バイオリン持って行ったから音楽部だろう。んで、翠姉ちゃんと蒼姉ちゃんは二人で洋服とかの お買い物だ。あの二人の事だ。翠姉ちゃんが何とか蒼姉ちゃんに可愛い服を着せようとし、 蒼姉ちゃんがそれを全力で拒否を繰り返して、結局時間かかるだろう。 んで、今家に居るのは僕とキラ姉ちゃんと薔薇姉ちゃん・・・だったが・・・ 「JUM・・・出かけてくるね・・・」 「薔薇姉ちゃんもどっか行く...
  • 巴短編12
    「離れても、傍にいるよ」 寂しくなるねと言った私に、その言葉を添えて、貴方はプレゼントをくれた。 貴方をデフォルメした、ぬいぐるみ。 徹夜で拵えたのだろう。ちょっと縫い目が粗い。 私は、アナタを胸にきつく抱きながら、貴方の乗る飛行機を見送った。 どこまでも高い蒼穹に消えてしまう前に、私の視界は滲んでしまったけれど。 それから毎週、貴方は留学先で買い求めた絵ハガキで、便りをくれた。 風習の違いに戸惑う様子や、言葉の壁に苦しめられていること、等々・・・ 行の間、字の傾きから、貴方の苦悩が偲ばれて、私は落ち着かなかったものよ。 そんな夜には、返事の手紙を書いた後、アナタを抱いて眠ったわ。 せめて、遠い異郷の貴方に、安らかな時間が訪れますようにと祈りを込めて。 三ヶ月が経ち、貴方からの便りは隔週になった。 半年が過ぎて、それは一...
  • =さらば!我が愛しき日々よ=第十五話
    蒼星石は一階に下りたあとリビングに向かい、真紅を探した。 蒼「あ、居た居た。」  真紅は気づいたらしく、振り向かずに返事をした。 真「何か用?蒼星石。」  真紅は、蒼星石が入れた紅茶を一口飲んだ。 蒼「いつもならサスペンス見てる時間じゃないか。」  蒼星石は、真紅にゆっくりと近づいた。 真「今はそんな気分じゃないの。それに、用があるなら単刀直入に言ってほしいわ。」  真紅の声にはいつもの厳しさがない。今は落ち込んでいるようだ。 蒼「じゃあ、単刀直入に言うよ。ジュン君の事を、君はどう思っているんだい?」 『パリーン!・・・』  真紅は、手に持っていたカップを床に落とした。 真「申し訳ない・・・そんな風に思っているわ。」  真紅はソーサーだけをテーブルに置いた。 蒼「そうじゃない。ジュン君自体の事をどう思っているか聞いているんだ。」 真「ジュン自体の事・・・。」 ...
  • 第二十話 金糸雀の決断
    「超機動戦記ローゼンガンダム 第二十話 金糸雀の決断」   「よし、今日はここまでにしよう。後はみんな自由行動でいいよ。」 「やったかしらー。みっちゃんの家行って来るかしらー!」 ミーティングが終わった途端に金糸雀が部屋を飛び出していく。ここ数日の見慣れた光景だ。 「や~れやれですぅ。金糸雀は無駄に元気すぎるですよ。」 「はははっ、いいじゃない。ようやく探してた人に会えたんだからさ。」 何故かプリプリしている翠星石を蒼星石がなだめる。 「う~、でも最近カナが遊んでくれないからちょっとつまんないの~。」 「ふふ、じゃあ雛苺。私と遊びましょうか。」 ブータレる雛苺をなだめるのは巴の仕事だ。 「でも、どうするのかしらねぇ。金糸雀ったら。」 そんな光景を見ながらヤクルトを飲みながら水銀燈がいう。 「どうするって・・・何をだ?」 「もしかしたらメイデンを抜けて金糸雀がみっちゃんさんと暮らす・・・と言...
  • 第四話 共同戦線
    超機動戦記 ローゼンガンダム 第四話 共同戦線 「ふぅ・・・やっぱりティータイムは落ち着くのだわ。」 リュウキュウへの移動中、真紅は食堂で優雅に時間を過ごしていた。 「ほぉんとぉ~。休憩時間ってのはいいわよねぇ。」 同じようにヤクルトを飲みながら水銀燈が言う。他の面々も思い思いの休みを過ごしているようだ。 「うぃ、でもでも、もしかしたらアリスが来るかもなのにどうして休んでいいってJUMは言ってるの?」 雛苺が苺大福・・・通称『うにゅー』を頬張りながらいう。 「食べてから喋りなさい。レディとしては有るまじき行為よ雛苺。」 「このへんは他のレジスタンスが管理してる領域だからよぉ~。まぁ、アリスが興味ない場所 なのかもしれないけどぉ。」 3本目のヤクルトの封を開けながら水銀燈が言う。 「そういう事よ。確かに地球はアリスの支配に置かれてるけど、何も全部が全部そうな訳でもないのだわ。」 「ほえ~。...
  • 第二十二話 麗らかな日に
    「超機動戦記ローゼンガンダム 第二十二話 麗らかな日に」   「JUM、紅茶を入れて頂戴。」 「JUM~、私はヤクルトォ~。」 「あー、もう五月蝿いな。はいはい。」 JUMは真紅と水銀燈に言われたとおりに紅茶を入れ、冷蔵庫からヤクルトを取って来る。 「ありがとう、JUM・・・にしても、平和ね。」 真紅が上品に紅茶を口に運ぶ。 「そうねぇ・・もしかしたら嵐の前の・・・って奴かもよぉ?」 水銀燈はお茶菓子に手を運んでいる。 「まぁ、実際そうだろうな。僕らがモスクワに来てもう1週間くらいかな。レジスタンスもかなり集まって来てるし 他の集合基地では小競り合いが始まってるらしいよ。」 JUMもそう言って自分の為に入れた紅茶を飲む。 「そう・・・なら恐らく戦争が終わるまで休みはなしね。嫌だわ。」 「私もぉ。あんまり働きすぎるとお肌が悪くなるし老けちゃうわぁ~。ねぇ、JUM。それで私の貰い手が なかった...
  • 第十九話 再会
    「超機動戦記ローゼンガンダム 第十九話 再会」   「は?こんな時に休暇だって?何言ってるんだよ?」 モニターの通信越しにJUMが言った。 「なぁに、休暇みたいなもんだ。メイデンにはしばらく日本に行って貰うんだからな。」 通信の相手はベジータだ。前回のロシア戦線でかなりの戦力を消耗したもののSAIYAはまだまだ健在だ。 最近ではベジータもよくスーパーサイヤジンを駆って戦場に躍り出ている。 「それなら行くけどさ・・・大丈夫なのか?アリスの動向は。何かあればすぐ飛ぶけども、移動時間だって・・・」 「大丈夫だろう。先日の戦い以来アリス軍は驚くほど大人しい。まぁ、虎の子のリファイン機が 全て破壊されたんだから仕方ないがな。」 確かに、言われてみればリファイン機が投入される前はアリスはほとんど攻めてくる気配は無く 余程開発に力を入れていたんだろう。 「だけどなぁ・・・あいつらがまた別のモン使ってくる...
  • 水銀燈
    上にいくほど、新しく掲載された作品です。 『飛べない翼』 -Mid(k)night 3rd- Dornroeschen 冬の窓 クリスマス中止のお知らせ エキセントリック童話『マッチ売りの少女』 水銀燈のファーストキス じはんきめーでん orikyara注意 nothing or all? biero注意 『歪みの国の少女』 ~繋げる希望~ 私とあなたとこれから biero注意 孤独と自分とそれから shinineta guroino注意 CHOCOLAT DAYS -Mid(k)night 2nd- もしもジュンが紳士な召使だったら  水銀燈Ver いやな夢 -Mid(K)night- 『水銀燈の逆襲』 『メイメイ飼育日記』 What is your justice? 「アンニュイな日」 鳥取砂丘にて しゅいぎんとー ジュンと水銀燈が同居しているようです。 Please,stay by ...
  • 複数短編139
    それじゃあ保守代わりに短編を一つ JUM「おねぇちゃぁぁぁぁん!水銀燈に!水銀燈に追いつかれちゃうよぉぉぉぉ!」 翠星石「私がいたらチビ人間は逃れられないですぅ。一人で行くですチビ人間。あなたを逃がすのは蒼星石であり…真紅であり、あたしの父さん『ローゼン』…生き延びるです、あなたは『希望』!!ここは翠星石が食い止めるですぅ!」 JUM「だめだよ!一緒に逃げようよ!」 翠星石「ダメですチビ人間・・・来るです!水銀燈!スコーン・フリーィィィィィ!」 JUM「お・・・おねぇちゃぁぁぁぁん!!!」 翠星石「と、いう夢を見たですぅ」 JUM「何で僕がエンポリオなんだよ」 蒼星石「僕はアナスイなんだね・・・」 真紅「そんな・・・翠星石の夢の中でも貧乳なのだわ・・・ガッデム!」 水銀燈「私が神父?...
  • Rozen Maiden ~saw~ 前編
    ゴポ・・・・・・・・・ゴポgポッ・・・・ 息が、出来ない。 ゴポポゴ・・・・ゴポゴポポp・・・・・ もがく。 そんなことより、今は空気を・・・・・!!! 「う・・・・っっぱぁああぁっ!!!・・・・はぁ、はぁ・・・・・」 此処は・・・何処? う・・・・酷い臭いなのだわ・・・・・ 真っ暗で、何も見えない。 何? 何だっていうの・・・? ビッ・・・ビビッ・・・ビビビッ!! 「うっ・・・・!!?」 照明が次々と点いていく。 ビビビビ・・・・・・ビィーーーーー・・・・・ 眩しい・・・・。 ここは・・・・・・・・・ バス・・・・ルーム? 一面が白いタイル張りの広いバスルームのような部屋。 自分はどうやらこの浴槽に浸かっていたらしい。 そして、 「う、嘘・・・・ どうして?」 足首が、足枷から伸びたチェ...
  • ~チビ蒼星石とチビ翠星石~第4部、休日編
    ~プロローグ~ 物語は突然はじまるものだ。いや、正確には無駄なところを省いているからそう思えるだけかもしれない。 だが、私、桜田ジュンの物語は人為的に唐突にはじまったものだ。 ~チビ蒼星石とチビ翠星石~ 本当にすべては突然だ。 両親が帰ってきたと思ったら次の日には外国へ旅たった。蒼星石と翠星石の双子をおいて・・・。 姉は合宿でいなくなり、両親が予約をとっていた温泉にいき、その後、真紅と水銀燈に双子のことを言ったことにより未来は見えてきたが・・。 このあとは、どうなるのだろうか・・・・。 ~チビ蒼星石とチビ翠星石~目的は遊園地・・・No1 金曜日 ~桜田家~ 蒼星石「ジュンくん。明日はがっこう、休みだよね?」 ジュン「うん。そうだけど・・・どうかしたのか?」 蒼星石「明日さ、遊園地につれてってほしいんだけど・・・。だめ?」 ジュン「別にいいけどさ・・・あいつらもか?」 そういってジュ...
  • 第三十一話 失われた時へのレクイエム
    「超機動戦記ローゼンガンダム 第三十一話 失われし時へのレクイエム」   「白崎、梅岡。そろそろだ・・・行くぞ・・・」 槐がスペリオルへ搭乗し、システムを起動させる。 「分かってるよ。しかし、僕らがここまで手こずるなんてねぇ・・・」 「ふふっ、いいじゃない。先生は逆に楽しみだよ。満ち溢れた希望を潰すのはこれ以上ない快感さ♪」 白崎と梅岡もそれぞれラプラス、プラムに搭乗する。 「アリス、お前も大丈夫か?」 「問題ない。貴様らが死のうと私は一人で彼奴等を討ち果たし、再びお父様が望んだ世界を作る。」 デッキで待ち構えているアリスガンダムから少女のような声が聞こえる。 「はははっ、それは頼もしい・・・」 「何なら、お前達は艦内にいても構わない。人間など脆いものだからな。私には至高の音に聞こえる 音が奴らには地獄からの誘いへ聞こえるらしい・・・ふふふっ・・・」 「成る程、音波兵器かい?確かに、以前「...
  • 過去ログ30
    あっ、ほんとだ・・・。もう一回出直してくる・・・。 -- 名無しさん (2006-07-05 00 04 57) いまさらながら【ゆめまぼろし】読んだクオリティタカス -- 名無しさん (2006-07-05 00 54 55) あの作品に肩を並べるものを書けたらとおもうただ漠然と書いてるだけじゃ駄目なんだろうな、やっぱ・・・ -- orz (2006-07-05 01 19 05) テポドンが発射したと言うのに相変わらずここは静かだな -- 名無しさん (2006-07-05 05 16 35) 俺は北朝がミサイルぶち込んだ時点で覚悟決めたよ・・・・もう、開戦しようが大丈夫・・・・・・・(´;ω;`) -- 名無しさん (2006-07-05 06 40 34) まぁテポドンは実際失敗したみたいだし -- 名無しさん (2006-07-05 11 00 ...
  • 第二十一話 終劇への序曲
    「超機動戦記ローゼンガンダム 第二十一話 終劇への序曲」   カナリアからいつもの音が聞こえてくる。 「ふふっ・・・やっぱりコレがないと気分が乗らないわね。」 真紅は少しだけ笑うと眼前のバーズに右腕のビームガトリングガンを放つ。 バーズは踊るようにガクガクと震えると爆発する。 「ちぃ・・・せっかくサクラダを沈められたものを・・・」 カナリアの乱入により後一歩までいっていたサクラダ撃墜を妨害された白崎は悔しさを あらわに唇を噛む。しかし、そんな白崎にも蒼星石は攻撃の手を緩めない。 「くそ・・・せめてメイデンだけでも潰したかったが・・・仕方あるまい。」 「逃がさない!!」 後退していくラプラスを追撃するソウセイセキ。 「ええい、鬱陶しい!!ラ・ビット!!」 追いすがるソウセイセキをラ・ビットが取り囲む。ソウセイセキは回避しながらもラプラスを追うが さすがに回避しながらではスピードがでない。 「...
  • 哀歌~HUNT MEMORYS~
    水銀燈の長編の走馬灯~MANY MEMORYS~から続いてる話なので先にそちらを読むことをお勧めします。 哀歌~HUNT MEMORYS~ 思い出とは儚い物・・・故にそれは美しくもなるのです。 これは大事な親友が死んだとある乙女が “思い出“の意味を違う意味で捉えてしまい 狂気に染まり、やがて双子の姉をも巻き込んでしまう物語です。 では彼女が捉えた“思い出“ 哀れなこのお話を皆さん暫しご覧あれ。 -真夜中 夜の路地に彼女は立っていた。 蒼「よし・・・あの人・・にしよう。」 蒼星石は角に隠れて人が通り過ぎるのを待つ。 そして通り過ぎた瞬間蒼星石は人の背後から 鋏を頭にへと突き刺す。 そして突き刺した所から鋏を一気に下へと下げる。 人は血を吹き流しながら二つへ分かれていく。 やがて両断されると人だった物体は声をあげる事もなく静かに倒れた。 蒼「ふふ・・これでこの人の“思い出“は貰った...
  • 走馬灯~MANY MEMORYS~
    走馬灯~MANY MEMORYS~ 今という時は二度と無い。 一瞬一瞬が過ぎ去っていく。 過去という道を渡って人は未来という道を 馬の如く走りそして命の炎を灯って行く。 これはとある乙女の走り跡と消えてしまった灯りの物語。 私はこう思う。 今という一瞬が早く過ぎないのぉ? だって人生とつまらなぁい。 早く過ぎればいいのにぃ。 だけどねぇ・・そうは思わなかった事が何回もあるのぉ。 いずれもあの人の思い出の灯火ばかりだけどねぇ。 逆に言うとあの人との思い出で過ぎ去って欲しいと思った事は 1つしかないわぁ。ただ1つだけぇ。ちょっと悲しかった出来事。 その時は時がただ流れていくのを残酷に感じたわぁ。 だけどあの人はそれを考えてか手紙を残してくれた。 その手紙は“思い出“になって灯っているわぁ。 そうねぇ・・。ちょっと話してあげるわぁ。 他の思い出の灯火...
  • =さらば!我が愛しき日々よ=第十九話
    ジ「はぁ、はぁ、つっ・・・クソ・・・。」  ジュンは走り疲れていた。 ジ「こりゃ早くしないとな・・・。」  ジュンは止まり、自分の足をズボンをめくって見た。  水しぶきで濡れ、解けた包帯からは、階段から落ちた時の青あざがある。 ジ「雨が降っているから、どこかに雨宿りをしているはず・・・。」  ジュンはまた走り出し、心当たりのある所を探す。 ジ(会ったらどう言おう・・・。)  ジュンの頭の中はそれで一杯だった。  なにせ、自分を看病してくれた女の子を泣かせたのだから。 ジ(やっぱり素直にごめん・・・かな。)  そんなことを考えているうちに、もう体力の限界が来た。 ジ「はっ、はっ、ふー、ふー。」  ジュンはひざに手をつき、呼吸を整える。 何せほとんど運動していないのだから、すぐにばてるのは当たり前である。 ジ「ふー・・・ホント、何処にいるんだろう・・・。」  水...
  • 過去ログ25
    6月16日分までのは過去ログとして別のページへ移動させました。-- 名無しさん (2006-06-17 00 05 29) とりあえず、通報されたね。一応、延期の流れみたいだから上の告知直しておいたよ? -- 名無しさん (2006-06-17 00 06 31) 乙。 -- 名無しさん (2006-06-17 00 48 51) まだ出没してるらしいな -- 名無しさん (2006-06-17 00 55 05) 教師スレ爆撃されてるなー -- 名無しさん (2006-06-17 00 57 24) 非難所って緊急用投下スレ? -- 名無しさん (2006-06-17 01 14 57) そだね。または雑談スレ辺りでのんびりと・・・ -- 名無しさん (2006-06-17 01 16 12) しかし、此処まで来れば狂気の沙汰だなww -- 名...
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