ローゼンメイデンが普通の女の子だったら @Wiki内検索 / 「水銀燈短編4」で検索した結果

検索 :
  • 水銀燈短編
    水銀燈の短編作品よぉ   1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 上に行くほど新しく掲載・更新された作品です。  『魔界』  改めて君、幻  改めて君、嘘 土曜日、見舞いに行く sinineta 朗前迷伝~水銀燈~ オー・マイ・ベイビー 水銀燈の憂鬱 溜息 微熱乙女 「やさしいてんし」 やきとり処「水銀亭」 2 3 水銀燈と金糸雀は吸血鬼のようです 2 しゅいぎんとー短編
  • 水銀燈
    上にいくほど、新しく掲載された作品です。 『飛べない翼』 -Mid(k)night 3rd- Dornroeschen 冬の窓 クリスマス中止のお知らせ エキセントリック童話『マッチ売りの少女』 水銀燈のファーストキス じはんきめーでん orikyara注意 nothing or all? biero注意 『歪みの国の少女』 ~繋げる希望~ 私とあなたとこれから biero注意 孤独と自分とそれから shinineta guroino注意 CHOCOLAT DAYS -Mid(k)night 2nd- もしもジュンが紳士な召使だったら  水銀燈Ver いやな夢 -Mid(K)night- 『水銀燈の逆襲』 『メイメイ飼育日記』 What is your justice? 「アンニュイな日」 鳥取砂丘にて しゅいぎんとー ジュンと水銀燈が同居しているようです。 Please,stay by ...
  • 五話「水銀燈Ⅱ」
    短編「図書館」シリーズ五話「水銀燈Ⅱ」 突然だが、私、真紅は図書委員だ。 元々本が好きで、中一のときに初めて図書委員になり… 気が付けば図書室、そして図書委員の常連となり早3年。 その間に図書室仲間ともいうべく、同じく本の好きな友達連も出来て、 図書館をよく利用する人の顔もかなり覚えた。 これは、そんな私の図書室でのある日の放課後のお話。 当番の日は、普通の掃除は免除になる。しかし代わりに広い図書室の掃除があった。 HR後に、同じ掃除箇所のクラスメイトに当番だから、と声をかけて歩き出す。 図書室にたどり着くと、みっちゃん先生が掃除機や雑巾を出して待っていたが、 金糸雀のクラスはまだHRが終わっていないようで姿が見えなかった。 紅「掃除に来たのだわ」 み「はーい。まだ急がなくてもいいけど…はじめるなら掃除機の前に机の雑巾がけをお願い」 金「遅くなりましたかしら~!」 み「じゃあ、一緒...
  • 四話「水銀燈」
    短編「図書館」シリーズ四話「水銀燈」 突然だが、私、真紅は図書委員だ。 元々本が好きで、中一のときに初めて図書委員になり… 気が付けば図書室、そして図書委員の常連となり早3年。 その間に図書室仲間ともいうべく、同じく本の好きな友達連も出来て、 図書館をよく利用する人の顔もかなり覚えた。 これは、そんな私の図書室でのある日の話。 昼休みも中盤に入ってくる頃、入り口の扉から入ってくる人影。 目立つ銀髪に赤い瞳…高等部一年の先輩、水銀燈だ。 彼女は私の姿をカウンター内に見つけて、近寄ってきた。 銀「あらぁ、今日の当番は真紅なのねぇ…お疲れさまぁ」 そしてにっこり微笑む。少し頬が熱くなるのがわかったが、私はできる限り気にしないようにして、 要件だけを言う。 紅「返却の本は?」 銀「はい、これよぉ」 手渡されたのは美麗なイラストに彩られた表紙の文庫本。要はライトノベル、といわれる類の本...
  • まとめ水銀燈
    水銀燈イメージ 銀髪ロング -- 名無しさん (2006-06-19 14 52 28) 意外と高飛車 -- 名無しさん (2006-06-19 16 10 14) 最強種 -- 名無しさん (2006-06-19 16 38 05) 意外と一途 -- 名無しさん (2006-06-19 18 08 25) 実は真紅をほっとけない(此処のSS傾向) -- 名無しさん (2006-06-19 18 17 38) 結構寂しがりやかも -- 名無しさん (2006-06-19 19 01 56) なぜ、ヤクルトがでてないんだぁ~~~!! -- 名無しさん (2006-06-19 20 29 38) 意外と不幸(TVアニメ) -- 名無しさん (2006-06-19 20 41 10) アニメでは、代一子後遺症とかのリアルな影響を考慮してか...
  • 水銀燈の野望 烈風伝
    時は戦国の世―― 備前国に、幼くして両親を失った八人の姉妹が居た。 やがて美しく育った姉妹たちは「薔薇乙女」と呼ばれ、近隣諸国の評判となる。 だが、姉妹たちの長女・水銀燈には野望があった。 いつの日か兵を率いて京に上り、天下を手中にするというとてつもない野望が―― http //rozeen.rdy.jp/up/vipww25686.jpg この長編は、PCゲーム『信長の野望 烈風伝』において薔薇乙女たちを新武将として参加させ、実際にプレイをしながら書いていくものです。 誰も知らない人物が出てきたり、史実と食い違っていたりということが頻出するかと思いますが、面白く読んでいただけたら幸いです。     序章 <第一部> 備前統一編 播磨侵攻編 美作攻略編 上洛編 大和攻防編 三好追討編 陰謀錯綜編 石山戦争編 四面楚歌編 紀州雷動編 幕府滅亡編 決別編 <第二部> 血戦前夜...
  • ジュンと水銀燈が同居しているようです。
    ジュンと水銀燈が同居しているようです。 J「おい水銀燈。いい加減起きろよ」 水「(うるさいわねぇ………少し驚かしてやろうかしら)」 J「水銀燈遅刻s」 銀「私に触れるなっ!」 J「す、水銀燈?」 銀「朝からごちゃごちゃと五月蝿いわねぇ………ジャンクにするわよ?」 J「………ごめん」 銀「えっ?あっ、分かればいいのよぉ」 銀「(なんでそんな悲しそうな顔するのよぉ。いつもみたいに怒ればいいのにぃ………)」 J「じゃあ………先に学校行ってるから………」 銀「ちょ、ちょっとj」 バタン。 銀「………なによぉ。これじゃあ私が悪者じゃなぁい。ジュンのばかぁ………グスグス」   ジュンが水銀燈に謝るようです コンコン。 銀「誰ぇ?」 J「僕だ。入ってもいいか?」 銀「………好きにしなさぁい。」 銀「(今朝の事謝らないといけないわねぇ………)」 J「じゃあ入るぞ」 ガチャ。 銀「今朝はg」 J「今...
  • 百合CP短編(友情物含む)
    百合CPの短編 分類はリバ含む。今まで多かったのだけ書いておくけどCP増えたら新たにページを作るといいとおもうよ。 百合じゃなそうなもの(友情物)とかもひとまずここに置いときます ・・・勝手にまとめてる人は分類に自信がないのでおかしいと思ったら言ってね? 蒼星石×翠星石 2 3 4 5 6 7 8 水銀燈×薔薇水晶 2 3 4 水銀燈×真紅 2 3 水銀燈×雛苺 水銀燈×蒼星石 2 3 薔薇水晶×真紅 真紅×翠星石 真紅×雛苺 水銀燈×雪華綺晶 水銀燈×薔薇雪 めぐ×水銀燈 2 3 薔薇水晶×雪華綺晶 のり×巴 巴×雛苺 みっちゃん×金糸雀 雛苺×金糸雀 雛苺×雪華綺晶 色々 2   上に行くほど新しく掲載・更新された作品です。 「百合女帝のり」 めぐとすいぎんとう 翠×雛の『マターリ歳時記』 図書館シリーズ 薔薇、雪華、メグの愛して銀様! 《かくて少女は痛みを乗り越える》 《かくて少女は...
  • 短編
    ここは短編をまとめる場所です. 水銀燈 金糸雀 翠星石 蒼星石 真紅 雛苺 雪華綺晶 薔薇水晶 巴 めぐ のり みっちゃん 梅岡 その他 色々なキャラが出るSS 百合CP(友情物含む)  
  • 複数短編139
    それじゃあ保守代わりに短編を一つ JUM「おねぇちゃぁぁぁぁん!水銀燈に!水銀燈に追いつかれちゃうよぉぉぉぉ!」 翠星石「私がいたらチビ人間は逃れられないですぅ。一人で行くですチビ人間。あなたを逃がすのは蒼星石であり…真紅であり、あたしの父さん『ローゼン』…生き延びるです、あなたは『希望』!!ここは翠星石が食い止めるですぅ!」 JUM「だめだよ!一緒に逃げようよ!」 翠星石「ダメですチビ人間・・・来るです!水銀燈!スコーン・フリーィィィィィ!」 JUM「お・・・おねぇちゃぁぁぁぁん!!!」 翠星石「と、いう夢を見たですぅ」 JUM「何で僕がエンポリオなんだよ」 蒼星石「僕はアナスイなんだね・・・」 真紅「そんな・・・翠星石の夢の中でも貧乳なのだわ・・・ガッデム!」 水銀燈「私が神父?...
  • あの世に嫌われているけど何か質問ある?
    あの世に嫌われているけど何か質問ある?(あの世に嫌われている方々のお話) ねえ… 「ん?」 そういえば入院ばかりしているけど、単位は大丈夫なの? 「嫌なことを思い出させるな…ま、とりあえず先に取れるだけ取っておいたから問題ないと思うけど」 そうなんだ 「うん。じゃ、柿崎は?」 私? 私は問題ないよ。大学は今休学してるし 「そうなんだ」 そういえば… 「ん? 今度は何?」 今日新しい人が入院するらしいよ 「この病室に?」 この病室に 「へ~。誰かな?」 ラプラス「私ですよ!」 (゚д゚)「(゚д゚)」 …見なかったことにしようか… 看護婦「あ、ラプラスさん、そんな所にいらっしゃったんですか? ほら、あなたの病室はここじゃあありませんよ」 「…あいつ…初めて見たときにはどっかミステリアスな雰囲気を持ってたけど…」 認識を改めないとね… 「で、新しい...
  • =さらば!我が愛しき日々よ=第十話
    世界は巡る。 しかし、ジュンの部屋だけが、まるで隔離されたかのように、動く者がいなかった。 ジ「な、何やってんだ?水銀燈。」 ジュンはなるべく今の心境をあらわにしないように、引きつった笑顔で尋ねた。 銀「あう・・・・。」  水銀燈は顔を真っ赤にしながら、後ずさりしていた。 ジ「それ、ぼ、僕の制服だよな・・・」  水銀燈は、何も言うことが出来ない。 銀「・・あう・・・うう・・・・・ふ、ふええ~ん。」 ジ「!!!!」  水銀燈はその場に座り込み、急に泣き出してしまった。 ジ「え、ちょなんで・・・」  ジュンはあたふたするしか出来ない。 そうこうするうちに、嫌な予感がジュンの頭の中をよぎった。 『ドドドドド、バァン!!』 ジ「!!!!」 真「水銀燈!どうしたの!?」  ジュンの部屋のドアを勢いよく開けたのは、真紅だった。後ろに雪華結晶もいる。 雪「まあ!水銀燈...
  • むっつめ おんだんかをうたがうひ
     重苦しい空気が部屋を包んでいます。草笛みつ、通称みっちゃんと水銀燈は向かいあって座っています。 「だから、どうしてなのよ」 「どうしてもこうしてもないのよ。カナが自分で決めたこと」 イライラしながらオドオドしている水銀燈と違い、みっちゃんは落ち着き払っていました。それは大人の余裕であり、事態を把握している故でもあります。 「あの子は私に一度もそんなこと言ってないし、ヴァイオリンを続けたいなんて一度も言わなかった」 みっちゃんの家に着くなり水銀燈が金糸雀の留学についてを問い詰めた結果がこの有様でした。 要約すると金糸雀はドイツに音楽留学をするということです。 「そうでしょうね。カナの言うヴァイオリンを続けたいってのはプロになりたいってことだもの。つまり留学してもっと高みに昇りたいってこと。銀ちゃんと仲良く大人になってからを待てるような道じゃなかったのよ」 諭...
  • =さらば!我が愛しき日々よ=第九話
    一方、ジュンがまだソファーに横たわっていた頃、 銀「ふーん、ここがジュンの部屋・・・。」 水銀燈は、ジュンの部屋を物色していた。 銀「飾りっ気が無いわねぇ~。」  棚に置いてある人形を一つ一つ手に取り、しばらく眺めて、棚に戻す。 銀「味気ないわねぇ~、あらぁ?」  水銀燈の目に入った物は、開いたままのクローゼットにしまってある、ジュンの制服。  『着てみたい・・・』  そんな思いが水銀燈を狩り立てる。  水銀燈は一階にいる他の姉妹と、寝ているジュンの気配を確かめる。 銀「大丈夫・・・よねぇ?」  周りへの警戒を強めながら、ゆっくりと制服に手を伸ばす。 銀「これが・・・ジュンの制服?大きすぎない?」  大きいのも当然、のりはジュンが中学校で爆発的に身長が伸びるという本人にとってはいささか迷惑な予想を立てていたため、180cmという大きな制服を購入したのだ。 銀「で...
  • エイプリルフール短編
    四月馬鹿。つまり、エイプリルフール。 僕はこの日が大嫌いだ。 というのも全て、ここ数年のアイツらに原因がある。 本当なら引き篭もってしまいたいけれど……始業式の日でもあるし、僕は仕方なく学校へと向かっていた。 その道中。 「あらぁ?相変わらず冴えない顔で歩いてるわねぇ?」 幼馴染の一人、水銀燈に朝から出くわしてしまった。 「……うるさいな……」 僕は彼女に不機嫌さを隠さない表情でそう告げ、これ以上関わらないように早足で歩く。 背後から「つまんないわねぇ」という声が聞こえてきたが、無視して歩く。 僕と、それから数メートル離れて水銀燈が、通学路を歩く。 嫌な予感が背中からひしひしと伝わってくるのが、何とも最悪な気分だ。 工事中と書かれた看板で封鎖された道を横目に、僕はいつもと同じ通学路を歩く。 途端に、足元が崩れ……僕は...
  • 優しい神様の物語
    ―――― 今ではない昔、ここではない何処かに、 赤い神様と黒い神様がいました。 赤い神様は真紅と呼ばれて、みんなに慕われていました。 黒い神様は、水銀燈と言います。とても優しい神様なのですが、 体が黒いので、みんなが水銀燈を怖がって誰も近寄ろうとはしません。 水銀燈は深い深い谷の底で、いつも一人で座っています。 真紅と水銀燈は、仲が悪かったのですが、 毎日顔を合わせては、会話を交わしていました。 「あら、水銀燈。またこんな暗いところで座っているの?  そんなんじゃお尻から根っこが生えるのも時間の問題なのだわ。  私は黒い樹なんか見たくはないのだわ」 「私は黒いから、ここにいると誰かに見つかることも少ないのよぉ  みんな私を怖がるから、ここにいる方がいいのよぉ  あなたみたいな人には分からないわ、何処かへ行ってちょうだい。」 真紅は、本当は水銀燈と...
  • ~チビ蒼星石とチビ翠星石~第4部、休日編
    ~プロローグ~ 物語は突然はじまるものだ。いや、正確には無駄なところを省いているからそう思えるだけかもしれない。 だが、私、桜田ジュンの物語は人為的に唐突にはじまったものだ。 ~チビ蒼星石とチビ翠星石~ 本当にすべては突然だ。 両親が帰ってきたと思ったら次の日には外国へ旅たった。蒼星石と翠星石の双子をおいて・・・。 姉は合宿でいなくなり、両親が予約をとっていた温泉にいき、その後、真紅と水銀燈に双子のことを言ったことにより未来は見えてきたが・・。 このあとは、どうなるのだろうか・・・・。 ~チビ蒼星石とチビ翠星石~目的は遊園地・・・No1 金曜日 ~桜田家~ 蒼星石「ジュンくん。明日はがっこう、休みだよね?」 ジュン「うん。そうだけど・・・どうかしたのか?」 蒼星石「明日さ、遊園地につれてってほしいんだけど・・・。だめ?」 ジュン「別にいいけどさ・・・あいつらもか?」 そういってジュ...
  • 第八話 からたちの歌
    超機動戦記ローゼンガンダム 第八話 からたちの歌   「どうだ?まだ編成には時間がかかりそうなのか?」 「ああ、まぁメイデンほど力のあるところは無難に遊撃になりそうだがな。都市に置いとくのは勿体無い。 ま、これからさらに忙しくなるんだ。ゆっくり休むのがいいだろう。」 ミーティングルームの通信で話しているのはJUMとべジータだった。 「そうだな・・・前回はどっかの誰かが乱入したおかげでーー」 「おおっとぉ!?会議にでなくては。それじゃあな、JUM。蒼嬢によろしくな。」 バチコーンと下手なウインクをしてベジータは回線を閉じた。 「やれやれ・・・てなわけで僕らはまだ時間ありそうだけど・・・どうしたい?」 「どうも何も・・・次に備えて休むといいのだわ。」 真紅が紅茶を飲みながら言う。 「翠星石も賛成ですぅ~。今度戦いが始まったら休み無しで過労死なんて真っ平御免ですぅ。」 「僕も・・・特に提案はない...
  • クルクルなパン
    小さな町の 小さな病院の 小さな病室で 小さな小窓から 小さな景色を観ている女の子がいました。 銀:こんにちは、メグ 長くて銀色の髪の女の子がとびらをあけて入ってきました メグ:うん だけど呼ばれた女の子はからだを動かさないで返事をするだけです 銀:きょうはね、学校の給食でヤクルトが出たんだよ 銀の髪の女の子は話しはじめます けど、メグと呼ばれる女の子はあんまりおもしろくなさそうです メグは外のことを楽しそうに話す女の子がうらやましかったんです 銀:メグはきょう何を食べたの? 銀の髪の女の子は決まってお話を始めると途中でメグにお話をふります メグ:野菜を煮込んだものとご飯、味はしなかったわ メグはそっけなく言います 銀:そっか、あのね給食ってとっても美味しいんだよ元気になったら一緒に食べようね 銀の髪を揺らしながら少し...
  • 第五話  『もう少し あと少し…』
    横に並んで歩き、塀の陰に消える二人の背中が、目の奥に焼き付いている。 校舎と校門は、かなり離れていた筈なのに――彼女たちの笑顔は、ハッキリ見えた。 瞬きをする度に、その光景が頭の中でフラッシュバックする。   どうして、あの二人が? 蒼星石の頭を占めているのは、その疑問だけ。 双子の姉妹という間柄、姉の友好関係は熟知しているつもりだった。 けれど、翠星石と柏葉巴が友人という憶えはない。 彼女たちは、蒼星石の知らないところで交流があったのだろうか? 翠星石ならば、有り得そうだった。可愛らしい姉は、男女を問わず人気者なのだから。 しかし、それなら今日、巴との会話の中で、翠星石の話題が出ても良さそうなものだ。 (それが無かったところから察して、つい最近の付き合いなのかな。  昨日、姉さんが体育館にいたのも、柏葉さんと今日の約束をしてたのかも――) なんだか除け者にされたみたいで、蒼星...
  • 存在
    存在。それは儚いものである。何時消えてもおかしくなく、また現れてもおかしくない。それは この世の理である。 銀「ジュン。元気ぃ?」 猫なで声で入ってきたのは俺の幼馴染である。彼女は片手にフルーツバスケット、もう一方にお 菓子という大荷物でやって来た。 ジ「すごい荷物だな。それのお菓子は買ってきたの?」 銀「違うわぁ。隣のおばさんがくれたのよぉ」 そういいながら彼女はカーテンを開けた。そこからは俺を部屋から追い出すような光が差し込ん できた。 銀「今日で入院二週間目ねぇ。どう?体の調子はぁ?」 ジ「まぁ、あんまり変わらないな」 彼女は「そぉ」と言い、紅茶を入れていた。俺は、それを見ながら二週間まえのことを思い出し ていた。そう、それは彼女と一緒に下校している頃であった・・・・・・・ 銀「今日も暑いわねぇ。この暑さは尋常じゃないわぁ」 ジ「まあ、そう言うなよ。喫茶店まであと少し...
  • 意識
     ―※―※―※―※―  水銀燈  ―※―※―※―※―    「料理の作り方を教えて頂戴」 真紅にそう声をかけられた時は、正直驚いた。 私は彼女の事を誰より知っている。誰より、彼女との付き合いも長い。 だからこそ、高慢ちきでいけ好かない真紅が、私に料理の作り方を聞いてきたことは意外だった。 一体、この負けず嫌いの真紅は何を考えて私に料理を教わろうと思ったのだろう。 分からない。 それでも…これが彼女をおちょくる最高の機会だという事だけはハッキリと分かった。 理解すると同時に、真紅の耳に顔を近づけ、甘く囁いてあげる。お断り、と。 真紅は怒ったのか、乱暴な手つきで私を払いのけようとしてきた。 相変わらず、手が出るのが早い子。 それでも……昔と比べると、随分と彼女も大人になったようにも感じた。 あの頃、私と真紅が仲の良かった頃、彼女はもっと尖っていたような気がする。 昔から、自分...
  • =さらば!我が愛しき日々よ=第十二話
    ジュンは決意をきめた。 ジ「さらば!男という名の肩書き!」 『ガバ!ガサガサガサ』 水銀燈の服を、勢いよく着ていった。 銀「何だかやかましいわねぇ。私の服に興奮してるみたいねぇ。」 水銀燈の軽い冗談に、 真「そんなわけ・・・、お風呂にもまだ入ってないあなたの汚い服なんかで、ジュンが喜ぶわけがないのだわ。」 雪「ジュンは、私が満足させます。」  むきに噛み付く二人。 銀「あらぁ、冗談なのにぃ・・・こわぁい。」 真「う、うるさいわね。」 雪「今のは、忘れてください。」  その二人をからかう水銀燈。 一方、ジュンは・・・ ジ「一応着れたけど、これ、でかいなあ・・・」 ジュンより15センチは背が高い水銀燈の服である。もちろんぶかぶかだ。 下は、すね辺りまで下りていて、手は指を伸ばしてやっと手首の部分に届く程度である。 胸は、あるわけがないので、そこだけ妙にダボって...
  • 走馬灯~MANY MEMORYS~
    走馬灯~MANY MEMORYS~ 今という時は二度と無い。 一瞬一瞬が過ぎ去っていく。 過去という道を渡って人は未来という道を 馬の如く走りそして命の炎を灯って行く。 これはとある乙女の走り跡と消えてしまった灯りの物語。 私はこう思う。 今という一瞬が早く過ぎないのぉ? だって人生とつまらなぁい。 早く過ぎればいいのにぃ。 だけどねぇ・・そうは思わなかった事が何回もあるのぉ。 いずれもあの人の思い出の灯火ばかりだけどねぇ。 逆に言うとあの人との思い出で過ぎ去って欲しいと思った事は 1つしかないわぁ。ただ1つだけぇ。ちょっと悲しかった出来事。 その時は時がただ流れていくのを残酷に感じたわぁ。 だけどあの人はそれを考えてか手紙を残してくれた。 その手紙は“思い出“になって灯っているわぁ。 そうねぇ・・。ちょっと話してあげるわぁ。 他の思い出の灯火...
  • 第六話  『心を開いて』
    晩秋の浜辺は、とても静か……。 波は穏やかで、心配していた風も、それほど強くない。 いつもなら、波間にちらほら浮かぶサーファーの姿を見られるのだが、今日に限って皆無だった。 当然だろう。凪の状況では、サーフィンなどできよう筈もない。 けれど、彼女たちにとっては、その方がありがたかった。 「貴女の言ってたとおりねぇ。私たち以外、だぁれも居ないわぁ」 「こんな雰囲気は、寂しすぎてイヤ?」 「……逆よ。煩わしくなくて、清々するわぁ」 言うと、水銀燈は少女のように砂浜を跳ねた。 そよ吹く潮風に舞い上がった銀糸の束が、西からの斜光を受けて煌めく。 彼女の唇に浮かぶ微笑みは、無垢な幼女のようでありながら、 どことなく妖艶な気配をも漂わせている。 「ねえ――――少し、歩きましょうよぉ」 「あ、そ……そうだね」 蒼星石は、目の前に佇む娘を見て美しいと想い、頬が熱くなるのを感じた。 女の子同士であり...
  • ずっと傍らに…激闘編 第二十二章~ジュンside~
    昨日の晩に相次いで来た翠星石と蒼星石。 2人は僕が起きた頃には、既にいなかった。 僕の両隣にあった布団は部屋の隅に畳まれていた。 …この置いて行かれた感は何だろう… ちくしょう…学校に行きてぇ… …あ、そうそう。 翠星石んとこのお母さんが梅岡と直に話した… ってのは昨日一昨日の話だよな。 予定通りなら。 ということは、ABCに対して何らかの措置があるはず…だよな? 登校…できる環境になってほしいな…。 (「キモイ、裁縫ヲタク!」) えっ…。 …誰の声だよ…。 (「だからお前って暗くてキモイ奴だったんだな!w」) くっそ…。 窓閉まってるのに…。 (「お前なんか所詮癌だ。死ね」) 何で布団の中に隠れたくなるんだ…。 (「馬鹿だねぇ。そのまんま女になればいいのにwww」) 震えが止まらない…。 (「脳みそ腐ってるんじゃね?」) (「うわぁ…ヲタク臭せぇ…あっち行け、し...
  • 「あなたを呼ぶ」後日談5
    お盆休み、僕は、水銀燈を連れて故郷に帰ってきた。 ジ「や~っと着いた。長かった。」 銀「へぇ、もっと緑溢れるって感じを想像してたんだけど、   そうでもないわねぇ。」 ジ「都市ってわけでもないけど、田舎ってわけでもない。   まぁ、微妙なところだな……。   とりあえず、約束の場所に行こう」 銀「はぁい。あなた。」 そういいながら、彼女は腕を組んでくる。 さすがに、これだけは何時まで経ってもなれない。 ジ「なぁ、腕組むのやめてくれないか? 銀「あらぁ、いいじゃない。恋人同士なんだし。」 ジ「けれど、恥ずかしい……」 銀「もう、いい加減慣れなさいよぉ。」 そういいながら、彼女は放そうとしない。 道の途中で、知り合いとあった。 「よう、お帰り。  ってか、美人な奥さん連れやがって、  うらやましいぞ、この野郎」 水銀燈とは結婚まではいってない。 けれども、水銀燈は嬉しそうに、 銀「妻の水銀燈で...
  • 百合
    上にいくほど最近に掲載された作品です。 意識 -水銀燈・真紅 NG.biero- 夜の静寂に響かせて 《Hard Boiled ― Soft Memory》 銀金 ほのぼの 『孤独の中の神の祝福』 『モノクローム』 sinineta guroino 『冬と姉妹とクロスワード』 《世界は色で出来ている》 赤い靴履いてた女の子 【ある日の幕間】 あなたとみるゆめ 『奇妙な熱』 『Just believe in love』 sinineta biero パン派vsごはん派 ギャグ 「30分の休憩を…。」 友情?銀薔薇 『Lelien Maiden』 双子、銀薔薇、雛金 ユキイチゴ 雪華綺晶×雛苺 biero 水銀燈とめぐの夢 「水の翠に対する陰謀」 水銀燈×翠星石 今日は日曜日。 銀薔薇 花火とりんご飴と夏祭り。 双子 『貴女のとりこ』 雪華綺晶×巴 sinineta guroino 彼が見 ...
  • 【ゆめうつつ】~トロイメント~§エピローグ
    §エピローグ  冬は、全てが眠りにつく季節だと思う。ついこの間まであんなに美しい彩り を見せていた樹々の葉が、いつの間にか枯れ木になり。今はその枝を冬風に揺 らしている。  きっと春になればまた新緑は芽吹き、穏やかな風が吹くだろう。今はその為 の準備期間。たとえ眠っていても、時間はこうやって進んでいるから。  街はひかりで彩られ、賑わいを見せている。その理由は簡単で、もう少しで クリスマスがやってくるから。  大きな通りに、ツリーが飾られている。イルミネーションの電飾が、きらき らと輝いていて美しい。人々は何処かうきうきとした様子で歩いている。    この季節だけ見ることの出来る、一瞬の景色。  冬に眠りについた人々が見ている、束の間の夢。  そんな中で独り、私は歩いている。細い小道に入ると、煌びやかだった電飾 は幾分ささやかなものになり、道を照らしていた。  店に辿り着き、...
  • 「あなたを呼ぶ」後日談3
    私が、Teegesellschaftでアルバイトを始めてから、 二ヶ月くらい経ったかしら。 場所が場所だけに、新規客はあまり見かけないけれども、常連は多いわ。 薔薇水晶さんは、無口なほうだけれども、決して悪い人ではないわ。 むしろ、アルバイトの人をよく気にかけてくれるのだわ。 紅茶の葉の状態や淹れ方の作法、覚えることは多いけれども、 こういうのも、楽しいものね。 自分で淹れた紅茶というのも、中々味わい深いものだわ。 扉が開く。常連さんだわ。 紅「いらっしゃいませ。」 客「いつもの」 いつものテーブルに座り、そういったわ。 紅「かしこまりました。少々お待ちください。」 薔薇水晶さんに注文を伝えたのだわ。 調理は彼女の仕事だわ。だけれども、今日は違ったわ。 薔「……淹れてみる?……」 紅「え、……私が淹れていいのですか?」 薔「……うまくなったから……」 紅「はい、がんばります。」 薔薇水晶さ...
  • @wiki全体から「水銀燈短編4」で調べる

更新順にページ一覧表示 | 作成順にページ一覧表示 | ページ名順にページ一覧表示 | wiki内検索