「人工呼吸器/ カフ圧計(写真大)」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
「人工呼吸器/ カフ圧計(写真大)」(2009/02/15 (日) 06:53:28) の最新版変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
*カフ圧計使用手順
**(1) カフ圧計に気管内チューブのパイロットバルーン(エア注入口)を接続する。
#image(カフ圧計01.jpg)
**(2) カフ圧計下部の黒い部分を握り、気管内チューブのカフにエアを注入する。
#image(カフ圧計02.jpg)
&color(red){Point☞ 最終的にカフ圧は約20cmH2Oにするが、エアをやや多めに注入しておく。}
**(3) カフ圧計サイドの赤いボタンを押し、エアを少量ずつ抜きながらカフ圧を調節する。
#image(カフ圧計03.jpg)
&color(red){Point☞ エアは充填して調節し、完全に脱気してはならないが、やむを得ず脱気する場合は事前に気管内・口鼻腔の分泌物を取り除く。}
#image(カフ圧計03.5.jpg)
&color(red){Point☞ &underline(){約20cmH2O}ほどの圧で管理するのが良い。}
**(4) パイロットバルーン(エア注入口)とカフ圧計の接続を外す。
#image(カフ圧計04.jpg)
&color(red){Point☞ この時、エアが漏れる可能性があるので、手早く外す。}
&color(red){Point☞}
・人工呼吸器を使用されている方は個人差により空気が漏れることがあるので、気道内圧やバイタルサインに注意しながらカフ圧の管理をする。
・各勤務毎にカフ圧の計測と充填を行う。
・頭部や頚部を大きく動かした後はカフが脱気しやすいので、圧の計測と充填を行う。
・特別な管理が必要な場合は、医師にカフ圧の指示を受ける。
・シリコン製カニューレではエアが抜けやすいためカフ圧計を使用できない場合があり、シリンジを用いて2~3時間毎に調整する。