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Windows7(32bit)関連」を以下のとおり復元します。
*Windows7(32bit)関連
Ruputer関連ソフトの動作チェック暫定まとめ

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目次
#contents(fromhere=true)

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**テスト環境
導入したのはどちらもWindows7 Professional SP1 (32bit)
|CENTER:BGCOLOR(#FFEFD5):機種|CENTER:BGCOLOR(#FFEFD5):CPU|CENTER:BGCOLOR(#FFEFD5):HDD&small(){(*1)}|CENTER:BGCOLOR(#FFEFD5):メモリ|CENTER:BGCOLOR(#FFEFD5):シリアル通信環境|
|CENTER:Flora&br()310w DA6|CENTER:Pentium4 HT&br()3.00GHz|CENTER:(C)40GB|CENTER:1.5GB|(COM1)実ポート&br()(COM2)秋月USB-シリアル|
|CENTER:Let's note&br()CF-R5|CENTER:coresolo&br()1.06GHz|CENTER:(C)40GB&br()(D)20GB|CENTER:1.5GB|(COM1)REX-5056v&br()(COM2)秋月USB-シリアル|
//オンボロで悪かったな(笑)
&small(){(*1):おおよその値}

**Ruputer PC Filer
付属CDのインストーラやアップデータはすべてダブルクリックから通常通り実行している
互換性の設定やインストールディレクトリの変更はしていない(すべてC:\Program Files\Ruputer)
***動作状況
・&bold(){V1系統(付属CD または 付属CD + upall130)}
|BGCOLOR(#FFEFD5):機種|CENTER:BGCOLOR(#FFEFD5):適用|BGCOLOR(#FFEFD5):Ver|BGCOLOR(#FFEFD5):通信|BGCOLOR(#FFEFD5):権限&small(){(*2)}|BGCOLOR(#FFEFD5):動作|CENTER:BGCOLOR(#FFEFD5):備考|
|Flora|付属CD|v1.02|COM1|通常|×|「ファイル**へのアクセスは拒否されました」|
|~|~|~|~|管理者|◎|CENTER:-|
|~|~|~|COM2|通常|×|「ファイル**へのアクセスは拒否されました」|
|~|~|~|~|管理者|○|通信が途切れることがある。設定変更で対応可能&small(){(*3)}|
|~|付属CD&br()+ upall130|v1.10|COM1|通常|×|「ファイル**へのアクセスは拒否されました」|
|~|~|~|~|管理者|◎|CENTER:-|
|~|~|~|COM2|通常|×|「ファイル**へのアクセスは拒否されました」|
|~|~|~|~|管理者|◎|CENTER:-|
|Let's|付属CD|v1.02|COM1|通常|×|Ruputerが通信待機と更新を繰り返す|
|~|~|~|~|管理者|×|Ruputerが通信待機と更新を繰り返す|
|~|~|~|COM2|通常|×|「ファイル**へのアクセスは拒否されました」|
|~|~|~|~|管理者|×|「パソコン上でエラーが発生しました」|
|~|付属CD&br()+ upall130|v1.10|COM1|通常|×|「ファイル**へのアクセスは拒否されました」|
|~|~|~|~|管理者|◎|CENTER:-|
|~|~|~|COM2|通常|×|「ファイル**へのアクセスは拒否されました」|
|~|~|~|~|管理者|◎|CENTER:-|
&small(){(*2):Ruputer PC Filerを右クリックから管理者として実行するかどうか}
&small(){(*3):デバイスマネージャで「電源の節約のために、コンピューターでこのデバイスの電源をオフにできるようにする」を外す}


・&bold(){V2系統(付属CD + upall130 + rup_V21)}&small(){(*4)}
|BGCOLOR(#FFEFD5):機種|CENTER:BGCOLOR(#FFEFD5):適用|BGCOLOR(#FFEFD5):Ver|BGCOLOR(#FFEFD5):通信|BGCOLOR(#FFEFD5):同期&small(){(*5)}|BGCOLOR(#FFEFD5):権限|BGCOLOR(#FFEFD5):動作|CENTER:BGCOLOR(#FFEFD5):備考|
|Flora|付属CD&br()+ upall130&br()+ rup_V21|v2.52|COM1|CENTER:有|通常|○|バックアップ操作ができない|
|~|~|~|~|~|管理者|△|実行するとフリーズ。回避方法あり(下記tip参照)|
|~|~|~|~|CENTER:無|通常|×|「ただいま、ディレクトリ情報取得中です」と一瞬表示し落ちる|
|~|~|~|~|~|管理者|△|実行するとフリーズ。回避方法あり(下記tip参照)|
|~|~|~|COM2|CENTER:有|通常|○|バックアップ操作ができない|
|~|~|~|~|~|管理者|△|実行するとフリーズ。回避方法あり(下記tip参照)|
|~|~|~|~|CENTER:無|通常|×|「ただいま、ディレクトリ情報取得中です」と一瞬表示し落ちる|
|~|~|~|~|~|管理者|△|実行するとフリーズ。回避方法あり(下記tip参照)|
|Let's|付属CD&br()+ upall130&br()+ rup_V21|v2.52|COM1|CENTER:有|通常|○|バックアップ操作ができない|
|~|~|~|~|~|管理者|△|実行するとフリーズ。回避方法あり(下記tip参照)|
|~|~|~|~|CENTER:無|通常|×|「ただいま、ディレクトリ情報取得中です」と一瞬表示し落ちる|
|~|~|~|~|~|管理者|△|実行するとフリーズ。回避方法あり(下記tip参照)|
|~|~|~|COM2|CENTER:有|通常|○|バックアップ操作ができない|
|~|~|~|~|~|管理者|△|実行するとフリーズ。回避方法あり(下記tip参照)|
|~|~|~|~|CENTER:無|通常|×|「ただいま、ディレクトリ情報取得中です」と一瞬表示し落ちる|
|~|~|~|~|~|管理者|△|実行するとフリーズ。回避方法あり(下記tip参照)|

&small(){(*4)付属CD + rup_V21 は試していないが、v1.10はDLLとVER表記のみの更新なのでたぶん同じ結果だろう}
&small(){(*5):upall130を適応した後、v1.10のファイラーで管理者権限を使い一度でも同期を取ったことがあるかどうか}

***PC Filer関連のTips
****秋月USB-シリアルでRuputerと通信できない
秋月USB-シリアルケーブルは格安なのでぜひ利用したいものだが、
PICライタとは通信できてもRuputerとは通信できない場合がある。
その際は次の操作を試してみるといい(以下COM3に割り当てたとする)

&bold(){0:あらかじめ秋月USBシリアルの最新ドライバをインストールしておく}
&bold(){1:秋月USBシリアル変換ケーブルをUSBポートに刺す}
&bold(){2:[[Tera Term>http://sourceforge.jp/projects/ttssh2/]](外部サイト)をインストールする}
(LogMeTT,TTLEditorのインストールはキャンセルしてよい)
&bold(){3:Tera Termを起動する}
&bold(){4:「新しい接続」画面で「シリアル」を選び、ポートをUSBシリアルのポートに指定しOK。}
(この際「COM3を開けません」などと表示されたら再起動してから再試行)
(またCOM3がそもそもメニューにない場合はケーブルを一度抜き差しする)
&bold(){5:タイトルバーにCOM3:9600baudとか表示されたら何もせずTera Termを終了する}
&bold(){6:RuputerのケーブルをUSBシリアル変換ケーブルに刺す}
&bold(){7:PCファイラーなどで通信してみる。}

何故なのかは分からないが、筆者の上記2つのテスト環境ではこれで同期できるようになる。
再起動したり、ケーブルを抜き差しした場合には再度Tera Termで操作が必要。
また、この操作を行った後、ケーブルを抜いて同じUSBポートにメモリなどを繋ぐ場合には、
あらかじめ同様の操作でTera Termのメニューから「通信断」を選んで終了させておく。

(なお、このときTera Termのバージョンは4.71 SVN# 4604 だった)

****「このソフトウェアは正しくインストールされなかった可能性があります」
アップデータ適用後に表示されることがある。
「このプログラムは正しくインストールされました」を選べばいい。

****V2系統のファイラーとRupShell
V2系統のファイラーを管理者権限で実行するとフリーズする。
これを正しく起動したいならRupShellを管理者権限で起動しなおすとよい。

つまりタスクマネージャで「RupShell.exe」のプロセスを一度終了させる。
そしてスタートメニューの「スタートアップ」にある「RupShell」を
右クリックから「管理者として実行」を選んで起動する。

この操作を行った後
Ruputer PC Filerを管理者起動すればバックアップも含めて完全に動作する。

ただし、通常権限のPC Filerは管理者権限のRupShellを認識できないので、
RupShellが管理者権限の時、通常権限でPC Filerを利用できなくなる。
そのためタスクスケジューラでRupShellを最高権限にしておくのはあまりオススメしない。

****同期の有無とV2系統ファイラーの動作
一度でもRuputerと同期を取ったことがあると
V2系統のファイラーは通常権限でも動くようになる。

ただしバックアップを作成しようとすると、
「ファイル**へのアクセスは拒否されました」と表示されて失敗する。
この原因はおそらくバックアップフォルダがC:\Program Files以下にあるためだろう。

なお、一度同期をとっていると
V1系統のファイラーも通常権限で起動したとき一見動作しているようにみえる。
しかし実はまともに動いていないので注意が必要。

****ドラッグアンドドロップ
管理者実行したRuputer PC Filerにはドラッグアンドドロップに制限がある。
PCファイラーからのドロップは成功するが、エクスプローラからのドロップはできない。
ただしカットアンドペーストは動作するのでこれを使うといい。

****サウンド作成「Run-time error'35600':Index out of bounds」
v1.02のRuputer PC Filerで
拡張子SNDのファイルをダブルクリックしてサウンド作成を起動すると起きる。
サウンド作成を個別に起動するとエラーが出ない。

**そのほかのTips
***クロノグラフビューワ「'MSCHART.OCX'..」 
初版(v1.01)のクロノグラフビューワを起動した時まれに次のエラーが出る。
「Component 'MSCHART.OCX' not correctly registerd: file is misssing or invalid」
管理者権限で起動するといい。

***RupUPlodとRupDwlod
どちらも動作を確認しているが、SendToの位置が変更された。
「C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\SendTo」
にショートカットを置く。

***環境変数
これはおそらく前からだったが、開発環境で環境変数を入力するときは
コマンドプロンプトからではなく、システムの詳細設定の「環境変数」で設定する。
反映に再起動は必要ない。

***ヘルプファイルが閲覧できない
マイクロソフトがヘルプファイル閲覧用のアップデートを公開している。
「[[KB917607>http://www.microsoft.com/downloads/ja-jp/details.aspx?FamilyID=258aa5ec-e3d9-4228-8844-008e02b32a2c&displayLang=ja]]」(外部サイト)を追加インストールすると使えるようになる。
ダウンロードの際に簡易認証が必要だがWindows7を試用中でもダウンロードできた。

***サウンド作成の試聴で「error'75'」
サウンド作成で発生する謎のエラー。出たり出なかったりよく分からない。
具体的にはFloraでは出たり出なかったり。Let'sではまだ一度も出ない。
とにかく試聴ができるサウンド作成のバージョンで発生することがある。

サウンド作成で試聴するとWindows7ではWMPが起動するが、このとき
「Run-time error'75':Path/File access error」
と出てサウンド作成のアプリ自体が落ちてしまう&bold(){ことがある}。というもの

一般に同様のエラーは管理者権限のない場合に発生することがあるらしいが、
サウンド作成のこのエラーは管理者起動だろうが互換性起動を使おうが出るときは出る。
今のところ発生条件や解消方法は不明。

***V2系統のRuputer関連アプリを管理者実行でフリーズ
上記PC Filerと同様、RupShell.exeを管理者として起動しなおすと解消する。

***make.exeが「error 487」
Ruputer付属開発環境はCygwinを利用している。
Windows7(32bit)でmakeする際、このCygwinのmake.exeが
>forkee heap_init: unable to allocate heap, win32 error 487
>cygwin: terminating
と言って落ちる。
絶対にmakeできないのではなく何度かmakeを繰り返すとそのうち成功する。
これは付属のmake.exeが古すぎるのが原因らしい。

そこで最新版のCygwin(1.7.9-1)からmake.exeを持ってくることにする。
[[Cygwinのサイト>http://www.cygwin.com/]](外部)からsetup.exeをダウンロードし、Cygwinを普通にインストール。
インストール時、devツリーから「make」にチェックするのを忘れずに。

インストール後、
Cygwinのインストールディレクトリのbinフォルダ(通常「cygwin\bin」)からmake.exeを持ってきて
Ruputer開発環境の「mec-980228\H-i386-cygwin32\bin」以下にあるmake.exeと置換する
さらに先ほどのCygwinのインストールディレクトリのbinフォルダから
以下のdllを入手し、Windowsフォルダのsystem32直下にコピーする
>cygwin1.dll
>cygintl-8.dll
>cyggcc_s-1.dll
>cygiconv-2.dll
すると安定してmakeできるようになる(ようだ。今のところは)。

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