人狼は、このゲームの花形
自分の腕が最も試される役職です
それ故に、初心者の立ち回り方が特に重要な役職です

1:初心者の立ち回り方

初心者の基準は、約20戦以下

素直に初心者COをする

初心者が、無闇に中級者COしても狼の進行が崩れるだけです。
別に初心者が中級者の仕事をするのは構いません。
しかし、狼は初心者を入れた動きをする必要性があるのです。
よって、初心者の初心者COは必須です。
出来る事ならば、経験した配役の回数も告げると良いかもしれません。

まず初心者なら騙る事

初心者がグレランで吊られてしまう可能性は高い。
ならば、いっその事騙った方が良いでしょう。
騙る事でノイズになれるし、それに護衛がブラせる可能性も上がります。
しかし狩人の護衛をぶらすには、発言で信用を得る必要があります。
どういった発言が真占いに見えるのかは、経験で覚えるしかありません。

身内切りされても泣かない

初心者は狼にとって身内切り要因になりえます。
よって、身内切りされても泣かないというのが重要です。
身内切りによって、相方の信用が上がればその分勝利へ近づきます。
死にたくない? このゲームは団体戦なので問題はありません。

もし潜伏したい場合は、仲間とラインを繋げない事

潜伏したい場合、仲間とラインは繋げてはなりません、仲間まで疑われますから。
かと言って露骨過ぎても無理にライン切りをしていると勘ぐられることもあります。
ラインを繋げないのであって、無理に切るのではありません、そこを間違えないようにしましょう。


2:初級者の立ち回り方

初級者の基準は、約20戦~100戦
または、自分の立場を理解出来る事

騙って真即抜きする

貴方位のレベルになれば、騙った時に十分真の護衛をブラす事が出来るようになる筈です。
よって、真占い即抜きが容易なものになります。
何なら、3-1の時に噛み切り(狂人と真占い2人続けて噛む方法)をしたって構いません。
ただし漂白噛みを疑わせないと真狂両方の○が吊れなくなります。
狂人が妖狐を囲ってしまっていた場合が、最も最悪のケースです、注意しましょう。

潜伏にチャレンジする

貴方ならば、潜伏も出来るようになっていると思います。
潜伏を試すのも良いかもしれません。
潜伏の時は、2つの立ち回り方が必要です。
1:SGを作る
2:視点漏れをしない
以上を守れれば潜伏をやっても大丈夫です。

団結力を活かす

狼の団結力というのは強い武器になります。
それを生かさない手段はありません、団結する必要性がある時は団結すべきです。
逆に、やりすぎるとラインを疑われるので程々に。


3:中級者の立ち回り方

中級者の基準は、自分のセオリーを持つ事

信用勝負

信用勝負というのは、簡単に説明すると真占いと騙りでの信用での勝負です。
信用勝負の最大のメリットは、占い師を生かし続けることで、妖狐をほぼ確実に処分することが可能な点です。
まず前提条件として霊能者を処分しなければなりません、ライン確認をされると信用が厳しくなる為です。
霊能者の処分後は、グレコンと呪殺対応等が鍵を握ります。

グレコンについて

グレコンとは、全占い視点で詰みにならないようにグレー数を調整することです
グレーを噛みすぎて全占い視点の人外を吊り切れる、なんてことになってしまってはダメです。
上手く自分の○を噛んだり、対抗占いの○に●を出してパンダにしたりして、詰みを回避しましょう。

噛み合わせについて

噛み先に○を出し、自身のグレコンを行うことです。
呪殺GJの可能性も見せることができ、自分視点のグレーを広く取ることができます。
また、呪殺が起きた時にも楽な呪殺対応が可能になります。
ただしあまりに露骨だと信用を落とすことになるので注意が必要です。

囲いについて

仲間の狼に○を出し、グレランや指定で吊られるのを回避することです。
囲いには他にもメリットがあり、まず対抗の○占いに入るまで、真占いに見つかり難くなります。
また、妖狐を囲ってしまい、呪殺時に自分の○2人が同時に死体、と言った破綻要素を減らすことにもなります。
ただし、あまりに無理に○を出すと囲いを疑われてしまい、信用を落としてしまいます。
本当に仲間を囲っていいか、発言やグレランの得票を見て判断しましょう。

●出しについて

●を出すことで仮想狼を作りだし、仲間が吊られることを回避しましょう。
基本的に仲間以外のグレーに●を出す、と言う考えで構いません。
ただし誰からも疑われていない位置、発言が白い村人に●を出すと信用を落としてしまいます。
また、狩人や妖狐に●を出してしまうと、信用勝負自体が不可能になり兼ねません。
比較的考えにくいですが、潜伏共有に●を出すと即破綻になるので、共有者がHOならこれにも注意が必要です。

身内切り、逆囲いについて

仲間の狼に敢えて●を出すことで、信用を稼ぐ方法です。
前者は仲間を吊らせて霊能とラインが繋がれば、自身の信用を上げることができます。
後者は村に疑われている仲間を無理に囲うくらいなら、●を出して村からの信用を得た方が得策です。
信用を得る為には、時には仲間を切る覚悟も必要です。

呪殺対応について

呪殺対応とは、真占い師が呪殺を出した時に、如何にも自分が呪殺を出したと演出することです。
その日の死体に○を出さなければならないので、必然的に妖狐自身か、噛み先に○を出さなければなりません。
噛み先に○を出すのが簡単ではありますが、その日の噛み先が霊能者や共有者等の村役職ではこれはできません。
また、噛み先に既に○を出していた場合も同様で、その場合は真占い師同様に妖狐に○を出すしか方法がありません。
できる限り占い文は複数用意し、いつ呪殺が起きてもいいように備えましょう。
最悪、自分の○2人、または自分の○と共有者が同時に死体になって確定破綻と言ったことも有り得ます。
グレコンを上手く行い、破綻を回避しましょう。

妖狐を囲ってしまった場合の対処法

可能な限り、騙りは妖狐を囲いたくはありません。
上で挙げたとおり、自身の○2人が同時死体と言ったことになれば破綻してしまうからです。
この場合、上手く真占い師が妖狐を占うタイミングで噛み合わせをするか、妖狐を噛んで呪殺を隠さなければなりません。
最悪グレー数に余裕があるなら、信用勝負を放棄して真占い噛みに移行してしまって構いません。
慣れてくれば、妖狐の狐COを封じつつ、真占い師が呪殺を出しやすいように、敢えて妖狐に○を出すテクニックもあります。

潜伏狼が吊られそうになった場合

状況によりますが、基本的には占われたり指定を貰っても、そのまま吊られて構いません。
信用勝負で重要なのは騙りの狼が信用勝ちすることなので、潜伏狼は真占い師の信用を落とすことに力を入れましょう。
下手に狩人CCOなどで吊り逃れをして、グレーにいた他の潜伏狼が吊られてしまっては元も子もありません。
最終的に騙りの狼が信用勝ちすれば人狼陣営の勝利なのです。

視点人外について

自身を真占いとして置いた場合の、仮想人外の位置を整理しましょう。
仮に自身を含め占い師が3人ならば、この段階で仮想人外は対抗占い師2人。
占い結果で●を出せば、その●の数だけ露呈人外も増えます。
更に呪殺が出れば、その時点で妖狐の位置も確定。
このように自分視点を纏め、破綻や詰みを回避しましょう。

以上が出来れば、信用勝負だって出来ます。


上級者の立ち回り方については……必要ありませんね。
もう貴方位のレベルであれば、十分にこなせる筈です。

噛みについて

噛みは団結力と同じく、狼の最大の武器です。
噛みを使いこなしてこそ、狼の勝利に近づくことができるのです。

誰を噛めばいいか?

基本的に「狼の勝利に邪魔な存在」を噛めばいいです、以下に具体的な例を挙げます。

占い師

占い師が生きている限り、狼はどれだけ村人になり切ろうとも見つかってしまいます。
占い師は村の最重要役職なので、占い師を噛むだけで村の戦略は半分近く削れると言っても過言ではありません。
ただし、占い師がいなくなると、妖狐を処分する手段も1つ無くなります。
占い師を噛んだ後は狐探しでグレーを何人か噛む必要があります。
敢えて占い師を噛まずに信用勝負を挑む選択肢もあるので、その辺りは夜に仲間で相談して決めましょう。

霊能者

占い師程村に影響がある訳ではありませんが、占い師と霊能者の両方が生きているとほぼ狼に勝ち目がありません。
なので4日目くらいまでには占い師、もしくは霊能者を噛んでおくべきです。
信用勝負を挑むのならば2日目夜に即噛んでしまうことも有効な手です。
占い師を即噛んだ場合は霊能者に狩人の護衛がつくことが多いので、狩人候補を削ってから噛んでみましょう。

狩人

狩人がいる限り、狼は常にGJの恐怖に脅かされます。
狩人は狼と同じように潜伏しているので、見抜くには経験によるセンサーが必要となってきます。
狩人さえいなくなってしまえば後は噛みを自由に行えるので、できる限り早く噛んでしまうべきです。
ただし妖狐が吊逃れで狩人COした場合なども少なくありませんのでご注意を。

共有者、村人

基本的に狼を見つける特別な能力を持たないので、優先して噛む対象ではありません。
ゲーム後半にこれ以上グレーを狭められない時に確定○となった彼らを噛むのです。
ただし推理力、考察力が並外れて高い村人ならば、意見噛みでさっさと噛み殺してしまうのも手です。

猫又

噛んだ狼が道連れになってしまうので、余り噛みたくないように思うかもしれません。
しかし狼の数を能動的に減らすことが出来るので飽和回避に利用でき、確定○を削ることもできるのです。
ただし夜奇数人数の時に噛むと吊りが減らないまま狼が減るので、噛むならば夜偶数人数の時に噛みましょう。

狂人、狂信者

狼の味方である狂人は漂白噛みくらいでしか噛むメリットがありません。
ベグリで占い師とともに噛み切ってしまうこともありますが、なるべく行わない方がいいです。

妖狐

死体無しが出るので、一度噛んでしまえば後はもう噛む必要がありません。
しかし占い師を噛んでいる場合、村に吊って貰うために、やむなく妖狐である証明および吊りを増やす為に噛むことがあります。

背徳者

妖狐陣営なので狼にとっても邪魔な存在です。
村が吊ってくれないならば最悪噛み殺す必要が出てくることもあります。

狐の告発

狼COをして、狐が誰なのかを村に知らせることです。
狼は占い師を即噛みした場合に、噛みで狐を探すことになります。
そして狼は占い師を噛んだ以上、狐を吊って貰わなければ勝ちは有り得ません。
その為、村に狐を処分して貰う為に告発するのです。
告発タイミングは残り2Wの時に、飽和回避の為にするのが基本です。
残り狼数が多い段階で告発すると、村が狐をキープして他の狼を炙りだそうとする為です。
狐を見つけたからと言って、即告発していいとも限りません。
狐の位置次第では、狼に勝ち目がなくなるパターンもあるので、その場合は引き分けで妥協せざるを得ない場合もあります。


最終更新:2015年04月03日 23:52