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無題(かがみ)2 - (2008/04/12 (土) 10:44:31) のソース

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<p>「だから!ただ友達と遊んでただけだろ!」<br />
「私より男友達の方が大切なの!?」<br />
「比べられるわけないだろ!」<br /><br />
放課後の廊下。俺とかがみは口論をしていた。<br />
理由は簡単。休日にかがみの誘いを断って、男友達と遊んでいたのが原因だ。<br />
説明し忘れたが、俺とかがみは付き合っている。<br /><br />
こなたさん、つかささん、みゆきさん、日下部さん、峰岸さんが俺たちを落ち着かせようとしている。<br />
しかし、かがみの黙ってて!という怒号に、5人は黙り込んでしまっていた。<br /><br />
「もういい、勝手にすれば」<br />
そう言って、かがみは行ってしまった。5人は慌ててかがみを追いかけた。</p>
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<p>俺は教室に戻り、一人で考え込んでいた。<br />
考えてみれば、原因は俺にある。かがみの誘いを断ってまで、友達と遊ぶ事もなかった。<br />
・・・・・・俺から謝ろう。<br /><br />
「あっ!見つけたぞ、このヤロー」<br />
教室の扉が勢いよく開いたと思ったら、そこには日下部さんがいた。<br />
「ど、どうしたの?」<br />
「お前を捜してたんだってヴァ」<br />
「俺を?俺にいったい何の様?」<br /><br />
つぎの言葉を聞いて、俺は耳を疑った。<br />
「柊が・・・階段から・・・階段から落ちた!」<br /><br />
俺の顔から血の気が引いていくのが、自分で分かる。<br />
「今保健室で寝てるけど、早くお前も行ってやれよ」<br /><br />
俺は全速力で廊下を走り、保健室へ急いだ。</p>
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