三十三間堂官衙遺跡(亘理町)

三十三間堂官衙遺跡
(さんじゅうさんげんどうかんがいせき)
所在地亘理町逢隈下郡字椿山
別称小松堂館、小松殿、亘理郡衙
築城年平安時代か
築城者古代中央政権
城主変遷古代中央政権…
廃城年 
現状国指定史跡、宅地、山林

概要

三十三間堂官衙遺跡は宮城県亘理郡亘理町に所在しており、古代の亘理郡衙跡と推定されている。国指定史跡。

歴史

9世紀末から10世紀初頭にかけて、古代中央政権によって設置された亘理郡衙と推定されている。

古くは小松大臣平重盛が隠棲した地と伝えられ、小松殿と称されていた。また寺院や城館跡と考えられた時期もあったが、現在は地名や規模の大きさから亘理郡衙としてほぼ確実視されており、奥州藤原氏祖、亘理権大夫藤原経清が政務を行なっていた施設であると考えられている。

実務を担当する官衙地域と米などを納める正倉地域とに分かれており、官衙地域にある"コの字"型に並ぶ掘建柱建物跡が郡庁跡と見られている。その周辺には官衙施設と見られる建物群や塀跡が発掘され、正倉地域には礎石式倉庫跡などが発見されている。

現状・感想

久しく訪問していない地元亘理町の国指定史跡です。訪問する度に整備が進んでおり、また宅地化も進んでいます。前は寂れた案内板の他は何もなかったのになあ…。

発掘調査も行われており、現地説明会も何度か実施されていますが、何故か自分で参加したことがなく父母や妻子に代理参加を頼んでいます(^-^;りんが参加した際には人気者だったそうです(笑)

関連項目

最終更新:2012年10月08日 09:45
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