代田村館(会津若松市)

代田村館
(よだむらだて)
所在地会津若松市河東町(旧河沼郡河東町)代田字代田
別称荒木館、荒井館
築城年不明
築城者荒木宗胤
城主変遷荒木氏…三瓶氏…高橋氏…荒井氏
廃城年不明
現状民家

概要

代田村館は福島県会津若松市(旧河沼郡河東町)に所在した城館跡であり、現在も子孫が居住している。

歴史

北田城主北田氏子孫荒木四郎宗胤が築き、初めは荒木館と称したとされる。その後三瓶民部重朝、次いでその子高橋大和重則が居住、天正年間(1573-92)には荒井主計政憲が館主となったという。

荒井氏は仙道(福島県中通地方)荒井の城主であったが、黒川城主蘆名盛氏の侵攻により落城し服属、天正九年(1581)30貫文を以て代田館主となったいう。蘆名氏滅亡後は蒲生、上杉氏の配下となり、代々十郎左ェ門を称して代田村を統治した。この館は延宝六年(1678)まで代田村支配の中心であったとされる。

東西53間、南北68間の規模であったという。

現状・感想

現在は民家となっており、周囲には土塁、堀が現存、二つの郭からなっていたことが確認出来る。お住いの方は荒井氏のご子孫の方で、いろいろと貴重な話をお聞かせいただきました。荒井氏は多々良氏の子孫で、県内各地にゆかりの城跡があるそうです。おじいちゃんありがとう!

関連項目

最終更新:2012年09月24日 16:54
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