菅井館(喜多方市)

菅井館
(すがいだて)
所在地喜多方市豊川町一井字菅井
別称 
築城年正平十七年(康安二・1362)
築城者三橋義通
城主変遷蘆名氏[三橋氏]…
廃城年 
現状宅地

概要

菅井館は福島県喜多方市に所在した城館跡であり、三橋館を本拠とした蘆名氏家臣三橋氏の支館であった。

歴史

正平十七年(康安二・1362)、三橋館主三橋太郎義通が貝沼館とともに築いた支館とされる。その後の館主は不明だが一族が住したものであろう。

天正十七年(1589)、三橋越中盛茂(盛友とも?)は磐梯山麓摺上原合戦で敗れた蘆名義広に従い、義広の実家佐竹氏を頼って常陸国へと落ちた。その後慶長七年(1602)、佐竹氏の出羽国秋田移封に伴う蘆名氏の角館移住には従わず会津へと復帰したという。以後三橋氏一族はこの地へ土着、貝沼館に居住して明治を迎えたとされるが、この菅井館にも一族が居住している。

東西26間、南北20間の規模を持つとされるが、現在は宅地となりその跡は明瞭ではない。

現状・感想

特に資料もないので遺跡地図を参考に現地に行ってみましたが、住宅地となっておりやっぱり遺構は見つけられず…。西南隅に義通夫婦の塚とされる石塔がある、という文献の引用が喜多方市史に記載されていますが、当然見つけられず(今もあるのか?)。さすがに車に幼女を乗せ住宅地をウロウロ出来んので(山間部もマズイけど)早々に退散しましたよ。

なお三橋姓のお宅がございました。ご子孫でしょうかね?

関連項目

最終更新:2012年10月02日 19:13
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