#blognavi じつは、開業準備と平行して実家の引越しを考えている。 実家は古い歯科医院なのだが いまは新規の患者さんは受けず 残務整理をしている状態だ。 父は83歳、母は66歳(?) 父よりうんと若く、しっかり者の母に 父を含めて私たち家族は 本当に全身でこれまで甘えてきた。 最近、私の開業準備、引越しも合わせて 母からも不動産屋とコンタクトを取るし 一緒に不動産屋に行ったりしているのだが 耳が遠くなりもともと大きい声は これ以上無いほど大きくやかましく 不動産屋さんと意思疎通が取れないほど 他人の話を聞けなくなっている母が、居た。 幼少期、大人の難しい話は全部母が片付けてくれていた。 面倒な手続きも、私たちの教育費も、生活費も お金の計算がまるで出来ない父に代わって 歯科医院の実質経営者として 現場を取り仕切りながら、また還暦を過ぎて 別に自分の会社も持ちながら、 やりくりしてくれた。 母が若いのは父との比較の問題であって 母もまた、老人に、なったのだと。 ---- 私は他人よりも余分に勉強させてもらっている。 お人よしでおよそ金儲けが下手な二人が 必死に働いて作ったお金もたくさん使ってしまった。 親不孝な娘だ。 でも私はラッキーなことに、自分が親不孝だと 気付いたときにまだ両親が存命している。 ---- 時期が来たのだと、改めて気を引き締める。 扱いにくい子供だった 私がこの両親から精一杯の愛情を持って 守ってきてもらったように 私がこれからはこの両親を支えなければならないんだ。 #right{ カテゴリ: [[[日常>日記/カテゴリ/日常]]] - &trackback() - 2006年10月29日 22:56:04 } #blognavi