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コーワSETの分解 - (2011/04/14 (木) 18:53:53) の最新版との変更点
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* Kowa SETの分解
* Kowa SETの分解(2011.4)
Twitterでいつも遊んでいただいているFerdiさんがコーワ140を入手し、修理されたとのこと。
そういえば、うちにもコーワのジャンクがあったので触発されて早速分解。
コーワSETは以前分解して壊したコーワSEをTTL測光に改良したレンズ固定一眼レフである。
今回の個体はシャッターが閉じたまま動かないというもの。
基本的な作りは一緒だが、ボディが角形から六角形に変わったり、
微妙な違いがあるようである。
被写界深度表示リングにある3本のネジを外すとレンズが外れる。
絞り込みレバーを動かすとシャッターが開いた。
#ref(http://www16.atwiki.jp/saltysugar?cmd=upload&act=open&pageid=30&file=IMGP0996-0.JPG,width=320,height=240)
シャッター前面の押さえリングを外すと絞りとシャッター速度リングが外れる。
シャッターはシチズン製である。
#ref(http://www16.atwiki.jp/saltysugar?cmd=upload&act=open&pageid=30&file=IMGP0996-2.JPG,width=320,height=240)#ref(http://www16.atwiki.jp/saltysugar?cmd=upload&act=open&pageid=30&file=IMGP0996-3.JPG,width=320,height=240)
上蓋を外すとメーターとTTL測光用のCdSが見える。
#ref(http://www16.atwiki.jp/saltysugar?cmd=upload&act=open&pageid=30&file=IMGP0996-1.JPG,width=320,height=240)
底蓋を外してみると、コーワSEと巻上げ機構の構成が若干異なっている。
#ref(http://www16.atwiki.jp/saltysugar?cmd=upload&act=open&pageid=30&file=IMGP0996-10.JPG,width=320,height=240)
シャッター不動の原因だが、絞り込み兼シャッターリリース用リングの歯車のかみ位置がずれていて、
リリースノブまでリングの突起が動かないというものだった。
かみ合わせを直すとシャッターが全速切れるようになった。
真鍮の歯車は絞りとシャッター速度に合わせてメーターを回転させるもの。
#ref(http://www16.atwiki.jp/saltysugar?cmd=upload&act=open&pageid=30&file=IMGP0996-9.JPG,width=320,height=240)
露出計も生きていたので修理完了。壊したままのコーワSEとそろって記念撮影。
#ref(http://www16.atwiki.jp/saltysugar?cmd=upload&act=open&pageid=30&file=IMGP0996-11.JPG,width=320,height=240)
コーワ140はなかなかの写りとのことなので、コーワSETの写りも期待が持てそうである。
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