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ミノルタSR-2の分解 - (2011/02/17 (木) 09:55:24) のソース

Minolta SR-2の分解(2011.2)


例によってカメラ屋さんのジャンクかご漁りにいったところ、探していたミノルタSR-2が1000円で置かれていた。
ファインダが汚いのと巻き上げが渋い以外は特に問題がない。脊髄反射で購入して、早速分解。

トップカバーは定石どおりに外れる。アイピースも外す必要があるので注意。

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露出計がないのでたいへんシンプルである。

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巻き上げとカウンター部もシンプルなつくりをしている。

ファインダ掃除のためプリズムを外そうとするが、プリズム押さえのばねが必要以上に
強くて太いのでなかなか外れない。戻すときに一本飛ばして行方不明になってしまった。

プリズムの周りがモルトで遮光されていて、残念なことにプリズムの前面に一部めっきの剝れがあった。
フォーカシングをするときにはぼけて見えなくなるのが幸いだが。

ファインダー掃除と巻き上げ軸の辺りに軽くベンジン油をさして作業終了。

底蓋も開いてみる。こちらもシンプルである。

#ref(http://www16.atwiki.jp/saltysugar?cmd=upload&act=open&pageid=27&file=IMGP0887.JPG,width=320,height=240)


トップカバーと底蓋を元に戻して完成である。

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購入時についていたMCロッコールを付けてある。オートロッコール探さなきゃ。

シャッターダイアルが不等間隔なのが、RF機の名残を感じさせる。LV値も併記されている。

#ref(http://www16.atwiki.jp/saltysugar?cmd=upload&act=open&pageid=27&file=IMGP0869.JPG,width=320,height=240)#ref(http://www16.atwiki.jp/saltysugar?cmd=upload&act=open&pageid=27&file=IMGP0883.JPG,width=320,height=240)


ミノルタ初の一眼レフだが、よく整った美しい形をしていると思う。構造も手堅くまとめられている。
この後のSRシリーズは外付露出計固定のための治具がついたり露出計の窓がついたりして美しさが損なわれている感じがする。



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